国一番の悪徳領主と名高い父を偉大と信じる新領主ゼノン。父の急死で領主となったゼノン。
偉大な父のように「力」で領地を支配すべく、父のやり方を忠実に実行する。
厳しい徴税、尊大な視察、容赦ない借金踏み倒し(?)、家臣への恫喝、豪華な(?)城の
装飾。全ては父のような偉大な領主になるためだ。家臣がなぜか感服し、領地がなぜか豊かになるのは、全て自分の威光の賜物!
今日もゼノンは絶好調だ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 11:50:34
113263文字
会話率:21%
貧乏伯爵家の令嬢ソフィア・ブランシェは、外務大臣を務めるアマドゥール公爵家の嫡男であり、自身も侯爵の位を持つフェルナン・アマドゥールからの依頼を受け、公爵邸へとやってきた。
依頼を受けるだけで契約金が、依頼を続ければ報奨金が、そして依頼を完
遂できれば報酬金がそれぞれ別でもらえるという美味しすぎる話に、領地を立て直すためにも頑張らなくてはと覚悟を決めるソフィアだったのだが。そこでフェルナンから告げられた内容は、手紙で事前に簡単な仕事だと書かれて想像していたものとは、全く違っていた。
なんとフェルナンは酒の席で友人の魔女に、定期的に女性に愛をささやく魔法をかけられてしまっていたのだ――!
しかも酔いすぎた魔女は、その魔法を解くために必要なキーワードをすっかり忘れてしまっていたらしい。
このままでは仕事どころか、まともに生活することすら不可能だと、急遽別の方法として魔女が提案した内容は。フェルナンが愛をささやいても問題なく、かつ魔法も解くことができる可能性のある人物を探し出す、というものだったが。そこでなぜか白羽の矢が立った人物が、他でもないソフィアだったのだ。
こうして、この日からアマドゥール公爵邸に客人として滞在しつつ、必ず毎日フェルナンから何度も愛をささやかれるという、ソフィアにとっては奇妙な状況下での生活が始まることになる。
始めは仕事だからと割り切っていたソフィアだったが、共に過ごす時間が長くなるにつれ、フェルナンからの愛のささやきやスキンシップの内容が少しずつ大胆になり。次第にドキドキさせられることが増えるようになってきて――。
しかしある日のこと、ソフィアは魔女本人から衝撃的な事実を聞かされる――!
はたしてソフィアは魔女が言う通り、本当にフェルナンにかけられた魔法を解くことができるのか!?
☆毎日更新中!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 21:21:18
62922文字
会話率:39%
本作は、完結済みの拙作『幼馴染に「あんたのせいで彼氏ができない」と言われたため、距離を取ったら次の日から学校に来なくなった』のヒロイン・篠原 夏希(しのはら なつき)視点のサイドストーリーとなります。
まず本編より少し未来のお話から始まり、
その後は夏希の視点で描かれる回想形式となっています。
本編を先に読んでいただくと、より深く楽しんでいただける内容となっております!
どちらもぜひ、ご一読ください!
※以下、本編のURLです。
https://ncode.syosetu.com/n9127jr/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 21:05:52
58760文字
会話率:29%
娼館で暮らすニアナ。
貧乏子爵家の令嬢だった彼女は、幼いころに母と共に父から捨てられた。
困窮する母子の命を救ったのは、下町の娼館の女たち。
彼女たちはニアナにとって実の親以上の、本当の家族となった。
そんな彼女にある日、自分を捨てた子爵家
から使いがやってくる。
親殺しの噂もある有名な変人、冷血公爵ウィリオンへの縁談だった……。
共に過去の傷を背負って生きるふたり。
国を揺るがす陰謀に直面しながら、互いの本当の姿をゆっくりと見つけてゆく。
健気で真っ直ぐ、だけどぽんこつ風味のヒロイン。
無口で冷徹、だけどとんでもないクセありなヒーロー。
あははと笑って、ぐすっと泣いて、手に汗握って。
そうして最後は登場人物たちと手を握って青空にジャンプしたくなるような、そんなお話にしてみました。
ニアナと一緒に幸せになってください!
ようこそ公爵家へ、そして銀の魔女亭へ!
*2025年4月12日より毎日18時に更新
*2025年5月17日最終回
*書籍化、コミカライズ対応いたします
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 18:00:00
129091文字
会話率:33%
異世界に召喚された勇者、望月結斗(ユート)には、呪いの噂があった。
魔獣を引き寄せる呪い。
そんな者を都に置いておくわけにはいかない。危険と判断されたユートは追放されたのだった。
田舎送りの馬車に乗ったはずが、実はそれは囚人を移送するための
馬車で…。
すれ違いと勘違いから同道することになった変人たちと旅を始めることに。
一方、王都では不穏な影が…。
追放は不運なのか幸運なのか。
奇妙な運に翻弄されながらユートのおかしな旅は続く……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 00:00:00
83854文字
会話率:33%
会計院庶民課納税係で働いていたコレット・レイビィは、ある日出向を言い渡される。男社会のなかで煙たがられようとも頑張り続けたコレットだったが、ついに左遷かと覚悟を決めて向かった先は何故か王城の、王子殿下の執務室。どうやら会計院庶民納税局顧問の
親族を助けた縁で、王子殿下の私財管理を任命されることになったのだ。だがコレットはできれば断りたい。何故なら彼女には、誰にも言えない秘密がある。それはコレットがかつてノーランド伯爵令嬢だったこと。母は物心つく前に病死し、実の父親も事故で失い10歳にして義母に家を乗っ取られた。それどころかある事件に関わり王家への謀反を疑われ、伯爵家は爵位返上となり一族離散。幼いコレットは伯爵家で働いていた元家令の病死した娘に成り代わり、平民コレット・レイビィとなって生き延びていた。そんな下町で逞しく育ったコレットの新たな勤務先が、まさかの王宮。しかも上司が、生家没落事件と関わりのある王子様。垂涎ものの高額給金か、無職を選べと迫られれば、コレットはやるしかないと腹をくくるのだが……地位も財産も放棄したとはいえ、王家を欺いてちゃっかり生きていることがバレたら後がない。ならば全力でシラを切り通すまで!
執念のこじらせ王子と逞しい元令嬢の、勘違いが元凶のすれ違いラブ、の予定。カクヨムでも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 22:00:00
554847文字
会話率:45%
「認めたら負けだ、絶対に勘違いだ」
同性の親友の雨宮律(あまみやりつ)に恋愛感情を抱いているかもしれないと気がついた紺野咲久(こんのさく)は、持ち前ののネガテイブ思考と考えすぎな性格でその感情を拗らせまくり、精神的に辛い日々を送っていた
。
「彼女との関わりがある限り、私はずっとこんなに辛いのか」
そんな思考に陥った結果、律との距離を極端に置くことで親友→友人→知り合い→他人とか関係を完全に戻そうと試み成功した矢先、事故で死んだかと思えば、なぜか律とともに異世界に転移していたのだった。
自分自身の律への恋心を全力否定して精神状態を保とうとする咲久。一方、律が隠していた咲久に対する想いは尋常じゃないくらい重かった‥‥‥!?
自己の影響で咲久に対して過保護化した律と、お豆腐メンタル、すぐ病む、しかも強がりで素直じゃない咲久。
そんな性格難あり少女たち2人の、勘違いとすれ違いの異世界百合ファンタジー!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 23:50:00
147158文字
会話率:43%
駅の階段で転落し、乙女ゲーム【不遇令嬢は恋に咲く】の世界に転生していたティナ。
転生先はヒロインでも悪役令嬢でもなく、ヒロインを虐めぬいたあげく婚約破棄を突き付け、破滅エンドを迎える"当て馬王子"ヴィセルフの侍女!?
ゲームの通り進んでしまったら、ヴィセルフのみならず国も衰退の危機!
ならばここはモブ令嬢として、なんとしてもヴィセルフとヒロインをくっつけるしか……!
目指せ二人の幸せな結婚! 婚約破棄なんてさせません!
ひっそりこっそりお膳立てのはずが……
ヴィセルフには花付け係やらお目覚め担当やら、近しいお世話を指名されるし
ヒロインのエラには当家に来ないかってスカウトされちゃうし。
気づけば攻略対象キャラも揃って皆、モブ令嬢の私に優しすぎでは?
しかもその度になんだかヴィセルフの様子がおかしいような……?
うーん。ともかくヴィセルフとエラが結ばれてくれるのなら、なんでもいっか!
あれこれ頑張るモブ令嬢が、いつの間にか皆に愛されていく、のほほんラブコメ。
※ヴィセルフがメインヒーローの逆ハーレム(性別問わず)です。
「ガールズラブ」はメインではなく上記の一部になります。
※他サイトでも掲載中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 23:23:36
450732文字
会話率:37%
シュトルム辺境伯の末娘ソフィに隣国の帝国第二皇子から届けられた『縁談』の使者は、なんと元恋人のジョサイアだった。
手紙ひとつで別れることになったソフィは、素直になれずジョサイアから逃げ回る。
「私に届けなければ、彼は帝国に帰ることが出来
ない」
そう思いようやく書状を受け取ろうと決意したソフィに、ジョサイアは何かを言い掛けて!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 19:10:00
9168文字
会話率:35%
夜会会場で、見知らぬ貴族令嬢に平手打ちされた婚約者で伯爵令息ニール。
放蕩者の父親が浮気を重ね母を泣かせていた姿をずっと見ていた男爵令嬢ジェマは、未練なく彼との別れを選ぶことに。
塔の上で婚約者との別れに黄昏れていたら、さっき別れたばか
りのニールが見たこともない女性と揉み合っているのが見えて!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-14 19:16:56
7698文字
会話率:29%
白の魔女が創ったオルレニ王国では、国民全員の十七歳の誕生日に『ちょっと良い能力』がお祝いに貰える。
侯爵令嬢リディアは『恋愛指数』を見ることが出来る能力だった。
「え……嘘でしょう。私に冷たい婚約者の恋愛指数が最高値って、どういうことな
の!?」
これまでは、むしろ自分に冷たい態度の婚約者レンブラントのことが、好きだと思っていたリディア。
その時に初めて彼が誰かに取られるかもしれないと焦りを感じ、浮気調査に乗り出すことになったのだが……。
※完結まで毎日投稿です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-11 19:10:00
61869文字
会話率:30%
剣と魔法の世界にTS転生した魔女さんが幼少の時、排魔主義な王国にある故郷を救った結果、迫害されてしまう。
そんな中を幼馴染の少年に何度も救われたのだが、でも結局離れ離れになってしまうのだった。
王国を出た魔女さんは帝国で仕事に追われながらも
、勇者になった少年を若干ストーカー気味に探す。
聖剣を抜いて勇者になった少年の方も魔女さんを探しながら、ついでに世界を救うために旅を続ける。
二人は空回りしながら何度もニアミスし、すれ違い、互いを求めて探し合う。
頑張る勇者くんと、素直になれない魔女さんと、それを見守る人たちのお話。
※基本的に明るいラブコメディを目指してますがたまに曇ります。
※ハーメルン様にて先行投稿中。カクヨム様ともマルチ投稿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-08 17:10:00
180747文字
会話率:34%
春、それは出会いの季節――そう、少女漫画のような“運命の出会い”が待っている季節!
少女漫画に憧れる山本優(やまもと ゆう)は、入学前に偶然出会った金髪イケメンとの出来事を「これは運命…!」と都合よく脳内変換し、恋のフラグだと確信する。
しかし、現実はそう甘くない。
その彼、金髪イケメン――一ノ瀬玲唯(いちのせ れい)は、ただの“落とし物を拾ってもらった人”。
でも視線が合っただけでドキドキするし、笑いかけられて、話しかけられて――。
「こんなに少女漫画的展開が!?これは運命!?もしかして……!!」(※本人は全力で妄想中)
これは、どこにでもいそうな夢見がち女子が、少女漫画の読みすぎで勘違いし続ける物語。
そしてそんな彼女と、想い人に一途にアプローチを続ける男子の、交差しない想い、噛み合わない心。
だけど、なぜか目が離せない――。
すれ違いまくりの、ちょっぴりせつない?勘違い系青春ラブストーリー!
長編作品を予定しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 15:40:00
59535文字
会話率:35%
執務室から漏れ聞こえてきた両親の会話。
えっ? 私、半年後に死ぬの!?
大好きなエルネスト様(婚約者)とまだ結婚もしてないのに!? そんなの嫌っ。
――――そうだ、押し倒そう!
******
調子こいて長編化しました←
こらこら
そんな短絡的に押し倒したら駄目よ!いいぞもっとやれ!そんな感じでいいので…………いいよね?ねっ!?
ブクマや評価などしていだけますと、作者が大喜びしつつ小躍りしますですヽ(=´▽`=)ノ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-29 12:10:00
42149文字
会話率:31%
執務室から漏れ聞こえてきた両親の会話。
えっ? 私、半年後に死ぬの!?
大好きなエルネスト様(婚約者)とまだ結婚もしてないのに!? そんなの嫌っ。
――――そうだ、押し倒そう!
******
閲覧ありがとうございます。
こらこら
そんな短絡的に押し倒したら駄目よ!いいぞもっとやれ!そんな感じでいいので…………いいよね?
ブクマや評価などしていだけますと、作者が大喜びしつつ小躍りしますですヽ(=´▽`=)ノ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-21 07:02:13
5889文字
会話率:36%
数奇な運命を背負って生まれ、王太子となったルート。
同じく数奇な運命を背負って生まれたアンドレ。
二人の運命はある日を境に絡みだす――――。
******
閲覧ありがとうございます(∩´∀`)∩
短期集中連載、よければお付き合い
ください!
ブクマや評価等、作者のモチベになりますので、ぜひぜひよろしくお願いいたしますm(_ _)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-23 12:19:39
10720文字
会話率:28%
「お前みたいな年増に迫られても気持ち悪いだけなんだよ!」
そう言って思い切りローズを突き飛ばしてきたのは今日夫となったばかりのエリックである。
ちなみにベッドに座っていただけで迫ってはいない。
「吐き気がする!」と言いながら自室の扉を音
を立てて開けて出ていった。
年増か‥仕方がない‥‥。
なぜなら彼は5才も年下。加えて付き合いの長い年下の恋人がいるのだから。
次の日事故で頭を強く打ち記憶が混濁したのを記憶喪失と間違われ、ならばとそのまま記憶喪失のフリをしたまま離縁しようと画策するが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-27 06:00:00
63743文字
会話率:22%
「ブリジット=バールトン。あなたを愛する事はない。」
ああ、ようやく言えた。
目の前の彼女は14歳にしてこれが二度目の結婚。
こんなあどけない顔をしてとんでもない悪女なのだ。
私もそのことを知った時には腹も立ったものだが、こちらに
も利がある結婚だと割り切ることにした。
「当初話した通り2年間の契約婚だ。離婚後は十分な慰謝料も払おう。ただ、白い結婚などと主張されてはこちらも面倒だ。一晩だけ付き合ってもらうよ。」
初夜だというのに腹立たしい気持ちだ。
私だって悪女と知る前は契約なんて結ぶ気はなかった。
政略といえど大事にしようと思っていたんだ。
なのになぜこんな事になったのか。
それは半年ほど前に遡る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-04 06:00:00
97061文字
会話率:21%
角川スニーカー文庫から3月1日発売
――――
再会した幼馴染は、清楚可憐な美少女になっていた。
「久しぶりですね、隼人」
「はるき、なのか?」
かつて田舎で一緒に泥だらけになって遊んでいた幼馴染と再会すれば、あの頃男と思っていたガキ
大将然とした姿の面影はどこにもなく、誰もが振り返るような清楚可憐な大和撫子――というのは外向けの姿。隼人の前でだけは被った猫をかなぐり捨てて、当時と同じガサツな反応。接してくる距離感も変わりやしない。
「靴下脱いで胡坐って……見えるぞ」
「見たいの?」
「見たくねーの!」
「じゃあ見なきゃいいじゃん。それとも……ははぁん?」
「くそっ、そんなんじゃねーっての!」
「ふひひ」
そんな調子で接されるとドギマギして悔しいので、女の子扱いしてみたら意外な反応が……
田舎と都会。
少年と少女。
変わってしまった心と身体。
されど変わらぬ想いと約束。
更には田舎で別れた妹の親友、野菜を育てる園芸部員の女の子、彼女達との再会と出会い。そして――
これはそんな幼馴染と、離れていた距離と時間をちょっとずつ埋めていく、とある夏から始まるお話。
ジャンル別日間1位、週間1位、月間1位、総合日間2位、週間5位 ありがとうございます。
R15は保険です。
カクヨム様にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-25 19:00:00
912772文字
会話率:43%
男の子のようにズボンを穿いて野山を走り回っていたディーは、兄と幼馴染のユーリの卒業式にドレスを着て出席したら、〈弟〉じゃなかったのかと愕然とされてしまった。ユーリが好きだったディーは、ショックを受ける。
一方、ディーが男の子だと思っていたユ
ーリは、好意を抱いた自分に困惑して悩んでいたのだ。
勘違いがすれ違いを呼んで、もつれる二人の思いの行方は。
◆不定期連載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-23 20:10:00
30295文字
会話率:50%
王宮の若手育成制度にまぎれこみ、
見習いメイドになった貧乏貴族令嬢フィオナ。
配属先は気難しいと噂のリュシアン王子付きだった。
──ただし、配属はまだ仮。
契約もまだ。
待遇の説明は聞いたはずだけど、緊張しすぎてよく覚えてない。
お試
し期間は実働試験みたいなものだろうと思い込み、無給だと勘違い。
「もしかして、勤務中に発生した費用は自腹精算なのでは......?」
「王子に淹れたお茶、むしろこっちが水道代まで払うのでは......?」
そんなふうに勝手に追い詰めた結果、
破産を恐れて逃亡を考え始めた彼女だったが──
逃げた先には、なぜかリュシアン王子。
しかも妙に過保護だし、距離感がおかしい。
……ちょっと待って、私、破産もしたくないし、
まだ恋愛する予定もなかったんですけど?
勘違いから始まる(本人だけ必死な)
見習いメイドと王子のラブコメです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-20 01:55:13
7776文字
会話率:18%
第八王女である私は『冷徹書記官』と評されるロイ・フェンネルと結婚することになった。
この結婚に愛はない。
夫たるロイ・フェンネルが欲しているのは『王族の権威』だけである。
だが、私はそれでも構わなかった。夫の冷たい仮面の下には、国と民を想
う熱い信念があると確信できたから。
だから私は、全力でこの人の背中を支えると決めました――!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 11:34:33
5798文字
会話率:46%
麗しい顔を持つヴィスト家の兄妹のせいで、好きな人ができても、すぐに振られてしまうエレイン。
それに、ヴィスト家の兄である、トワ・ヴィストには会う度に 『可愛くないね』 と言われ続けてきた。
そんなある日のこと、エレインはヴィスト家を訪れてい
た。 愛の告白をするために。 勿論、その相手はトワではない。 だが、告白の相手が自分ではないと気づいた彼の様子は何だかおかしくて……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-14 21:01:48
16759文字
会話率:55%
3日後に村をあげての盛大な結婚式がある。それはもうすぐやって来る勇者様と自分の結婚式。精霊子であるココは、癒しの力を持っていることで魔王討伐の勇者パーティーの一員として選ばれる。見事魔王を打ち破った勇者様は、王都へ帰還する帰り道に「故郷の俺
の家で暮らすといい」とココに言う。身寄りのない自分への彼の親切心ただそれだけだったのに。どういう訳か、村人達は「それはプロポーズだ」と勘違い。ココがいくら否定しても誰も聞いてはくれない。王様との謁見を終えてもうすぐ勇者様が村に帰って来る。私は一度も好きだと言われてないし、ましてや結婚しようとプロポーズも受けていない。勇者様は王都の聖女様と結婚すると決まっているらしいのに、村人達はお祭り騒ぎで結婚式の準備は加速していく。どうしようと困っているのに、心の奥底で「もしかしたら、でも、ひょっとして……」と大好きな勇者様が自分を選んでくれる未来を淡く期待してしまうココなのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 20:43:32
99639文字
会話率:36%
悪名高い伯爵の娘・アイラは、王子の推薦で近衛騎士エリックと婚約が決まる。
だが、それは父の罪を暴くための策略に過ぎなかった。彼は王子の命で自分に近づいたのだ。
それに気づいたアイラは、最初こそエリックを警戒するも、彼と過ごすうちに惹かれ、や
がて彼のために証拠を掴もうと決意するまでに恋心を育ててしまう。
やがて、父の執務室に忍び込み、ついに決定的な証拠を手に入れたアイラは、すべてを終わらせるため姿を消すのであった。
「……恋ってすごいのね」
※ 予告なく『コメディ』が入ります m(_ _)m
※『ざまあ』は、ほぼありません m(_ _)m
※ 毎日20時更新/22話完結(+1話おまけ)予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-11 20:00:00
89011文字
会話率:24%