自由を尊ぶカタルニア王国には、いわゆる ” 王族の政略結婚制度 “ が存在しない。
王族は自らが伴侶を決め、王立高等学園の卒業式に、将来の側近と併せて発表するのだ。
自分が見初めた相手を選べるとあって、他国の王族からも非常に羨ましがられる
この制度だが、たった一人だけ、この制度を疎ましく思っている者がいた。
カタルニア王国 第一王子、シリル・カタルニアである。
なぜならば、彼の周りには、” 我こそは王妃に “ と、目をギラつかせた令嬢達が溢れかえっていたからだ。
※コメディ寄りのハッピーエンド(笑)です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-28 20:11:40
7977文字
会話率:22%
私の歌があなたに届くとき、あなたと手を繋いでいたい。
天使の歌声を持つ王女イザベラは、人質として峡谷の王太子フェルナードと婚姻を結ぶことに。
彼女はある秘密を隠して夫に尽くそうと奮闘するが、冷徹で無口なフェルナードは彼女の存在をいないもの
のように扱う。言葉一つかけてもらえないことに傷付くイザベラだが、ふたりの距離を急速に近づける出来事が……。
スターツ出版様より、「最愛の調べ~寡黙な王太子と身代わりの花嫁~」として書籍化していただきました。
追記。そのときの走り書き原稿を載せてます。私がいかに最初の原稿をザクっと書いているか判明すると同時に、いかに担当さんたちが丁寧にチェックしてくださってるかわかると思うので、書籍を読まれた方はぜひ違いを楽しまれてくださいははは折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-21 04:13:32
105635文字
会話率:19%
政略結婚のはずがドアマット令嬢を宛がわれた日本から転生した王子のお話(男主人公)。
ギャグ寄りのハッピーエンドです。
最終更新:2020-09-14 12:00:00
11715文字
会話率:24%