剣聖の師匠なんて俺が呼ばれる様になったのは、あの嘘がきっかけだった。
薬草の行商人の俺がドラゴンを倒したなんて……そんなことあるはず無いのに。道端に落ちてたドラゴンの鱗を拾って自慢したばっかりに。健気な妹はその嘘を信じてしまったんだ。
そして俺は、妹に嘘がばれるのが怖くて、デタラメの剣術を彼女に教えてしまった……。
しかしそれがこんな化け物を産んでしまうなんて。
俺が適当に教えたでまかせ修行法は、何故かことごとく成果をみせて、またたく間に妹は……この世界で最強と呼ばれるほどの剣士へと成長してしまう。そして妹に剣技を授けた俺は……
さて、前半の物語は、お兄ちゃんが適当に考えた修行方法で妹がどんどんと強くなっていくシーンがメインです。
しかし一方で、後に剣聖となった妹が、王都で開かれる武術大会を前にして過去を振り返りながら剣の師匠であった兄と生き別れになった経緯を語ります。
果たしてこの仲の良かった兄妹は、この武術大会で再会出来るのか、妹は本当に兄に破門されてしまったのか?
※同タイトル加筆修正版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 10:22:21
137125文字
会話率:27%
ある中世風の異世界、長年騎士団に献身をしてきた独身中年で五十五歳のトーバンは、新任の若き騎士団長から見た目を理不尽に咎められ辞めさせられる。田舎に引っ込み隠遁生活を始めようと思ったが……。
最終更新:2025-07-03 10:12:03
24905文字
会話率:53%
剣を抜け。誇りを貫け。——孤独な旅路に刻まれる、美しい剣撃アクション!
——その刃は完璧な均整を保ち、まるで月光を凝縮したかのような銀色に輝いていた。
剣を携えて旅する少女——アルテア。
“銀の剣”を手に、彼女が探すのは「銀髪の
騎士」。
手がかりはない。ただ剣技と信念だけを頼りに、少女は歩き続ける。
たどり着いた宿場町・シルヴェント。
そこでスリの少年・ミロと出会い、少女の旅路は思わぬ波紋を広げていく。
消えた人々。忍び寄る魔の手。
街最強の剣士との対峙、甦る過去の英雄。
そして姿を現す“漆黒の騎士”。
——誇りを胸に、少女は剣を抜く。
銀の閃光が闇を裂く、まだ名もなき冒険の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 07:30:00
17047文字
会話率:40%
シアは記憶を失いながらも、サバドの町で二歳の息子ヘリオスと暮らしている。シアが失った記憶は、サバドの町に来る前の自身に関するもので、ヘリオスの父親すらわからない。しかしそれ以外の記憶はしっかりとしており、読み書き、剣技は非常に優れていた。そ
の技能を生かし、養護院で子どもたちに勉強や剣術を教えて生計を立てている。ある日、サバドの町に王太子が視察にやってきた。王太子が子どもたちの学習の様子を見学したいと希望したため、普段と同じように子どもたちに指導したシアだが、その日、帰宅しようとしたところ、なぜか近衛騎士団長のジェイラスに呼び止められる。いきなり「結婚を前提に付き合ってほしい」と愛の告白を受けるものの、ヘリオスの存在と自身の境遇を理由にそれをばっさりと断ったのだが――。恋人に逃げられた騎士団長と、逃げた先で記憶を失った彼女(子持ち)のすれちがいラブロマンス
※他サイトにも投稿(R18版もあります)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 07:10:00
152153文字
会話率:43%
九州生まれの男、月影豊久39歳は地球の日本で妖怪等の化物と戦ったり、政府の影となり裏稼業もやっていてその界隈では知らないものは居ない程強く恐ろしく恐怖や畏怖の対象になっていたが豊久は疲れていた。
自分は何のために行きているのか分からなくなっ
ていたのだが、いきなり光りに包まれ気づいたら究極神と名乗る宇宙を作った創世の女神に出会い生まれなおすか、そのまま生き続けるかを迫られる。
悩んだ結果親兄妹には未練はあるがこのまま行きていても何も感情がわかないと思い生まれ直すことに…
記憶を持ったまま生まれ直した世界は剣と魔法の世界で母親は大賢者。
生活する場所も魔獄と言って、人が生活するには過酷と言うか入ったら二度と帰れない場所だった。
そんな場所で訳ありな母親とその友人達と生活し惜しみない愛情を注がれ生まれ変わった彼は癒され前世で出来なかったのんびりした生活を送る為一から人生をやり直して行くのだが、成長した彼は大賢者の息子として舞い込んで来るのは災難ばかり…
彼に平穏は訪れるのか…
母の友人の宇宙船を使い生産力を上げ、母の友人達や物凄く強い親戚に鍛えられた魔法や剣技を使ったり前世の記憶を使った力で災難を蹴り飛ばして行く。
これは母親と絆を深め守りに支えられながら彼が愛情を注がれながら困難を乗り越えていく愛情の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 00:00:00
60281文字
会話率:43%
☆超絶剣技の美少女剣士と絶対我がまま口先王女☆
剣激突するコミカルメタルハイファンタジー。
剣と圧制が支配するある日、城下で王女イルミ・ランタサルは珍しい髪色をした少女アイリ・ライハと偶然に知り合う。
権謀術数渦巻く中世の時代に比
類なき我がまま変化球王女イルミと盟約を契り交わした直球美少女剣士アイリの二人は待ち受ける数々の試練をちょっぴりコミカルに駆け抜ける。
当作品は週2回の不定期更新です(ФωФ)ω
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 21:00:00
1094653文字
会話率:1%
天下無双の剣士でありながら、来栖弾九郎(くるすだんくろう)は、歴史に名を刻むことなく生涯を終えた──はずが、目覚めると少年の体で異世界に転生していた!
そこは鋼鉄の巨人・王鎧(オウガ)が戦場を支配する、血と鉄の戦国。
弾九郎は最強の剣技で
戦場を駆け、襲いくる敵を斬り伏せ、やがて最強のオウガ・ダンクルスと魂を繋ぐ。
英雄メシュードラ、豪傑ヴァロッタ、軍師マルフレア──次々と集う仲間たちと共に、彼は戦乱の渦へ飛び込む。
異世界に己の名を刻み、覇を競う者たちを薙ぎ払う!
これは、異世界戦国を駆け抜けた最強のサムライの物語!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 20:00:00
305265文字
会話率:34%
世界的に有名な三つ星シェフ・天野 鷹也(あまの たかや)は、料理界の頂点に立つ男だった。しかしある日、料理中の事故で命を落とし、気がつけば異世界の辺境の森で目を覚ます。
魔法も剣技も使えない彼だが、「料理」という唯一の才能だけは健在だった
。
この世界では、素材は豊富だが調理法が未発達。人々は「腹が膨れればいい」という食事に慣れており、味という概念すら曖昧。
そんな中、鷹也は村の食堂を間借りして、自分の料理で人々を驚かせていく。異世界の魔獣や未知のハーブを活かした新メニューは、やがて街、王都、そして王族の舌までをも魅了していく。
だが、料理が世界に与える影響は想像以上だった。腐敗した貴族、伝統を守るギルド、そして“食の神”の秘密。
鷹也の「一皿」が、やがて異世界の価値観すら変えていくことになる――。
*カクヨムにて同時公開中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 19:00:00
45123文字
会話率:39%
剣の得意冒険者リッキーはある日剣技だけが取り柄しかないという理由でパーティーから追放される。その後誰も自分を知らない村へと移住し、気ままな生活をするつもりが村を襲う魔物を倒した事で弓の得意エルフ、槍の得意元傭兵、魔法の得意踊り子、投擲の得意
演奏者と様々な者たちが押しかけ弟子入りを志願する。
そんな彼らに剣技の修行をつけながらも冒険者時代にはない充実感を得ていくリッキーだったのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 17:47:52
110985文字
会話率:71%
由子(ヨウ・ヅゥ)は両親と早くから死別し、2つ年上の姉が親代わりとして育ててくれた仲良し姉妹であった。ある日その姉が、たまたま通りかかった領主に見初められて乱暴され、辱められた事を恥じて首を吊り亡くなってしまう。
姉の敵討ちで由子は領主
の館に乗り込むが、逆に叩きのめされて打ち捨てられてしまう。己の無力さに絶望して、姉の後を追おうとして首を吊ろうとしている所を、坊主によって救われた。
その坊主に師事して剣術、体術、兵法などを学ぶと才覚を発揮し、僅か3年で全てをマスターする。もう教える事は無いと立ち去った坊主の正体は、超大国・斉の暗殺集団「影」の創設者であった。
由子は、10回繰り出した斬撃が1振りに見えるほどの高速の剣技「飛燕剣」を編み出し、後に「一振り十殺」と天下に恐れられた。
坊主が立ち去った後、由子は領主の館に音もなく忍び込んで見事、仇討ちを果たす。お尋ね者となり亡き姉の仇を討ったものの、己がもっと強ければ姉を救えたのにと、やがて強さだけを求める様になって行く。
折しも中華を支配していた魏帝国は、北方騎馬民族・北遼の南下によって滅亡した。南中華は、斉・楚・呉・秦・越・大南・周・魯の8国の王が支配し、北遼の北伐と魏帝国の後釜を狙っていた。
由子は女性である事を秘しており、縁あって越南国(大南国とも、後の晋国)に士官する。この激動の時代をどの様にして乗り越えて、大韓帝国を建国したのかを綴る歴史物語である。
第1部 魏滅んで晋興る
外伝1 南遼の公主
第2部 五柱国の乱
外伝2 趙嬋の後継者
第3部 大韓帝国の滅亡
上記の3部構成+外伝2部構成となります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 02:58:49
97009文字
会話率:37%
時は徳川幕府が開かれたる泰平の世。
長きにわたる戦を終え、静謐を迎えし日ノ本に鬼の陰が忍び寄り……
刀を握りし剣士達は何を救い、護れるのか。
人と妖の戦いが幕を開ける———
©️2025 嵬動新九
…………………………………………………………………………………………………
カクヨム様と同時に連載しております
※注意
この作品の権利は嵬動新九が有しております。一部であっても盗作、転載、自作発言はおやめください。コピーペースト、スクリーンショットは禁止となります。
歴史上の人物や名所、地名、伝説が登場致しますが、実在とは関係が御座いませんので混同はおやめください。全てフィクションとなります。
暴力(斬り合い、流血)や破壊などの描写が御座いますが、この作品は、法律や法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
ルールをお守りいただきご観覧くださる方々に感謝致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 12:20:00
74780文字
会話率:25%
20歳で剣聖となったアレス・バルト
国王を初めとする誰もが彼の剣技を賞賛するがその一方で「この世界じゃなきゃ最強」と揶揄されていた
魔法が支配するこの世界でいくら剣技を極めようが魔道士には勝ち目のない話
魔王軍との戦い最前線から外され酒場
で酔い潰れていると1人の付与魔道士が訪ねてくる
付与魔道士ヒスイは互いの欠点を補い馬鹿にした奴らを見返してやろうとアレスに提案
ヒスイは他者への付与魔法が飛び抜けているが体力攻撃力共に小動物以下で冒険者パーティから追放を受けていた
ヒスイの付与魔法は魔道士からみれば邪魔、自身の魔法と肉体を阻害する程に強力な付与魔法は皆から忌み嫌われていた
強力な付与魔法に唯一耐えれるのが剣聖として肉体を極限まで高めたアレスのみ
二人は互いの欠点を補い合い最強へと登り詰めていく
そんな不遇剣聖のアレスと追放付与師ヒスイが再起を図るため数々の依頼をこなす旅に出る折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 09:17:32
462455文字
会話率:47%
辺境伯令嬢レイテ・ハンガリアは極悪である。
幼い頃から領地の哀れな孤児らにパンをパシらせ(※金持ちアピールで釣銭はあげた)、魔物との戦いで夫を亡くした未亡人らを下女にして容赦なくコキつかい(※逆らえないよう給料は嫌味なほどあげた)、さらに
反逆者を許さぬように職にあぶれた者たちを集めて戦士団を作っているという極悪ぶり。
まさに悪である。
そんな彼女がある日、火傷まみれの奴隷を買ってみると――?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 15:53:44
411394文字
会話率:52%
戦乱が続くアルテシア王国。
農村の少女 リリアナは、突如襲いかかった戦争によって家族と故郷を失う。
行くあてもなく兵士として戦場へと身を投じた彼女は、そこで生き抜くために剣を手に取る。
しかし、戦場の現実は過酷だった。
剣
の腕も未熟なまま、初陣の戦場に放り込まれたリリアナは、仲間の死を目の当たりにし、戦争の非情さを知る。
そんな中、豪胆な剣士 ガレン に助けられ、
冷静沈着な貴族出身の兵士 ミレイア に出会う。
剣だけではなく、魔法も使えるようにならなければ生き残れないと悟ったリリアナは、ミレイアのもとで炎の魔法を学ぶことを決意する。
圧倒的な魔力量を持ちながらも、制御できなければ自らを焼き尽くす危険な力。
それを克服し、戦場で生き延びるための剣技と魔法を身につけていくリリアナ。
やがて、彼女の名は戦場に響き渡るようになる。
「紅蓮姫」――燃え盛る炎のように戦場を駆け抜ける者。
貴族社会と軍の軋轢、国家間の戦争、
そして 己の信念を貫くために、戦場を生きる少女の物語が始まる。
これは、血と涙にまみれながらも、
仲間を守るために戦う少女の戦記である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 12:00:00
324996文字
会話率:37%
数十年前から恐怖をもってこの地を支配する魔物、吸血鬼。
わたしは代々吸血鬼と戦ってきた勇者の一族だ。
人の域を超えた剣技、魔法、聖なる力など、一族のものは皆何かしらの特別な力を持って生まれ、その力で遙か昔から、人間の敵である吸血鬼に
立ち向かってきた。
だけどわたしに授けられた力は、いわゆるハズレ。吸血鬼との戦いには向かない、役立たずの力だった。
感覚誤認。
幻覚魔法の一種で、姿を変えて見せたり、触れた感覚を変えて感じさせたりすることができる。
ただし、それは本当に『誤』認でしかない。ほんのわずかに感覚をずらす、それだけだ。
ハズレスキルしか持たないわたしは、メイドとして吸血鬼の館に潜入し、その時を待った。
これは、一族の面汚しと言われたわたしが、そのハズレスキルで強大な敵に挑んだ戦いの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 21:48:52
12161文字
会話率:11%
『万能』のギフトを持つジークハルトは、初級剣技と初級魔術しか使えないという理由で所属していたギルドを追放されてしまう。
王都を後にしたジークハルトは、隣町に移動する途中でオークに追われた半龍族の少女、クリスティーネと出会った。冒険者にな
りたいというクリスティーネとパーティを組むことになったジークハルトは、やがて冒険の中でその才能を開花させていく。
一方、ジークハルトを追放したギルドの方では、彼を目的としたギルド合併の話が流れ、『万能』の力が知れ渡ることで大騒ぎになっていた。急ぎジークハルトを捜索するものの、王都を去った彼が見つかることはなかった。
これは、あらゆる力を使いこなす冒険者が、異種族の少女たちと出会い、やがて大陸一のギルドを結成するまでの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 20:27:05
1849214文字
会話率:34%
日本とは違う異世界。
俺はそんな世界でも、元の世界と同じように森の中に引きこもっていた。
そんな引きこもり生活を満喫していた俺の前にやってきたのが、懐かしく、そして二度と会いたくはなかったクラスメート達。
目の前のクラスメート達は
、まるでファンタジーロールプレイゲームのような鎧やローブを身に着け、俺の大切な場所を無遠慮に攻撃し続けていた。
「おい!また俺達が可愛がってやるから!今すぐここから出て来いよ!」
「俺達がこの森を有効に活用してやるよ!」
「そこの化け物蜘蛛!俺様の聖なる剣技で八つ裂きにしてやるよ!」
「そっちの狼は俺がやる!毛皮を剥いだら良い装備品になるだろ?」
俺の目の前には、クラスの不良グループの4人がこちらを笑いながら見ていた。
「佐田!お前も人間ならその魔物達を倒しで一緒に来い!俺がお前の事も導いてやる!」
クラスの優等生、勇者となったが飯田浩平が偉そうに命令する。
「俺はここから出る気は無い。そして、お前達にこの場所を開放する気もない!俺からこの場所を奪う奴らを、俺は絶対に許さない!」
クラスメート達に右掌を翳した俺は、[強制退去]のスキルを発動する。
「佐田君すまん。俺達にも立場ってものがあるんだよ。この任務をやり遂げるっていう責任もな!」
そう言いながら清水が放ったのは巨大な土の柱であった。
『カツキ、大丈夫かえ?』
俺を貫こうとしている柱は、怪我を負ったルリが必死で糸に搦め捕ると俺の顔の前で無効化されていた。
「佐田、すまない!俺には使命がある!俺を恨んでも良い!だが他の者達は恨まないでやってくれ!手加減はしてやる……できることなら、早めに降参してくれ!……聖なる魔力を糧に、放たれるは神の一撃……|聖光雷撃《ホーリーライトニング》!」
戯言を言いながら飯田から放たれたのは天から降り注いだ強力な雷撃であった。
次の瞬間、残っていた拠点の城壁の大半が削り取られ消失していた。
「また俺は、居場所をなくすのか……」
脇腹に張り付き治療をしていくれているスライムのアクアに手を添えながら、俺の意識が途切れようとしていた……
意識がはっきりとしない中、俺が生き返ったらあいつら全員ぶっ殺してやる……そう心に恨みを封じ込め、うっすら感じる光に向かいこの世界にまた生まれ変わる軌跡を切望し手を伸ばした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 17:00:00
350074文字
会話率:36%
※後でカクヨムにも連載します。こっちのが早いです。毎日投稿目指してます。
※プロットは完結(一章10万文字として四章分)までありますが、高校生なのでテストに追われてストックが8万もないです。更新頑張りますがどうかお手柔らかに……
ノア・エ
レヴァトリス――それは、オープンワールドRPG『マギア・カミナンテ』に登場する悪役貴族だ。
剣技や魔術だけでなく、あらゆる事に天才的な才能を持つが、中身は傲慢と怠惰の塊なクズイケメン。
他の貴族を蹴落として皇帝の座に上り詰めるも、暴虐の限りを尽くしたことで最終的には反乱によって討たれる運命を辿る。
俺は突如現れた女神によって、そんな悪役貴族に転生してしまったのだ――行動や発言が勝手に変えられる「聖人の呪い」をかけられた上で。
「いいでしょう。どうかお手柔らかにお願いします」
と、イケメンスマイルを浮かべながらも、心の中では……
(絶対にぶっ殺す! 何が何でも!)
と叫ぶ毎日。
元社畜のストレスを発散するためにダンジョンで無双すると、優しい性格と美しい見た目によって「女神の奇跡」と称賛されてしまう。
(クソがああああ!!! 俺はただ自由に生きたいだけなのにっ……!)
俺だけが知っている原作知識を活用し、聖人の呪いから解き放たれるため、自由に暴れまわるため、どんな手を使ってでも女神を殺してやる!
そして楽しい第二の人生を送るのだ!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 21:33:11
61942文字
会話率:39%
これは、勇者に育てられた少年の英雄譚。
そして、勇者と呼ばれた女の、復讐と贖罪の物語。
十年ほど前のこと。近隣にダンジョンがあるため迷宮都市と呼ばれるリンゲックの町に、勇者の異名を持つ女冒険者がいた。彼女は桜のエンブレムから「桜花(おうか
)の剣士」とも、また孤児の少年を養子として育てていたことから「子連れ勇者」とも呼ばれていた。
そんな勇者は数々の活躍ののち、王国に仕えるでもなく、誰かに嫁ぐでもなく、息子と一緒に田舎で暮らすため去っていった。
数年後……
リンゲックに、桜のエンブレムの剣士が現れた。勇者が育てていた幼児が、たくましき若武者となって帰ってきたのである。
母直伝の剣技、圧倒的な強さ。周囲が放っておくわけがない。少年の周りには、冒険者から王族までがそれぞれの思いを抱いて集い、彼もまた、それに応えるかのように無双してゆく。
やがて運命の歯車は動きだす。王位をめぐる内乱、そして魔王の影。自分の出生の秘密、そして勇者である母の過去を知ったとき、少年はいかなる決断を下すのか……
【追記】
物語の舞台は迷宮都市と呼ばれていますが、バトルが中心でダンジョンの描写は少ないものになると思います。動画配信やステータスオープン、ゲーム的な意味でのスキルはありません。なお、別作品の短編集「元ギルドマスターの手記」と同一世界、同一時間軸のお話です。両方に登場する人物が複数います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 18:55:38
240793文字
会話率:44%
突如異世界に召喚された主人公。
召喚された王宮には、もう一人の召喚者がいたが、声もかける前にドラゴンの出現により
別の場所に飛ばされてしまった。
そこで見た景色はRPGゲームの世界と同じだった。
元の世界に戻る為、異世界で生き抜く方
法を学ぶ主人公。
職業が薬師なのに、信じられない魔法や剣技・錬金や召喚等何でも一人でこなせるのに、人との関わりを持ちたくて地味な薬師でごまかし且つ、超膨大な魔力をひた隠して、異世界で知り合った人達を助けながら現世界に戻る為のアイテム探しをする。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 05:00:00
235890文字
会話率:48%