「なんだ、娘か」
必死の形相で初産に挑み、
我が子をこの腕に抱くことだけを心の支えに頑張ったものの、
やっとの思いで産まれた娘を見て夫はそう吐き捨てた。
労いの言葉もなく部屋から出ていく夫と、
凍りついた空気の中に残された使用人達。
実
家からついてきてくれた侍女は激怒し、
私は呆然としたまま不要と断じられた娘の名前を口にした。
――瞬間、思い出される前世の記憶。
前世の私は売れない小説家だった。
風前の灯火だった作家生命を前に慣れないテンプレに手を出し、
愛情の欠片もないキャラクターを生み出したことが創造神の
怒りに触れてしまったのでしょうか?
でもそれならせめて悪役令嬢になる娘にしてよ。
ナレ死にする予定の母親とか、破滅回避無理じゃない?
とはいえ産んだ瞬間将来娘が悲惨な死に方をするとか冗談じゃない!
自業自得は私だけで充分だってば!
これはテンプレ冷遇夫(悪役)と娘(悪役令嬢)を
生み出した妻(作者)が家族の幸せの為に奔走する話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-07 23:40:08
50787文字
会話率:41%
商業高校を卒業して入社し、もう4年経つけれど……私にはお付き合いしている男性は居ない。でも「平均初産年齢は、25~30歳」って言われているし、結婚しても数年は甘い新婚生活を送りたい。
この考えはどこか間違ってますか?
最終更新:2024-06-26 17:00:57
2221文字
会話率:3%
今年三十歳になる私は、初産を終えて間もない真由美と久しぶりの女子会を行っていた。
その中で、私が高校生のカレシと付き合っている事を暴露し、彼女の不興を買ってしまうのだが……
最終更新:2024-01-30 17:00:53
3447文字
会話率:58%
産後のマタニティブルーは突然。
自身の経験を交えて書きました。
妊娠・出産は私の世界観をガラリと変えてしまった。
体質的な変化もあれば、
元々涙脆いのに、さらに涙がすぐ出てしまう。
産後うつは他人事では無いなとも、身をもって実感しました。
最終更新:2021-01-29 00:00:00
603文字
会話率:0%
初めての出産にのぞんだ私は、早朝の病室で、空腹だった。
そんな時、差し入れに届いたありがたいおにぎり。
それは驚くべき形容をしていた。
以前書いた出産開始時のエッセイとは違い、文字運びがゆっくりテンポのお話です。
※「なろうラジオ大賞2」
参加作品。字数とタイトル縛りに初挑戦してみました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-01 11:23:04
1000文字
会話率:5%
2015年、私は妊娠していた。初めての出産。その第一子誕生の日、早朝の出来事。子どもを産む前に、秘密を生んでしまった。 (実話エッセイ・そしてコメディ)
※のんきものの脱力系エピソードです。安心してお読みください。
【ひとり娘を育ててい
ます。そんな娘もじき5歳。 親バカ全開で、自分の中で誕生日企画をたてました。 こちらはその一環で投稿した短編です】
※カクヨム様にも掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-28 19:22:22
1694文字
会話率:0%
現在、一児の母として子育て奮闘中の自分・皆麻 兎が、人生で起きた2大イベントである「結婚」と「出産」について描いたノンフィクション。
その中でも、「挙式披露宴当日」と「お産当日」に絞って執筆しています。
その当時、何を思いどう感じたのか――
――――――――――心理描写を含め、自分視点でその時を振り返っています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-20 15:59:35
25261文字
会話率:22%
娘が出産した。これで、長男の子と合わせて二人目の孫になる…。
最終更新:2019-08-22 22:39:50
684文字
会話率:28%
未熟児を一週間放置したのは誰か。それは私です。
最終更新:2018-01-26 20:33:34
977文字
会話率:0%
二十九歳、結婚して七年、SNSを見れば友人の子育て報告ばかりの私は、辛いを通り越して前向きになっていた。
一生不妊を呪うぐらいなら、作る努力をすればいいのだ。
そして前向きになったつもりの私は、精神的アップダウンを繰り返し、精神病棟にいた。
最終更新:2017-08-31 18:30:26
2239文字
会話率:22%
猫が子を孕んでいます。このままいけば初産ですが、叶わないのです。もっと早く処置すればよかったのでしょうけれど、間に合わず何時の間にか大きくなっていくお腹に、残酷な結末が待っているのです。(本文より抜粋)
猫の子を諦めるという内容の詩です
。残酷な内容かも知れません。それでも一抹の詩情はあると思っています。自戒を込めての詩でもあります。よろしければお読み下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-30 20:40:47
682文字
会話率:0%