パイオビッカーによる強盗事件の解決に乗り出す砂姫乃と夜風。
2人は犯人を見つけ出すが、思わぬピンチに陥ってしまう。
最終更新:2023-10-29 16:43:45
6171文字
会話率:33%
主人公の三上桜子(みかみさくらこ)は女子校生でありながら今を時めく売れっ子作家だが、現在絶賛スランプ中である。このまま普通の学生にフェードアウトしようかと思っていた矢先彼女の家に居候することになったのは、従姉弟で元天才ピアニスト、今は名探
偵として全国津々浦々から依頼が舞い込む名探偵・芥川夜風(あくたがわよかぜ)だった。
夜風は桜子の通う高校に転入し、彼女と同じ文芸部に入部する。そして、夜風が入部してすぐ、文芸部の部室に高垣志保(たががきしほ)という名前の少女が訪ねてくる。彼女は夜風の噂を聞きつけてやって来た事件の依頼者だった。
志保からの依頼を引き受けた夜風。話の流れで桜子も付いて行くことになり、二人は曰くつきの孤島『勾玉島(まがたまじま)』へ向かう。彼女らが招待された洋館、通称『音無館(おとなしかん)』――そこに潜む怜悧な殺人者の存在など、露ほども知らず……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-19 16:10:48
125215文字
会話率:55%
春の出会い──、──春の夜の風。。
最終更新:2023-03-14 13:22:50
2639文字
会話率:30%
そして夜が来た。蒼白い月。雲一つない空。明かりの消えた影絵の町。未だ夏の気配を僅かに残す秋の夜風。そんな夜風に吹かれながら、夜の繁華街を歩く一人と一匹の影。「それで、何か作戦は?」「ないわよ。いつも通り臨機応変に、てやつよ」殺人鬼が毎夜徘徊
する繁華街を、何の緊張感も見せずに歩んでいく。誰もが怯え、閉じ篭る夜を往く者。光射さない闇の世界の守護者。彼女達を知る一部の者は、彼女達を尊敬と畏怖を込めてこう呼ぶ。【闇夜に死を招く小夜鳴き鳥】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-12-11 21:35:32
30064文字
会話率:36%