当時、十二歳の小学校六年生の娘の言動がきっかけで、身体の時が何年も止まってしまった母親。
今や、その娘は十七歳になり、けれど母親は当時の姿のまま。
娘は父親とともに、母親の誕生日を祝うため、母が横たわるベッドの前にいた。
ごめんなさい
、そう娘は母親に謝ることもできないまま、時が過ぎていくのか。
これはある家族の物語であり、言葉の持つ力をテーマにした不思議な物語。
もっと言うと、この物語は作者が母親を想って入院中に書いた物語でもあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-03 18:29:41
1895文字
会話率:25%
警告※物語内には、いじめの出来事や家庭内暴力をしたと地の文で告白する主人公や精神ダメージによる症状の描写、性的被害に遭ったと地の文で告白する主人公の描写が出てきますので、いじめや家庭内暴力や精神ダメージによる症状や性的被害といったことに繊細
な方たちは、スルーしてくださいね。
私は作品内にある半分の事実を皆さんに知ってもらうために、身を削ってまで書き下ろしました。
野田忠矢(のだ・ただや)名義で作品を書くことは、もう二度とないことを願うばかり……。
あらすじ
小学校六年生のとき、少年は同級生のあの少女のことが好きだった。
不幸中の幸いにも、少年がいじめられると、少女は少年をいじめからかばった。
けれど、結局は少年も少女もいじめに屈し、少年は不登校になり精神を悪くし、少女も少年を裏切って酷いことをした。
のちに少年も少女に酷いことをした。
そんな二人の禁断の再会を描いた物語であって、娯楽のための物語ではない短編。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-03 01:45:19
7070文字
会話率:10%
奈蔵高等学校(なくら・こうとうがっこう)、二年一組の大浦翔(おおうら・しょう)は、恋愛反対運動に所属する少年。
恋愛反対運動のメンバー、代表の灰原徹(はいばら・とおる)、小弓川環奈(こゆみかわ・かんな)矢吹茜(やぶき・あかね)とともに、翔は
きょうも恋愛反対運動を続けていた。
そんな梅雨が明けた夏のある日、翔は隣人であり、好きな同級生である天野遙香(あまの・はるか)から、恋人のふりをするよう、頼まれる。
なんでも、小学校六年生に絶交した遙香の元友人、倉木夏奈(くらき・かな)がこちらに引っ越してくるため、遙香は夏奈についた「翔と交際している」というウソを現実にしなければならないそうだ。
この遙香の頼みに、恋愛反対運動、さらには風紀委員会の秘密兵器、恋愛反対運動対策委員会の月山詩織(つきやま・しおり)までもが動き出す。
数日後、引っ越してきた夏奈に異変が起きる。
やがて、翔たちは夏奈を元通りにするため、2021年8月12日(木)のペルセウス座流星群を見ることにすべてをかける。
ウソをつき続ける道を選んだ翔たちの選択は、果たして夏奈を幸せにするか、それとも……?
主要登場人物
大浦翔(おおうら・しょう)
天野遙香(あまの・はるか)
倉木夏奈(くらき・かな)
灰原徹(はいばら・とおる)
小弓川環奈(こゆみかな・かんな)
矢吹茜(やぶき・あかね)
月山詩織(つきやま・しおり)
武田勇人(たけだ・ゆうと)
大浦天音(おおうら・あまね)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-16 18:59:24
188213文字
会話率:18%
主人公の神谷たかしは小学校六年生。
特に目立つところはないごく普通の男の子だ。
行きつけの本屋である一冊の本に出会うことから、心に秘める様々な思いに駆り立てられるようになる。
雑誌の編集者がおじさんの知り合いだとわかり、どんどんその雑誌に引
き込まれていくようになる。
身近に抱える友達とのこと。クラスメイトの問題。
雑誌の取材旅行に参加した事で、少しずつ成長し、自分の抱える問題にも正面から向き合っていく姿を描いた物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 19:57:19
54806文字
会話率:42%
『ほろ苦い青春と淡い初恋の思い出は・・
黄昏色に染まる校庭で沈みゆく太陽と共に
儚くも露と消えていく』
ある朝、
目を覚ますとそこは二十年前の世界だった。
小学校六年生に戻った俺を取り巻く
懐かしい顔ぶれ。
優しい先生。
いじめっ
子のグループ。
クラスで一番美しい少女。
そして。
密かに想い続けていた初恋の少女。
この世界は嘘と欺瞞に満ちている。
愛を語るには幼過ぎる少女達と
愛を語るには汚れ過ぎた大人。
少女は天使の様な微笑みで嘘を吐き、
大人は平然と他人を騙す。
ある時、
俺は隣のクラスの一人の少女の名前を思い出した。
そしてそれは大きな謎と後悔を俺に残した。
夕日に少女の涙が落ちる時、
俺は彼女達の笑顔と
失われた真実を
取り戻すことができるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 18:00:00
184174文字
会話率:18%
小学校六年生の夏、山田翔太は好きな人がいることを二人の親友に話す。
だが彼らも同じ相手・藤井結奈が好きだということが判明した。しかも藤井は中学から別の学校になってしまう。
さっそく三人で告白しに行くと、藤井は今までに一度も恋をしたことがな
いという悩みを打ち明けた。
そこで翔太は、卒業までに三人のうちの誰かを好きになればいいと提案する。
好きな人の初恋の相手になりたい三バカと、恋って何だろうと考える藤井のドタバタ・ラブコメディ。
※この作品は「カクヨム」にも掲載していますが、収益は受けていません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-05 17:03:37
110873文字
会話率:61%
花は小学校六年生。両親と、同じ小学校に通う自閉症の弟と暮らしている。
昨年あたりから、すぐに怒鳴ったり暴力を振るったりする母のやり方に少しずつ疑問を持つようになった花は、どうしたら母といい関係を築くことができるのか、どうして母とうまくや
っていくことができないのか、よくわからずにいたが、同じクラスの藤井君と、前の飼い主にネグレクト(飼育放棄)されて藤井君の家に引き取られたラブラドールのハナと接する中で、母との関係の問題点を見つけていく。
also @ エブリスタ カクヨム
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-09 15:30:40
77060文字
会話率:49%
東雲氷菓は、真島伊織が小学校六年生の時に転校してきた時からの幼馴染だ。
家が隣で、よく一緒に登下校し、お互いの家で頻繁に遊んだという典型的な幼馴染。しかし、中学のある時期からその態度は豹変することになる。
甘々だった氷菓は、名前の通り氷の
女となり、顔が合えば罵倒紛いの言葉を投げかけてくる始末。明らかに態度が変わっていた。
「はあ? うっざ。こんなこと正面から言ってくれるの何か私しかいないんだから感謝して欲しいくらいだわ!」
この有様である。
その結果彼女は伊織の中で、幼馴染というカテゴリーから「幼馴染だった」という存在へとシフトチェンジしていた。
そうして時は経ち、高校二年生の春。しばらく距離があった二人だが、とうとう伊織と氷菓は同じクラスになる。
氷菓は高校進学のタイミングで地味っ子から美少女へと変貌しており、リア充としてカースト上位に君臨していた。
ただでさえ陰キャでボッチな伊織が、氷菓という氷の女まで相手にするとなると、今まで以上に疲弊することは確実。
何事も出来れば省エネで平穏に乗り切りたい伊織にとって、氷菓の存在はまさに百害あって一利なしだ。これから面倒な日常が始まってしまう……。
そう思っていたそんなある日、伊織の元にもう一人の幼馴染――雨夜陽が転校してくる。
陽は幼い頃のノリで激しいボディタッチと、まるで大親友だったかのようなフレンドリーさ。
二年になっても相変わらずボッチの伊織にとって、高校で初めて出来た友達のようで満更でもなかった。
陽もまた美少女で、周りから明らかに注目され、またも伊織の平穏な日常が脅かされる。……だが、一緒に遊べる友達がまたできるというのも悪くないかな……と思い始めた矢先、なんとあのツンツンだった氷菓が、急にツンデレへと変貌した!!
一体何があったのだろうか……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-21 21:40:15
99408文字
会話率:55%
彼の部屋で見つけた『■■小学校六年A組のタイムカプセルを掘ろう』という案内状。
でも、彼はその学校、そのクラスには通っていない。
気になっているはずだけど仕事で行けない彼に代わって、わたしが見に行ってあげることにした。
最終更新:2022-11-07 21:00:00
1538文字
会話率:6%
「50m みんなで走れば怖くない」──。
狛江市立岩戸小学校の六年一組は、テレビ局の主催する「30人31脚」の大会が開かれることを知り、興味本位で参戦を決める。クジ引きで実行委員に選ばれた康介、佑珂、稜也、叶子の四人は、それぞれの抱える信
念や葛藤に揺れながらも、一組を全国大会へ導くために努力を重ねる。しかし、その道のりは想像以上に過酷なもので……。
未知の競技ゆえの難しさ、仲間割れ、練習を邪魔する親や教師、圧倒的な実力のライバルチーム。立ちはだかる無数の苦難を乗り越え、一組は全国大会の舞台に立てるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-25 19:00:00
288450文字
会話率:47%
小学校六年生が終わろうとしていたある日、同じ学習塾に通う一人の女の子に告白された。
異性を意識するなどと言うレベルにすら、思考が達していなかった当時の奥寺将暉は戸惑った。
塾に来るような女の子に、絶対に変なことしてはいけないと親に厳しく言
われていたために、断るということが出来ず、苦し紛れにある『条件』を付けた。
そして、その『条件』を達成出来たら、お付き合いを逆にお願いすると。
ただし、その『条件は』無茶苦茶なものだったが―。
まさか、三年後にああなってしまうなんて、誰が想像できるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-18 12:03:06
50109文字
会話率:52%
「ふぅん。なんか、セミみたいだね」
"夏限りの命"を持つ私は、小学校六年生の夏、同級生にそう言われた。確かにそうかもしれないと思ったと同時に、セミの方がよっぽど良かったとも思った。
セミならば、一週間を必死に生きればいい
だけなのだから。
私は、夏の象徴にも、誰かの友達にもなれやしない。その証拠に、知り合った人たちとの絆はみんな、次の夏までには切れている。
「今年も夏が来た……」
関東が梅雨入りする六月下旬──それが私の目覚める季節。
誰とも関わらず、茹だるほどに暑い季節をただ一人でじっと過ごす。それが、毎年の私のルーティーン。けれど今年の夏は、偶然の再会により、これまでのものとは違う夏が始まった──。
エブリスタにも併載
ナツイチ小説大賞恋愛短編部門参加作品です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-13 12:00:00
27092文字
会話率:53%
お互い数学の得意な両親を持つ幼馴染の愛華と航大はお隣同士。登下校も一緒。愛華のお父さんが出したクイズの答えは見つかるかな? 恋の芽生えを抱えた可愛いカップルの日常の一幕。
* 霜月透子さま、鈴木りんさま主催の企画「ひだまり童話館・にょろに
ょろな話」の参加作品です。
**「ひだまり童話館・つんつんな話」参加作「うちにある、なぜかペアの書道の小筆」 https://ncode.syosetu.com/n6328gp/ と同じキャラです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-22 01:00:00
3229文字
会話率:49%
恐ろしくも悲しい小学生が居た。小学校六年生なのに、大人顔負けの体格で、高校生よりも頭がいい。
そのまま育てば、幸せな未来が待っていた。
だけど彼は、復讐を選んだ。
彼との出会いと別れをつづる。
最終更新:2020-05-31 07:00:00
13311文字
会話率:52%
学校が嫌で退屈していた、普通の小学校六年生の北野真理。あることがきっかけで、
マジックフィリチタ学園通称「マジッククスクール」という魔女学校に通うことになる。
真理は、人間界っぽくて少し変なこの世界で、魔法を習って、空を飛んで、ゆったりまっ
たり友達と
マジックライフを満喫・・・・・そのはずだった。
なのに、偶然なのか運命なのか・・・・・・・
真理は、ハチャメチャな生活を送ることに・・・・・・・・?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-03 11:42:04
43152文字
会話率:50%
小学校六年生の女の子、山瀬麗奈は月を探していた。
最終更新:2020-04-23 01:19:36
2520文字
会話率:9%
小学校六年生の小早川真白は、お母さんが入院している病院に新しい靴をはいて、行ってみることにした。
最終更新:2020-01-10 02:36:14
965文字
会話率:0%
小学校六年生の夏休み。
家族で遊びに来た信州の森の中で、涼太は一人の(自分と同い年くらいの)水色の花柄のワンピースをきた夏のお嬢様と出会った。
最終更新:2019-11-15 02:26:14
1400文字
会話率:22%
僕(=伊関としひろ)には友達がいない。
理由は簡単。
僕には相手の心が聞こえてしまうのだ。
小学校六年の時に交通事故で両親を亡くしたその日からその能力は突如として現れた。
だからヒトとの上手い付き合いなんてできなかった。しかし、突如目の前に
現れた少しおかしな彼女の心は聞こえないことに気づく。
なぜ彼女の心のみ聞こえないのか?
真相を明らかにするにつれて僕は僕を明らかにしていく.....
悩める大学生の日常を描いた物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-05 07:00:00
7723文字
会話率:26%
お別れ会、小学校六年生のほとんどと『お別れ』する日の前日の放課後。
小学校五年生の僕は居住区へ帰ろうとしてアキコ姉に出会う。アキコ姉は明日でお別れを迎える六年生の一人だった。彼女は僕の居住区の先輩で、そして僕にとってはそれだけじゃない人
だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-29 07:39:30
9985文字
会話率:20%
なろう小学校六年三組の道徳の時間。担任の坂口マイケルの口から出た言葉は「今日の授業は『TKG』についてだ」という突拍子も無いものだった。
今始まるゴリラのゴリラによる時空を超えた群れを守る究極の物語。
愛と奇跡と真実の物語を見逃さな
いでくれ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-26 23:10:11
5410文字
会話率:34%
ある春の夕方、N市第三小学校六年でサッカー部エースの速芝隼人少年が家に帰ると、製薬会社に勤務して単身赴任していた父親が何故か突然家に帰っていた。
ソファーに座ってウィスキーを浴びるように飲みながら隼人少年の父親は言った。
「もうすぐ世界は地
獄になる」
そのころN市のあらゆる場所で人間が人間に噛みつくという不思議な事件が同時多発的に起きていた。
テレビもラジオも携帯電話も使えない世界で、隼人少年たちは安住の地を求めて旅に出る。
いわゆるゾンビ(リビング・デッド)ものです。グロテスクな描写が含まれます。ご注意ください。
この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
カクヨムにも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-30 11:03:45
231911文字
会話率:40%
ユカは小学校六年生、自分の夢を見つけてまっすぐに突き進む仲間たちに囲まれ自分にはっきりとした夢が見つからずあせりと不安を感じている。そんなある日、ユカたちの前に不思議な少女が現れる。少女は「あなたたちの夢をかなえてあげる」と問いかける。その
言葉にとまどいながらも少女たちは自分の夢に向かって、悩み、迷い、ひたむきに走っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-14 00:00:00
68439文字
会話率:66%
何度も夢に見た瞬間だった。
「新井さん。」
「佐藤くん」
まさか、同じ大学に通ってるなんて。2年間、どうして会う事ができなかったのだろう。
でも、夢にまで見た彼にやったけど会えた。
彼と初めての会ったのは、私が小学校六年生の時で、私のクラ
スに転校生としてやってきた。
私の住む町は、都市圏だけど田舎と言う文字がぴったりな何も無い所。
周りは畑ばかり。そんな田舎に父親の仕事の都合で引っ越しつきた。
先生に紹介された彼は、凄く洗練された雰囲気と、同い年には見えないほど、おしゃれな髪形と服装。そんなかれが、自分の名前をみんなの前で恥ずかしそうに「佐藤拓です。よろしくお願いいたします。」
そう言っていた。
彼はメガネをかけていて、いわゆる秀才タイプに見えた。
こんな田舎なので、転校生の彼の話はすぐに広まった。
彼は、すぐにクラスの男子とも仲良くなり、笑顔を見せていた。
私には双子の姉がいて、いつも色んな話をする。
今は、転校生の彼の話はばかりお互いにしていた。
ある日、学校でスポーツ記録大会が行われ、私は、いえ、私達のクラスの女子は、彼に驚かされた。
見た目は秀才たいぷ。もやしっ子で、体は痩せ細ってたから、女子だけでなく、男子達も驚いたはず。
彼はスポーツ万能だった。
その後、やはり見た目通り頭は良く、クラスの女子達の何人かは彼の事が好きになっていたはず。
あとになって、彼に聞いてみたら、スポーツは小さい頃から得意で、運動神経も良かったらしい。だから、もしかしたらみんな驚くかな?と言っていた。確信犯だ。
私は幸運に、彼と付き合う事ができ、相談に相手の姉には本当に感謝していた。
中学生になっても、二人の関係は続き、周りからは冷やかされながらも、本当に幸せな時間だった。
でも、その幸せは突然崩れてしまう。
また、彼の父親の仕事の都合で、ここより遠くに引っ越す事にたった。
私はそれを知ってから、毎日泣いた。
最後の日、私は彼に手紙を渡した。
彼は、「また、絶対に会おうね。そして、この続きをまた…………」
彼は、何をいいたかたっか私にはすぐにわかった。
彼とは、それ以来会うことはなかった。
それが、また。
「佐藤さん、あの時の約束、覚えている?」
私はアノ時と同じで涙が止まらなかった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-13 17:51:37
21776文字
会話率:48%