『侯爵令嬢リンディ! 貴様との婚約は、破棄だ!』
その言葉を婚約者の皇子に聞かされたのは、彼女が前世の記憶を思い出す60年も前の話。
しかしリンディの前で、彼に瓜二つの孫が今、同じような婚約破棄劇を演じようとしていた。
「……このあたし
の目の前で婚約破棄とは。いい度胸だねぇ――!」
自分の城である学園を守るため、乙女ゲームへの介入を決め、悪役学園長リンディは動き出す。手始めに悪役令嬢ユーラニアを救い、ヒロイン・アプリコットを手中に収めた。
リンディは攻略対象たちを含め、彼らをまっとうに育てることで宿命を回避しようと奮闘するが……皆の視線が妙で――――?
悪役やって60年、周辺国を地獄に叩き落としながら、痛快お婆様が大暴れ! 彼女の教育の果てに待つのは、復讐か、それとも――――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 11:25:31
98392文字
会話率:54%
『侯爵令嬢リンディ! 貴様との婚約は、破棄だ!』
その言葉を婚約者の皇子に聞かされたのは、彼女が前世の記憶を思い出す60年も前の話。
しかしリンディの前で、彼に瓜二つの孫が今、同じような婚約破棄劇を演じようとしていた。
「……このあたし
の目の前で婚約破棄とは。いい度胸だねぇ――!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 07:10:00
7993文字
会話率:48%
『公爵令嬢シドニア。リスティにした仕打ちの数々、許しがたい! 君との婚約は破棄だ!』
ゲーム通りのそんな単純な婚約破棄劇だったのなら、どんなによかったことだろうか。
しかし幼少期に乙女ゲームの知識を得た悪役令嬢シドニアは、品行方正で勤勉で
あり、国王や王妃からの信頼も厚い。いじめるどころか、男爵令嬢のリスティとは良き友であった。
それでも婚約者の王太子イゼルは、彼女に冤罪を着せてまで婚約を破棄しようとした。「聖女リスティ」の争奪戦に参加するためだとは看破していたが、シドニアは真実が知りたかった。
自分を愛しているはずなのに、別れを告げる彼の本心を。イゼルと会うのは、これが最期になるだろうから。
――――今すぐ背後の勇者に首を斬られるか、王子の用意した兵に捕まって処刑されるか。彼女の活路はもう、二人を「煽り」抜いて仲違いさせることのみ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 07:10:44
13516文字
会話率:41%
「君との婚約を破棄する」
そう言った瞬間、王子の人生は終わった──!
異世界貴族のお嬢様、リディア・フォン・エルマール。
王子からの突然の婚約破棄宣言に、涙を流すどころかエビフライを食べながら冷静に一言。
「いいわよ。その代わり、全部ぶ
っ壊すわね♡」
浮気の証拠、魔法で暴露、パンツ姿で公開処刑!?
爽快すぎる婚約破棄劇と、最強お嬢様の逆襲が今はじまる!
婚約破棄系ざまぁ+恋愛+ギャグ、三拍子そろった短編ラブコメ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 14:55:29
862文字
会話率:47%
貧乏男爵家の令嬢アデリアは婚約者セルゲイの恋を叶えるため、金貨一枚をもらうという条件で、卒業式典で婚約破棄劇という茶番を繰り広げた。もともと援助を受けるための婚約で、卒業と同時に解消される予定の婚約だった。
婚約破棄劇を見ていたキリル・
ハーランド公爵はアデリアに興味を持ち、援助のための婚約を申し込む――――。
貧乏な領地のために何かしたいと頑張る不器用令嬢アデリアと、過去に婚約者を守れず傷物にしてしまい心に傷を負った公爵との恋の始まりの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-08 11:54:17
101681文字
会話率:39%
わりとしたたかな皇女様による楽しい婚約破棄劇場
キーワード:
最終更新:2025-02-15 20:00:00
2672文字
会話率:28%
女騎士マリーゴールドには幼馴染で姉弟のように育った婚約者のマックスが居た。
でも、彼は王子の婚約破棄劇の当事者の一人となってしまい、婚約は解消されてしまう。
そこで息子のやらかしは親の責任と婚約者の父親で騎士団長のアレックスに妻にしてく
れと頼む。
長いこと男やもめで女っ気のなかったアレックスはぐいぐい来るマリーゴールドに推されっぱなしだけど、先輩騎士でもあるマリーゴールドの母親は一筋縄でいかなくて。
脳筋イノシシ娘の猪突猛進劇です、
「ザマァされるはずのヒロインに転生してしまった」
「なりすましヒロインの娘」
と同じ世界です。
このお話は、楠 結衣先生の騎士団長ヒーロー企画に参加しています。
カクヨム、アルファポリスにも投稿予定です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-15 16:21:34
19624文字
会話率:48%
前作「悪魔憑きのリリアーナ」を読まないとさっぱりわからないと思います。
https://ncode.syosetu.com/n9608jr/
リリアーナは学園で行われる婚約破棄の現場に小走りで駆けつける!だって面白そうだから!
頻発する婚約
破棄劇場には思いがけぬ裏があったのだ――――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-26 12:37:13
38440文字
会話率:56%
これはよくある婚約破棄劇の、強い聖女も救い出してくれる王子様もいなかった、そんな世界のその後のお話。
近衛騎士ベージルは、左遷されて塔に幽閉される公爵令息ウォルター付きにされてしまう。そんな左遷先でも新しい主に仕えてそれなりに楽しく過ごして
いたが、ある日、実はこの世界は二周目で、一周目の世界は滅びてしまっていたことを知る。
二周目の世界で、主の処刑の未来を変えるために奮闘する物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-30 12:10:00
76685文字
会話率:43%
王立学園の卒業パーティーで、突然始まった婚約破棄劇。在学中は部活に熱中してた自分には他人事と思っていたウォルターなのに、なぜか巻き込まれて……。
最終更新:2024-12-09 15:21:37
3161文字
会話率:56%
貴族学院のお昼休みに突然始まった婚約破棄劇。
「真実の愛を見つけた」と言う婚約者にレイチェルは反撃する。
さらっと読めるショートショートです。
最終更新:2024-03-07 17:36:17
1850文字
会話率:59%
とある学園の卒業パーティで行われた、婚約破棄劇。
よくあるパターンではあるけれど、一度は書いてみたいと思って書いてみました。
さくっと軽く読んでくださると嬉しいです。
最終更新:2024-11-13 21:13:02
3073文字
会話率:28%
この物語は捨てたけど捨てきれない、捻くれ者の悪役令嬢と王太子様のお話です。※かなり人を選ぶ話なので色々と許せる方向け。
▶婚約破棄の直後に撃たれた侯爵令嬢リーネア。銃を構えるのはピンク髪の男爵令嬢を侍られたステファーノ王太子殿下。死んだ
直後に全く同じ状況を繰り返し、時間が巻き戻っていることに気づく。▶ダークファンタジー系の閉鎖型タイムリープ×殺し愛。この二人なら「これしかない」と思うエンディングを選びました。 ▶アルファポリス様にも掲載しています。なろう様の不具合と投稿時間が被ってしまい、タイトル変更の上再投稿しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 20:02:16
22478文字
会話率:30%
パーティ会場で繰り広げられる王子と聖女の婚約破棄劇。
婚約破棄の最中、まさかの存在が現れる。
これは己の人生を腐教にかけた聖女誕生秘話である……。
最終更新:2024-07-23 02:00:00
6027文字
会話率:40%
伯爵家の令嬢ジャネット・デメルに転生した菊理だが、希少な光属性の魔法が使えるだけで、聖女に選ばれてしまい皇太子と強制的に婚約を決められてしまった。
五年が経過したある日の夜会で、偽物聖女と糾弾されて冤罪で婚約破棄された。五年間で溜まった
鬱憤を叫び、糾弾に関わった枢機卿を殴り、会場から走り去った。ついでに聖女を止めると宣言したので引退しよう。
元々向こうから婚約破棄を宣言させようと考えていたので、棚から牡丹餅だと大喜びで逃亡準備を始め、帝城から脱出を図る。
果たして、ジャネット(菊理)は聖女業の引退と、逃亡は出来るのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-16 01:39:43
37799文字
会話率:30%
卒業パーティでお約束のように繰り広げられる婚約破棄劇場。
公爵令嬢のウェンディは、隣に男爵令嬢で聖女であるスミラを連れた王太子であるジャンに婚約破棄を言い渡される。
そうして始まるざまぁ劇……決まるのは、ビンタか右ストレートか。
――聖女
って前世がクソビッチでもなれるらしいですよ!力は使えないけどね!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 17:44:51
12436文字
会話率:44%
「イリューシア・ローアン!お前との婚約は破棄すると、この場で宣言する!」
婚約者であるパトリック王太子からの卒業パーティーでの断罪だけれど、イリューシアは王太子の語尾に付く『!』がうるさいくなってきました。
わたくしだって鬱憤は溜まっていま
すのよ。
婚約破棄劇場を読む度に『!』が気になり、この作品を書いてみました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 00:00:00
8624文字
会話率:21%
「君との婚約を破棄する!」と六人目の婚約者に言われた瞬間、クリスティーナは婚約破棄の成就に思わず笑みが零れそうになった。
ヴィクトール帝国の皇女クリスティーナは、皇太子派の大きな秘密である自身の記憶喪失を隠すために、これまで国外の王族と婚
約してきたが六回婚約して六回婚約破棄をした。
過去類を見ない婚約破棄劇によってクリスティーナには悪女の評判が立っていたが、彼女は気にしない。
なぜなら彼女は皇女以外に、世界の空を制したと言われるヴィクトール帝国戦空艇団の第三師団師団長の肩書があったからだ。
彼女は生涯結婚する気はなく、軍人として戦空艇とともに朽ち果てるつもりだ。
それなのに兄であり皇太子のレオンハルトによって、七回目の婚約を帝国の公爵令息と結ばされてしまう。
公爵令息は世界で初めて戦空艇を開発した天才機械士シキ・ザートツェントル。けれど彼は腹黒で厄介で、さらには第三師団の副官に着任してきた。
兄は父帝の支持を得ているようだが、結婚する気がないクリスティーナは遠慮なく七回目の婚約破棄を目指す。
こちらは連載版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-24 13:34:26
130438文字
会話率:44%
「君との婚約を破棄する!」と六人目の婚約者に言われた瞬間、クリスティーナは婚約破棄の成就に思わず笑みが零れそうになった。
ヴィクトール帝国の皇女クリスティーナは、皇太子派の大きな秘密である自身の記憶喪失を隠すために、これまで国外の王族と婚
約してきたが六回婚約して六回婚約破棄をした。
過去類を見ない婚約破棄劇によってクリスティーナには悪女の評判が立っていたが、彼女は気にしない。
なぜなら彼女は皇女以外に、世界の空を制したと言われるヴィクトール帝国戦空艇団の第三師団師団長の肩書があったからだ。
彼女は生涯結婚する気はなく、軍人として戦空艇とともに朽ち果てるつもりだ。
それなのに兄であり皇太子のレオンハルトによって、七回目の婚約を帝国の公爵令息と結ばされてしまう。
公爵令息は世界で初めて戦空艇を開発した天才機械士シキ・ザートツェントル。けれど彼は腹黒で厄介で、さらには第三師団の副官に着任してきた。
兄は父帝の支持を得ているようだが、結婚する気がないクリスティーナは遠慮なく七回目の婚約破棄を目指す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-12 20:14:04
16803文字
会話率:41%
「セルマ、ただ今をもって、君との婚約を破棄する!」
「「「――!!」」」
貴族学園の教室に入った途端浴びせられた、私の婚約者であり、我が国の王太子殿下でもあらせられるロバート殿下からの台詞に、私は思わず言葉を失った。
「あ、朝からタチ
の悪いご冗談はおやめください殿下。みなさん困惑されているではありませんか」
突如始まった王族の婚約破棄劇に、クラスメイトたちからの視線が集中する。
皆一様に畏怖と好奇が入り混じったような表情で、事の成り行きを見守っている。
「もちろん冗談などではないさ。君にはつくづく失望したぞセルマ。君がイジメをするような、最低な人間だったとはな! 君のような人間は、僕の婚約者に相応しくない!」
「イ、イジメ……!?」
まったく身に覚えのないワードが出てきて、一瞬意味が理解できなかった。
「しらばっくれても無駄だぞ! 僕がこの目で、何度もその現場を見ているのだからな! そうだよな、ララ!?」
「は、はい……」
ロバート殿下に呼び掛けられ殿下の隣に立ったのは、男爵令嬢のララさんだった。
ララさん……!?
「わ、私がララさんのことをイジメていたとでも仰るのですか!?」
「その通りだとも。――昨日も掃除の時間、君がララに罵声を浴びせているのを、僕はしっかりと目撃していたぞ!」
「ば、罵声って……! あれはいつも掃除の時間になると、ララさんがトイレに行って掃除をサボっているので、それを注意しただけです!」
「だーかーら! それがイジメだと言っているんだよ僕は! 君は軽く注意しただけのつもりかもしれないが、それで心に深い傷を負ったララは、放課後僕の胸で小一時間泣き続けていたんだぞ!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-12 21:05:54
5882文字
会話率:50%
「フェリシー、ただ今をもって、君との婚約を破棄する!」
「――!!」
ディヴリー伯爵家が主催している夜会の最中。
子爵令嬢のフェリシーは、ディヴリー家の嫡男であり、婚約者でもあるオーギュストから、唐突にそう宣言された。
「オーギュス
ト様、ご冗談はお控えください。ご来賓の皆様が困惑されているではありませんか」
「もちろん冗談などではないさ! 俺はやっと真実の愛を見付けたんだからな!」
「真実の愛……?」
「今日から俺は、西の魔女、ノエル様に生涯を捧げることを、ここに誓う!」
「んふふ、イイ子ね、ぼーや」
「「「――!!」」」
その時だった。
まるで影が立体化したみたいに、オーギュストの隣に、どこからともなく一人の女が現れた。
その女は全身を漆黒のドレスで包んでおり、烏の濡れ羽色の髪に、血のように紅い瞳。
そしてその顔は、見ているだけで魂を吸い込まれそうになるほど、美しかった。
彼女こそが西の古城に住む稀代の魔女――通称『西の魔女』、ノエルだった――。
オーギュストはノエルの美貌に誘惑され、フェリシーとの婚約を破棄したのである。
権力・武力・美貌、全てにおいてノエルに及ばないフェリシーは、泣き寝入りするしかなかった……。
そして悪夢のような婚約破棄劇から数ヶ月――。
傷物になったフェリシーには、なかなか次の婚約者は見つからず、このままでは修道院にでも行くしかないかと、半ば諦めていた、その時だった。
「フェ、フェリシー! やっとお前の嫁ぎ先が決まったぞ!」
「――!」
フェリシーの父が、血相を変えて部屋に入って来た。
「……お相手はどなたですか、お父様?」
「……うむ、それがな――あの、ジャン・クストー侯爵閣下なんだ」
「――なっ」
フェリシーの新たな婚約者に立候補したのは、『化け物侯爵』の異名を持つ、ジャン・クストーだった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-27 21:03:42
17615文字
会話率:49%
「ドロシー・ドロフォノス、今日限りでお前との婚約を破棄する」
傲慢なクロッド王子は、勝ち誇った笑みを浮かべてそう言った。ドロシー嬢は答えた。
「なんと言われようと婚約破棄はお断り致します」
人形のように無表情な謎多きご令嬢と、道化のよ
うに滑稽な傲慢王子による婚約破棄劇の顛末。
※ざまあはちょっぴり。
※一部グロテスクな描写があります。
※ヘンテコな部分は薄目でみてね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-30 00:00:00
65954文字
会話率:37%
魔法のある世界に生まれた伯爵令嬢アストリッドには、前世っぽい記憶がある。
転生後のこの世界が何らかの物語の舞台だった場合、大切な従姉である公爵令嬢に冤罪被害が及ぶのではないかと恐れたアストリッドは嘘発見器の発明を志す。
冤罪、許さない。
着実に対策を進めつつ、それはそれとして何もないのが一番だと思っていたら物語の主人公っぽい少女がアストリッドの平穏を乱し始める。
さらには従姉の婚約者である第二王子がその少女に傾倒していった結果、何やら企んでいるようで……。
転生令嬢がクソ王子とヒドインによる冤罪婚約破棄劇場をぶっこわしてやる! とか息巻いていたら妙なことになった話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-15 18:13:19
101571文字
会話率:24%
乙女ゲームの悪役令嬢として転生していたカサンドラは、ゲーム通りのヤンデレ悪役令嬢にならないよう、婚約者の第二王子のハルトヴィヒとはビジネスライクに接してきた。それでも、乙女ゲームのヒロインであるローズマリーはハルトヴィヒに接近し、卒業パーテ
ィで婚約破棄劇場を繰り広げることになってしまった。冷静に理由を問うカサンドラに、ハルトヴィヒはとんでもない答えを叫んだ。乙女ゲームっぽい世界の結末は?
頭を空っぽにして読めるラブコメ、のはずです。直接的ではないですが、いちゃつき表現があります。苦手な方はご自衛ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-16 17:00:00
4628文字
会話率:33%
エノーレ王国の次期王位継承者候補の一人であるアルヴァン第一王子殿下の、側近の一人であるユーリ・ザインホーク伯爵令息は悩んでいた。そのアルヴァンが婚約者であるエレメア・トゥインクレイト公爵令嬢を蔑ろにし、代わりにリリアンヌ・サーディス男爵令
嬢に入れ込み。そしてそのせいで、最近海外で流行り始めた婚約破棄劇が、いずれエノーレ王国でも展開されかねないからだ。親の紹介でアルヴァンの側近となったユーリとしては、親のメンツを潰さないためにも、なんとしてでも殿下に取り入らんとするリリアンヌの陰謀を暴き、問題を大きくしないよう、二人を秘密裏に破局させたかった。そしてそのために彼は、友人であり同じくアルヴァンの側近であるコリン・バーチェ子爵令息と共に、コリンがお世話になっているという、男爵でもある謎の女性発明家クルーエル・サニーティアに会いに行き、そのための発明品を作ってもらうよう頼む事にしたのだが……なんとまさかの事実が発覚し!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-12 22:00:00
14710文字
会話率:29%