妖怪は何故、人を殺す、いじめるのだろう?
それは、絶対に感情を持ってはいけないから。
一度でも、感情を持ってしまえば、それは一生、永遠の苦しみとなる。
日本の平安時代。
十二天将と呼ばれる、最強の式神たち。
千年前、彼らは初めてある男に
感情を持つ、そしてずっと苦しめらていた。
そして千年後の今、彼らに動揺させるある女性が現れた。
彼女が娘を生んだとき、彼らは祈っていた。
この子供も力を継承して、彼らの主でいられると。
しかし、天将ですら定めを逆らうことはできない。
その女の子は、凡人として生まれてきた。
それぞれ、厳しい運命に向き合う親子。
彼女たちは何を失って、何を手に入れるのだろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-28 10:44:32
80395文字
会話率:69%
今から約1300年前の奈良時代、国には政治を統べる表天皇と祭事を澄める裏天皇の二人の天皇がいた。
表天皇に付く陰陽道の始祖と言われる吉備真備(きびのまきび)は、その超人ぶりに鬼退治の吉備津彦のモデルとされている。
そんな吉備真備に従った備前
に住むたたら鉄の鍛冶集団、温羅一族は裏天皇を崇拝していたため、吉備真備の謀略で窮地に立たされる。たたら神の加護、加重加速の術が使える陣、火、水、光、影の五人は辛うじて難を逃れたが、そのまま修羅道に落ちてしまった。
修羅道で1300年間戦いに開けくれ、五人は祟羅陣、焔羅彩夏、氷羅柊、煌羅七星、影羅陸として現代に転生した。
吉備真備はその間に秘密結社「八咫烏」を結成し、陰陽道の最大奥義死者を強化して操る「死霊術」の媒体元素である瘴気を祓う裏天皇「祓戸大神」を封印した。八咫烏の傀儡となった天皇によって現世の地獄化が一気に進むはずだっかが……。
進まない原因は封印された時空の狭間で瘴気を祓い続けた祓戸大神だった。祓戸大神は迷い込んだ浦島太郎に助けられて現世に浦輝夜として生まれ変わる。
祟羅陣が死霊術による式鬼神から浦輝夜を救い、自分が温羅一族の生まれ変わりだと思いだす。
そのキョンシーや式鬼神たちとの戦いが八咫烏の十二天将や陰陽道の素質を持つスターシードたちの戦いに他の4人を巻き込んでいく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-11 20:09:44
106791文字
会話率:29%
和菓子や洋菓子を扱う老舗の製菓店「葛の葉庵」。その店主である高校生、土御門晴支の正体は、凶悪な妖を祓う陰陽師。晴支は、彼に仕える式神「十二天将」と共に、妖絡みの様々なトラブルを解決していく。
“みてみん”に“葛の葉奇譚”関連のイラスト
を投稿しています。これから挿絵等も掲載していく予定です。作画担当はえでえでです。良ければご覧ください。宜しくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-12 16:02:07
291214文字
会話率:49%
オリジナル小説 ジュメレと毒華 に出てくる十二天将達の過去のお話です。
各キャラ出来次第投稿していきます。
最終更新:2023-10-10 18:33:44
22944文字
会話率:47%
「必ず、また会おう」―――――それは千年前の遠い遠い記憶。安倍晴明と十二天将の間で交わした最後の約束。◇◇◇みなさん初めまして。私この物語の主人公、榊麻結莉(さかきまゆり)と申します。私なんと、引っ越してきた初日にバケモノに襲われて、超絶イ
ケメンに助けられました。信じられない?そうでしょうとも。私がもし友人に同じことを言われたら頭を疑いますから。まぁ友達いませんけれど。しかし、これより先に紡がれるは、嘘のような真実。「安倍晴明の生まれ変わり?」「十二天将の力の継承者?」面倒事はごめんですけど、美しい顔は眺めていたい。◇◇◇泣いたり笑ったり、恋をしたり。たとえ、前世の記憶があろうとも、十二天将の力を持っていようとも、彼らは人間である。そんな彼らの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-06 22:33:18
40259文字
会話率:57%
その姿、容姿端麗にして、眉目秀麗たる美丈夫なり。
その術、十全十美にして、完全無欠の領域なり。
まさに、才色兼備にして、秀外恵中の人物なりて。
されど、その心、清廉潔白や品行方正とは程遠きなり。
陰陽師としては、最上無二にして、当代無双な
り。
ただし人としては、遊惰放逸を好み、放蕩三昧の日々を送る。
それがこの男──安倍成明。
可愛い女の子が大好きな、超絶美形の陰陽師・安倍成明(あべのせいめい)は、魔都『東京』で起きる怪異な事件について、女刑事とともにイヤイヤながら調査するハメになった。
成明の前に立ちふさがるあやかしたちは――。
『式神』、『犬神』、『外法陰陽師』。
対して、成明に協力する仲間たちは――。
『氷の美貌を持つ女刑事』、『双子の美少女』、『十二天将』。
果たして、成明は無事に事件を解決できるだろうか。そして、可愛い女の子たちに囲まれた悠々自適な生活を手にすることが出来るだろうか──。
☆一話完結の短編集ですが、連作となっていますので、1話から順番に読んでもらえると、よりいっそう楽しんで頂けると思います。
☆作品内の陰陽道ならびに妖怪、呪いに関する描写は、本物と大きく異なり、小説用に創り変えてあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-22 13:51:59
122897文字
会話率:50%
主人、安倍晴茂を失った式神琥珀が、十二天将と共に異界を探す。
晴茂は、生きているのだろうか。
前作 『琥珀色の心』の続編です。
『琥珀色の心』を読んで頂くと、登場人物の関係がよく分かります。
最終更新:2018-02-08 00:00:00
113941文字
会話率:27%
安倍晴明の子孫、晴茂が安倍家陰陽師を継いだ。そして呪術により式神・琥珀を誕生させたのだが、そこには問題が秘められていた。
晴明を凌ぐであろう天才陰陽師・晴茂と、式神・琥珀の活躍が始まった。
妖怪との対決で技を磨く琥珀。
本来の式神・十二天
将の力も借りて、晴茂と琥珀が成長する。
「人間になれ!」と言われた式神・琥珀。
式神が…、人間になれるのだろうか?
式神・琥珀は人間になれるのだろうか?
琥珀の心は、苦悩する。
成長しつつも、苦悩する。
そして、…
琥珀の内部に潜む闇の種が心配だ。
続編 『琥珀色の心 Ⅱ』も、よろしく!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-03 06:31:42
468700文字
会話率:54%
目が覚めると自分の記憶を失い、美形の5人が目の前にいた。幼馴染と後輩、親友に親戚、そして病院に運んでくれた青年の5人。
そこから僕(主人公は女性です)の周りで不可解な出来事が襲う。裸眼で見渡せば黒い靄。巷を騒がせる「髪切り魔」との遭遇。美形
5人もくせ者揃い。皆から恐れられている親友に、親戚と名乗っていたのに親戚じゃなかったり、助けてくれた青年と所々で偶然に出会うし、幼馴染なのに誰もその事実を知らないし、後輩君の行動も……そして夢の中でしか会えない女性は誰!?
前世が絡んだ現代ファンタジーです。
別のサイトで乗せていた話で、こういう話も受け入れてくれるのかな?と投稿してみました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-20 18:00:00
145631文字
会話率:41%
世界にさまよう悪霊達があらゆる物に憑依し、暴れる。しかし、選ばれし力を持った主人公が悪霊達を成敗する。
最終更新:2016-08-29 18:49:27
2793文字
会話率:64%
千草はかの安倍晴明の血を引く陰陽師である。まあ、どっちかと言うと、巫女の方が近いけど。
そんな彼女の周りは人外ばかり。かつて安倍晴明が使役した十二天将に、自分は人間だと主張する女神、殺しても死なない西洋の魔女、人工的に作られたデザイナーベ
ビー。そして、千草は自分の祖母も人外ではないかと疑う始末。
千草自身は人間。しかし、仮にも陰陽師を名乗っているせいか、いろんな案件が彼女の元に転がり込み、巻き込まれていく。
神と人が共存する世界。その行く末はどうなるのか。
※タグは念のため。
※コメディとシリアスを交えていきたいと思います。
※陰陽師とか言っていますが、基本、似非陰陽師ですので、本格的なものを期待されている方はご遠慮ください。
※作者の知識不足でおかしなところが多発するかと思いますが、それでもいい、と言う方だけお読みください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-20 07:00:00
139175文字
会話率:52%
少女、安倍晴明が使役する式神の日常。
ある日は戦い、またある日は家事をして、
またある日は鍛練と称して殴りあう...
そんな毎日
キーワード:
最終更新:2015-08-26 19:05:37
278文字
会話率:72%
時は現代。
便利な世の中になった今。しかしそんな人々にも、暗雲がたちこめようとしていた。
まだ未熟なところもある六花と蓮香が、その闇を斬ります!
最終更新:2015-07-28 18:32:34
5444文字
会話率:27%
平凡地味(でも百合)な女子高生であるアタシ―――安倍遊理(あべゆうり)が勇者として召喚されたのはいわゆるテンプレファンタジーな魔法世界。
これまたテンプレ的な魔王討伐を命じられ、王女だの聖女だの賢者だの奴隷剣士といったテンプレパーティを組ま
されて、いざ旅に出発!
……ではなく、もうすでにチート無双で魔王討伐は済ませてきました。
たった半年でしたが本ッ当、大変でした。
まず聖剣が呪われてました。次にパーティメンバーに一人しかまともなのがいませんでした。
おまけに金髪ロリロリな神様から、安倍晴明の生まれ変わりだとか言われました。平凡地味で普通(でも百合)な生活なんかもう戻りませんね。
あ、でもいいこともあったんですよ!
可愛い嫁が四人もできました!
やっと解放されたんで、これからは百合チーレムを楽しみたいと思います!
あ、それじゃあ今から王様と会ってご褒美もらってきますんで……
そのあとアタシの旅の愚痴(と嫁のノロケ)を聞いてもらってもいいですか?
※前半は三人称、後半は勇者による一人称小説です。R―15と残酷な描写は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-27 00:59:47
14729文字
会話率:24%
妖怪や幽霊などの霊的存在が確認され、古来からの呪術が発展・行使されている現代日本。
これら異質な存在を監視及び監督することで治安維持に務めるのが官人陰陽師たちによって構成される国家機関〈陰陽寮〉であった。
陰陽師の旧家に生まれた少年、
秋道真鉄は幼いころから〈陰陽寮〉に入ることを夢に修行に励む見習い陰陽師。彼は〈陰陽寮〉の登竜門とされている陰陽師養成学校〈昏明学園〉への入学を望んでいるのだが……。
*GREEにて重複投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-24 00:00:00
803文字
会話率:25%
この世界は神様が創った『箱庭』である。「人」という名の動く人形の入ったおもちゃ箱。この箱庭は決して穢れてはいけない。
箱庭を守るため、祓うために現世に赴く十二人の導かれし魂たち。それを「十二天将」と読んだ。
新たに十二天将として生まれた少年
・六合(りくごう)。彼に隠されたある秘密とは? 「立花」とは?
六合は生まれた意味を捜し、仲間たち、そして大切な人との出会いや冒険が繰り広げられる、和風ファンタジー!
※これはBL要素が含まれております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-11 14:49:24
17883文字
会話率:60%