ここは竜人の王を頂点として、沢山の獣人が暮らす国。
厄災を運ぶ、不吉な黒猫─────そう言われ村で差別を受け続けていた黒猫の獣人である少女ノエルは、愛する両親を心の支えに日々を耐え抜いていた。けれど、ある日その両親も土砂崩れに巻き込まれて
亡くなってしまう。
不吉な黒猫を産んだせいで両親が亡くなったのだと村の獣人に言われて絶望したノエルは、呼び寄せられた魔女によって力を封印され、本物の黒猫の姿にされてしまった。
けれど魔女とはぐれた先で出会ったのは、なんとこの国の頂点である竜王その人で─────……
「やっと、やっと、見つけた────……俺の、……番……ッ!!」
えっ、今、ただの黒猫の姿ですよ!?というか、私不吉で危ないらしいからそんなに近寄らないでー!!
「……ノエルは、俺が竜だから、嫌なのかな。猫には恐ろしく感じるのかも。ノエルが望むなら、体中の鱗を剥いでもいいのに。それで一生人の姿でいたら、ノエルは俺にも自分から近付いてくれるかな。懐いて、あの可愛い声でご飯をねだってくれる?」
「……この周辺に、動物一匹でも、近づけるな。特に、絶対に、雄猫は駄目だ。もしもノエルが……番として他の雄を求めるようなことがあれば、俺は……俺は、今度こそ……ッ」
王様の傍に厄災を運ぶ不吉な黒猫がいたせいで、万が一にも何かあってはいけない!となんとか離れようとするヒロインと、そんなヒロインを死ぬほど探していた、何があっても逃さない金髪碧眼ヤンデレ竜王の、実は持っていた不思議な能力に気がついちゃったりするテンプレ恋愛ものです。世界観はガバガバのゆるふわツッコミどころいっぱいなので何も考えずに読んでください。
ストック完結済み(全28話)、毎日投稿予定。アルファポリス様にも投稿予定です。残酷な描写ありは若干の血生臭さのため保険。
※ヒロインは大半は黒猫の姿で、その正体を知らないままヒーローはガチ恋しています(別に猫だから好きというわけではありません)。ヒーローは金髪碧眼で、竜人ですが本編のほとんどでは人の姿を取っています。ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-18 20:10:08
246045文字
会話率:42%
朝起きられないケイタが買ったのは、美少女時計。声優が可愛い声で起こしてくれるはずの時計に衝撃のボイスが…。
最終更新:2021-12-12 00:44:10
908文字
会話率:53%
二十歳を超えても飯を催促し、気に入らなければ飼い主に吠え、
怒られそうになると可愛い声で誤魔化すうちの犬
そろそろよく分からんけどギネスでも狙えるのでは無いかと思い始めた飼い主は
まずはうちの犬の布教を始める事にした。
このページを見た人
は中身を見なくてもシロ教の教徒として名乗る事を許すので遠慮なくうちの子の可愛さにやられて下さい。
やられるためには中身を見る必要があるので、やっぱり本編も見て下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-09 00:27:21
1139文字
会話率:0%
魔王が勇者に討伐されて数百年が経った現代、平和となった人類は未だに命を賭して戦っていた。
其れは大昔に倒した魔王の残党、魔物達が今も尚【ダンジョン】と呼ばれる摩訶不思議な洞窟で息を潜めて生きているからだ。
人類は第二の魔王が復活する事
を恐れ、残りの魔物達を滅ぼす事を決めた。
魔物を討伐してダンジョンに潜る職業【ハンター】を作り上げ、【ギルド】と呼ばれる施設を設立。
ハンターは魔物を倒す事が目的で結成された討伐のエキスパート。
ハンターになる事を夢見る少年イサムは、魔力が一般よりも少なすぎてハンター試験に落ちてしまう。
そんな中、友人の誘いでダンジョン見学に参加したイサムは1冊の小汚い本を見つける。
そこには古代文字が書き並べられいたのだが、何故かイサムにはすべて読む事ができてしまい気が付けば―――小さな小さな手のひらサイズで角が生えた少女が現れた。
『ついに復活したぞ! 今度こそ人間どもを魔王である我の物にしてくれる!!』
可愛い声で魔王と名乗る少女は叫んだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-03 14:52:27
5561文字
会話率:40%
わたしが元彼に未練なんかするわけがないっ!
未練、それは一つの才能....なわけがない!
私は今日も目覚める。愛しい元彼のことを夢見つつ。
裕真きゅん!好き。大好き。気が狂うほど好き。
。。。
…!?
夢か!?
ある少女の受験
と元カレへの未練や葛藤を綴った切ないストーリーになる予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-02 19:21:58
408文字
会話率:0%
「また、お前か。」
四季の女王様が交代で塔に入る事で季節が廻るこの国。
ある年、冬が終わらなくなり、王様がお触れを出すと、やって来たのは『姑息』『泥臭い』と評判の初老の勇者でした。
「うむ。苦しゅうない。それを壊して扉を開けるが良いぞ。」
塔へ行った勇者は、可愛い声で命令する冷酷な(?)冬の女王様を満足させようと、大げさな仕草で分厚い氷の壁に挑むのですが・・・(笑)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-19 11:51:13
8088文字
会話率:27%
僕の家にやってきた青いセキセイインコ。名前はアオちゃん。
別にかわいくも何ともない。幼馴染の茜さんと一緒だ。綺麗な色の羽根で身を飾って、可愛い声で鳴こうとして、僕が好きになるとでも思ってるのか?
或る中学男子と小鳥、それから幼馴染の、じれ
ったい青春の一こま。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-06 17:00:00
6031文字
会話率:41%