まさか自分がプロジェクトリーダーとして作った乙女ゲーム『恋してルミエール魔法学園♡』の世界に転生するとは...いうなればこの世界の"創造主"といったところか。自分の理想の男性として作り上げた攻略キャラ『騎士団長の子息 侯
爵令息 アベル』の婚約者 『侯爵令嬢 リリアーヌ (アベルルートの悪役令嬢)』に転生し、私の学園生活はまさにバラ色だった、そうヒロインが学園に編入してくるまでは...。
ヒロインの男爵令嬢 ロベリアもどうやら転生者であり、母の形見のブローチを胸に攻略対象である学園の"一軍男子"を次々に籠絡していく。ヒロインには極力関わらず、婚約者であるアベルに好かれるよう誠心誠意努力したが、シナリオには抗えないのか、アベルも簡単に籠絡されてしまった。最悪のタイミングで妊娠が分かった私は傷心のまま学園を離れ出奔した。
私が学園を去った後、逆ハーエンドのシナリオ通り、卒業パーティーで、王太子ヴィクトル、私の婚約者であったアベル、魔術学園教員テオドールが悪役令嬢の断罪を始めたらしい。しかしながら同じく転生者である王太子の婚約者 公爵令嬢 アマリリスによってことごとく反証される。ヒロインのブローチにかけられた『魅了の呪い』も、その場で解呪された。呪いの代償でロベリアは老婆のような姿に、我に返ったハーレム構成員たちは慌てふためくも、覆水盆に返らず。そのまま一団は取り押さえられ、ロベリアは半年後地下牢で衰弱死し、ヴィクトルは廃太子、アベルは謹慎、テオドールは学園を解雇されてしまった。
物語はその5年後の私リリアーヌとその婚約者だったアベルのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-21 07:20:00
74229文字
会話率:60%
もし、人生をやり直す“二度目のチャンス”が与えられたら――あなたは、どうする?
かつて強大なスピリチュアリストとして名を馳せたエリック・ヴァイガーは、宿敵との戦いに敗れ、死の淵に立たされていた。
だが、命を落とすことなく――彼は目を覚ます
。目の前に広がっていたのは、数十年前の世界。そして身体は、記憶を保ったまま、17歳の自分だった。
これは“やり直しの機会”なのか?
ならばもう二度と、同じ運命は繰り返さない。
故郷ネヴァリアを滅亡から救うため――
エリックは再び力を求め、スピリチュアリストとして鍛え直し、
襲い来る魔獣の侵攻に備える。
そして、すべてを奪った存在――
第七界の大君との決戦に挑む。
しかし、過去を知っているだけでは未来は変えられない。
かつての失敗は重くのしかかり、
新たな仲間と敵が、運命を大きく揺さぶっていく。
この旅は、ただの“復讐”ではない。
それは“贖罪”であり、“愛”であり、
そしてもう一度、すべてを守るための“選択”の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-21 04:20:44
268510文字
会話率:28%
高校二年生の二宮吾郎はひっそりと配信活動をしている。だが、動画が全く伸びない底辺配信者である。
彼が憧れるのは自分と同じようなスタイルで登録者数を10万人まで伸ばしている大人気配信者『さてぃふぉ』。
さてぃふぉは顔出し無しで素性が一切
不明の謎の女性配信者であった。
数字が伸びず動画配信する気が無くなってしまい、適当に学園生活を送る中、
彼の隣に席に座る陰キャ女子・一ノ瀬御世のことがどうしても気になっていた。
聞いたことある声、耳なじみのある言葉遣い、そして”ある人”と同じジュ ースを愛飲している。
もしかして……。
俺は一ノ瀬御世に思い切って聞いてみた。
「もしかして一ノ瀬さんって『さてぃふぉ』?」
「……誰にも言っちゃだめだよ。私は身バレは絶対したくない。これは二宮君と私だけの秘密」
これを機に、御世は自分のことを言いふらさないか監視のため、毎日のように吾郎と一緒にいるようになる。
挙句の果てには、御世の家にも誘われることになり……
「最近、登録者数伸び悩んでいて……。ねえ、あなたも動画作ったことあるのなら、編集の手伝いとか企画を考えてくれない⁉」
「俺が『さてぃふぉ』の裏方をやるってこと⁉」
「口止め料と裏方の報酬として、私の家に好き勝手来ていいから! 料理も作るよ!」
こうして底辺配信者の俺が、人気配信者の裏方となり推しと半同棲生活を送ることになってしまった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 22:00:00
67743文字
会話率:50%
君と僕の、繋がり
セイガ達のいる「もうひとつの真なる世界」、そこには7つの人が生きていける星が存在する。
そのひとつ、第6リージョンからセイガを狙って彼らはやってきた。
四人と四人……その邂逅は果たして何を生むのだろうか?
最終更新:2025-06-20 21:00:00
142111文字
会話率:44%
「セルティア…君の為にこの温室を作ったんだ」
「わぁっ 素敵っ!」
私の為にレイヴィスが作ってくれた温室。
彩り豊かな花々の中での初めての口付け。
『ここは君と僕だけの場所』
そうあなたは言ってくれた。
ここは私達の大切な場所だ
った。
なのにあなたはこの場所で、他の女性を抱いていた。
※他のサイトにも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 20:20:00
7013文字
会話率:37%
立ち入り禁止の旧校舎。
誰もいないはずの場所で、人の気配がした。
「ふふ…婚約者がいるのにいいの?」
「君と過ごす濃密な時間の方が楽しいよ」
「じゃあ、もっと濃密に過ごしましょうよ」
女性と絡み合っている男性は……私の婚約者だった
―――
※全2話の短編です。暇潰しにどうぞ
※少し性描写有
※他のサイトにも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-10 20:40:00
6396文字
会話率:36%
朝陽ヶ丘町の硝子工房。
父と二人で硝子細工に打ち込んできた楠原成海は、職人気質で無口な高校一年生。
友達もほとんどいない成海のささやかな楽しみは、隣の席に座る遠野新菜を窓越しに眺めること。
明るく、誰とでも分け隔てなく接する彼女は、どこか遠
い世界の人のように思えていた。
そんなある日、新菜の“うっかり”をきっかけに、二人は関係を築くことになる。
見習い硝子職人の少年と、硝子より透明で純真な少女。
これは、硝子越しに見つめていた君と、肩を並べて歩くようになるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 20:10:00
290208文字
会話率:57%
三月三十一日。それが、俺たち二人の誕生日。
同じ年の同じ日、同じ場所で、同じ時間に産まれた子供。
お隣同士の子供たちは十七年間、姉弟のように一緒に育ち、大きくなった。それが俺たちの奇跡のような共通点だ。
高校三年生の俺「五十里悠真」には、
昔からの習慣が二つある。
それは隣に住んでいる、とっても特別な幼馴染である「白咲羽依里」と話すこと。
そして、ある言葉を毎日告げること。
その習慣に例外というものはなく、どんな時でも毎日欠かさず行ってきた。
雨の日でも、台風で交通機関が麻痺しても、俺がインフルエンザにかかっても、何らかの手段で羽依里と一日一回会話を交わす。できれば、顔を合わせて話す。それが俺の習慣だ。
これは、そんな変な習慣を持つ俺と変な習慣の理由になっている羽依里が過ごすとある一年のお話。
俺がこよなく愛する、しっかりものだけどふわふわで小さくて、柔らかくて弱くって、それでいて意地っ張りで寂しがりやな女の子と過ごした、高校最後の青春と俺たちの生涯最後になる恋の物語。
今日も俺は羽依里の元へ駆けていく。
そして言うのだ。いつものお決まりの言葉を、彼女へ―――――――――――!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-01 06:10:00
450010文字
会話率:63%
公爵令嬢エステルは女神の寵愛を受けている。
神託の儀で判明した彼女が持つ神の恩寵に国中が湧き立った。
彼女は聖女の再来と囁かれたが……神の奇跡たる魔法を他人に行使しても、その効果は通常よりも低いことが判明した。
しかし、エステルが女神の寵愛
を受けているのは変わらない。
国王はその事実を伏せ、エステルを聖女とし、王子の婚約者としたのだが。
「エステル、君との婚約を破棄する!」
いきなり王子から婚約破棄され、しかもエステルは偽聖女と言われ、見ず知らずの男爵令嬢こそが真の聖女であると宣言された。
「やったぁ! これで自由に冒険者稼業ができる!」
しかし、エステルは婚約破棄に喜んだ。
実は彼女にはもう一つの顔があった。
巷で噂のS級冒険者、エストとしての顔が。
女神の寵愛の力は本物だった。
その力は他者に使うと効果がなかっただけで、エステル自身に掛けると通常の十倍の効果を持っていたのだ。
治癒魔法を自分に掛ければ、千切れた腕も再生し、強化魔法を自分に掛ければ、身体は鋼鉄のような硬さと強さを持つ。
これからはもう妃としての勉強をしなくていいし、窮屈なドレスも着なくていい!
婚約破棄、最高! 罪を償えというなら冒険者としてその責務を果たしましょう!
……でも正体はバレると面倒なので、今までのように素顔も性別も、あと能力も隠して行いますけど。
優秀な冒険者仲間の勧誘を受けつつ、楽しい冒険者ライフを満喫していたのに……え? 王国騎士団のお兄様から私の捜索依頼? 元婚約者の護衛依頼!? なんで???
かくして、公爵令嬢エステルはS級冒険者エストとして自由に生きて行こうとしていたが……なぜかエステルをよく知る正体がバレたくない人々に、エストとして会うことになってしまうのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 20:10:00
122447文字
会話率:40%
七つの国に散らばった魔王の魂を破壊し、七人の巫女の加護を授かり、世界を救う――
それが若き勇者ロイ・シリルに課せられた使命だった。
仲間たちと出会い、笑い合い、ときに衝突しながらも、彼は歩みを止めない。
希望のために。未来のために。まだ見
ぬ誰かのために。
そんな彼らの前に現れた、一人の少女。
血に濡れた白い衣、震える指先、瞳に宿る深い悲しみ。
ルミーナ王国歴200年前に突如現れ、魔王を封印した伝説の魔女に瓜二つの少女。
彼女の名も、過去も、誰も知らない。
だが、ロイは直感する。
「この旅には、きっと彼女が必要だ」と。
これは、世界を救うために歩み出した少年と、
どこか遠くを見つめる少女が、
出会い、絆を紡ぎながら未来を目指す、祈りの物語。
――たとえ、誰にも言えない痛みを胸に秘めていても。
――たとえ、終わりが約束された運命だったとしても。
今はただ、
この世界を、君と一緒に――。
「ruth story」
祈りを繋ぐ者たちの、哀しくも美しい旅路。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 20:00:00
202155文字
会話率:27%
「君との婚約を……なかったことにさせてくれ」
伯爵令嬢アンは婚約者ニコラスに、婚約破棄をつきつけられた。――ニコラスがもふもふ聖獣に変えられてしまったばかりに。アンに迷惑はかけられないと、そうするしかないと考えたのだ。
だがしかし、実
際はお互い溺愛しまくりのアンとニコラスである。アンがそんな話を許すはずもない。
そもそも戦闘能力に絶大な自信があるアンである。暴力は正義!を座右の銘に、アンはニコラスを連れて元凶であるモンスターをぶっ飛ばしに旅に出る!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 20:00:00
16493文字
会話率:53%
あなたのいる教室、職場、コミュニティは、本当に心地よい場所ですか?
物語の舞台は、どこにでもありそうな普通の高校の教室。
しかし、その空気は、見えない棘を含んでいつも少しだけギスギスしている。
その中心にいるのは、月影蓮。
容姿端麗
、成績優秀、誰からも慕われるクラスの「王様」。だが、彼の玉座は、友人たちの不平や不満、怒りといった負の感情を「共感」という名の蜜で吸い上げることで、かろうじて保たれていた。
「あいつが悪い」「社会が悪い」――その言葉は、悩める者たちに一時的な安らぎを与える、心地よい毒だった。
その、淀んだ世界に、静かな波紋を投じる少女がいた。
一色ひかり。
太陽のような笑顔と、物事の本質をすっと見抜いてしまう、不思議な力を持つ。
彼氏のことで悩む友人に「彼が悪い!」と断罪する蓮。
ひかりは「そのツラい気持ち、どうしたい?」と、問題のベクトルを本人へと向ける。
理不尽な顧問に怒る仲間に「わかる!」と寄り添う蓮。
ひかりは「その怒りのボール、キャッチしたのは自分だよ」と、世界の捉え方そのものを変えてしまう。
彼女の言葉の根底には、仏教の智慧や複雑系の科学がある。
だが、作中に難解な専門用語は一切出てこない。
「『私』って、色々な部品でできたブランドみたいなものだよ」という言葉は、容姿に悩む少女の自己認識を根底から覆し、「一滴のインクが広がるように、世界は勝手に変わっていく」という視点は、クラスの空気を劇的に変容させていく。
ひかりの言葉は、誰かを救済する「答え」ではない。
聞いた者が、自らの力で立ち上がるための「問い」なのだ。
その問いに触れたクラスメートたちは、ひかりに依存することなく、自ら考え、行動し、互いの「違う形の真実」を尊重し合う、成熟したコミュニティを、まるで生命体のように「自己組織化」していく。
しかし、この物語の本当の主人公は、最も大きな変化を遂げる月影蓮かもしれない。
絶対的な「正しさ」という名の壁に囚われ、孤高の王座から転落した彼が、いかにして自分自身と和解し、世界と再び繋がっていくのか。
「きみが世界を変えるんじゃない。きみが見ている、そのすべてが、きみの世界なんだ」
読後、あなたの目の前に広がる日常の景色が、昨日までとは少しだけ違って見えるかもしれない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 20:00:00
33465文字
会話率:17%
大学受験奮闘記
恋あり友情あり
キーワード:
最終更新:2025-06-07 19:09:30
26024文字
会話率:32%
あなたはそんなに優しい表情(かお)で……私を通して誰を見ているの?
過去にされた意地悪のせいで男が苦手な浜野 由美(はまの ゆみ)は、ある日ナンパから助けてくれた優しい男子高校生と仲良くなり……
。。。
一部暴力的な描写あります。苦手
な方はご注意ください。
私の前作、『ナイショの王子様』の主人公の両親の物語です。よければそちらも読んでくださると嬉しいです。
〜毎週金曜日 夜8時頃に投稿予定〜
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 20:00:00
164858文字
会話率:62%
「それでも、君と、生きたいんだ!」
憧れに押しつぶされた高校生、石上悠里は、どこか胡散臭くもあるチャラめな服装の神様によって異世界へと転移する。
神様から所有物を等価な物に変換できるスキル・代償変換と異世界から元に戻れるチケットを授
けられた悠里だったが、とある事件に首を突っ込みそのチケットを失ってしまう。
乖離の黒竜、母を語る偽神、250億のほぼ借金など目の前に現れる幾多もの障害たち。それらを乗り越え、彼が手にしようとするのは、紛れもない日常を生きる権利だった。
王道からは少し逸れた、異世界転移・転生物です!
読者様の今を生きる糧となることを目標に、不定期で更新しています!章を書ききってからの更新となるため、間が空くかもしれません。気長にお待ちください!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 19:44:50
217832文字
会話率:35%
※『聖女の力を軽く見積もられ婚約破棄されました。後悔しても知りません。侯爵令息の紅の魔術師に全てを注ぎます。好き。』の連載版になります。
「君との婚約を破棄する!」
私は聖女で第二王子殿下の婚約者の伯爵令嬢でしたが、
卒業記念パーティー
で完膚なきまでに振られました。
王子殿下は男爵令嬢と真実の愛に目覚めたらしいです。
泣きに泣いて就活をスタート。
貧乏伯爵令嬢ロレッタ・シトリー。
特技は聖魔法と水魔法。
どうですか? お安くしときますよ?
もう男には頼るまい。金と自分を信じて生きていく!
職安で見つけた侯爵家の侍女、寝食付きに飛びつき採用されるも、侯爵令息は魔力暴走気味で炎が不安定。
私が治してさし上げましょう。ついでに終身雇用してくれたら嬉しいです!
魔力暴走気味の紅の魔術師と聖女はお互い意気投合し、ハッピーエンドを迎えました!
【短編版】
☆12/28~30 日間総合ランキング2位 異世界恋愛ランキング2位
☆12/31 週間総合ランキング6位 ありがとうございます☆
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 19:00:00
817742文字
会話率:38%
「君との婚約を破棄する!」
私は第二聖女で第二王子殿下の婚約者の伯爵令嬢で聖女。
卒業記念パーティーで完膚なきまでに振られました。
王子殿下は男爵令嬢と真実の愛に目覚めたらしいです。
泣きに泣いて就活を始めました。
貧乏伯爵令
嬢ロレッタ・シトリー。
特技は聖魔法と水魔法。
どうですか? お安くしときますよ?
もう男には頼るまい。金と自分を信じて生きていく!
職安で見つけた侯爵家の侍女、寝食付きに飛びつき採用されるも公爵令息は魔力暴走で炎が不安定。
私が治して上げましょう。ついでに終身雇用してくれたら嬉しいです!
魔力暴走の紅の魔術師と聖女はお互い意気投合。
ハッピーエンドを迎えました!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-24 11:17:11
5344文字
会話率:37%
夢を叶える為に 時に泣き 時に笑い お互いを支え合う不器用な子供達が 一歩ずつ 夢に向かって歩む先には 様々な困難と理不尽がつきまとう
それでも 叶えたい夢がある
寄り添いたい人がいる
信じて進む道がある
何度 躓いても
何度 迷っても
何度 泣いても
それでも 立ち上がり進み続ける
その先に 信じる何かがあると信じて…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 19:00:00
883828文字
会話率:50%
追いかけることを辞めた少年、稲村湊人が、幼馴染の香野玲唯とともにあ「夢嶺」と呼ばれる世界で帰る方法を探していく。
最終更新:2025-06-20 18:34:20
22311文字
会話率:24%
ここは異世界、港湾国家バルトローズ。
その王家の血を引く名門・ミミローズ家の令嬢、エリザベス・アウローラ・ミミローズ、通称エリザベス・ローズ。
わずか18歳にして内政改革・外交の重責を担う彼女は、冷徹な判断力から“棘の姫君(プリンセス・ソー
ン)”の異名で知られていた。
だが──そんな彼女にも、誰にも邪魔されたくないひとときがある。
それは飛空艇での移動中、紅茶の香りに包まれながら思案にふけるティータイム。
そして、その時間をさらに特別なものにしてくれるのが、忠実なる侍女リリーの語る“異世界の物語”。
凄腕のアサシンでありながら、希少な異能力〈写書記憶(ブックリーダー)〉を持つ彼女は、異世界の本から得た知識をまるで見てきたかのように語ることができるのだ。
外交の緊張と陰謀が交錯する空の旅路。
紅茶の湯気の向こうで、語られる異世界の物語は、現実の世界へと静かに影響を及ぼしていく──
これは、棘の姫君と語り侍女が織りなす、紅茶と空と物語の交差点。
エリザベス・アウローラ・ミミローズ(エリザベス・ローズ)
頭脳明晰。ミミローズ家の切れ物令嬢。18歳にしてバルトローズの内政改革・外交を担うやり手。
容姿端麗、知性派であるが、周りからは冷たい性格と見られている。
実際は面白いものが大好きであったりする。
通称「棘の姫君(プリンセス・ソーン)」
リリー
アサシンであり、幼き頃からのエリザベスの従者。幼少期から鍛え上げられたアサシン能力と、希少な異能力〈写書記憶(ブックリーダー)〉持ちで、異世界の書物に精通している。
名前はエリザベスから頂いた。20歳。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 17:00:00
44326文字
会話率:37%
かつて、世界は「魔族」と「光のヴァンパイア」の二つに分かたれていた。
敵同士として生まれた少年たち――
不器用で義理堅い魔族の青年・カイと、
王族の血を継ぐけれど家族に裏切られた光のヴァンパイア・エメリク。
命を賭けた逃避行、背中を預けた
共闘、そして、
首筋に刻まれた「信頼」という名の痛み。
これは、血を超えて、心をつないだ二人の少年が、
古い世界を終わらせ、新たな未来を創るまでの物語。
共存なんて、きれいごとだと思っていた。
でも、それでも――君となら、できるって思ったんだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-18 21:22:16
11457文字
会話率:35%
山奥で力を磨き、ドラゴンも倒す力を得た青年、ラグ。師匠の猫、ノワールは、ついに世界の脅威を排除したラグに告げる。「次は、子づくりにゃ!」
恋愛以前に人間社会をわかってない最強青年は、街で出会うコミュニケーションと、それ以外の様々な脅威にぶつ
かることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 16:35:26
18263文字
会話率:54%
『私(初老新米大怪盗)と阿部君(見習い怪盗)と明智君(ゴールデンレトリバー)の探偵物語』の名探偵に至るまでの、怪盗団結成や怪盗活動の記録。
警察官を早期退職して子供の頃から憧れていた怪盗デビューをいよいよ決断した私は、一人だと不安しかな
いので、かねてよりスカウトしていたゴールデンレトリバーの明智君とともに怪盗団を結成したものの、まだまだ不安というか素晴らしい経験を分け与えてあげようと、さらに見習い怪盗の阿部君を入れてあげた。
私が歩み始めた怪盗生活は、思い描いていたような華々しい世界なのだろうか。それは才能ある3人の団結次第なのかもしれない。一つ言えるのは、どのような結果になろうとも私は前に進んで行く。
『私(初老新米大怪盗)と阿部君(見習い怪盗)と明智君(ゴールデンレトリバー)の探偵物語』を読んでいなくても十分に楽しめるし、どちらを先に読んでも両方楽しめるでしょう。完結は、時系列が先のこちらの話が後だけど。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-06-20 14:41:47
28147文字
会話率:34%
高校生。
暴君女子としもべ男子とその親友の話の日々。
/連作短編
最終更新:2025-06-20 13:42:29
16813文字
会話率:27%
親友を亡くした緒方茜は、亡くなったのは自分のせいだと責任を感じ、無意な日々を過ごしていた。
そんな中、茜に一目惚れしたという先輩が現れる。
初対面にもかかわらず、なぜか茜の事をよく知っている先輩。付き合って欲しいと言われるが、茜はす
ぐに断る。それでも先輩は引き下がることはなく、賭けを持ち出してきた。笑わせることができれば付き合ってほしいと。
なぜが茜の好きな物をくれたり、行きたかった場所に連れて行ってくれる先輩。
そんな先輩に、茜は次第に心を開いていく。
けれど先輩には、二人の関係を覆す大きな秘密があった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 12:10:00
54591文字
会話率:37%