————いつか、おれに仕えてくれよ。
幼少期。
偶々出会い、三ヶ月という短い付き合いであったけれど、仲良くなった一人の少年からヒイナはそんな言葉を投げ掛けられる。
その言葉に頷いたヒイナは、少年と再会を約束して銀色の指輪を受け取る事になった
。
それから十年後。
かつて約束を交わした少年を探す為に王宮魔道師となったヒイナに告げられる理不尽な追放宣告。
平民出であるからと一部の貴族により追い出された彼女であるが、そんなヒイナに声を掛ける人影が一つ。
それは十年以上も前に彼女と約束を交わした少年、ロストア王国が第二王子エヴァン・ヴェル・ロストアであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-07 16:30:58
128645文字
会話率:31%
押し付けられるようにして手に入れたランプは本物の魔法のランプだった。
ハーディと名乗ったランプの精はリーに願い事を言うよう求めるが、リーの望みは伝説の古代文明モンザ・ケビーラの謎を解き明かすこと。リーが市場で助けた奴隷の少年アーシェは、その
鍵だった。リーが考古学を志すきっかけとなった父フリーマンとセドリックのたくらみを知ったリーたちはその野望を阻止しようとするが。
■別名義でアルファポリスにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-10 21:48:12
91576文字
会話率:45%
気付いたら子熊になってて知らない森の中にいた。
前の記憶は覚えていないけど、特に問題もなくわりと快適な生活を送ってます。ハチミツうまい。
でも突然知らないおっさんに誘拐されて着いた場所はお城の中。おれの他にも動物たちがいて……
「おい、一
匹違うのが混ざっているぞ」
え、それおれのこと?
のんびりほのぼのたまに進展をモットーに。念のためのボーイズラブ、友情寄りでいきたいですがまだ分かりません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-02 01:00:47
19004文字
会話率:36%