朝ぼらけ 有明の月と見るまでに 吉野の里に 降れる白雪
ーー夜が明ける前、まるで有明の月の光のように輝くのは、吉野の里に降るしきる白雪であるーー
鎌倉に武家政権を築いた源頼朝の孫、頼暁(後の公暁)は、幼くして父の頼家が将軍を廃されたため、祖
母の北条政子によって僧侶になる道を命じられた。誰からも厄介者扱いされる自分は何のために生きているのか。何を目指してゆけばよいのか。答えを見つけられないまま近江の園城寺に預けられた頼暁は、そこでひとりの僧と出会う…
三代将軍暗殺事件を起こし頼朝の血筋を断絶させた、淡雪のような少年の心の内を描く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-14 12:52:25
8674文字
会話率:44%
30xx年日本 突如現れたダンジョン ダンジョンの中にはとても高価なアイテムや強い武器などがあったがモンスターも存在した。 アイテム欲しさにダンジョンに潜りモンスターにやられる人が続出。 そんな中ハンターと呼ばれる覚醒者が出現した。 彼らは
モンスターを倒す力を持っていた。 そして彼らハンターが欲しいものはどんな欲しいものでも手に入れられどんな願いも叶うといわれてる「如意宝珠」というアイテム。そんな中2020年から来たという翔聖と会った人間不信のS級ハンター達 彼らはどのように成長していくのか? 彼らの目的はアイテムゲットとダンジョンが何故誕生したのか知るため。しかしダンジョンの秘密を探ってると… また如意宝珠は手に入るのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-11 02:17:31
4616文字
会話率:50%
帝国の残念公主と花龍の不思議な宝珠を巡る中華ファンタジー
稀の国の十三番目の末子である、公主・萌麗は母も後ろ盾もなく、粗末な宮に住んでいる。彼女はお洒落もお化粧もせずに土いじりばかりしているので『緑の公主』と呼ばれて冷遇されていた。
しかも宮廷は皇太后が実権を握り、妖しげな道士を側に置いて圧政を強いており兄の皇帝はずっと公務を放棄していた。萌麗は小さい頃遊んでくれた聡明な兄の姿からどうしても今の姿が信じられない。だけど、何か言えば立場の弱い萌麗はどうなるかわからず、真相はわからないまま。
そんなある日、宮殿に天帝よりの使者、神龍将軍・慧英がやってくる。慧英は天帝が地上に落とした五つの宝珠を探しにきたという。萌麗はひょんなきっかけから兄の皇帝を救う為、宝珠探しの旅に同行することに。 どんな願いも叶えるという五つの宝珠、如意宝珠を探して萌麗と慧英は西へ東へと旅をつつける間にしだいに心惹かれていく……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-13 07:00:00
100623文字
会話率:67%
本能寺の変の前日。
天正十年六月一日(1582年6月30日)に日食がありました。
その時にこの世に生を受けたひとつの命の物語です。
信長はいかに生きたのか?
光秀は生きていた?
家康は?
秀吉は?
南光坊天海とは?
猿飛
佐助は?
霧隠才蔵?
お福は?
如意宝珠とは?
歴史の裏の裏の裏………?
百五十年も続いた戦国の世に終止符が打たれたのは………?
江戸時代は二百六十五年に亘り平和が続いた?
「戦争の無い平和な世」の鍵とは?
旧暦(太陰歴)では現在の季節感とずれるので、新暦(太陽暦)の注釈を入れてあります。
新暦は1582年10月15日からグレゴリオ暦、それ以前はユリウス暦です。
年齢は数え年です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-22 10:59:07
363860文字
会話率:25%
それは突然起こった。
いつものように大学を出たオレは、いつものように駅までの道を歩いて、いつものように何も考えないまま電車に乗り込んだ。
そして、いつものようにターミナル駅で乗り換えて、いつものように最寄りの駅で降りて、いつものよ
うに家に帰る道を歩いていた。
最寄りの駅からオレの家まではゆっくり歩いても10分もかからない。
ただ、一か所だけ何となくイヤな雰囲気を感じる場所があって、今日はそこを通る時にいつもとは明らかに違う嫌悪感が襲ってきた。
何がイヤなのか、どう違うのか、言葉では上手く言い表せないのだけど、とにかく今日に限ってどうしてもそこが怖くて堪らなかった。
そこというのは、明治維新の前から立っているという大きな教会なのだが、神に祈りを捧げるべき神聖な場所であるにもかかわらず、オレはそこが苦手だった。
異世界に強制転移させられたオレは、魔王を倒すという使命を与えられた。
勝手にそんなことをやらかしやがったヤツらの言うことなんか聞いてやるもんかと思っていたのだが、転移直後のオレを隷属させようとしやがった大男にムカっときたから一発殴ってやったら気絶しやがった。
勇者だと国王に紹介された時に名乗った偽名が元で大岩に突き立っている槍を抜く羽目になるわ、それが原因でいきなり貴族にされるわ、展開が急すぎるだろ。
ただ、件の国の召喚術師は、目の覚めるような美少女だった。
少女は、国王に命じられた通りに対象を自分たちのフィールドに引っ張り込んだだけだった筈なのに、その男はいきなり非凡な力を見せつけたものだから…。
異世界に召喚されて好き勝手を繰り返す男の話です。
もの珍しくはないですが、作者の気ままに従ってどう転ぶか…。
チート、ハーレム、奴隷、魔王、クーデター、何でもありの話です、多分。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-21 05:43:06
86445文字
会話率:37%
李玻璃は母の李珠璃と二人で質素な小屋で貧しい暮らしをしている普通の少女。
ところが、ある日突然やってきた父と名乗る人物が現れ、彼女の運命は大きく変わっていく・・・。
最終更新:2015-04-20 12:24:36
13225文字
会話率:44%