西暦二〇三九年。国際宇宙ステーション・ヘルメスの爆発事故が発生。乗組員全員が死亡する惨事は一時世を騒がせ、しかしやがて忘れ去られようとしていた。
だが、同時期に宇宙から飛来した『生物』が発見される。
果たしてこの生物の正体は、そして地球と人
類に待ち受けるものとは――――
※全14話。奇数日19時に投稿予定
※『カクヨム』『ハーメルン』にも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-19 19:00:00
54558文字
会話率:27%
技術革新が進み、動物と人間から生まれた獣人「アルファ」が共存している2080年。
かつて新時代の象徴だった超大型国際宇宙ステーション「アヤナ」が2050年に墜落してから30年。
日本の大部分は、アヤナの残骸に作られた富裕層と特権階級が
住む都市と、かつての遺物を集めて生活する者たちが住むスラムに分かれた。
ボクの名前は霧咲マオ。
ボクは、そんな日本で平凡に暮らして、ヤのつく自由業とか、ちょっと危ない組織に知り合いがいるだけの小学生⋯⋯だったんだけど、いつの間にか事件に巻き込まれていたみたい。
ある日いきなり、アメリカで起きたロボット暴走事件について捜査するため日本に潜入してきた国連の特殊部隊『国際風紀調査隊』、通称『IPMI』の案内係に選ばれちゃった。
そして⋯⋯運命と再会したんだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-21 09:16:13
9260文字
会話率:47%
ノバ感染症が流行り始めた惑星オリエンタール。宇宙郵船のワープ貨客船『しなの』は郵便物と乗客を乗せて出航した。当初、乗客乗員は陰性だったが、いつの間にかノバ感染症が流行り始めた。船内では不審死があったり、感染症の後遺症で男性器が委縮する症例な
どが見られた。様々な不安が入り乱れる中、船長の桜内は田山に後遺症の原因解明と治療薬の研究開発を命じた。何人かは対処療法で治せたが後遺症は打つ手がなかった。『しなの』はワープ航行途中、人類世界を牛耳る2大グローバル政党の世界革新社会党と国際自由国民党の企てに巻き込まれた。だが船内AIのマイカの機転により危機を脱した。この間も後遺症は進行し、桜内と乗員の白井は男性器、戸川は女性器が変化し中性化していた。『しなの』は地球の軌道上と称するバーチャル空間に到着した。これは田山を騙して研究させ、最新の研究データを奪う国際自由国民党の策略であった。それを知らずに研究が進められたが、桜内がバーチャル空間に気付いた。ここで田山に心酔した国際自由国民党側の寺脇の協力を得て辛くも脱出した。田山は中性化する以前をブリーダー期、第三次性徴を示す中性化後を不老不死に由来するエターナル期と命名した。本物の地球に到着した『しなの』。船内で起こった事件はグローバル政党の関与があるので、日本政府や国際宇宙連合に助けを求めたが、いずれもグローバル政党には無力であった。桜内たちは自らで守るしかないと思い知らされた。厄介者扱いされた桜内たちは、エターナル期の研究は国際自由国民党系の施設に任せて郵便業務に戻れと宇宙郵船から命じられた。それが不服だった桜内は一計を案じ、命令に従うものの、田山には『しなの』船内で密かに研究させることにした。他の星系に向かう途中、エターナル期の中性でも、神の倫理に基づく男女の絆を結めば、望む性器が復活しセックスができることがわかった。さらにこれらのことが人類世界の価値観など変えることがAIシミュレーションなどで判明した。郵便業務の最終地は、いち早くノバ感染症が流行ったオリエンタールであった。そこでは後遺症のエターナル期の人間が既に1万人を越え、社会変革の動きが始まっていた。現地のSNSを通じて田山の最新研究データを発表すると、一気にグローバル政党打倒に傾いた。時代が動き出し、桜内は田山の研究活かして人類世界を変えるリーダーになることを決意した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-18 15:46:01
125941文字
会話率:62%
2031年、太平洋上、「ポイント・ネモ」に国際宇宙ステーションは廃棄された。しかし、国際宇宙ステーションには、未知なる細菌、ウイルスが繁殖しており、成層圏などから地表にばら撒かれる事となる。
人類は細菌、ウイルスによって99パーセントが消
える事となった、残った人類の中に超常現象を操る者たちが現れる。その者たちは、細菌、ウイルスに適合した者と理解すると、人々は「適合者」と呼び、恐れた。
文化、文明が崩壊した世界。力だけが正義の時代で、賞金稼ぎ鈴木は、己の拳を武器に日々を過ごす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-10 12:56:36
7553文字
会話率:68%
2173年。人類初となる国境を超えた国際宇宙開発機構IXAの設立から70年あまり。IXA主導の元、宇宙開発は飛躍的に進歩し、人類はその生息域を火星にまで広げつつあった。ある日、IXAの隊員であるマキノ・カケルとソウマ・ミサキは12年前に突如
消息を絶った無人木星探査機「レミー」を捜索すべく、木星へと向かった。しかし、彼らの宇宙機は突如現れたワームホールに巻き込まれてしまうのだった…。カケルが目を覚ますとそこは……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-19 16:43:31
11546文字
会話率:44%
ゴゴゴゴゴゴー
激しい振動とともに、私は宇宙空間に突入した。
数十分間の揺れ、僅かな時間だが何度経験しても楽しいものではない。振動と熱、私にとっては地獄の扉を開けるような不快な時間にしかない。
このまま爆発してしまうかと、いつも思ってしまう
。慣れる事はない……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-15 00:24:09
6909文字
会話率:27%
西暦2200年、アメリカで世界で初めて膨大な重力波の観測が成功する。これにより、アインシュタインの一般相対性理論の解明が凄まじい勢いで進むことになる。2314年、日本、アメリカ、イギリス、ドイツ、カナダ、ロシアの協力によって、重力場の観測・
研究、そして空間の歪みの研究がすすめられ、遂に世界初となるワープ機能の開発に成功した。
2522年、国際宇宙航空連盟は宇宙飛行士による太陽系外探索を提案。この計画の参加者となった宇宙飛行士、和田和人はワープ空間を移動中思いがけない事態に遭遇する。得体のしれない大きな空間の歪みによって、本来到達するはずだった座標とは全く違う別の場所に出てしまう。
一体何が、何故こうなった、ここは何処だ。あらゆる疑問と不安が押し寄せてきたが、和人は目の前の光景を見て理解した。自分の運命を......。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-06 11:19:05
16851文字
会話率:49%
惑星アルファ・国際宇宙ステーションに所属し、宇宙船スペースヴェガに乗船する乗組員の一人、ゼド・セドリックがブラックホールに吸い込まれた後、宇宙の果てにて新たなる宇宙を創りだし、とある惑星にて文明的な生活をするために仲間を求めて冒険を進めるフ
ァンタジー作品。(これは私の処女作品です。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-28 17:12:56
85667文字
会話率:10%
これは、やや反則的な言い回しになってしまうが、人類の生活圏は地球全土にわたり、その高さは巨大なビルを越えて、国際宇宙ステーションの高度408キロメートルにまで昇っている。少なくともその高さまで、人類が到達したことは間違いない。
一方、人類
が降り立った最も深い場所は、たった地下4キロメートルであり、その下の世界を見た者はまだ誰もいない。
――というのは表向きの話であり、俺は知ることになる。
地下はるか1000キロメートルでの人々の営みを。
地上より進んだ文明と科学技術を持ち、ロボットと共に暮らす人々の生活を。
人と同じか、あるいはそれ以上に喜怒哀楽に富んだAI達を。
これは、地底で生きることになった俺、葉隠朗広(ハガクレ アキヒロ)が、
様々な人やロボット、AIに翻弄されながらも、精一杯生きて、戦って、恋をした。
“太陽”の物語である。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-06 08:24:07
134625文字
会話率:42%
求人広告を見たその日に応募書類を作成しエントリーした。国際宇宙ステーションの運用に関わる仕事。
しかし今勤めている会社は理系の理の時も出てこないような普通の会社。
この応募を機にどのように人生が変わっていくのか。私たち、僕たち何を見据え
てこの不確実な時代を生きていけばいいのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-11 03:45:30
3989文字
会話率:3%
【国際宇宙ステーションで行われる重要ミッション。その成功の先にあるのは・・・。】
■あらすじ
国際宇宙ステーション第四号で重要なミッションが開始された。廃棄物を収集し、輸送船に詰め込んで投棄するのだ。しかし、ステーションから貨物船の切り離
しを試みたとろこ、切り離されなかった。乗組員のシッコとチッチは船外作業に出た。外から分離コックを回し、輸送船の切り離しに成功するが……。
※400字詰め原稿用紙換算枚数:26枚
※非ラノベ作品です。
※こちらの作品はエブリスタ、カクヨム、小説家になろうの各小説サイトにも掲載中です。
■作者所感
以前からSFを書きたいと思っていたのですが、きちんと書いたのは今回が初めてです。今まで何本も色々書いてきたのに・・・。
これからはSFもドシドシ書いていきたいです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-05 00:00:00
8009文字
会話率:53%
備忘録。※小説ではありません。
キーワード:
最終更新:2020-07-21 18:53:44
1090文字
会話率:12%
国際宇宙ステーションより…
お元気ですか…
最終更新:2020-06-05 02:25:00
1163文字
会話率:9%
主人公はSF作家を夢見るサラリーマン。
相棒はメイドカフェの美しきメイド長。
この2人が秋葉原で起こる事件を次々と解決するオトナの、オトナによる、オトナの為のラノベ第54話です。
今回は、アキバ系高級娼館で商談中の軍閥の御曹司が自動運転
車で誘拐され政権筋からコンビは調査を依頼されます。
実は、軍閥は国際宇宙ステーションの買収を進め、ステーションの国産化を図る一派から妨害を受けていたのでした。
コンビは"不定形発達"に悩む天才プログラマーの助けを得て国産派の陰謀を暴き御曹司を救出するのでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-26 22:16:17
10093文字
会話率:35%
3年前に死んだはずのあかりさんに振り回されるお話し。
あかりさんは3年前、国際宇宙ステーション内で死んだ宇宙飛行士。だか、あかりさんの死には不可解な点がいくつかあって、何よりもまず密室のはずのステーション内のどこを探しても死体が見つからなか
った。そんなあかりさんの知人?である「僕」は「彼」と一緒に仲良く同棲してたのだけど、ある日死んだはずのあかりさんからメールが届いて…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-14 19:40:38
996文字
会話率:0%
西暦9xxx年。人類はこれまでに幾多の地球外生命体「UMA」の攻撃を赦してきた。温暖化も進むところまで進み、さっぱり雪も降らなくなった日本のとある組織で、対UMAの迎撃作戦が着々と進行していた……。これはその国際宇宙戦線ICPと、何というこ
とはない都立高校生の過去を巡る戦いである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-08 00:27:12
17651文字
会話率:33%
国際宇宙ステーションが夜空を横切るのを見て。
最終更新:2017-11-28 23:26:22
779文字
会話率:0%
国際宇宙ステーションに現れた宇宙人は、エロマンガ家だった。
日本人の美少女アストロノーツと宇宙人のエロティックコメディ。
最終更新:2017-01-18 19:02:09
3071文字
会話率:43%
時は、ISL:0035 「ISL」とは、International Space life の略である。
文字どうり、今人類は国際的に宇宙生活を活性化させ、宇宙を我が土地としているのである。
その生活が始まってすでに35年。
ISLは、
国連「ISC」による、「地球維持計画」によって始まった。
これまで人類は、地球を我がものとし、「汚染」「破壊」を繰り返していった。
古き時代からこの行動は問題視されていたが、一般人による理解はとてもうすかった。
しかし、ISCの働きが支持されるようになったのには理由がある。
時は戻り、西暦2019年 第三次世界大戦勃発
そう、人類が恐れていた世界大戦がはじまってしまったのである。
国連と軍隊規制を無視する国々(RI)との戦いだった。
主要国は、
国連・・・アメリカ、イギリス、ドイツ、イタリア、オーストラリア、日本
RI ・・・北朝鮮、中国、ロシア
この第三次世界大戦は2033年に国連の勝利に終わるが、損害が大きく、兵器の排ガスなどにより、地球の環境は大幅に低下していた。
これにより、国連「ISC」は支持力を高めていった。
ISL:0035現在では、月への移国許可の国は移国が完了している。日本、ドイツ、イタリアの三ヶ国である。
月で生活するためにたくさんの技術が使われた。
その他、「スペースコロニー」を使っている。
今、地球の周りには、7個のコロニーがある。宇宙に居る人類はおよそ、35億人である。
世界は平和であった。35年間は・・・だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-29 17:52:32
3520文字
会話率:48%
産業革命以降、人類を悩ませ続けたエネルギー事情は、2086年に実用化された液体ビスマス高速原子炉により核燃料サイクルが確立し、理想的とも言えるエネルギーシステムの開発に成功したと考えられた。しかしながら山積した核のごみである高レベル廃棄物
地層処分の処理方法は始まったばかりであり、フィンランド・オンカローおよびスウェーデン、スイス、カナダで実施され、極東・アジア地域では研究が進んでいた日本でも北海道幌富市に、世界で第五番目の高レベル廃棄物処分場が建設されることになり、世界中の核廃棄物を処分する見通しがついた。しかし死者まで出ることになった住民の反対運動とその補償費用の大きさから、大規模建設物の負の遺産の痛みは計り知れない傷となった。
しかし、エネルギー問題が一段落したと考えられたのもつかの間だった。人類の次なる課題であった重力発生機構の開発は軌道に乗ったものの、開発に必要な超小型ブラックホール発生に伴う莫大な電力消費は、ウラン資源枯渇とも重なって、核燃料サイクルに負担を与えることになった。そこで、次世代エネルギーとして宇宙空間での核融合炉が計画され、必要なヘリウム3開拓のために、月に基地を設置する計画が、国際宇宙開発機構によって立案されていた。
日本では高レベル廃棄物の処分施設建設の貢献が認められ、2090年にロシアから千島列島が返還された。これに対し日本政府はウルップ島までを一般に開放したが、中千島、北千島の各島には、国が自然環境を保護するために管理用の人材を配置し、自然保護と高度先端技術の研究所設立の名目で立入禁止であった。およそ150年ぶりに日本復帰を果たした千島列島であったが、すでに水産資源や天然ガスは枯渇し、豊かな森林のみが残された島はひっそりと静まり返っていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-12 18:00:00
205691文字
会話率:53%