山深き崖にそびえる壮麗なる館、玲瓏館。そこに住むのは黒く艶やかな髪と、透き通る玲瓏たる魔力を纏う少年、エルハルト・フォン・シュバルツベルグ。
今日も彼は、玲瓏館の怪しく灯る魔力に魅せられて、迷い込んだ愚かな子羊どもに――――
――
――ボコられていた
「――――ば、馬鹿な………なんだこの力は……この僕が、こんな下等な種族に………うあああああ」
――――――――
――――
――
「はあ………僕はあと何回この台詞言えばいいんだ………」
「これも仕事ですから」
「だからお前はほとんど仕事してないだろ!!」
くそ雑魚ダンジョンマスターと毒舌銀髪メイドが送る、痛快!わからせ(られ?)コメディ!!
「いつもわからせられてるのはエルハルト様一人だけだけですけどね」
「う、うるせー!!お前は仕事をしろーー!!」
※この作品はカクヨム様でも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-04 23:10:00
223700文字
会話率:68%
これは生き残りをかけたデスゲームか?
知略を巡らせる騙し合いか?
招待状に誘われてやってきた
ペンションには7人の男女がいた。
応接室のテーブルには
一通の封筒があった。
招待客8人が揃ったら
それを開けるように指示されていた。
痺れを切
らした子羊が封筒を開くと
中にはこれから始まる
ゲームの説明が書かれた紙が
入っていた。
直後、
ペンションの2階で見つかる死体。
これは命をかけた人狼ゲーム。
誰が【犯人】で
誰が【探偵】なのか。
そして【市民】は
団結して生き残ることができるのか。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-11-03 17:00:00
82481文字
会話率:21%
女神は言った。
「我が名はイデア。導かれし子羊よ。偉大なる御名のもと、そなたに罰を下す。永遠の苦しみに償うがよい」
転生先は虚無の大地?!ドラゴンも大神官もいない広い大地で何をしろって?
ただひたすらに時間を浪費する次世代の転生物語
!!
探険もよし、昼寝もよし、絶望するのもよし、女神と恋愛するのもよしの何もかもが自由な世界!
私しかいない悠々自適な異世界ライフ、堪能してみませんか?
毎週平日更新予定。
2020/7/24 プロローグを追加しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-17 03:04:02
65250文字
会話率:33%
地元の高校を卒業した境乃結(さかいのゆ)芽(め)、悩んだ進路の末に憧れの上京を。そして四年間という過程を得て大学を卒業、就職氷河期ともいえる最中で無事に就職を果たす。やっとの思いでの内定だったが給料は安く、ただ漠然とした憧れだけで上京をし
てきた身。仕事に関してもこれといったやりがいを感じず、ただただ会社員として過ごしていた。
朝は満員電車に揺られ、帰りは終電ギリギリの日もある。それも気づけば日常と化して数年、世界を騒がせるほどの未曽有の危機へと陥っていく。それに加えて物価の高騰に働き方の自由化と、何もかもの常識が一転し、企業に対しても改正が施される。
だがそれも、表面上のことだけ。
結芽にとっては何一つ変わらず、身を酷使するような環境下にいた。
こんな生活がいつまでも続くのかと、半ばあきらめかけていく結芽。
そんな年の瀬、賑わう繁華街の片隅で一人の女性――桜(おう)舞(ま)純寧(あまね)に声をかけられる。
いつもだったら居酒屋の客引きは無言で断っていたが、純寧の勤め先はマッサージ店。ただそれも整体といったモノではなく、ハンドセラピーという耳なじみのないワードに脚を止めた。
ただ案内されるのは、どこにでもあり触れて見慣れた雑居ビル。
ほんの一瞬だが騙されたと疑う結芽だったが、癒し処【リリートリア】に足を踏み入れると広がる造られた癒しの空間。
そこはまるで都会の喧騒に潜む、ちょっとしたオアシスのよう。
何気ない普段の生活を過ごすだけでも些細なストレスが蓄積していくもの。そういった現代社会人や、訳あって外出ができない人、ふとした瞬間に漠然と将来への不安を抱く人など、様々なことや事情があるだろう。
日々の仕事で肉体的、精神的にも酷使し続ける結芽にとっても癒しとなった。
偶然とはいえ声をかけられ、初めてのハンドセラピーという施術の体験が影響したのか。これまでにないくらい結芽は仕事へと打ち込み、上司からの評価も上がっていった。
結芽にとってはない好調期を過ごすも、次第に暗雲が立ち込めていく……。
そんなドロップアウト寸前のOLと、訳あって人間社会にとけこむサキュバスの日常系癒し×百合×ファンタジー物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 00:00:00
87287文字
会話率:37%
鳶(とび)世(せ)綾(あや)は、妹の鳶(とび)世(せ)舞(ま)衣(い)が亡くなった現実に受け入れられずにいた。
どこか独特な感性を持ち、周囲を巻き込むほどに自由気ままな舞衣。そんな事だから何かのドッキリかという疑念を抱くも、姿を現すことなく
空虚な日々を過ごしていた。
そしてある朝に気づく、両親達が舞衣の事を忘れたかのように過ごしている光景。
まるで自分だけが置き去りに時間だけが流れていき、いつか舞衣が亡くなった事実すらもなかったこととして忘れされていくのではという不安に苛まれる。内気な性格というのもあった綾にとって、明るくて元気でいつも手を引っ張ってくれる舞衣の存在はかけがいもなかった。
だから綾は、舞衣との思い出がたくさん詰まった海に身を投げる。
全ては舞衣を探すため、この世とは違うどこかにいることを信じて……。
そして次に綾が目を覚めた時には、一面が雪景色の銀世界! しかも人間としてではなく、一匹の狼として転生を果たしていた!? 右も左どころか、獣としての生を知る由もない綾。そこに畳みかけるように弱肉強食の自然界という摂理が襲いかかってくる!!
ただ大切な妹の舞衣を見つけだしたかっただけの綾に下った天罰。綾は生き残るために必死で、足掻き続ける果てには生前が人間という記憶が嘘ではないかと疑念を抱きだす。
だがそんなことに気をとられていられるわけにもいかず、時間だけが目まぐるしく流れていった。
そんな矢先に出会った、リルと名乗る一人の少女。
広がる銀世界のどこかに住まう【雪原の魔女】を、ちょっとした軽い気持ちの好奇心と無邪気さで探し回っていた。それはむしろ身の危険どころか、命を差し出す無謀過ぎる行為。たまたま襲われずにいられただけだと案じる綾は、どこか舞衣の面影を感じるリルに仕方ないからと【雪原の魔女】を探す手伝いをしてあげる。
獣とまで化しながらも、せめてもという残る綾の人間らしい感性。
その直後に後悔させられる綾と、天真爛漫で元気いっぱいなリルとの【雪原の魔女】探しは途方もないと思わされるも、呆気なくみつけられた。そこに住まうアークエルと知り合い、訳ありのリルを預けようとしたが綾の傍を離れようとしない。成り行きとはいえリルに懐かれてしまった綾は、新たな生と名前を得て異世界での旅を始めることになる。
そんな転生×百合×ファンタジー物語になっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-13 00:00:00
99033文字
会話率:29%
五百瀬莉乃(いおせりの)は、双子の姉である五百瀬紫乃(いおせしの)のことが好きである。それは家族という関係上の事ではなく、一人の女性として好意を寄せていた。だからといってそのことを公に発信することはせず、陰ながら生活の一部を支え続けている
。
それは全て、紫乃の立場を守るため。
中高の一貫校である、逢籃(あいかご)学院の生徒会長を務める紫乃。絵に描いたように成績は常に学年トップで、運動神経も正規で運動部に所属する生徒に引け劣らない。そんなこともあって周囲の同性異性からは慕われ、教師陣も一目を置かれるような存在として逢籃学院を引っ張っている。
そんな姉を持つ莉乃は、紫乃とは正反対の立ち位置にいた。
成績は常に追試ギリギリで、体育の授業は可能な限りサボる。定められた服装すら守ることなく、何者にも染まらない個性を貫き続けていく。一部の生徒からはその在り方がカッコよくもあり、多少なりの指示を受けていた。
逢籃学院に在籍する中・高等部の生徒達からすれば、大抵が姉妹であることを疑う。
派閥的に二分化する莉乃と紫乃だが、あくまでそれは周囲が一方的に決めた枠組み。
莉乃としては紫乃を想う気持ちを隠すため、私生活を始めとした学院でも必要最低限の接触は避ける。
紫乃としてはいつからか急に距離を置くようになった莉乃との関係を修復するため、生徒会長としての立場を利用し続けている。
お互いに秘めた気持ちを隠しつつ、あっという間に高等部の二年生になっていた。
特に変わり映えのしない新学期を迎えるはずの莉乃と紫乃だったが、普段から何気なく日常を過ごしていれば気にもならない、ほんの些細なキッカケが様々な形で衝突していく。それが原因で二人の関係に罅が生じるも、やはりそこは姉妹という繋がりが結びつけるのか……。付き合いの長い親友や教師といった、異なる立場や各々が掲げる思想などをアドバイスに、莉乃と紫乃の関係に変化が生じていく。
声を大にして想いを告げられずにいる妹と、勉強はできるけど何かと疎い姉が織りなす百合×日常×青春物語になっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-23 00:00:00
105872文字
会話率:36%
シスター・セレンは、今日も迷える子羊を導くため、笑顔で懺悔室に迎え入れる。『神? 信じてないけどね』と心で思いながら。
神様なんて信じていないシスターと、それを見守る神父やシスターの人間模様。
最終更新:2024-04-17 20:00:00
6567文字
会話率:50%
これは、神がその場のノリと勢いで異世界に一人の少年を放り込むお話である。
最終更新:2024-01-01 08:00:00
2642文字
会話率:47%
悪い手合いのやつには、正義は通用しません。
最終更新:2023-12-22 18:54:47
373文字
会話率:0%
――この世界は〈人喰い〉に侵されている。
人類は猛獣に襲われる子羊とほとんど変わりない。
もし、同じ檻に子羊と猛獣がいたら、子羊は逃げることもできず猛獣に食われるだろう。けれど、十分な生肉が餌として与えられ、猛獣の腹が満たせるのであ
れば、彼らは哀れな子羊を襲う理由がなくなる。
人間たち子羊は〈人喰い〉という猛獣のために隣人の死体を餌として提供する。そうすることでなんとか自分たちの身を守っている。
人間が生きる檻は不健全な造りをしているのだろう。でも、そうすることでしか生きられない。人々のその「仕方ない」という気持ちにつけ込んで商売するのが〈死体拾い〉だ。
私(ケイト)は姉と共に家出をした際、異世界に迷い込んでしまう。
生き別れた姉を探すため旅をしているところ、私は銀色の少女……〈死体拾い〉のエマと出会う。
エマは酷く変わった少女だった。エマは死体を愛している。エマは死体の絵を見るとき、咲いたばかりのシクラメンの花に目を細める町娘のような笑みを浮かべる。生まれたばかりの子犬の頭を撫でるような優しい手つきで、エマは死体に触れる。
私少しずつエマに惹かれ、彼女と死体を通して再生を知る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-21 17:22:45
146661文字
会話率:23%
予言者は『死ぬ』ために人を救っていく。
「ああ、きみは女難の相が出ているね。――でもどうしよう。ぼくはきみを、助けてあげられない」
女に振り回されてばかりだったイケメンは、不思議な目を持つ予言者と出会い、ともに占い業で金を稼いでいくこと
に決める。
――予言者が死ぬ、その日まで。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-14 18:00:00
34832文字
会話率:45%
二〇二九年一月七日、転生の日を迎えたことで世界は一変してしまった。
宇宙から降り立つ者によって地球生命は滅ぼされ、外来生物の練り歩く地獄と化してしまう。
生き残った一握りの人間たちは腕時計型デバイス「Gリスト」のパーソナルデータを回収し、そ
こから死滅した人類を外来生物由来のエーテルを用いた人工生命として復活させる計画「プロジェクト王冠」を発動させた。
目的は外来生物と戦う力を持った戦士を生み出すこと。
そのためにバトル要素のあるMMOゲームと紐づけしたゲームキャラと融合させた新人類を次々と生み出していった生き残りたちは、いつしか自分たちを神と称するようになった。
そんな神々の実験が始まってから幾星霜。
MMOゲーム「セカンド・ユートピア」のプレイヤーデータから復元された子羊たちは神の言葉を鵜呑みにし、元の世界に帰らんと神の居場所を求めた。
いま自分たちが立っている場所がかつての自分たちが暮らした大地の成れの果てとも知らされず、異世界にゲームキャラとして転移したと思い込まされて。
※2年前にのべプラに書いたものになります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-09 08:00:00
71383文字
会話率:35%
友達の少ない主人公が人助けをするなんちゃって日常系です。魔法とかはエッセンス程度で。
最終更新:2023-10-09 09:11:57
22985文字
会話率:66%
僕の目の前に大きな"綿"が落ちていた──。
最終更新:2023-07-27 00:54:06
486文字
会話率:0%
博多弁×関西弁の最強(凶)罪人コンビは、今日も天使(看守)に炙られる
田舎の村に建つ『フレアニス教会』は、天界の天使を看守とした監獄であった。
天界から降ろされた天使の炎が監視の目となる教会にて、撲殺による罪人『アンフェル』と、盗み
による罪人『クーリー』は――それなりに自堕落に<楽しく>暮らしていた。
そんなある日、教会に迷える子羊<依頼人>が訪れる。
罪人達の償いのために機能するこの教会に舞い込む『相談』なんて、解決方法は暴力以外に何もなくて。
村に害をなすであろうならず者達の討伐を依頼されたアンフェルとクーリーは、監視役のフレアニスの炎を片手に根城にしている洞窟へと向かうが……
「これがお前らの天罰や!」
「天使フレアニスの判決は絶対やけんな!」
神様なんて信じていない罪人達が、神の下に就く天使の裁きを伝える聖職者<処刑人>となる。
異世界を舞台にしたブロマンス短編になります。
現在カクヨム、魔法のiらんど、pixiv、個人サイトにも掲載中の作品になります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-10 17:06:43
16468文字
会話率:36%
子羊と狼は出会った。
最終更新:2023-06-09 00:00:00
300文字
会話率:0%
わたしの仕事は、聖書を片手に
迷える子羊たちを地獄へと突き落とすこと。
誕生日の朝に蛍光灯が寿命を迎えた。
そんな日であってもわたしは仕事をする。
母を亡くした日から、
わたしは普通を望まない。
嘘を塗り重ねる女のインスタノベル
――。
※注意書き
本作には自死を示唆する記述があります。
お悩みの場合は厚生労働省等の
サイトにてご相談ください。
厚生労働省:電話相談(外部サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/jisatsu/soudan_tel.html
―――――――――――――――――
他サイトでも重複掲載。(外部サイト)
https://shimonomori.art.blog/2023/05/20/yaoi/
文字数:約7,000字(読了目安15~30分)
※読了目安は気にせず、
ごゆるりとお読みください。
※本作は横書き基準です。
1行20文字程度で改行しています。
その他の作品の案内。(外部サイト)
https://shimonomori.art.blog/2022/04/30/oshinagaki/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-20 07:00:00
9041文字
会話率:22%
「わたくしの名前はイェリーベル・シルターナ。あなたの依頼主であり、協力者であり、そして、華麗なる共犯者よ」
そんな彼女の言葉と共に始まった、公爵令嬢と冒険者の雇用関係。
だが、それは予想打にもしない依頼内容だった――
「契約にこ
んなことは書かれていなかった…!詐欺だッ!契約違反だッ!このペテン師めッ…!!!」と喚き叫ぶ哀れな子羊と、「きちんと明記されていますわよ。ほら、ここ。よく見なさって」と微笑みながら、問答無用で言うことを聞かせる策略大好き令嬢、イェリーベルの謀です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-05 22:44:40
11391文字
会話率:33%
ローズモンド王国には三人の大聖女が存在する。作物を一晩で実らせる太陽の大聖女、歌声で病を癒す月の大聖女、そして謎だらけの星の大聖女だ。その特殊すぎる力故に表には出てこない星の大聖女マリエルは、今日も死んだ魚の目をして迷える子羊を見つめている
……主にピカッと光る頭頂部を。◆育毛の力に特化した大聖女がうっかり隣国の王太子の側近を癒してしまったことで執着されるラブコメディ。◆聖女は煩悩まみれです。タグにご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-16 21:27:14
16585文字
会話率:40%
昔から不注意だった。それが祟って、下半身が吹き飛ばされた。
目覚めた病院で医師に勧められた。
「もしよければ、食肉用として体を提供してみませんか」
私は頷いた。腰から下がない私は、二日間に分けて体を提供することになった。同じよう
に食肉用として体を提供することを決断したドナーたちが暮らす『子羊たちの家』で、私は考える。どうしたら、残り二日間で、悔いのない人生だったと思えるようなことができるだろう――?
これは、終わりを待つ人の物語。
※残酷な描写があります※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-11 02:15:09
7570文字
会話率:26%
辺境の教会で働くクズな修道女ナタリー。そんなナタリーが懺悔室に訪れた迷える子羊の相談にのってあげる話。(※ナタリーに善意や信仰心なんてものはありません。悪しからず)
最終更新:2023-04-04 16:23:01
6022文字
会話率:57%
眠らない街、歌舞伎町。
その入り組んだ路地の奥に、国内最強と言われる祓い屋コンビがいるという。
今日もまた、怪異に悩まされるストレイシープ達が助けを求め彼らの元に訪れる。
2chオカルトモチーフの現代怪異譚、開幕。
隔週の月曜に更新予定
最終更新:2023-02-28 21:34:18
131758文字
会話率:52%