お姉ちゃんはきっと、僕が10歳にして就職したなんていったら、ビックリして腰でも抜かしちゃうかもしれない。
就職活動っていうのは、ものすごく大変なんだぞって言ってたし。
まあでも、お姉ちゃんは僕の就職先についてあまりいい顔はしないかもしれない
。お母さんなんて、卒倒しちゃうかも。
僕の就職先は、異世界の高級娼館"クローディア"の男娼である。
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急に、何の予兆も無く異世界にほっぽり出された"僕"と、僕が男娼として働く高級娼館"クローディア"にて働く人たちと娼館に出入りするさまざまな人たちと、それから、"僕"が時々見る、内容の思い出せない夢の話。(4月19日:あらすじ短くしました)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-21 22:00:00
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会話率:28%