主人公があがって落ちる話です。
タロットカード「女法王」からインスピを得ています。
とても宗教色が強いです。宗教は架空です。宗教用語も架空ですが、特に説明とかは出さない予定なので、雰囲気で察してください。
最終更新:2019-08-28 23:16:04
27472文字
会話率:18%
この世界には『人』が三種類いる。人間と、人間の"血"を飲む吸血鬼、人間の"肉"を喰う人喰いだ。
「ある時、吸血鬼達に王が現れた。その王は仲間を従え人間を支配しようと企んだ。人間は抵抗したが吸血鬼
と人喰いの力のあまりの強大さに、いくつもあった筈の人間の国はとうとう一つになってしまった。
もう人間は吸血鬼達に支配されるしかないのか。人間が諦めかけたその時、奇跡が起きた。神が人間に一つの武器を与えたのだ。それが聖銀である――」『聖銀目録 序章』より
ここはオルトラム。人間に残された唯一の国であり、たった一つの街である。しかし、それでいて世界で一番大きい街でもあった。
ある吸血鬼の青年は、幼い頃に人間によって両親を殺され、妹を奪われていた。青年は両親との約束の為、妹を取り戻す事を胸に誓っていた。
前線にて幾つもの命を奪い、戦争を終わらせた英雄である男は今、迷っていた。男は余りに死に触れ過ぎて、自身の信念が揺らいでいた。しかしそんなある時、男はある吸血鬼の子供を預かることになる。
混ざり者の少年はいつもの様に剣を振っていた。それは他でも無い、自分の家族を守る為に。しかし世界は少年に非情だった。少年は知る事になる。この広い世界の真実を。
そして三つの物語は交わり、一つになる。
※頻繁に修正作業を報告無しに行っています。ですが本筋には影響は無いので、気にせずに読んで頂けると有り難いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-13 22:01:46
333744文字
会話率:55%
両親をその手で殺めた人殺しは、逃亡生活の中で侵入した教会で一人の聖女と出会う。
その時は思ってもみなかった。聖女が数年後に×××しまうなんて。
「守ってあげなきゃって思った。この子を利用しようとするもの、全てから。」
これは、短い時間を歩ん
だ少女と心優しい人殺しのお話。
葬儀の一般知識を交えながら人の優しさに触れていく、幼い聖女と人殺しが過ごした時間。
____貴方と考える、命の重さについて。
「罪はいつか、裁かれるものなのです。」
※一部不適切な表現が含まれます。
※宗教色が強いですが、筆者は熱烈な信者等ではございません。
その点で信者様や信徒の方に不愉快な思いをさせてしまう恐れがある事をご了承ください。
※葬儀の一般知識を交えながらお話は進んでいきます。是非興味のない方でも、世の中には沢山の思想があり家にある仏壇や位牌には意味があるんだとそんな程度ですが思っていただけたらと思います。
※今回、宗教関係なく今の葬儀業界の現状を人に見ていただける形で伝えていけたらと筆を執りました。
拙い言葉ではありますし、フィクションのため世界観はねじ曲がっておりますが、
どうか、最後の瞬間まで見届けてあげて下さいませ。
※どんな評価でもいただけると筆者のやる気に繋がります。
是非気が向きましたら素直なご意見、感想を参考にさせてください。お待ちしております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-10 18:00:00
14284文字
会話率:26%