太平洋戦争。それは一九四一年十二月八日、大日本帝国の奇襲攻撃(真珠湾攻撃)によって始まった。最初は快進撃を続ける大日本帝国だったが、ミッドウェー海戦の大敗によって戦局は一変。日本軍はその後ずるずると敗退していった。それから起こったことは悲劇
だった。ガダルカナル島の戦い、硫黄島の戦い、東京大空襲、沖縄戦そして、広島と長崎への原爆投下。
大日本帝国は敗戦した……
しかし、勇ましく戦い続けた兵士たちの思いは現代でも語り継がれてれている……
この話は、そんな大日本帝国軍人の生まれ変わりたちが繰り広げるストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 20:18:54
136926文字
会話率:71%
魔法と才能《ギフト》が優れていれば、どこまでも成り上がっていける世界
「エンチャリオン」。
そんな世界で、魔力がほとんど無い主人公ロップが授かった才能は【根性】だった。
内容は「強い心を持ち続ければ死ぬことはない…かも?」という精神論であり
、世間からは外れ才能と呼ばれていた。
実際これまで、【根性】を授かった者たちの記録として、何も変化が起きないまま生を終える結果しか観測されなかった。
主人公は早くも「人生詰んだーーっ!」と頭を抱えるのであった。
この物語は英雄譚となるのか?それとも滑稽な駄作となるのか?
ちょっとの間付き合ってくれると嬉しいな♪
…でもね、ちゃんと|才能《ギフト》としての効果はあるんだよ。
そう、折れず、勇ましく、強い心を持ち続けていればね♪
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 03:00:00
110142文字
会話率:30%
勇ましく誇り高い老勇者。はるばる帰って来たが………!?
最終更新:2023-02-10 19:17:25
1138文字
会話率:55%
魔法と混沌が渦巻く異世界にやってきた俺は、戦争に身を投じながらも、世界を支配せしめんとする魔王を倒す為、美しくも麗しい癒しの天使、可憐で勇ましく蝶の様に舞う美鬼、心強い仲間を加えながら覇道を歩んでいく…!
壮大な冒険の物語。
決して、本当は
全然違うからといって、カッコいい脚色をしているのではない。
大丈夫、大丈夫だ…………
多分…
という建前の元、紆余曲折を得て闘いもありながらも、本当はヒロイン達と幸せに暮らしたいだけ。
そんなお話。
※スマートフォンで投稿しております。
※全年齢版です。R18版から一部変更・修正して投稿しております。シナリオの変更点などはございませんが、文章の拙さが目立つ箇所など加筆や大幅に改稿しております。
更新は不定期です。
恐れ入りますが、追いついた場合はR18を先に更新次第こちらに着手致します。
面白くない、作品が合わないな、なんか違うんじゃないか、と思った方はそっと閉じて忘れて下さい。
なろう以外の場所では投稿していません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-05 19:00:00
48939文字
会話率:44%
Twitterで書いていた短編・ショートショートのまとめです。
異世界転移した有能すぎる執事の話とか、人に混ざりたい竜の子の話とか、隠れチートを見守る隠れチートを見守る隠れチートの話とか。
一話完結なので、各話のタイトルから気になるものを
どうぞ。
*9月末まで隔週土曜日定期更新。
◆2020/8/29:「女と竜人」更新しました。
一番大きな馬にまたがる男が、手綱を引いて低く言った。
「いくぞ。半日で落とす」
数十頭の馬が、前足を振り上げ勇ましくいなないた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-05 14:00:00
47234文字
会話率:37%
妹プリシラに婚約者を奪われた挙句に「悪魔のような」と評され男に嫁ぐことになったナディア。子供のころから可愛らしい容姿のプリシラに対し、男の子のようだと継母に言われ育ち、実の父には男の子なら後継にできたのにと言われてきたナディアは、騎士となっ
ていた。
トラウマを抱えたナディアが会ったのは「悪魔のような」と言われ育った黄色い目をした強面の男イーサンだった。それともう一人、酒場で出会ったのはジルと名乗る青い目の男。彼とイーサンの関係は?
女性としての自覚に乏しく、勇ましくナディアに振り回されながら、お互いの心の傷を癒していくお話。
度重なる暗殺の首謀者と、イーサンが悪魔と言われる理由が分かった時、二人の関係はどうなるのか折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-15 17:13:40
119722文字
会話率:43%
よう。うちは、コーザ。ただのコーザだ。地下の世界に閉じ込められること、早数年。周りの連中は、とうの昔に脱出をあきらめちまったようだが、うちはそうじゃない。必ずここから抜け出してみせる。……そう勇ましく話してはいるんだが、実際、ここはモンス
ターがうろちょろする世界だ。思うようには進めねえし、そうそう気軽には出ていけるところでもない。ために、中々に踏んぎりがつかなかったんだが……ちょうどいい依頼をさっき受けてな。いっちょ、出口を探す旅に出ることにしたってわけよ。まっ、お前さんは地表の住人なんだろう? 肩の力でも抜いて、気楽に読んでいってくれや。
※
0、およそ4週間にわたって、完結まで駆け抜けます! ぜひ、ブックマークと高評価で、応援をよろしくお願いします!
1、固有名詞などはマジで覚えなくて大丈夫です。肩の力を抜いてお読みください。
2、話が難しいと思った個所は、教えていただけると助かります。頑張って修正したいと思います。
3、あらすじはこんなですが、本編は三人称です。ごめんなさい。
4、(人間相手への)暴力および残酷の程度は、殴ったり血を流したりすることのほか、手足の切断などを含みます。
5、誤字等の指摘はお気軽にどうぞ。
6、「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-01 05:00:00
179708文字
会話率:34%
「借金を肩代わりする条件として、後宮に上がって欲しい」
ポヤポヤ父さまが詐欺にあってこさえてしまった借金五百五十貫。それを肩代わりしてくれたのは、皇帝の侍中を務める、范 恵騎。
後宮嫌いの皇帝。その皇帝の寵愛をいただくこと。それが、
借金肩代わりの条件だった。
ならばと勇ましく後宮に乗り込んだものの、全く姿を現さない皇帝。代わりに出会ったのは、高 栄順と名乗る武官。
「見せかけの月でよろしければ、差し上げましょう」
見せかけの月。すなわち、みせかけの妃になるということ。
後宮からのラブコールに辟易としていた皇帝のみせかけのご寵妃となって、陛下に平穏を授ける。それが栄順から提案された仕事。
栄順が、かくれんぼ皇帝その人だった?
これは、奏帝国第十二代皇帝景帝と、唯一の寵愛を得た妃の、ヒミツの出会い(と契約)の物語。
※ この作品は、PIXIVさまにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-17 12:39:16
91772文字
会話率:33%
【一部設定およびタイトルを変更しました】
千年前――異世界より召喚され、剣帝と呼ばれた男がいた。
彼の剣は美しく、勇ましく、誰よりも強かった。
そんな彼の唯一の願望は、剣術を極めること。
大国を退け、魔王を倒し、魔神すら打倒した彼を、人々
は英雄と呼んで称えた。
剣帝となった彼は、自らの願望をかなえたのだ。
しかし、栄光は長く続かない。
彼の力を畏れた人々によって、彼は毒殺されてしまった。
それでも彼は願望を叶えたのだ。
悔いはない、満足だと……思えなかった。
最後を迎えた彼に残っていたのは、埋まることのない空っぽの心だけ。
何も満足などしていない。
ただただ虚しいだけ。
そうして、彼は二度目の生を受ける。
貴族の次男に生まれた彼は、今度こそ満足した最後を迎えるため、好きか勝手に生きることにした。
ほしい物は全て手に入れる。
世間で嫌われている亜人も、自分が気に入れば使用人として雇う。
いつしか落ちこぼれ貴族と呼ばれていた彼だったが、そんなことは気にせず自由気ままに暮らしていた。
そんなある日、実の父から追放宣言を受けてしまう。
目に余る堕落ぶりに呆れられてしまったった彼だが、落胆することなく新たな道を見つける。
これは剣帝と呼ばれた男が、幸福な最期に向って生きる物語。
四万字程度で区切りとなるように書いています。
それ以上続けるかは、読者の皆様の反応を見ながら考えるつもりです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-01 12:00:00
54284文字
会話率:38%
誰もが魔力を持つ世界で12歳になる孤児のプロスペロは、拾ってくれたウィクトル師匠の下で魔法師になる修行を積んでいる。古の魔法師が建てた巨大な屋敷で、使い魔やゴーレム、動物モドキたちと暮らしていた。
かなり魔力が強い為に屋敷での魔法の使用
は制限されていたから、少年は実践経験が少なかった。炎竜の卵の孵化に立ち会って帰ったら、師匠に助力を頼む魔法師たちが屋敷に現れる。プロスペロは師匠に屋敷を留守にさせようと説得に成功するが、心ならずも自分も連れて行かれる羽目になる。
隣のウラースロー大陸で勢力を拡大するランデスコーグ王国が『不死の軍団』を率いて、シェファルツ王国のアーベントロート辺境伯領に侵攻してくるのを防がねばならないという。こんな時だというのに国王は側近に唆されて駐屯していた魔法騎士団を引き上げさせてしまう。
領主に魔力がないのが魔法貴族を偏重する宰相には気に入らず、度重なる妨害を受ける。
領主の末娘は魔力が余りにも強く周囲に理解されず自分で自分を魔法でがんじがらめにしていた。15歳になるにも関わらず身体の成長を7.8歳で止め、食事もままならずがりがりに痩せていた。
ウィクトル師匠は少女の治療と引換えに、囚われて病んでいたワイバーンを解放してもらう。
『不死の軍団』は死者を使役する外法の術であったから、上陸させれば土地は穢れてしまう。王側からの妨害を受けながら、ランデスコーグ王国の軍船団を撃退する為、師匠は領主兄弟をスパルタ特訓する。プロスペロは空と海の妖獣たちを召喚し、味方のわずかな魔法師たちと共に決戦に挑む。
と書けば勇ましく感じるのですが、割とほのぼのしております。純粋なファンタジーを目指したのですが、多分にコメディーが入ってしまいました。
ご意見、ご感想などを是非伺いたく思いますので、よろしかったらお暇な折にでもご一読お願い致します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-21 11:56:51
103949文字
会話率:45%
北西の国でのお話。王子様と一般庶民の恋物語。
流星国、第二王子レクスは三つ子の真ん中に生まれました。
レクス王子の兄、第一王子は大蛇連合国に名前を轟かせています。容姿端麗かつ、あらゆる才能に秀でていて若手社交界の中心人物です。
レクス
王子の妹、第一王女は大蛇連合国一美しいと呼ばれる美少女です。人懐こくて、優しく、とても可愛らしい方です。連合国内の王女達の中心には、いつも彼女がいます。
そんな間に挟まれる、二人に比べると地味なのがレクス王子です。
兄と妹の輝きに負けるものか、同じように素晴らしい者になろうと、とても励んでいます。
真面目で誠実、剣を握れば強く勇ましく、優しくて慈愛溢れる素敵な王子様。しかし、その評判は本人には中々届きません。なにせ、兄と妹が派手過ぎるからです。
一八歳成人になる直前のある日、レクス王子は他国の娘と知り合いました。異国の小さな村から観光に来たという、薬師の娘です。
レクス王子は一瞬で恋に落ちました。自己成長を促してくれる、運命の女性との出会いです。
ただ、レクス王子はかなりの鈍感。おまけに思考の偏った勘違い男。
自分の初恋に気がつかない王子は、相手や周囲をぶんぶん振り回します。恋する相手に、妙な誤解も与えてしまいます。
果たしてレクス王子の初恋は実るのでしょうか? もちろん、実るのです。これは恋物語ですから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-31 19:00:34
223529文字
会話率:48%
勇者一行に途中加入した聖魔道士ちゃん。彼女が覚醒してしまった話です。
勇ましく敵に突進していく彼らの諫め役のつもりだったのに……こんなはずじゃ……。
『勇敢すぎる勇者さま方、まっしぐらもほどほどにしてくださいと聖魔道士が語る話』の続編です
。
続きというほどの繋がりもないので短編ですが、前作を読んでいただいたほうがわかりやすいと思います。
固有名詞が一切出ない、冒険ものファンタジー。やっぱり異世界人設定の勇者がお弁当のバランくらいの要素でした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-15 18:00:00
2707文字
会話率:9%
高校2年生の冬休み。僕は人生最大の大勝負に出る
容姿良し、勉強良し、運動良し、性格良し、その他もろもろ良し、完璧少女【小桜 帆ノ美】に告白するのだ!
しかし、ステータスthe普通で名前だけはいっちょまえに勇ましくかっこいいのが僕、【龍
興 優真】
そんな僕が帆ノ美に告白して成功する確率は、川からどんぶらこどんぶらこと大きな桃が流れてくるか、竹を取りに行って光る竹を見つけるぐらいあり得ないだろう(自分で言ってて悲しすぎる)
一応幼なじみである僕らは、果たして結ばれることができるのか。そして
この物語はハッピーエンドか────
それとも、バットエンドか────
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-09 20:24:42
24314文字
会話率:33%
ペンギンは空を飛ぶことが出来ない
白鳥のように優雅に飛ぶことも
鷲のように勇ましく飛ぶことも
同じ鳥なのに許されない
白銀の世界で、寒さに震え
よちよちと地面を歩き
身を寄せ合っていなければ
生きることすら許されない
そんな彼らは
夢を見るのだろうか?
空を飛びたいと願うのだろうか?
たとえ引力に引かれ落ちるだけだとしても
そうありたいと思うのだろうか?
空と陸を隔てるフェンス越しに、彼は告げる
「ペンギンは空を飛ぶ夢を見るのだろうか?」
これは飛び降りられない少女と
飛べない空を夢見る少年の
引力なんて常識にむけた
宣戦布告のお話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-13 15:12:11
75779文字
会話率:58%
2000年
池球と呼ばれる惑星で「ふぇぇぇん現象」という未曾有の天災が前触れなく起きた
幼女の魅力が爆発、それによって人類のほとんどがキュン死にして冷凍庫へと保管された
存亡の機、僅かに残された人類は誰を咎めることなく、いさかう気持ちを忘れ
るほど必死になって、心を重ねて手を取り合って、幼女の魅力に立ち向かいトキメキに対抗し、人類の滅亡を団結して阻止することを決めた。
間もなく「紅白」と呼ばれる慈愛を使命と誓う世界的組織が作られ、その本部は瑞穂の国は東都の桜宮に置かれた
2020年
瑞穂の国に最強の幼女が誕生した
名は清里すずり
魅力が覚醒して幼女となってしまった彼女は家族と共に、西は淡慈島へと隔離されてしまう
そこへ運命に選ばれし二人のおじさんと一人のお姉さんが送り込まれた
彼らは、島民の安全を守り、幼女に安心を与え、人類救済の鍵まで探るという過酷な任務を紅白本部より託された
満を持して、世界を変えてしまうような愛の闘争劇が幕を開ける
まるで、怪獣のように元気な幼女との戦いは熾烈を極めていく
その折り、続々と新たな幼女達が始まりの園へと集結する
やがて、歳晩の時が訪れ人類に滅亡の判決が下される
それでも、彼らは諦めることなく仲間たちと一致団結して、残酷な幼女のマーチに勇ましく立ち向かう
世界の中心で愛を叫ぶ怪獣
おめでとう。
終に人類は救済されたのであった
完
※但し書き
ありのままを受け入れ抱き留め…時にちゃんと叱ってあげて…。
慈しむ矜持を貫く大人達と気ままに生きる幼女達との仁義ある愛の闘争。
この作品は上記を主題にした神話級新世紀アバンギャルドになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-23 16:43:07
392598文字
会話率:55%
戦闘機が好きだ。エンジンを唸らせ、風を切り裂き、大空を縦横無尽に飛び回る姿は勇ましくも美しい。
空が好きだ。あのどこまでも続く青い空は何者にも邪魔されない自由がある。
優秀な戦闘機パイロットだった真和は空戦で負傷し、二度と飛べない体に
なってしまった。しかし空への未練を断ち切れずにいた真和は軍が秘密裏に開発していた身体能力を向上させ、更に負傷した箇所を治癒すると言われる新薬の被験者として名乗りを上げた。だがその薬の副作用で性別が反転し、女体化してしまう。
それでも真和は諦めず女性パイロットとして第2の人生を送ることを決める。
新しい仲間、新しい相棒、新しい敵。
新しい戦争
彼女の戦いが始まる。
この小説には第2時世界大戦中に登場した実機や試作機、そして架空機が登場します。また、作者がロマンを追い求めて若干紺碧の艦隊や旭日の艦隊に出てきそうな超兵器を登場させたり、都合の良い展開があるかもしれませんが、なるべくそう言うことにはならないように気をつけますのでよろしくお願いします。
にわかの軍オタが書く下手な小説ですがよろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-05 21:10:00
21782文字
会話率:54%
中学時代にこれで何かに選ばれた記憶があるが、なんという名前だったか一向に思い出せない。
それだけが残念。
青森県五所川原市の祭典、立佞武多。勇ましく沸き立つ陰には、このような悲哀があったという。
最終更新:2019-03-29 21:07:09
238文字
会話率:0%
頭が悪くて運動もできない、気が弱くていい所がひとつも無い僕。
頭が良くて運動も完璧、勇ましくてカッコイイ俺。
僕達は、二重人格だ。
そんな僕が、俺が、学園のアイドルに恋をした。
最終更新:2019-03-04 16:23:08
2378文字
会話率:13%
幕末剣豪・沖田総司との甘々物語。
とにかく甘く頑張ります!!
江戸幕末。新選組。
最強剣士 沖田総司 × 一番隊副隊長 |月島碧《つきしまあお》
兄のようで碧に優しい沖田。
でも、意外とドSで。
純粋すぎ
る碧。
女にも関わらず剣を握る勇ましく明るい性格だが、
実は意外と寂しがり屋で恥ずかしがり屋。
そんな二人をめぐる甘く優しく包み込まれるようなお話。
【甘々!!×切ない+シリアス】物語。R15です。
*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・
時は江戸幕末。新選組。
「沖田隊長!副隊長知りません!?」
「ああ……、あの人は今頃、日向ぼっこでもしているよ」
沖田は、これから巡察だというのに見当たらない人物の顔を浮かべて笑った。
「ですよね……。ほんと、副隊長は昼寝か甘味処だ」
最早日常と化している副隊長の行為に、一番隊隊士達も苦笑するしかほかはない。
「隊長は確か、副隊長と幼ななじみなんでしょう?」
隊士の言葉に頷けば、
「副隊長は、昔からこんな性格だったのですか?」
と、興味津々に返ってきた質問。
「ああ。……昔から、甘いものと日向ぼっこが好きで、
男勝りで、元気で、安心して背中を預けていられる人だ。
それにすごく……、寂しがりやなところも、変わってない」
「副隊長が寂しがりや……」
確かにそうかもしれませんね!と、口の端に笑みを浮かべる隊士。
「あっ!副隊長ー!!」
どうやら、やっと来たようだ。
隊士たちが、沖田の背後に向かって手を振っている。
「ねぇ沖田!お前今、隊士たちに何言ってた!?」
やがて、男にしては少し高い声に名を呼ばれた。
「別に。たいしたことじゃないよ」
「オレ、寂しがりやじゃないからなっ!」
聞こえてたんじゃないか……。
苦笑する沖田に、その人は、くぎを刺すように大きな声で言った。
「新選組一番隊副隊長 |月島碧《つきしまあお》!」
「オレが寂しいわけあるかっ!!」
「そうだね」
ほんと、意地っ張り。
(……だから守りたい。よく頑張ったなって、抱きしめてやりたい)
「隊長!副隊長!そろそろ行きましょう!!」
沖田は、碧の頭をそっとひと撫ですると、自分を呼ぶ隊士の元へと歩いた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-11 18:00:17
5760文字
会話率:39%
日本の田舎町に住んでいた高校生、川崎珠希は猫を助け際にトラックに轢かれて死んでしまった。
そして天国の様な場所で地球の神を名乗る者と出会う。すると彼は神にあるお願いをされた。
それは異世界に連れ去られた高校生達を再び地球へと取り戻す事だ
った
神の願いを聞き受け、異世界へ旅立った彼なのだが……なぜか某男爵風の猫型の魔物となっていたのだった。
二足歩行の軍人風猫になった彼は能力【語る者】と【森の王】を巧みに操り、連れ去られた同郷の者を救い、異世界の神を打ち倒さんとする。
「さぁ、かかってこい。吾輩は……それなりに強いぞ?」
これは、勇ましくも人間らしい1匹の黒猫の物語である。
※この物語は作者の趣味が満載されております。ご了承下さい。更にかなり早い段階で人型の肉体を得ます。猫成分は希薄かもしれません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-15 13:45:57
150313文字
会話率:38%