「魔力なしの出来損ない」――それが公爵令嬢リリアーナのすべてだった。
家族に虐げられ、婚約者の王子に蔑まれる彼女の唯一の心の支えは、愛猫の黒猫「ノワール」だけ。
だが、そのノワールも老衰で死に、彼女はすべてを失った。
さらに、偽りの罪
で断罪され、婚約破棄の末に待つのは処刑台。
人生詰んだと思ったその瞬間。
「迎えが遅くなってごめんね、僕のご主人様」
冷たい牢を溶かして現れたのは、死んだはずの愛猫が転生した、最強の闇魔法を操る絶世の美青年だった!?
「君を傷つけるすべてを、この闇で消し去ってあげるーーー」
元・愛猫(現・最強騎士)からの甘々で過保護な溺愛に戸惑いながら、自分を陥れた義妹に、理不尽の限りを尽くしたクズ王子に、最高に痛快なざまぁをお見舞いします!
猫の恩返しで始まる、どん底令嬢の逆転シンデレラストーリー、開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 21:30:00
66212文字
会話率:34%
美少女に呼び出された俺は、突然のキスと共に告白された。リア充ライフを満喫できるぜヤッハー!と思いきや、異世界に召喚されてしまった。そして、呼び出した国王の自分勝手な言い分に、勢い余ってぶん殴ってしちゃいました。
反省はしているが後悔はして
いない。ということで直行する処刑台。そんな時、ある言葉が思い浮かんだ。
『……え、えっと?恐怖耐性レベル一を獲得した……よ?』
それは、俺に告白をしてきた美少女の声に似てて!?
今ここから始めよう。新たなる神話の一ページを。
(毎日更新しようと思います)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-04 22:36:46
14324文字
会話率:30%
この物語に続きはない。
彼らには物語もない。
もし君がこの物語を読んで、何かを感じたというなら......。
頂上に何があるのかだけ、気にしていてほしい。君ならすぐに気付くことができる。だからこそ、下にいる彼らのことは忘れて、それだけを考え
てくれ。
きっとそれが、彼らへの救済だから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-06 11:27:35
4723文字
会話率:37%
身分の差を乗り越えて、自国の王との愛を成就させた子爵令嬢キャロライン。
でも、あと少しで神にも認められた夫婦になれたという所で、二人を引き裂く出来事が起こってしまった。
比べ物にもならない大国である隣国からの突如とした宣戦布告。
それを宣言
した隣国の皇帝の隣には、皇帝の愛を一心に受けて立つ、愛しい夫の元・婚約者。
行方知れずになっていた彼女がなぜ?
「貴女のせいで、私の全ては奪われた!」
結果の知れていた戦争はすぐに終わり、キャロラインを待つのは民達の喜びに包まれている処刑台。
キャロラインの命は後、二日。
※『程度の違いはあっても皆が悪いことをして、それでいて最後には各々の願いを叶える』という状況を作りたい、と思い書いた話になります。
ですので、結末を不快に思うこともあるかと思います。御留意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-01 18:16:38
84603文字
会話率:23%
男が立たされているのは処刑台。
運が悪ければ死んでしまうが、運が悪ければ生き残ってしまう。
どちらに転んでも絶望あるのみの処刑台。男はそんな地獄に希望を見出すことができるのか?
最終更新:2011-05-04 16:14:56
4361文字
会話率:62%