【アニセカ小説大賞応募作品】
陰気な少女、サイネリア・ハートフィールドとその従者の少年、サジ・エヴァンズの二人が営む店【砂時計】が販売しているものは、命。
二百年前。とある理由で一千年の命を貰い受けたサイネリアは、己の命を切り売りして依頼
者に販売していた。
しかし、彼女が決めた命を売る条件は厳しく、取引が成立することはほとんどない。サジは、なぜそこまでして命を売りたいのかと彼女の頑ななポリシーに疑問を抱いていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 16:29:11
31309文字
会話率:55%
この世には蜜を出す女と、その蜜を必要とする男がいる。
蜜の種類は主に三つ――蘭、百合、牡丹
蘭の家ことバルビエ公爵家の嫡男・テレンスは、国王の落胤の存在を知り、ずっと探していた。
ようやく見つけ出した落胤は、二つ先の国・サーハン王国の小さ
な教会にいた。
刺客に追われながら、遠い異国で迫害されながらも生き延びていたクラウディアは、王家にしか生まれない薔薇の蜜を持つ姫だった。
王家に恩を売りたいテレンスは、早速クラウディアを迎えに行くが、出逢った王女はなんと、テレンスの運命の相手『連理』で――
連載するつもりで書いた紹介代わりの短編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-05 23:46:05
11732文字
会話率:29%
「結婚だ」父親が勝手に決めたのはなんと結婚。ベリルは突如「吸血領主」と呼ばれている人の妻になった——
家業の宝石店で働くベリルは、地味でオシャレや装飾品に興味がない。興味があるのは流行の宝石を研究し、似合う相手に売ること。高く売るよりも、
その人に似合うものを売りたいと思い店を守ってきた。家族には稼げもしないそんな娘は良い嫁ぎ先がなくお荷物だと言われ、いつも見目の派手な姉と比べられていた。宝石の仕入れが困難になり始めたある時、突然姉妹の元に縁談が持ち上がる。
それはなんと手に入りづらいはずの宝石とベリルを交換するという乱暴な話だった。訳もわからないままに嫁いだベリルは、見た目も名前も知らない人の妻になり、辺境で新しい生活を始めることとなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-12 17:02:06
100087文字
会話率:38%
ある公爵令嬢は処刑台にかけられていた。
悪役令嬢と、周囲から呼ばれていた彼女の死を悲しむものは誰もいなく、ついには愛していた殿下にも裏切られる。
そして、なぜか前世の私に戻ってしまっていた……。
「また、処刑台送りは嫌だ!」
自由な生活を手
に入れたい私は、三歳からお勉強は始めるのだが……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-08 21:13:33
1263592文字
会話率:40%
ある田舎町に何でも売るし、何でも買いとると言う『なんでも屋』がやって来た。
その店の主人は本当に要求されれば何でも売るし、買い取ってくれていた。
ある時を境に、命を売りたい老人、命を買いたい少女、勇気と力を求める少年と、続々と変わった
客が店にやって来た。主人は彼らの話を淡々と傾聴し、自分の仕事をこなそうとしていくが…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-29 23:52:54
11090文字
会話率:5%
売りたいモノが売りたい時に売れるとは限らない。
最終更新:2022-05-08 12:25:39
292文字
会話率:25%
塩撒きをしているのは売りたいからだ。
最終更新:2022-04-30 00:00:00
294文字
会話率:9%
ディストピアが生まれる前のお話.
心を売りたいなと思ったので書きました.
最終更新:2021-07-03 15:22:19
721文字
会話率:100%
花扇さくら16歳、彼女は生まれながらの虚弱体質だった。
幾度となく繰り返す死への発作が彼女を苦しめ、いつしか彼女は「早く死んで楽になりたい」と願うようになる。
しかし、そんな彼女を救ったのは一冊の漫画だった。
所謂『異世界転生』をモ
チーフにした漫画を読んだ彼女は、死んだ後でもいい、普通の女の子として生きるにはこれしかないと考えるようになる。
そんな彼女の命は着実にすり減っていきついに最後の時が訪れる。心の中では「そんなことあり得ない」と思いながらも彼女は静かに息を引き取った。
しかしさくらは異世界のダンジョンで目を覚ます。
さくらは、目覚めた部屋で手に入れた「異空の指輪」と、今度は長生きできるようにと授けられた「鋼の身体」を用い異世界のダンジョンでアイテム屋を営むことにする。
ダンジョンの中は危険がいっぱいだが殺してでも奪いたいと思わせるほどのアイテムがゴロゴロしている。
冒険者の中には回復材が切れて瀕死の者、水や食料がなくなり死にかけている者が居る。
アイテムを売りたい者、買いたい者、訳アリの従業員達。
そしてダンジョン以外でもさくらの知識や閃きがこの世界を変えていく。
そんな冒険者とアイテムをつなぐ仲介人、アイテムリンカー花扇さくらは今日も今日とてダンジョンへと潜るのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-30 15:38:04
410718文字
会話率:60%
「もう金は十分集まったから、お前はもう用なしだぜ! 出ていけ!」
下級ギルドに所属していたシンリは、資金集めのために戦闘能力を持たない外れスキル〈トレード〉を駆使して、どうにかお金を集める日々を送っていた。それだというのに、資金が集まった
途端、仲間たちにそう告げられたのだ。
〈トレード〉の能力はとても単純で、自分が売りたい品をできる限り高く相手に買わせるよう、言葉巧みに誘導させることができると言ったもの。
そのため、殴ってきた仲間たちに反撃することもできず、シンリは気を失ってしまう。
「くっそ……! お前ら……絶対にぶっ殺してやるからな……!」
シンリの強い意志に呼応してた、突然〈トレード〉が〈入れ替わり〉に進化してしまう。どうやら指定した人物の体と入れ替わることができるらしい。
シンリはその能力を駆使し、助けてくれた勇者の体と入れ替わって裏切った奴らへの復讐を実行する――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-16 12:21:17
3206文字
会話率:36%
生徒会長が言い出した。
「生徒会でコンドームを売ることにしましょう」と。
性感染症予防に使うべきアレを売りたい下ネタ多めな会長と、そういうのにあまり適正がない俺の話。
カクヨムでも投稿
最終更新:2021-03-28 20:20:59
2743文字
会話率:65%
乙女ゲームシナリオが終わった後の攻略対象とモブ令嬢が急接近!?
お菓子を愛するあまり《お菓子なコレット》というあだ名が付いてしまった伯爵令嬢のコレット。
自分の手で作ったお菓子を売りたい!とお忍びで侯爵領で開かれているマルシェにやって来た
先で出会ったのは、侯爵家の跡取り息子で社交界の華、絶世の美青年と名高いセシル様でした。
でも完璧で近寄り難いお方だと思っていたセシル様は話してみると今までの印象と全く違って……?
顔は良いのに中身はおっちょこちょいでどうしようもなく目が離せない侯爵子息様と、お菓子が大好きなまん丸体型のおっとりした天然令嬢のじれじれラブコメです。
コレットさんは主人公、残念過ぎるイケメンのセシル様がヒロインです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-05 17:00:00
134799文字
会話率:56%
自転車売りたい。けど、ボロボロだから売れません。
最終更新:2020-06-12 10:43:51
1999文字
会話率:22%
(優秀すぎて)売れない執事とその執事を売りたい主人のお話。
最終更新:2020-06-10 15:02:03
6480文字
会話率:31%
心のカケラを、売らさせていただいております。お代は、いただいて、おりません。お客様の笑顔こそが、私どもの報酬でございますから…。
大好きなあの娘に、会えない僕は、カラッポ。やる気が出ないけど、コトバをつらねてるうちに、何かに気づく…。
最終更新:2020-06-01 23:04:53
914文字
会話率:0%
病気で短い人生に幕を下ろした天道凛音。なんの因果か、記憶を持ったまま異世界で第二の生を受ける。どうやら自分は大国の姫として生まれたらしい。しかし、その直後血飛沫と悲鳴が全てを塗り潰す。…腹違いの兄が、第一王子で王太子の兄と、父王と、正妃であ
る母、姉姫二人を殺し回ったのだ。どうやら他の王族も同様に殺し回ったらしい。そうして無理矢理王位についた兄は、しかし私のことは殺さなかった。「気紛れだ。命は助けてやるよ。…その代わり、俺を楽しませろ」そう一言言って、優しく頭を撫でた後、どこかに行ってしまう兄。多分即位を宣言するのだろう。うわぁ。修羅場じゃん。ということで、生き残るために兄に媚を売りたいと思います。え?復讐?王位継承?なにそれおいしいの?私は兄王様に溺愛されてどこかいいところに嫁いで幸せになるのよ!目指せ兄王様攻略!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-31 00:33:01
97485文字
会話率:73%
時野博士は時間を売り買いできる機械「タイムセラー」を発明した……。発明者、時間を買いたい人、売りたい人。タイムセラーをめぐるさまざまな立場の人々のお話。けっこうシリアスかも(?)
だいぶん前に書いて、自分のサイト「アザー・ワールドの別荘」(
http://otherword22.g2.xrea.com/index.html)に掲載。他のショートショートと一緒にコピー本にしてコミケでも頒布しました。、折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-08 12:54:05
5860文字
会話率:24%
社会人6年目の佐々木光樹28歳(独身)は不動産売買の営業をしている。
社会の荒波に揉まれながらもなんとか続いているがやる気が基本無い。めんどうな事はなるべく関わらないと、平穏な日々を過ごすことを目標としている。
そんな中とある依頼が舞い
込んできた。
「家売りたいんだけど」
なんと・・・依頼してきたのはなんと女子高生だった(見た目ギャル系間違わなければ将来美人になりそう)
その女子高生の依頼から光樹の平穏な日々が崩れ去るのである・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-24 22:16:53
38553文字
会話率:51%
かっての音楽業界がそうなったように現在の出版業界も出版側が売りたいものが売れるわけではなくなったのだと思います。
最終更新:2020-02-14 23:16:07
902文字
会話率:0%
谷さんは腕のいいパン職人です。その味を求めてたくさんの人がやってきます。
そんなパンをたくさん作って売りたいと、ある日大きな会社の社長さんたちが、
谷さんのもとを訪れます。
色々な経験をしながら、谷さんは自分が本当にしたいパン作りについて考
えるのでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-04 21:46:20
2538文字
会話率:11%