有名な心霊スポットである今は使われていない火葬場。友人達と肝試しで行ってみたが何も怪奇は起こらなかった。のだが…
最終更新:2024-08-12 00:00:00
1470文字
会話率:37%
主神ゼセウスに選ばれた7柱の天使、『天界七天使』。
しかし、集まったのは8柱の天使だった。
ガブリエルやサリエルといった名の知れた天使たちが睨みを効かせる中、神界七天使が1人、『天使ダニエル』は思う。
「偽物は、誰だ」
最終更新:2024-06-09 11:12:35
7423文字
会話率:36%
王太子の成人の祝いでもある誕生日の日、王宮で開かれたパーティーで騒動が起きた。
王太子の婚約者と聖女が言い争いを始めて、そのとばっちりでモブである貧乏伯爵令嬢が倒されて、頭を打って意識をなくしまったのだ。
一週間後目を覚ました伯爵令嬢
は、見知らぬ部屋のベッドに寝かされていた。慌てて身を起こそうとして、激しい頭痛と、それに伴う吐き気に襲われて彼女は呻く。
そしてその瞬間頭の中にいくつもの珍しい映像がどっと流れてきた。それは彼女の住む世界のものではなかった。
彼女は異世界からの転生者だった。
しかも、前世の自分も、今と同じただのモブキャラだったことに気が付いて脱力した。
しかし、何もしないで後悔していた事柄を思い出して、この世界では悔いが残らないように努力しようと決意した。
そう。婚約破棄の危機が迫っている、親友の侯爵令嬢と王太子の関係修復を目指して頑張ろうと。
ところが腹黒王太子によって、モブキャラ令嬢には意外な展開が待っていたのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 19:00:00
45809文字
会話率:14%
朝。とある町の宿屋。その薄汚れた白いシーツが敷かれた木のベッドに腰かけ、「ううぅ」と呻く、ある男。
昨晩は飲みすぎた。頭が痛む。そして記憶がまったくない……わけではない。だから呻いている。その悩みの種だけは色濃く頭の中に残っていたのだ。
「入りますよ。おや、起きたんですね。どうも、おはようございます」
「あんたは……」
「おや、お忘れですか? お二人の決闘の立会人を務める者ですよ」
ノックとともに部屋の中に入ってきた男がツカツカと窓の傍へ歩き、外を眺める。
そう、決闘。その約束をした記憶はあった。ただ、理由は覚えていない。恐らく酒場に居合わせた誰かと何かで揉めたのだろうが、相手の顔もふにゃふにゃであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 11:00:00
2604文字
会話率:42%
『シン=ヒノ、君は……どのクラスでどんな役割を与えられても役不足だ』
帽子がそう告げた瞬間、嘲笑が波のように広がっていき、中心にいた少年シンは何事かを呟くが笑い声にかき消され生徒たちには届かない。
「ははは! やはり下級貴族がこの魔法学
校に入ろうなんて無謀なんだよ!」
「だっさーい! どのクラスにも入れないなんて」
シンが被っていたぎゅっと帽子を握りしめると、帽子が苦しそうに皺を寄せ、呻く。
その帽子は、大魔法使いが作った〈生きた魔法道具〉の1つ。
被った者の才能を見極め、相応しい教育を与えてくれるクラスを教えてくれる。
魔法の帽子に役不足と告げられた少年のおはなし。
※この作品はなろうラジオ大賞参加の超短編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-29 12:38:18
998文字
会話率:59%
ペンダントが繋ぐ、幼馴染同士の一途で鈍い恋心。ほのぼの恋愛ファンタジー短編小説。
「またやってくれたわね、ノア・フェリス……」
手を震わせ呻く少女、エリー。毎月、断っても送られてくる幼馴染からの魔道具に怒り心頭の様子だ。
魔法には興味がない
って言っているいるのに。そう思いながら手紙を読んでいると、「この魔道具をつけるならこれ以上は送らない」という文が。
仕方がないとペンダントをつけるエリー。
でも、そのペンダントにはある魔法が込められていて……。
全四話。一万字以内の短編かつ読み切りなので、お気軽にお読みください♪
カクヨムにも掲載しており、またカクヨムWeb小説短編賞2023(恋愛・ラブコメ)に応募しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-13 19:13:33
9963文字
会話率:28%
王都の騎士は私の父を殺した。戦場で囮に使い、火を放った。許さない。絶対に許さない。
(好きになんてなりたくなかった……)
私は彼の胸に頭を預けた。涙が溢れて、堪えられなくてポタリと落ちる。私は彼の両手を取って握りしめた。
☆★
俺はこんな気持ちは知らない。
「出稼ぎ酒場娘だろう? デレデレした客が多かったから選び放題。金持ち探しかね。なんかこうお前にもグイグイしてたし」
「金? 金があれば俺は彼女と結婚出来るのか?」
「はあ?」
「別に演技だって、身ぐるみ剥がされたって良いだろ」
「はあ?」
「何かされたって、今この時間や気持ちが消えるわけじゃない」
俺は全力で走り出した。疲れないと、全く眠れなそうで。
☆★
手が震え、私はボーガンを手放した。床に落下したボーガンを無視して、階段に向かう。早く逃げないとならない。
(何百回も練習したのに、外した……)
おそらくわざとだ。体が拒否したんだ。殺人なんて、やはり恐ろしい。
(いいえ。私はあの子を罪から守ったのよ。そうよ……)
奥歯を噛み、震える足を動かす。腰を抜かしそう。
ある日、妹は家から消えた。探さないで下さい、という手紙を残して。だから妹を追いかけて私も上京した。
☆★
自宅アパートの布団に潜り、俺は延々と考えている。
(恋愛? 恋愛って何だ? 恋? 何が? 何か喋ったか? 多少話した。俺は嫌われて怯えられてる。手は拭いてくれたな)
頭を抱えて呻く。
(横恋慕。終了)
よし、寝るかと頭から手を離す。
(恋? 恋愛ってどういうことだ? 恐れられて嫌われている。ろくに喋ってない。人柄は何となく知っている。何で?)
また頭を抱える。突然嵐のような感情が誕生してしまった。
☆★
これは、復讐乙女と黒羽騎士の恋のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-30 08:28:05
188851文字
会話率:50%
「話が違う!!」
思わず叫んだオレはがくりと膝をついた。頭を抱えて呻く姿に、周囲はドン引きだ。
「確かに! 確かに『魔法』は使える。でもオレが望んだのと全っ然! 違うじゃないか!!」
全力で世界を否定する異世界人に、誰も口を挟めなかった
。
異世界転移―――魔法が使え、皇帝や貴族、魔物、獣人もいる中世ヨーロッパ風の世界。簡易説明とカミサマ曰くのチート能力『魔法』『転生先基準の美形』を授かったオレの新たな人生が始まる!
と思ったが、違う! 説明と違う!!! オレが知ってるファンタジーな世界じゃない!?
放り込まれた戦場を絶叫しながら駆け抜けること数十回。
あれ? この話は詐欺じゃないのか? 絶対にオレ、騙されたよな?
これは、間違った意味で想像を超える『ファンタジーな魔法世界』を生き抜く青年の成長物語―――ではなく、苦労しながら足掻く青年の哀れな戦場記録である。
【注意事項】BLっぽい表現が一部ありますが、BLではありません
(ネタバレになるので詳細は伏せます)
【同時掲載】アルファポリス、カクヨム、エブリスタ、小説家になろう、ノベルアップ+、ノベルバ
2019年7月 ※エブリスタ「特集 最強無敵の主人公~どんな逆境もイージーモード!~」掲載
2020年6月 ※ノベルアップ+ 第2回小説大賞「異世界ファンタジー」二次選考通過作品(24作品)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-22 13:42:41
1234555文字
会話率:49%
森の中の小さな家に一人で住んでいる女性がいた。
何も変わらぬ日常に退屈していた彼女だったが、ある日突然家の前で倒れた青年を拾う。
苦痛に呻く青年を救うため、彼女は人知を超える力を行使した。
青年は問う。お前は一体何者だと。そして女性は答える
。
「私の名はレクリーシャ。人は私を忘れじの魔女と呼ぶ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-01 13:26:02
2926文字
会話率:36%
ごめんなさい。4月29日に削除後、再掲載です。詳しくは一話の前書きと、もっと詳しくは活動報告に記載しました。
高校生の荒走空那《あらばしりくうな》は最近、三つ年下の義理の妹、砂月《さつき》の奇行に頭を悩ませていた。
まあ、それはそれと
して……実は今週末、幼馴染で恋人の大霧雪乃《おおきりゆきの》との甘いデートが待っているのだ! それもなんと、夜景の綺麗なホテルでディナーなのである! しかもしかも、食事の後は休める部屋まで用意してるとか……そそそ、それってぇ!?
彼は、大いに期待に胸を膨らませるのだった。
しかし、デート当日の朝である。
玄関で砂月が、目を潤ませて空那に抱きつく。
「ねえ、行かないでぇ……」
「ちょ、ちょっと……砂月さん? 離していただけませんか?」
砂月の唇が、ゆっくりと近づく。
「おにいちゃん……行っちゃ、やだよぉ。なんでもするから、今日は家にいて……?」
「いやあのね。俺達、一応は義理とは言え兄妹だし……その、これ以上はいけ……むぐっ」
唇と唇が重なり、静寂の中、二人の息遣いだけが聞こえた。
と、その時、不意に玄関がガチャリと開く。
そこには険しい顔をした雪乃が立っていた。その背後では空が怪しく曇り、雷がゴロゴロと不穏な音を立てている。
空那の目が驚愕で見開かれる。しかし、弁解しようにも口は塞がれ、言葉にならない。んーんーと呻く空那。
雪乃は唇を重ねる砂月を指差し、声も高らかに吠えた。
「そこまでよ! 魔王シェライゴス! 一度ならず二度までも、よくもこの私の恋人を!」
砂月が、ぷはぁと唇を離し、哄笑してそれに答える。いつのまにやらその肩には漆黒のマントがひるがえり、頭にはグロテスクで巨大な角が乗っかっていた。
「ふはははははは! よくぞ我が城へ来たと言っておこう、勇者アルカっ!」
火花を上げる少女二人に囲まれて、空那は呆然とその顔を交互に見比べる。
なんと、彼の妹は前世で魔王、幼馴染は勇者をやっていたと言う!
そして空那自身はと言うと……知将!? しかも女だっただとぉ! なんじゃ、そら!
そんな中で知り合った先輩は驚愕の人物で、さらには町全体を巻き込む大事件に発展して……?
第7回集英社ライトノベル大賞後期に入選したので、小説家になろうも始めてみました→結果でました。金賞でした!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-08 18:18:05
128628文字
会話率:24%
世界を渡り歩く能力を持った黒い肌に黒くねじれた髪を持つ女魔術師メルジーネ。
彼女はある一つの箱庭世界に狙いを付ける。
その目的は己の呪われた白剣と対をなす黒剣を奪うことであった――。
最終更新:2017-07-26 18:42:07
35906文字
会話率:68%
それは突然起きた。
ほんの1時間前まで、ここは人々の喧騒が聞こえる場所だった。
そこに突然謎の集団が現れて、町は一瞬で廃墟と化した。
何が起きたかわからない。
ただ街は焼けて
足元には、呻く人
僅かながら息をする人
ピクリとも動かない人
そ
して今、目の前には今まさに武器を振りかぶる男。
ここで死ぬのかな?
漠然と自身の終わりを覚悟した。
しかし、その男は武器を降ろして片手で僕を抱え上げ、瓦礫と死体の山を歩き始めた。
いくらか歩いたころ、不意に男が口を開いた。
「お前一人か?」
―――うん
「家族は・・・死んだのか?」
―――うん
「そうか」
そう言って重苦しく息を吐くと、また黙ってしまう。
その時の男の顔は、酷く苦しそうだった・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-14 23:54:41
10453文字
会話率:46%
出逢いは突然に! 大雨のなか女主人公が遭遇したのは、挽き肉挽き肉と呻くデブな男。でもそこから恋への道のりは始まっていて……!? 挽き肉が恋のキューピッド役になる、ラブを省いた新感覚ラブストーリー! いやいや、これはきっとデブストーリー☆ デ
ブスじゃないよ☆
※この作品は『即興小説トレーニング』にて執筆、投稿したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-13 20:46:03
1493文字
会話率:34%
会社の四号エレベーターには……出るらしい。
この四号エレベーターは、夜になると無念の呻きを上げるらしい。エレベーターに乗っている人間が、冥界からこだまする呻き聞くと、正気を失い、その魂は永遠にエレベーターの中に捕らわれてしまうという。
最終更新:2013-12-31 18:22:45
3151文字
会話率:16%
関東エリアでも約十年に一度の儀式が始まった。魔法少女に選ばれたのは、果たして、ゴスロリミニスカニーハイレース縁取りボクサーパンツの青年であった。
商店街の真ん中で、儀式は唐突に始まる。
買い物客の不安そうな声が聞こえた。
「やだ、変態かしら
」……罵ってくんないかな。そう呟く魔法少女(青年)の足下でマスコットの猫は低く呻く。悦んでんじゃねえよ。その声は誰にも届かない……[気まぐれ不定期更新です]
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-08 00:00:00
20091文字
会話率:43%
異世界に召喚されたので、せっかくだからと召喚士になった俺。どうやら、この異世界、俺を捨てた両親がいるらしい。ということで。俺、息子としては、ちょっとだけ、懲らしめてやろう、なんて思い、実行することにした。それがどういう結末を迎えるか、知らず
に……はあ。どうしてこうなった。俺、単に憂さ晴らししただけだっつーのに。アホみたいなテンプレだろ。マジかよ、って呻くよ俺。さすがに親馬鹿だったなんて、分からんかったよ、つーか俺、親の顔しらねぇよ……、なんだよ、俺、どうしてこんな平凡な顔で生まれたんだっつーの、不公平だろ、マジどうすんだ。ああ? もう、好きにしてちょうだい。疲れたよ、パトラッシュ。ええと、俺、そんなにお菓子好きじゃねぇんだ、悪いな。あと、絶対、パパとか呼ばないからな。ママ呼びもな。あん? 反抗期だって? ……俺、とんでもないことに巻き込まれてるみたいだ……、はあ。自業自得か。やってらんねぇよ……。いい年こいて何を言ってんだ……。つか、すぐ争うのやめろ、ほら、ね? え? 可愛くお願いしろって? うわあ……引くわあ……俺、家に帰りたいわ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-29 14:05:37
4041文字
会話率:14%
魔法少女・ハーモニクス♪のどか。
それはもはや、思い出の中の名前――
倒すべき『魔王』を倒し、日常に帰った『魔法少女』。
流れゆく時間は少女を大人に変えたが、就職先までは用意してくれなかった。
積み重なる返送履歴書。
相次ぐ「お祈りメ
ール」。
無為に過ぎゆく時間。
戦いの果てに焦燥が待ち、焦燥の果てに絶望が待つ。
50通目の「お祈りメール」を削除したとき、少女だった就活生は拳を固め、涙と共に呻く――
『こんな世界、救わなきゃよかった』
それが、新たな戦いの引き金となるとも知らずに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-17 08:04:02
1882文字
会話率:23%
全寮制の女子校に通う璃玖(りく)は、大の男嫌い。関わりを持つ異性といえば、校医の神崎先生と飼い猫の璃央(りお)だけであった。
ある日璃玖は、悲惨な殺人現場を目撃してしまう。
そこに遺棄された遺体は、信じがたいほど奇妙なものだった──血まみ
れの背中から生える漆黒の羽根、かすかに呻く、その死体。彼は吸血鬼の血を引いた、一族王家の末裔なのであった。
彼との共同生活を宣告された、男嫌い璃玖。
闇に闇を塗りかさねられた、重く暗い宿命を背負う彼。
闇に生きる吸血鬼一族の争いに、巻き込まれていく──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-07-08 14:55:35
30684文字
会話率:53%
二月二〇日。「……あり得ねェ」と少年・時津カナタは呻く。追跡不可(トレースオフ)との戦いから一〇日あまり。特に取り立てて行事(イベント)がある訳でもない一日が始まった頃、日常にへばりついた裏の世界では、波紋なく静かに動き出す影があった――。
※これは【世界の狭間】の分岐小説(パラレルストーリー)です。【世界の狭間】ストーリーとは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-04-08 00:03:43
88440文字
会話率:44%