グランチェス王国の王城前広場では、正に婚約破棄の宣言を行う場面であった。
即位したばかりの王が、異世界から召喚した女、マドカ・スズキを偽聖女として断罪し、新たに聖女の力を授かったクリシュナを真の聖女として妻に迎え入れようとする算段だ。
マドカは三年前に召喚されたが、言葉を発しない。唖と判断され、聖女の力もないと判別された。
故に、婚約破棄の後、即処刑しようとしたが・・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-26 11:15:50
4455文字
会話率:42%
ジムザー王国に4人の姫がいた。第4王女は、商業を担い。第3王女は、騎士団を掌握し、第2王女は、謀略を得意とする。
しかし、第1王女アルサは、特に何もない。
陛下の即位40年記念に、異世界イモ(サツマイモ)をプレゼントし、皆に嘲笑され、臣下
に落とされ、辺境に準男爵として、追放された。
その後、飢饉が国を襲う。
アルサは転生者、辺境を襲った危機を、現代知識で解決するが、
その方法は、現代でも異世界でも、何ら画期的な方法でもない。
貴族の伝統、飢餓輸出をやめただけだ。
しかし、餓死者0と大評判になる。
だが、盗賊たちが、アルサの村を襲おうと計画する。
軍略もないアルサに率いられた農民達は、武芸の心得のない者たちであるが、アルサは、農民を守るために、禁断の絶対悪の方法を使うと決心した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-05 22:13:49
36597文字
会話率:39%
王国に4人の姫がいた。第4王女は、商業を担い。第3王女は、騎士団を掌握し、第2王女は、謀略を得意とする。
しかし、第1王女アルサは、特に何もない。
陛下の即位40年記念に、異世界イモ(サツマイモ)をプレゼントし、皆に嘲笑され、臣下に落とさ
れ、辺境に準男爵として、派遣された。
その後、飢饉が国を襲う。
アルサは、辺境を襲った危機を、アレな方法で解決する。
軍略もないアルサに率いられた平民達は、文字が読めるかどうか怪しい者たちだが、ある方法がはまった。
アルサは前世の日本の記憶があったのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-21 20:44:29
13221文字
会話率:43%
『大陸一のスゲー王様に、俺はなる!』
…
…
「ラウール様も。こんなにご立派になられて、シャラクは嬉しいですぞ」
ここは四方を列強国に取り囲まれた、名も無き小国。
「由緒正しきロレーヌ王国ですぞ!」
そんな弱小王国に、若くして即位した
国王。
俺こと、ラウールが諦めの境地に至る物語である。
「なんで、直ぐに諦めてしまわれるのか…」
『じゃあ起死回生の妙案なんか、どこに在るってーの?』
そんな感じで詰み筋一杯のロレーヌ王国で、若き国王ラウールが奮闘する?内政外交戦争…譚です。
※求む!藤井八冠折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-26 10:10:00
90895文字
会話率:28%
※カクヨムでも連載中です。
ザクロの紅花が爛漫に咲き誇る、ロディア国。
かの国は数百年前、悪竜ヴィーブルの暴乱によって滅亡寸前の危機に陥っていた。
しかし、ある条件をのめば国の地下へと大人しく引き下がり、人民に危害は加えないとヴィーブルは
当時の騎士団長と国王に約束する。
彼らが条件に従ったことでロディアは無事に復興を遂げ、以降は仮初めの平穏が保たれていた。
そんななか、父王が病で退位したことにより第一王女であったグルナが即位する。
彼女が即位した年は、特別な年。六年に一度編成される特殊な騎士団〈王剣騎士団〉が、地下に眠るヴィーブルを討伐しに向かうことが決まっていた。グルナの幼馴染にして想い人でもあるジェットも、〈王剣騎士団〉の一人だった。
騎士叙任式の前日。グルナは危篤の父から衝撃的な遺言を告げられる。
その遺言は、数百年前に先祖がヴィーブルと交わした約束の真相だった。
あまりにも残酷な真相に、グルナは急いでジェットに知らせる。そして乞う。
明日の叙任式には来るな、騎士になってはならない、と。
だが、彼はその真相を知ってなお、騎士となる道を選んだ。
深紅の女王による、紅涙のアコレード。
その涙に隠された、数百年前の残酷な真相とは。
漆黒の騎士は、なぜ騎士となったのか。
これは、ある女王と騎士の切なくも美しい恋の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-26 09:08:16
10129文字
会話率:45%
※エブリスタ様、魔法のiらんど様、カクヨム様でも掲載中です。
「ある者は言った。人の感情が歴史を変え、人の想いが新たな歴史を作るのだと
大陸から離れた絶海に浮かぶ大島。そこには、銀木犀が息吹く西の国・銀桂国と金木犀が国土を埋め尽くす東の
国・金桂国があった。二つの国はかつて、桂華国と呼ばれる一つの巨大な王国だった。しかし、七百年前に勃発した王子同士の対立および内乱により、国家は二つに分裂。兄王子を初代銀桂君とする銀桂国と、弟王子を初代金桂君とする金桂国が誕生し、現在まで中央荒原にて争いを繰り広げていた。
そんな折、銀桂国で史上初の女王が即位する。名は桂白琳。まだ十七歳の少女だった。
白琳は兄の想いを胸に、金桂国と和平を結ぶため金桂国王・華理玄に二国会談を申し入れる。敵国からの和平交渉に理玄は不信感を募らせるも、申し入れを受け入れる。
そして、二国会談当日。
両者は無事和平に賛同し、終戦を約束する。しかし、そこから新たな問題が発生し、白琳と理玄は再びすれ違う。
周囲に翻弄されつつも、逆境に立ち向かう稚き女王。葛藤しつつも、平穏な未来の為に少しずつ一歩を踏み出していく若き王。
様々な想いと陰謀が渦巻くなか、二人の王が導きだす答えとその運命とは――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-07 19:30:00
119886文字
会話率:44%
混沌と戦乱の時代。
侵略戦争により急激に領土を広げてきたカルディス帝国。帝国を統べるのは、その冷徹さ残虐非道な強さに、血濡れ皇帝と呼ばれているヴォルフガイン。
25歳のヴォルフガインが、皇帝即位10年目にして初めて喫した敗戦は、ベルハ
ルト王国への侵略戦争だった。
一方、ベルハルト王国を守ったのは、レーヴェルランドの女性戦士達。神により特別な祝福を与えられた女性達のみで構成されるレーヴェルランドには、女王を始め強力な戦士たちが傭兵という形で戦いの中に身をおいている。
現代の乱世の時代に生まれたのは、歴代最強と言われる女王アリシア18歳。
ヴォルフガインとアリシアの戦場での出会いが、大陸の時代を変えていく。
……と言いつつ、アリシアに惚れたヴォルフガインが、その生き方を変えるまでの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-26 07:00:00
193303文字
会話率:40%
先に連載した長編SF小説「銀河皇帝のいない八月」の続編。
数々の障害を乗り越え銀河皇帝に即位した女子高生、遠藤空里(あさと)。
だが、その地位は安泰とは程遠いものだった。
空里を仇敵と狙うラ家当主レディ・ユリイラをはじめ、銀河帝国の反対勢力
によって空里はあらぬ嫌疑をかけられ、皇帝でありながら賞金付きのお尋ね者として銀河をさすらうこととなる。
そんな中、空里は惑星〈千のナイフ〉を巡る数千年に及ぶ紛争を知り、それに終止符を打つことを決意。
完全人間ネープ、人猫シェンガ、元老クアンタら仲間と共に、危険な紛争宙域に乗り込んでゆく…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 21:00:00
66525文字
会話率:31%
宇宙を支配する銀河帝国が地球に襲来。
軍団を率いる銀河皇帝は堅固なシールドに守られていたが、何故か弓道部員の女子高生、遠藤アサトが放った一本の矢により射殺されてしまう。
しかも〈法典〉の定めによってアサトが皇位継承者たる権利を得たことで帝国
は騒然となる。
皇帝を守る〈メタトルーパー〉の少年ネープと共に、即位のため銀河帝国へ向かったアサトは、皇帝一族の本拠地である惑星〈鏡夢(カガム)〉に辿り着く。
そこにはアサトの即位を阻まんとする皇帝の姉、レディ・ユリイラが待ち受けていた。
果たしてアサトは銀河皇帝の座に着くことが出来るのか?
そして、全ての鍵を握る謎の鉱物生命体〈星百合(スター・リリィ)〉とは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-05 21:00:18
149017文字
会話率:42%
転生後は第二の故郷の滅びを迎え、親友の死を乗り越え、皇位簒奪の協力者として活躍し、やがてオルレンドル帝国皇帝と婚約を果たしたカレン。
結婚式を数ヶ月後に控えたある日、呼ばれると似て異なる場所にいた。
そこは転生人「カレン」がいなかった、彼女
を得なかった皇帝が即位したオルレンドル帝国。大陸から去ったはずの精霊が戻りつつある混沌とした歴史を歩む世界だった。
大切な人達の元へ帰るため、知っているはずの知らない人々の助力を得ながら、時に歴史の目撃者になりつつ、再び政の中枢や世界の秘密に関わっていく。
※このライトノベルがすごい!2023(宝島社刊) 単行本・ノベルズ部門10位、女性部門5位
BOOK OF THE YEAR 2022(ダ・ヴィンチ 2023年1月号(KADOKAWA)) 小説ランキング18位
の「転生令嬢と数奇な人生(早川書房)」(全書籍化決定済み)の続編です。
一応前作を知らなくても読めるようにはしていきますが、知っていた方が楽しめはします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 11:50:00
537242文字
会話率:50%
アルノルド様は、とてもお強くて、とてもお優しい御方。
アルノルド様は、あの地獄から、お姉様と私を救い出してくださった。
苦しみ悶える私に付き添ってくださった。
腐り爛れた私の体に薬を塗って、包帯を巻いてくださった。
寝たきりの私を抱き上げ
て、お外へ連れ出してくださった。
泣いてばかりの私を笑わせてくださった。
傷だらけの醜い私を、きれいだと褒めてくださった。
アルノルド様、あなたが好きです。いつまでも、このままずっと、大好きです。
いつか、お姉様が女王に即位されて、国が復興したら。私達が、奪われた全てを取り戻したら。
その時は、約束通り、私と夫婦になってください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 07:03:37
17595文字
会話率:1%
ルークとオリガを主人公とした「群青の空の下で」の外伝。2人の過去や本編のその後……基本ほのぼのとした日常プラスちょっとした事件を描いていきます。
『第1章ルークの物語』後にタランテラの悪夢と呼ばれる内乱が終結し、ルークは恋人のオリガを伴い故
郷のアジュガで10日間の休暇を過ごすことになった。家族や幼馴染に歓迎されるも、町長のクラインにはあからさまな敵意を向けられる。軋轢の発端となったルークの過去の物語。
『第2章オリガの物語』即位式を半月後に控え、忙しくも充実した毎日を送っていたオリガは2カ月ぶりに恋人のルークと再会する。小さな恋を育みだしたコリンシアとティムに複雑な思いを抱いていたが、ルークの一言で見守っていこうと決意する。
アルファポリス、カクヨムにも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 00:41:52
928314文字
会話率:49%
邪馬台国の女王卑弥呼。卑弥呼は、女王に即位する少し前、夢で見た魏に渡航して、多くの人に会い、様々なことを学んで一年間を過ごします。それから帰国して女王に即位し、多くの偉業を成し遂げ、人々の心に平安と幸福をもたらします。
この話はカクヨムに連
載中の「奇跡を呼ぶ女王・卑弥呼」の加筆訂正版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-24 09:57:33
2463文字
会話率:32%
舞台に懸けるヒロインの痛快活劇!
国一番の役者の娘である燦珠《さんじゅ》は、父に倣って国一番の華劇《ファジュ》の花旦《むすめやく》になるのが夢。けれど、女の芸はあくまで余興、男旦《おんながた》と同様に舞台に立つことは望めない。
「女
が女を演じて何が悪いのよ!?」
拳を握る燦珠に、美貌の宦官・霜烈《そうれつ》は囁く。
「後宮には女だけの戯班《げきだん》を養う一角がある。そこならばお前の望みも叶えられよう」
皇宮の最奥では、皇帝や妃嬪を慰めるべく選りすぐりの女役者が切磋琢磨しているのだという。無論、寵愛や権力争いにも深く関わる蠱毒の園でもあるのだが。
「歌って踊れるならどこでも良いわ! っていうか天子様に認められたら私が国一番よね!?」
意気軒高の燦珠は、まだ知らない。後宮に渦巻く嫉妬や欲望は思いのほかに強いこと。即位したばかりの若き皇帝は大の華劇嫌いであるということを。さらには、帝位を揺るがす陰謀も明らかになり、燦珠の芝居道を妨げる。
華劇に懸ける燦珠の熱意は、皇帝の考えを変えることができるのか!? 後宮の陰謀を除くことができるのか……!?
※第一部約25万字まで執筆済です。当分毎日更新予定です。字数は予約投稿分を含んでいます。
※カクヨムにも「花旦綺羅演戯 ~娘役者は後宮に舞う~」のタイトルで先行掲載しています。
※京劇をモチーフにした芸能をテーマにしています。歌や舞の描写をお楽しみください。
※作中作の歌詞・台詞は漢詩等の出典がある場合を除いて自作です。中国語としては信じないでください。出典がある場合は明記します。
※恋愛要素はほんのりです。ヒロインは芝居命過ぎて恋愛する暇はありません。ヒロインの夢と才能を全面的に理解して協力してくれる超絶美形ヒーロー(宦官)は登場します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-23 18:09:06
494934文字
会話率:37%
薄幸な王が聖女の導きで百年戦争に勝利するまでの貴種流離譚。狂王と淫妃の間に生まれた10番目の子は14歳で王太子になるが、母と愛人に命を狙われてパリから逃亡。19歳で名ばかりのフランス王に即位したシャルル七世は、没落する王国を背負って死と血に
まみれた運命をたどる。
父母の呪縛、イングランドの脅威、ジャンヌ・ダルクとの対面と火刑、王国奪還と終戦、そして復権裁判へ。没落王太子はいかにして「恩人を見捨てた非情な王」または「勝利王、よく尽された王」と呼ばれるようになったか。
※「【完結】7番目のシャルル、狂った王国にうまれて 〜百年戦争に勝利したフランス王は少年時代を回顧する〜」の続編、青年期編です。前作・少年期編:https://ncode.syosetu.com/n9199ey/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-17 22:12:16
225879文字
会話率:34%
うっかり聖剣を抜いてしまったため、王に即位するハメになったミレウス少年。
定期的に襲来する国家滅亡級モンスターを倒すには、最強だけどダメ人間ばかりな円卓の騎士たちの好感度を上げるしかない!?
勇者のお姉さん、バケツヘルムの筋肉男、ツンデレ
ヤンキー娘、獣耳の神官少女、ぐーたら女盗賊、精霊詐欺師と、円卓の面々は騎士とは名ばかりの一癖も二癖もあるのが勢ぞろい。
仲間との絆を力に変えるチートな聖剣を使う為、彼らの悩みを聞いたり、決闘したり、時にはデートもしてみたり。
ダメ騎士全員の攻略と国家滅亡級モンスターすべての撃退を目指す、新米王の日常&死闘ストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-10 20:04:12
1180960文字
会話率:34%
平安時代風の異世界ファンタジー。虹霓国の物語。
虹霓国では王座には代々男性がつくものであった。だが王の子は内親王榠樝ただ一人。前例無き女東宮。
賢王と名高い父王の御代ならば、という貴族たちの承認のもとの、異例の立場であった。
十年二十年と
父王の政を学び、その上での即位の筈だった。誰も彼もが疑いもしない平穏な日々。
だが父王の急逝により王座は突然転がり込んできた。榠樝の即位を前に様々な難関が立ちはだかる。
女東宮である榠樝は王座に相応しいのか。貴族たちの品定めに始まり、婿選びから、外国との軋轢、果ては命までも狙われることに。
誰が味方で誰が敵か。見定めることはできるのか。果たして榠樝は無事王座につくことはできるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-10 19:00:00
104721文字
会話率:41%
四大国に囲まれた小国アルファリア。その運命が、二十歳の王女セレナの肩にかかっていた。
北からは軍事的圧力、東からは領土要求、西からは経済封鎖、南からは内政干渉。四方から迫り来る脅威に、国家の存続すら危ぶまれる中、重病の父王が倒れる。
女王として即位したセレナは、永世中立国という大胆な構想を掲げる。しかし、それは容易な道ではなかった。
知略と外交、そして時には策謀をも用いながら、セレナは小国の生存を賭けた戦いに身を投じていく。
彼女の武器は、力でも金でもない。アルファリアに受け継がれてきた誇り高き魂と、鋭利な知性だけだった。
これは、知恵による奇跡の物語。小国の運命を賭けた、壮大な政治サスペンスヒューマンドラマ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-07 19:00:00
19044文字
会話率:53%
(毎日2話ずつ更新中)
大陸全土を支配する超大国フリーデン帝国は平和そのもの。時々酔っ払いが暴れた程度の騒ぎしか起きません。
現皇帝が即位して15年の節目のおめでたいその日でも、皇太子を狙っていた暗殺者シャオヤオは観衆の前で捕まってしま
うのでした。
「紹介しよう。この度我が婚約者となった未来の皇妃、シャオヤオ姫である!」
「……は?」
これは、平和な帝国で起きるちょっとした出来事のお話。
※転生も魔法もない異世界でのお話です。
※誤字脱字がありましたら報告してくださるとありがたいです。
同タイトルでアルファポリスとカクヨムへ先に全公開しています。
先が気になったらそちらからどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-06 17:40:16
119652文字
会話率:39%
国のため、民のためにと研鑽を続けてきたログウェル・オーランドは、国王の即位三十周年の記念パーティーにて突如廃嫡を言い渡される。
これは理不尽な廃嫡を言い渡されたログウェルによる国王達への復讐劇である。
最終更新:2025-01-05 07:45:16
2592文字
会話率:32%
魔法と、魔導科学が進んだ強大な国、グランダメリス大帝国。
俺は、この国を陰からコントロールする秘密組織でエージェントとして働いている。
今回の任務は、豪華客船で行われる密売の現場を探ることだった。
その任務の途中、俺は第三継王家の王女『
メリーナ・サンダーブロンド』と出会うことになる。
メリーナ王女は婚約しようとしていたのだが、俺の軽はずみな行動が彼女の運命を変えてしまった。
その後、なんやかんやあり、俺はメリーナ王女に惚れられることに……。
こんなことは、エージェントとしては絶対にあってはならないことだ。
というわけで、俺はメリーナ王女と別れ、二度と会わないよう工作をした。
それなのに、まさか再び出会うハメになるなんて……。
しかも次の任務は、メリーナを大帝王に即位させることだって!?
――これは最強のエージェントが、乙女の恋心に翻弄されながら、過去最難関のミッションに挑む物語である。
※カクヨム様にも投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-30 17:22:57
436684文字
会話率:45%
「ダイヤ王国女王ソフィーリア・ラウンドルフ・フランシス。貴女との婚約およびダイヤ国とスペード夜王国との同盟を白紙に戻させてもらう」
婚約者であるシン・フェイ王子に裏切られ、ダイヤ王国ソフィーリアは悪役女王として国を滅ぼし殺される。13回目の
タイムリープも彼女が即位する18歳から繰り返すと思ったら、まさかの8歳からのスタート!?
フェイ王子との婚約破棄が運命の転機と気づきソフィーリアは「恋なんかしない」と決意。13回目は恋慕の情は捨て「ダイヤ王国の滅亡を回避する!」そう決めたはずなのに「ソフィ、私を選んで欲しい」なぜか猛烈なアタックをかける婚約者のフェイ王子。「この人、本当にシン様?」と困惑している間に、外堀も埋められて婚約してしまう。さらに学でフェイ王子と一緒に暮らすなんて今までなかった展開に発展。
ソフィーリアを悪役女王に仕立て上げた聖女の姿も不在?12回目までと全く異なる展開に、いつの間にか隣国の皇太子や王子たちに求婚されまくることに。
※以前投稿していた内容から話数など大幅に変わってしまったので、リメイクし直して投稿し直しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-21 22:54:15
38024文字
会話率:35%
弟の婚約者にナイフで刺し殺された第一王子のハインリッヒ。彼は次期国王として重大な欠陥があり王太子にはなれなかったが、政敵である第二王子のアデルハイトと仲の良い兄弟として育った。そんな二人の両親、国王夫妻が突如として命を失う。
アデルハイ
トは王太子として国王夫妻の国葬を担うために駆り出され、ハインリッヒもその補佐として忙しい日々を送っていた。政務の引き継ぎに即位式の準備まで。彼らの悲しみを多忙が忘れさせていた。その多忙ゆえにハインリッヒは自身に襲い掛かる悪意を察することが出来なかった。
アデルハイトの婚約者はハインリッヒを地下の個室に拘束し、その胸を躊躇なく突き刺した。ハインリッヒは弟の邪魔をしたくはないと、大人しく死を受け入れたはずだったが、彼の目の前に突如現れた『GAME OVER』がそれを拒んだ。
ハインリッヒは人生の攻略をしながら、最愛の弟のために回帰を繰り返していく。GAME OVERを回避するための彼の願いは何だったのか。どうして回帰が出来るようになったのか。そして、彼は回帰を繰り返していくことで、あることを悟った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-19 18:00:00
4033文字
会話率:15%
「女王陛下、……いや、シルヴィア・ローゼンハイム。あなたを王国の大罪人として逮捕する」
ある日の夜、私は臣下の貴族によって逮捕された。臣下の一人が、私の髪の毛を掴んで窓際に連れて行く。そして、城壁の向こう側で淡く瞬く赤い光を私に見せた。
「……あれは何ですか?」
私の問い掛けに、臣下はしばらく|間《ま》を置いて答えた。
「革命の火です。王都は貴族連合軍が掌握し、残りはこの王宮を残すのみです。貴族連合軍と共に戦う民衆達が、王宮の城壁のすぐ外側まで迫っています」
「……革命?」
「今夜、ローゼンハイム王国は滅びたのです」
その逮捕から約一週間後、私は民衆の前で斬首刑となり、その躯(むくろ)は一切を残すことなく、灰になるまで焼かれた……。
◇ ◇ ◇
「シルヴィア・ローゼンハイム。汝は王国にその生涯を捧げ、鎮守の神々に忠誠を誓うか?」
……え?
私は、国王の王冠が置かれた玉座に向かって跪いている。斜め前には、背の高さほどの錫杖を持つ王国国教会の大主教が立ち、私を見下ろしていた。
──これは……、もしかして、六年前の戴冠式?
私は状況を理解できないまま、ゆっくりと後方を振り返る。すると、そこには数十人に及ぶ貴族達が整列して、私に向かって軽く頭を下げていた。
──あぁ……。あの時に戻ってきたんだ……。悲劇の始まりの日に……。
私は、玉座の背後に飾られた優しく|微笑《ほほえ》む父王、故グローヴィスの肖像画をじっと見つめる。
──お父様。私は帰ってきました。今度の人生では同じ過ちを繰り返しません。必ず、お父様から受け継いだこの国と国民を守って、立派な王になります。
「私は今ここに、第十六代ローゼンハイム王国の国王に即位したことを宣言します!」
こうして、シルヴィア・ローゼンハイムの国家再建ストーリーが始まった──。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-16 13:15:15
288206文字
会話率:42%