それは触れてはならない秘密の親友――
親友の産休代替で小学校の養護教諭に赴任した元看護師のモモは、保健室登校をしている5年生の見守りを頼まれる。はじめは場面緘黙の少女・奏音(かのん)一人だったのだが、ほどなくしてもう一人の不登校児である
ミラ(鏡)も保健室でみてくれと任されてしまう。
同じく5年生のミラには重度の被害妄想があり自室に引き籠っているという話だったが、保健室では怯えた様子もなくむしろのびのびと振舞い、本人が「他者の心の声がきこえる」と主張する通り、妄想や幻聴では説明できない数々の不思議な言動を見せる。
そんなミラを見て、奏音は《キセに似ている》と、自分の心の中にいる空想の友達を重ね、ミラに関心を寄せる。しかしそれは決して口外してはならない秘密の存在だった。不思議なミラの登場によって、三人の周りで「キセ」を巡る怪現象が次々と起こり始める。
ミラはカウンセラーの見立て通り精神病なのか、それとも本物のエスパーなのか。
「キセ」とは何者なのか。本当にただの孤独な少女が生み出した空想なのか――。
現実とオカルトとの間で揺れながら、モモは二人の少女が織りなす謎へと挑んでゆく。
*この作品はpixivにて公開中です(タイトル同じ)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-11 07:00:00
46779文字
会話率:36%
大学1年生の本間美都は、場面緘黙症のせいで人前で喋ることができない。
大学では友達をつくろうと意気込んだものの、失敗ばかりの日々。
マイノリティな人たちが悩みを共有する『なないろ』というアプリで気持ちを慰めていた。
そんな美都が出会ったのは
滝波新という男の子。
人当たりがよく、美都が場面緘黙症であることも気にしていない様子の新に、美都はすぐに心を開く。
だが、新には誰にも言えない秘密があった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-27 19:53:07
29471文字
会話率:25%
ある場面緘黙症経験者の独り言。
あくまで一個人の視点です。
鬱々とした内容なので、閲覧にはご注意ください。
最終更新:2023-11-13 13:31:02
22407文字
会話率:4%
400字詰め原稿用紙で420ページほどの長編、完成済みです。 場面緘黙症 (ばめんかんもくしょう。家族など特定の人以外と会話ができない) をもつ主人公のお話です。
最終更新:2023-04-17 20:53:27
140480文字
会話率:45%
まさか!? 私の娘が場面緘黙と診断されました。
最終更新:2023-03-13 03:00:00
1323文字
会話率:61%
夕方4時ごろ、小学生たちが学校から帰っている。
話をしながら、楽しそうに帰っている。
そんな姿を見ながら、僕は思った...
最終更新:2022-12-02 22:57:38
1259文字
会話率:0%
乳ガンとその他にまつわるエッセイです。
最終更新:2021-07-31 06:45:42
15651文字
会話率:5%
これは高校2年生の夏休み明けた時の話。
ある夜、俺が住んでいる明光町で、ピアノを弾く音が聴こえた。
明光町は頭がおかしい人が沢山住んでいる。他人を認める事が出来ず、他人を排除しないと気が済まない人間が身を寄せて人を、友達を馬鹿にし合
う。
クラスで爪弾きにされている藤川菜乃花と俺、高杉唯一が頭のおかしい町、クラスに抗わず、二人で築いた時間で静かに菜乃花は変わっていく。
そうやって自分も少しだけ前に進んでいく、話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-25 18:13:03
185080文字
会話率:23%
場面緘黙の僕と夏の話
最終更新:2020-03-01 17:54:08
5409文字
会話率:30%
落し物をした女の話。
最終更新:2020-07-24 20:37:50
2701文字
会話率:33%
これは。私の昔の話です。
今場面緘黙症になってる人の原因というものを詰め込んだ。
ものとなっております。
最終更新:2019-09-19 19:22:31
1300文字
会話率:12%
この世の中には場面緘黙症(ばめんかんもくしょう)という珍しい疾患があります。
平たく言うと、普段は喋れるけど、大勢の前とか、親しくない人の前では急に喋れなくなる病気です。
発病率は1000人に数人と言われています。
この小説の主
人公は、クラスで孤立する場面緘黙症の女子高生。
そんな彼女が同じクラスの女の子の手助けで、クラスの中に居場所を作り、社会に出て行けるようになるまでを描いています。
すこし百合っぽくなるかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-29 16:04:16
22019文字
会話率:23%
場面緘黙症の女子高生とそれを取り巻く人々の物語
キーワード:
最終更新:2019-06-21 22:30:02
43347文字
会話率:51%
話したくても話せない【場面緘黙症(ばめんかんもくしょう)】を経験し、生きづらさを抱えたまま大人になった美希。
ある日、新しく開発されたという薬を手にいれる。
もしも…飲んだだけで話せるようになる薬があったなら…。
そんなもしものお話です
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-18 22:20:56
10124文字
会話率:27%
小学二年生の実里は、学校で喋ることができない。話したいことはあるのに、声はのどにつっかえて出てこない。クリスマス直前の授業参観、実里のクラスでは一人ひとり調べものの成果を発表する。自分の声で発表するため、実里は担任の先生と声を出す練習を始
めた。
どうしてわたしだけ喋れないの? どうしてわたしだけ、みんなと同じことができないの? 話したいことがある。伝えたいことがある。だからわたしに、自由な声をくださいーー。周りの人と同じように喋れない苦痛、恥ずかしさ。対等に接してくれないクラスメート。大人の中途半端な理解。それは八歳の実里にとって、行きにくい環境だった。
【場面緘黙症を知ってください】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-22 09:21:16
16153文字
会話率:35%
何気ない日常のなか、少しずつ積み重ねてゆく人生のジェンガ。
バランスを崩したところに積まれてゆく積木は、歪みに耐えられなくなったところでガラガラ崩れ落ちる。
葉月というひとりの女性の目を通して、病んでゆく過程と再生の道のりを描いてみ
たいと思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-21 21:22:20
113897文字
会話率:51%
誰もが持っている箱
私の箱には月が入っている
最終更新:2018-05-30 08:11:28
352文字
会話率:0%
実話そのもの。霊界と場面緘黙症の人生。霊感があり場面緘黙症の私が、日記みたいに、日々の思いを書いただけのものです。話したくても声が出ない情緒障害です。世の中の人に知ってほしいです。
最終更新:2018-02-18 15:29:52
10104文字
会話率:1%
私だって人並みに幸せになりたいと思う毎日。雪や花や料理を見てふと思った事を書いただけです。
最終更新:2018-02-07 23:51:30
887文字
会話率:0%
ただの愚痴です。人並みの幸せも届かない人間だっている。
最終更新:2018-02-04 21:52:01
546文字
会話率:0%
東岳高校で保健医として働く俺「御堂 昴流」は、毎日の様に保健室に通うバイセクシャルの化学教師「相楽 悠稀」から場面緘黙症である俺の義理の弟「御堂 遥」についての相談を受ける。
そっから色々三角関係とかゴタゴタがあって最終的にハッピーエン
ド(になるといいね)っていう話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-20 22:57:33
580文字
会話率:20%
触れられなかった光の正体とは何か?
場面緘黙症に対する個人的な体験を書いています。
最終更新:2016-12-15 20:00:00
3181文字
会話率:5%
作者は小学校6年間、喋ったことがありません。そこに至るまでの過程、その間の出来事、それを克服する長い期間に気付いた事などを、なにか生きる上でヒントになるんじゃないかと、探り探り書いていけたらと思います。
最終更新:2016-12-01 23:00:46
1398文字
会話率:0%