狂気の王が犯した冒涜の行為により闇に沈んだダファネア王国。
紺碧の王都は闇の王に取り憑かれ漆黒の死都と化した。
それを救わんと立ち上がったのは、運命の旅路をともにする四人。
たった一人残された王の血脈たるミアレ姫。王国の命運は姫の
一身にかかっている。
それを守るブルクット族の戦士カラゲル。稲妻の刺青の者。この者には大きな運命が待っている。
過去にとらわれた祭司ユーグは悔恨の道を歩む。神々の沈黙は不可解で残酷なものだ。
そして、空を映して底知れぬ青き瞳を持つ鷲使いの娘クラン。伝説のイーグル・アイ。精霊と渡り合う者。
聖地に身を潜める精霊と龍とは旅の一行に加護を与えるであろうか。これこそ物語の鍵となる。
果てしない草原に木霊するシャーマンの朗唱。それは抗いがたい運命を暗示するいにしえの言葉。
不死の呪いを受けた闇の道化。死霊魔法に侵される宿命の女。これもまた神々の計画なのか。
転がり始めた運命の物語はその円環を閉じるまで、その奔流を押しとどめることはできない。
鷲よ! 鷲よ! 我らの旅を導け!
陽光みなぎる青空の彼方、地の果ての国へと!
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本作は、危機に陥った王国を救うため旅の仲間が各地を遍歴するシリアス系長編ハイファンタジーです。(ドラクエ的なストーリー・ただしゲーム小説ではありません)
作中、人名などに、相馬 拓也氏 著「鷲使いの民族誌」を参考にしましたが、鷲使いについて本格的な描写があるわけではありません。
そこのところは期待しないでください。あくまで、エンタメ系の剣と魔法のファンタジーです。
戦闘シーンでは若干、流血描写などあります。そこまで怖い感じではないと思いますが苦手な方はご注意ください。
完結までかなりかかると思われます。気長にお付き合いくださいますようお願い申し上げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-18 16:00:00
515742文字
会話率:38%
───転生者
不遇に、理不尽に、残当に、幸福に。
これらだけではない、全ての「死」に介入され、当該の介入者によって運命をねじ曲げられた存在。
やり直すことを許されず、人為的───否、神為的に構築された環境からの再開を逃れられない存在
。
そんな彼ら、彼女らは、一部の例外を覗いて「思想」に支配されている。
ある男は盲目的な正義を掲げ、ある女は己の善を善き代物だと思い込み、またある男は”自らの意思で”自由に拘った。
英雄、酒池肉林、愛。
三者三様、十人十色。
それぞれがそれぞれの神に導かれ、見捨てられ、焚き付けられ、それぞれの最期へと向かっていく。
それらの激しくも美しい流れの数々は、やがて「世界の奔流」と呼ばれ、ある場所では娯楽となり、ある場所では教訓となる。
そして今、虚無に目を向けられた転生者が、新たに目を覚まそうとしている。
彼は一体、どんな運命を歩み、何を見て、何を感じ、どんな出会いと別れを経て、どんな最後を迎えるのだろうか。
───いざ、開演は虚無の手によって。
◇ ◇ ◇
・チート能力あり
・不定期投稿
・バッドエンドではない予定
・他サイトでも投稿中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 13:40:00
292236文字
会話率:37%
サイド1のテキサスコロニーに密航した男が居た。
彼が向ったのは、秘密裏にモビルスーツを開発している軍関係の企業施設。
実戦パイロットとして乗り込んだアキラ・リアノフ曹長は、プロトタイプ/ジクスに乗って、宇宙に飛び出した。
最終更新:2024-11-15 14:51:12
54912文字
会話率:35%
〜 報酬は未定・リスクは不明? のんきな雇われ勇者は旅の日々を送る 〜
魔獣や魔物を討伐する専門のハンター『破邪』として遍歴修行の旅を続けていた青年、ライノ・クライスは、ある日ふたりの大精霊と出会った。
彼は、この世界を支える力の源泉
であり、止まること無く世界を巡り続けている『魔力の奔流』が徐々に乱れつつあることを精霊たちから教えられ、同時に、そのバランスを補正すべく『勇者』の役割を請け負うよう求められる。
それも破邪仕事の延長と考え、彼らの求めに応じて気軽に引き受けた彼は、顕現した大精霊の一人と共に魔力の乱れの原因を辿って旅を続けていくうちに、そこに思いも寄らぬ背景が潜んでいることに気づいた・・・
ひょんなことから勇者になった青年の、ちょっと冒険っぽい旅の日々。
# この作品は「カクヨム」でも同タイトル/同名義で掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 20:50:59
3315061文字
会話率:55%
21世紀、世界各地にダンジョンと呼ばれる迷宮が出現した。
数年後、とある企業によって作られたダンジョン配信サイトが世界を一変させた。
それが今でいうダンジョン配信だ。
それに憧れていた主人公・ヴェインだが、
ハズレスキル「反作用」を手に入
れたことで
家族に失望されてギルドを追放されてしまった。
そんな彼についてきてくれた幼馴染、アルマがとあることを提案する。
「行くわよ! D級ダンジョン『真夏の奔流』に!」
そこでとんでもないことが起こり、ヴェインのスキルの真価が発揮されて――!?
これは、ハズレスキル持ちの大バズり狂乱無双の物語!折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-11-02 12:00:00
37145文字
会話率:39%
この世界は、見えない理を中心として、あらゆるものが流れ、流転している。
川の水が、その場に留まれないように。
同じ日が、二度は訪れないように。
生と死が、輪廻の下に循環するように。
その流れに身を置く限り、決して避けることはできない、見え
ない力の奔流。
僕たちは、その奔流の中で、日々を生きているーー
戦国の時代、影なる陰陽師として多くの妖怪を屠ったとされる存在、陰祷師
その存在が、歴史上から姿を消して400年以上の歳月が流れていた
これは、古の時代より存在したとされる妖怪が、想像の産物として認知されるようになった現代に生きる、どこか現代離れした陰祷師の少年「秋葉るい」の移ろいゆく日々を綴った物語
※この作品は「エブリスタ」にて同名義で掲載している作品の二重投稿作品です。
※基本的には日常を題材にした作品なので、余程のことがない限り過激描写は登場しない予定です。が、設定上一部過激描写に含まれる表現が登場することがあるため、念の為R15指定を付けさせていただいています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-21 23:09:20
83525文字
会話率:37%
西暦2189年。人類の宇宙進出はめざましく、世界はどんどん広がった。
人々を支える命の源”水“を届けるちょっと変わった“湯”送船会社「宇宙輸水水道社」
広がる世界の奔流に取り残されまいと、宇宙へ飛び出した主人公「小山一平太」の奮“
湯”記。
宇宙の日常と、ちょろっと船バトル。そんな感じの方向で書いて行きたいと思います。
「宇宙よいとこ、一度はおいで!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-18 00:46:55
79639文字
会話率:54%
枝葉や河川のように伸び、流れ、幾重にも広がる世界。
世界を見守る観測者達は多種多様な世界を見守り、時に楽しみ、慈しんできた。
しかし近年は似たような世界ばかりが大量に誕生し、互いに圧迫し合った結果、先細って消えていくばかり。
もはや世界に、
かつての力強い奔流はなかった。
それを憂いた観測者達は残っている世界の中から四つの世界を統合し、新たな世界を生み出すことにした。
虚空の彼方より飛来した異なる星の生物、異星物と種の存亡をかけて戦う者達が居る世界。
神を斃し、千年王国を築き上げた龍の王。彼が築いた悠久の平和は、世界を緩やかに滅ぼしていく。
人に仇成す悪の組織、絶対悪の総帥は復讐鬼との戦いの末に世界を巻き込んで崩壊していく。
負の感情を糧とする者達は、魔女と共に世界の破滅を願い、それを阻止すべく魔法少女達は空を舞う。
これらは単体だと滅びゆく運命を持った世界。
これらの世界を一つに束ねた時、どのような世界が生まれるのか。
それは、観測者達にも計り知れない物語の始まり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-04 20:04:20
548963文字
会話率:61%
「なん、な、な、に、なに、な」
目覚めた彼は脳内で渦巻く思考の奔流に溺れた。思考と呼ぶには欠ける汚泥の川であり、抑えようとしても、水しぶきを上げるように言葉が断続的に漏れ出る。
彼が意識を取り戻したことに気づいた看護師が医者を呼んだ。
その医者が彼に言った。
「やぁ、意識が戻ったようですね。よかった」
「よか、よか? なに、あ、あ、なに」
口がうまく回らないことに彼は恐怖を覚えた。だが、周りの様子から見てここは病院で、麻酔が効いているせいだろうと考えた。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-05-20 15:00:00
1352文字
会話率:55%
彼は親の気まぐれのせいで「瑠飯」(ルパン)という名前だった。しかし、名前以外は至って平凡。今まで幾度となくからかわれ、もはや気にすらしなくなったある日、彼は仲間とともに光の奔流に呑まれる。行き先はどうやら異世界らしい。ここで自由に生きて汚
名返上すると誓ったルパンだが、しかし、他の仲間は自由に使える魔法が、『管理者』とかいう訳の分からない存在により「コソ泥に華やかな魔法なんていらないよね〜」と呟いただけの理由でルパンだけ使えなかった…!
そんな絶望する彼に、光明が。
「あれ?この体、なんかめっちゃ動きやすいような…」
ルパンの逆転劇が、今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 23:59:00
73049文字
会話率:15%
中華風の世界を舞台にして、異民族との混血児区連を主人公にした架空の歴史政治活劇です。帝国の都に留学中の区連は、学友たちの起こしたクーデターに巻き込まれ、歴史の奔流に翻弄されていきます。
最終更新:2024-01-04 00:53:31
3469文字
会話率:62%
万能の天才と称される博士の遺伝子操作により造られた試験管ベビーであるカフカとノア。だが、出自とは裏腹に博士や研究所にいる人々の教育のおかげで健やかに、そして圧倒的な知力と才能を持ちながら成長していく。しかし、穏やかな時が流れる研究所の外では
新たな時代の息吹が芽生え二人に襲い掛かる。AIによる人類統治を唱える思想団体シンセリティ、世界の覇権を狙うアメリカ中国。三者の対立がもたらす変容にカフカとノアも無関係ではいられない。「ただカフカとノアと博士と幸せに暮らしたい」そんな無垢な少女たちの願いは激動の時代の奔流に流され届かない。時代のうねりに飲まれながらも、必死にもがき続けるカフカとノア。これはそんな二人の少女が時代に果てにたどり着くまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-23 17:00:00
22186文字
会話率:64%
定期的な運気の変動と、その影響による栄枯盛衰によって、12年の歳月をかけて幸福地帯と不幸地帯が頻繁に入れ替わる、円柱型の惑星『帝冠クラウン』。
まるで瓶の蓋を回すように、クルクルと吉凶がサイクルするその様子から、アラインたちは『帝冠クラ
ウン』を回転国家の俗称で呼んでいた。
『帝冠クラウン』には国旗がなく、代わりに各地に風見鶏が設置されている。
そこに目をつけたアラインは、因果の流れを読む能力『眸(ホルス)』を駆使し、日々国中を駆けずり回っては各地の風見鶏を、運気の流れをコントロールする機械『因果歪曲計(ウェザー)』搭載型の風見鶏とすり替え、吉凶の影響を受けないセーフポイントを国家全土に張り巡らせていた。
12年に一度、12日間に渡って国全体で行われる、終幕と新たな門出を同時に祝う式典、聖儀祭を数日後に控えた、ある日のこと。
恒例の『因果歪曲計』設置に勤しんでいたアラインは、警備隊に見つかりそうになった仲間を庇い、囮となって逃亡する。
やがてアラインは、いつものように『眸』を発動させて運気の流れを読み、視認した因果の奔流から最適な逃走ルートを導こうとするが――
※この小説はカクヨム様で同時掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-13 20:00:00
166566文字
会話率:33%
首領の仇であるスーパー戦隊司令官『金色のシャウトロン』を己の命を投げ捨て、一撃必殺のカウンターにて相討ち上等で仕留めきった。
ああ これでやっと首領とあいつの下に行ける。
――だが次の瞬間、俺は金と銀に光輝く奔流に飲み込まれていた。
そして目覚める。この目の前から吹きつける禍々しいまでのオーラはいったい何事なのか。
それに......えっ?なんですの、この見慣れぬモノは?......ふええええええ!?
なんか男のままの俺もちゃっかりいるし、魔王軍の幹部どもはどいつもこいつも色モノばっかりだし、スーパー戦隊のやつらもいつの間にか全員集合してるって~いったいどうゆうこと?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-19 21:02:02
79718文字
会話率:30%
20XX年、人類文明はその全盛期にあった。
人々は皆、脳に取り付けられた電子チップを用いて、言葉を発せずとも機械に指令を与えることが可能になった。
これにより、工業力が上がり、それに伴って世界的に生活水準が躍進を遂げた。人々は遂に、
安心して生活できるようになったのだ。その眩いばかりの繁栄を謳歌していた。
しかし、その光故に、彼等は気づかない。自分たちが生み出した、"闇"に。
そして少年ハイディは、ある日学校の帰り道で見てしまった"それ"から、仮初の繁栄を守るために奔走する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-08 08:56:05
328文字
会話率:7%
目が覚めると、異世界にいた。
神域から現れたことにより、神子と認定された茅乃。
国を繁栄させる力を持つ存在として国同士の争いの渦中に放り出されることになったが、茅乃に与えられたのは武器でも防具でもない神器であった。
冒頭に奔流を表現する部
分があります。不快、不安を感じる方は読み飛ばしていただきますようお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-31 21:35:07
397958文字
会話率:43%
平穏な田舎で気だるげな日々を過ごす青年ギルバートは、ある折、ひょんなことから赤い刀身の不気味な剣を手にした。それは数百年の星霜を生き抜いた魔剣だった。名前はコグ。
有為な青年ギルバートは偶然、コグと出会ってから全世界的な時代の奔流に巻き
込まれていく。
※これは拙作「画龍転生」において伝説的怪雄として登場する<人食いギルバート>の立身出世と青春を描いた前日譚に当たります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-25 12:48:18
99929文字
会話率:50%
4度嫁いで出戻った「出戻り姫」シャルンは、5度目にカースウェルのレダン王に望まれて、無事輿入れを果たした。ミディルン鉱石を巡る陰謀や婚姻離縁を繰り返した理由などが明らかになり、シャルンの故国ハイオルトはカースウェルに統合されて、ようやく落ち
着いたシャルンとレダンの元に、エイリカ湖の龍神祭りへの招待が届く。どうにも裏がありそうな招待だとレダンは警戒を強めるが、エイリカ湖の巫女リュハヤが、2人の婚姻は誤りだと言い出して……。シリーズ第3弾。
この作品は「アルファポリス(https://www.alphapolis.co.jp/novel/197047694/246208161)」「楽天ブログ(https://plaza.rakuten.co.jp/segakiyui/)」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-16 00:00:00
172440文字
会話率:57%
史実では存在しないはずの皇族にTS転生した主人公。軍国主義が勢いを増し混沌とした時代。その時代の奔流に押し流されそうになりながらも、桜子さんは史実の歴史を回避しようと足掻く。はたして桜子さんは日本を敗戦の焼け野原から救えるのか? そんな感じ
のお話です。多分。 ※削除理由だった案件をカットしての再投稿となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-30 00:02:58
268618文字
会話率:50%
そこは昔からあり、彼らはいつだってそこにいた。
神話は蘇り、世界と混じり合った――新しき日常と戦いを生み出す奔流が押し寄せる。
崩壊を止めるべく、人類が取り戻した力を用いて、〈英雄〉達はついに最強の邪竜を打ち倒す。
素晴らしい。な
らば次へと挑むが良い。時間と猶予は用意した。
伝説が蘇るなら、神話は回帰する。
再び手にせよ、原初の炎。再開せよラグナロク。
全てはお前達次第。止まることは許されない。〈最善〉を尽くせ――
生き残った人類達とおとぎの住人達。手を合わせて目指すは一つ。
汝らジークフリートたれ。虹の橋を渡り、神に勝利せよ。
※ノベルアッププラス様でも投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-21 11:04:13
84790文字
会話率:34%