舞台はダンジョン……迷宮が日常に存在する現代日本。
17才の高校生・吉常天麻《よしつね てんま》は、大学進学を選ばず、危険と隣り合わせの迷宮探索者として生きることを選ぶ。
冷めた瞳の裏には、母親への激しい憎悪と、母親を肯定する社会のルールへ
の反発が渦巻いていた。血の繋がらない戸籍上の父親からの養育費を使い込む母親を心底憎み、軽蔑しながら、吉常は剣を手に迷宮の闇へと飛び込む――そこには学歴も常識も通用しない、己の実力だけがものを言う世界が待っている。
そんな彼の日常に、突如現れたのは転校生の霧生夏海《きりゅう なつみ》。
おさげと眼鏡の愛らしい外見とは裏腹に、彼女はダンジョン探索に異様な興味を燃やす謎めいた少女だ。吉常の日常にグイグイ踏み込んでくる夏海に、最初は苛立ち混じりの戸惑いを感じる彼だったが、彼女の純粋な好奇心に彼もどこか興味を持っていた。
彼の運命が動き出すのは、迷宮での出会い。
ゴブリンの群れに襲われる夏海を、吉常は咄嗟に救う。
だが、なぜ彼女がそんな危険な場所に? 夏海の笑顔の裏に隠された秘密とは? そして、吉常が選んだ“自分の道”は、本当に彼を自由にするのか?
危険と謎が交錯する迷宮で、少年の反骨心と少女の情熱が火花を散らす!
※毎日深夜1時に1話ずつ更新していきます。
※本作、カクヨムでも連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 01:00:00
136723文字
会話率:18%
人類の故郷であり、もはや化石となった星、蒼星から脱出して宇宙に飛び立ち、人類から進化を遂げたという獣人を生で拝む夢を叶えたい──!
化石の宇宙船で奇跡的に旅立てないかと遺跡を探索した少女セリが見つけたのは、一億年前に造られたという少女、今
は禁忌とされる人造体だった。
ポポと名づけた人造体とともに、宇宙へと旅立ち、生の獣人を拝むことができるのか?
すんごく強い、もふもふ獣人たちと一緒に無双する少女セリと人造体ポポが操る宇宙戦艦のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 00:11:19
84474文字
会話率:42%
不治の病を罹った母の医療費と妹の学費を稼ぐために配信探索者になった空木普(うつぎあまね)。
運良く配信妖精に魅入られ、探索者になれた普であったが彼の適正は強くなるのが超絶運ゲーな召喚士だった。当たれば最強、ハズレを引けば探索者人生終了のお
知らせ。果たして普が召喚できたのは骸骨兵(スケルトン)1体だけと言うハズレもハズレの大ハズレであった。それ以外にも職業柄戦闘力が皆無であったり、生まれつきの体質によって普は探索者としての成長も極めて困難であった。
パーティを組んで仲間と高難易度の迷宮を攻略をするのなんて夢のまた夢。普は新人が一日でクリア出来るはずのチュートリアルダンジョンを一年経ってもクリア出来ず、才能がないと分かっていながらも毎日そこで家族の為に日銭を稼いでいた。
配信も過疎りに過疎りまくっており、常に一人の視聴者しかいない。そんな人生ハードモードが常である普がいつも通り、誰が見ているとも知れないダンジョン配信をしていると彼の探索者人生を変える出来事が起きる。
これは一人の平凡で災難な少年が家族の為に、そして己が欲望のままに迷宮へと挑む奮闘記である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 00:10:00
69553文字
会話率:39%
戦闘奴隷として戦場を駆け巡る青年ハヤテは戦場という普通では無い環境に身を置きながら、常に〈強者〉との戦いを求め続けていた。しかし、5年という長い時を経ても彼の求める〈強者〉は現れない。
気がつけば戦争は終戦し、敗戦国の奴隷としてハヤテ
はまた奴隷市場の商品として売られることになる。そんな折、彼は一人の少女マリネシアと出会う。
マリネシアは〈地下迷宮〉で冒険する為に強い仲間をさがして奴隷市場を訪れていた。何故かマリネシアに気に入られたハヤテは問答無用で彼女に買い取られ、悪意蔓延る地下迷宮へと挑む探索者になる。
そこで彼は出会うことになる。
それは戦場とは比べ物にならないほど、理不尽な強さを持ったモンスター達。終ぞ、出会うことの叶わなかった〈強者〉は地下迷宮にいた。
奴隷の身でありながら、ハヤテはモンスターとの殺し合いに魅了され、狂っていく。
これは一人の奴隷サムライが魔窟にて最強を求め続ける迷宮物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-11 19:34:26
48165文字
会話率:42%
万年Fランクが引け目の努力家バッシュは意中のギルド職員に告白もできず探索者ギルドをクビになる。ランクが上がらない原因は愛剣が『-3』の呪剣のためだった。剣が折れた途端無双になるが傭兵団に拾われ既に戦場へ向かう途中で戻るに戻れない。
『気付い
たら魔人の軍団に囲まれてたけど、絶対に生きて帰って告白するんだ』
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 00:10:00
117891文字
会話率:15%
一つの大きな大陸は主に北部大陸、東部大陸、南部大陸、西部大陸に分かれていた。
その全ての大陸で等しく存在している職業があった。
ダンジョンを探索し、モンスターを倒して報酬をもらい生活をする。そう冒険者である。
このお話は南部大陸にて、そんな
冒険者に憧れた神官の少女とある目的から旅をし続ける冒険者の男の長き旅のお話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 00:00:04
19253文字
会話率:50%
迷宮を制した青年は、語らず、群れず、ただ深く潜る――
かつて雪国の戦火を生き延び、自由都市イェルメンで影のように迷宮を踏破してきた孤高の探索者リュカ・グレイヴ。
全ての試練を越えた彼が、次に足を踏み入れたのは、連盟最大の『迷宮都市バビロン
』
そこには、数多の層と強者が集う『バベルの迷宮』がそびえ立っていた。
正式な探索者登録を果たした彼は、まだ誰にも知られていない“無名”として、深層への攻略を始める。
毒、音、幻覚、重力……各層に待ち受ける魔物と機構。
その全てを乗り越え、ただ静かに、淡々と階層を踏破していくリュカの姿は、やがて周囲の目に“英雄”として映り始める。
名誉も報酬も求めない男にとって、戦う理由とは何か。
そして、“十層ごとに現れる最強”との激戦が、彼の中に眠る過去と感情を呼び覚ましていく。
これは、名を語らぬ英雄が、ただ黙して穿つ物語。
沈黙の剣が、いま試練を斬り裂く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 23:51:39
19758文字
会話率:27%
迷宮ーー。それはある時突然この世界に現れ、それ以降様々な場所に生まれてその数を増やしてきたと言われている。迷宮内は平原や森林、海、空など多種多様な環境にあふれており、その規模も千差万別である。
当初迷宮がこの世に現れた時、現れた国の対応
はそれぞれ異なっていた。出現により村が一つ消えたことから周囲一帯を封鎖し立ち入りを禁止したり、不審なものとして入り口を封鎖したりとさまざまであった。なかには静観した結果迷宮から魔物が溢れ、周囲の村や街を飲み込んだ結果制圧できた頃には地図から県が消えたと言われている。
一方で、果敢にも内部へ調査隊を派遣した国もあった。その国も初めのうちは少数精鋭で調査隊を送り込んだものの、一カ月が経過しようとも誰一人として帰ってこなかった。しかし、ある時調査隊の一部が帰還に成功したことで内部の様子が判明した。その結果、迷宮内には大きな危険が存在するが、それ以上に資源や未知のモノに溢れていることが判明した。
それ以降、各国はこぞって迷宮探索に乗り出し、時には多大な犠牲を払いながら、時には危険を持ち帰りながらも探索を進めて行った。
その結果、得られた資源や迷宮内の魔術理論の解析などから急速に武器や魔術が発展し、安全性が向上するに連れさらに大きな成果を持ち帰るようになった。
現在においては迷宮内の探索を専門に行う職業である探索者は当たり前のものとなっている。
しかし、今回記して行くのは現在の迷宮探索の様子ではなく迷宮が出現した初期、いわゆる黎明期と言われる時代のことである。
様々な冒険譚や探索にまつわる手記などを読まれた各人に取っては当時の人々の行動や決心は愚かしく感じる部分も多々あると思われる。しかし、これは紛れもなく当時未知の領域に文字通り生命を賭けて挑んだ人々の物語である。その何かが読者諸氏に響くものが有ればこの話を纏めた甲斐があると思う。
ーー序文より抜粋折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 23:47:23
464135文字
会話率:38%
迷宮探索――それは命を懸けた危険な仕事。
モンスターを倒し、宝を手にする……はずだった。
だが、俺には戦う必要がなかった。
代わりに手に入れたのは、《壊れたアイテムをポイントに変換できる》謎のパネル。
使い道のないガラクタ。空き瓶。折れ
た剣。
誰も見向きもしない迷宮の“ゴミ”を回収し、ポイントに換えて少しずつ装備を強化、能力をアップ――
気づけば、モンスターが勝手に避けて通るようになっていた!?
戦わずして最強。
俺は今日も、迷宮の片隅でゴミを拾い、ポイントを稼ぎ、気づけば――無双していた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 21:30:00
101934文字
会話率:18%
定禅寺鈴鹿が目を覚ますと、中学三年生の15歳にタイムリープしていた。強くてニューゲームだ!株の知識で億万長者になってやる!そう息巻く鈴鹿だったが、目覚めた世界はなにやら様子がおかしかった。
ダンジョン。富と名声、優れた容姿に人ならざる力ま
でも得ることのできる、夢と希望と欲望ひしめく魔窟。そんなダンジョンが存在する世界に、鈴鹿はタイムリープしていたのだ。
これはダンジョンに魅入られた鈴鹿が自分の気持ちの赴くままに探索して力を付けてゆく、そんな男の成長物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 20:00:00
13199文字
会話率:21%
突然世界中で激しい地震が起きた。大きく揺れ地面には穴が空き、そしてダンジョンが現れた。
ダンジョンにはあらゆる脅威があったが人類は必死に耐え、抗い、そして克服した。
人類がダンジョンと共生するようになって数十年、高校二年生の大乗直哉はダンジ
ョン探索者に憧れていた。
ダンジョン内で得られる特別な力『スキル』は、おとぎ話に出て来る魔法のような不思議な力。
直哉はおとぎ話のようなその力が欲しくて、ダンジョン探索者となるべくダンジョンギルドの試験を受けに来たのだった。
決して安くない受講料を払い、モンスターを倒して自身が得たスキル・・・それは残機だった。
欲しがった能力では無かったことに落ち込む直哉。
しかし、自分が持つスキルの真の価値を知って、彼は更にダンジョンの奥に進んで行くことになるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 18:20:00
44637文字
会話率:26%
気が付けは、マリサ(二十八歳独身)は、荒れ地に佇んでいた。
周りには木が一本のみで、何もない。
ここにいる記憶がまるでないマリサは狼狽える。
焦ってもらちが明かないと、まずは周辺の探索と、喉の渇きを癒すための水場を探しに歩き出したマ
リサだった――。
少しして、ここが日々の生活の癒しにやっていた箱庭ゲームの世界の中だとわかり、初期設定の受信箱にあるギフトで、幸運にもS級の犬型魔獣を召喚した。
ブラック企業で働いていた現実世界では、飼いたくても飼えなかった念願の犬(?)シロリンとの、土地開拓&共同生活と、マリサがじわじわと幸せを掴んでいく、そんなのんびりストーリーです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 18:10:00
105218文字
会話率:35%
――これはVRMMO……を名乗りたくないけど、VRMMOにカテゴライズされてしまったオンラインゲームに興じるプレイヤーたちの物語。
プレイヤー達は何かしらの方法で我が身を守らないと、敵の攻撃を受けた瞬間に最悪電子のチリと化すだろう。システム
も不平等かつ不公平なオンラインゲーム、この世界が煽り立てる騒乱に身を委ねる覚悟はお前にあるか?
ああ、そういえばこの騒乱に身を投げる少女が2人。こちらの世界ではない向こう側の名前で呼ぶなら、彼女たちの名前はルリとイチゴだっただろうか?
注意書き:【不定期更新】【ありきたり】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 18:10:00
50469文字
会話率:23%
今から5年前、世界中に激震が走り大混乱が起こった。
突如として世界各地に地下洞窟――『ダンジョン』が出現した上、その内部には見た事もないような未知の生物がウヨウヨいたからだ。内部には未知の素材が眠っており、そこはまさにフロンティアであった。
次々と各地でダンジョンが発見される中、人々は実際にダンジョンを探索して検証を始める。その結果、まるでゲームや小説の世界のように人間に位階(レベル)や職業(クラス)、技能(スキル)などの超常的な力が備わり、更には能力がステータスとして数値化されてしまった事が判明する。能力値が数字として分かるようになったせいで社会の中で明確な階級が出来あがり、時代錯誤なカースト制が顕在化した。最早、人種差別や民族差別と言うレベルではなく人間個人の差別となり人類皆平等などと言う考えは根底から覆されてしまった。
人々はそれを『世界大変革』と呼んだ。
反社会勢力や不法滞在外国人による強盗殺人などの凶悪事件が増加し、無法がまかり通るようになった。動画配信サイト『うptube』にはダンジョン配信動画が溢れ返り、動画の収益化や新素材、未知のアイテムなどの売買で大金持ちになった者が爆増した。強大なステータスを持ちダンジョン内を冒険して魔物を倒して資源を得る人々の事を探索者と言う。逆に大した力を授からなかった者達は、最下層と見なされて社会の底辺として生きる事になったのだ。
能力など全く授からなかった主人公、武田謙信27歳は止む無く会社を辞めてダンジョン配信を行う最底辺の探索者であった。魔物に殺されそうになった彼は死んだと思った瞬間、女神と呼ばれる存在の前にいた。しかし彼女は神々と地球を舞台にゲームに興じる博徒で謙信は逆ギレされて異世界に飛ばされてしまう。異世界転移強制修行の刑で監視付き。与えられたのは【カード】と言う技能のみ。謙信は仕方なく監視者サフィと共にダンジョンの探索者として活動を始めるが、なんとその様子は『異世界と地球の両世界で動画配信されていた』
取り敢えずは言われた通りにダンジョン攻略を進める彼であったが、その内なんだか様子がおかしくなっていき……実は異世界と地球はいつの間にかリンクしており、それには神々や天使、堕天使などが関わっている事が明らかになっていく。武田謙信はその争いと陰謀の渦に巻き込まれていく事となり、やがては世界を救う最強の探索者となる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 18:00:00
45988文字
会話率:32%
「すまないエルクロ。これ以上は無理だ。パーティを出て行ってくれ」
ダンジョンを探索する上級冒険者パーティの一員だったエルクロは呪いによって女体化したことを理由にパーティを去って欲しいと言われてしまう。
男パーティに突如発生した女体は毒、
麻痺、感電、衰弱。そんなものよりも遥かに歪んだ形でパーティを蝕んでいた。以前の癖のまま男湯に乱入。半裸で過ごす。下着を平然と干す。ぶかぶかの衣服で際どい状態なことに気づかない。
数多の余罪。リーダーであるサンゲツはいち早くパーティ崩壊の原因となると見抜いていたが、追放は手遅れだった。
彼自身、見た目だけ美少女のエルクロに悶々とし、追放を自責し、リーダーとしての責任を理由に正当化、仲間としての友情。涙目になっていたエルクロへの罪悪感、欲情。もろもろがごちゃごちゃになった末に虎になってしまう。
「その声は……ボクの親友、サンゲツじゃないか」
なんか他にも侍が狂戦士のすえに鮫になったり、武闘家がロリコンになったり神官は割と前から変態なこと、武具屋の看板娘が百合女だとかが発覚していくし、他多分いろいろあるはず。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 17:34:19
96310文字
会話率:44%
「我はなー。廃墟化した企業の建造物から外郭の向こうに存在する異星の神話生物の遺跡、果てに異界と繋がる次元の裂け目や黒い海の深くまで。所謂、ダンジョンを探索、配信する元超エリート便利屋のぉ、アズレア・ファリナセアだ~ぞ!」
なんて自己紹介を
し、命がけの行動からプレミア配信でプライベートまで配信し続ける少女、アズリアは自称色付き……大企業と個人で対等する力を持っていたと言う。そんな少女に無理矢理アシスタントにされたグレンは、都市を支配する企業から自分を購入しなければ自由を得られない状態だったのだが。配信に巻き込まれ、ダンジョンを潜り続けるうちに否応なく力をつけ、配信者として有名になっていくのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-18 07:08:52
151831文字
会話率:35%
海崎健斗は中学の時にいじめられて不登校になった。
不登校の間、近くの田舎道場に住み込んで剣術修行した結果、中学卒業時には「慈恩流」の免許皆伝となった。
10年前に突如世界中に出現したダンジョン(迷宮)により社会の流れは変わっている。
健斗は
迷宮探索者を目指して「迷宮科」の高校に進学することになった。
進学準備のために3年ぶりに自宅に戻った健斗は夜に謎の「緑色の小人」が裏庭をうろついているのを発見した。
木刀片手に逃げる「緑色の小人」を追いかけた健斗は見慣れない穴を見つけ、小人が穴に逃げ込んだのに気付いたのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 17:28:46
95558文字
会話率:22%
これは、タフで情に脆く姐御肌。食べる事が大好きな一介の女戦士が世界を旅する物語。
寒さ厳しいラグシア大陸北部に位置するドライゼル帝国には珍しい日に焼けたような褐色肌に、ルーンと呼ばれる失われた魔術文字を右眼に宿して産まれた事から「忌み
子」として扱われ、16歳の時に故郷である街や国から逃げるように出奔した────流浪の女戦士アズリア。
勇者という宿命を背負ったわけでもなく。
世界の危機を救えと神託を受けたわけでもない。
ただ、失われた魔術文字を使うことが出来る代償として通常魔法が使えないという欠落を背負ったアズリアが、あても無く世界に散らばる魔術文字を探索し継承する一人旅の物語。
世界中を旅する道中、様々な人物との出会いや色々な出来事を重ねる内に心身ともに成長し、やがて旅の最終的な目的を見つけていくだろう……多分。
※一話2000文字程度ですので、あっさりと読めると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 17:22:34
4625689文字
会話率:30%
今から約1年前、突如現れた巨大な隕石が地球へ衝突した。
あまりにも巨大な光の帯を引きながら迫り来る巨大隕石に、確実に訪れるだろう死を覚悟した。
しかし、衝突による巨大な質量を伴ったエネルギーはどこへ消えたのか、幻だったかのように光と共に消え
失せた。
僕は、あまりの事態に気を失ったのか、朦朧とする意識の中、不思議な体験をし未知のスキルを授かる事になる。
そして、この時から世界中にダンジョンが出現した。
一体あの巨大隕石は何だったのだろうか?何故僕に未知のスキルを授かったのだろうか?
ダンジョンの魅力に捕らわれた三日月 陽(みかづき よう)が田舎から旅立ち、都会で生活しながらダンジョン探索に明け暮れ、絶世の美女と共に巨万の富を稼ぎながらコツコツと強さを追い求めていく。
登場する人物・地名・名称等はどんなに似ていようとも架空であり、実在のものとは全く関係ありません!
※コツコツは主人公の主観です!
カクヨム様にも同時掲載していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 17:10:00
254820文字
会話率:72%
人々が捨てたゴミが魔法道具として排出される〝廃棄ダンジョン“。
そこにたった一人で潜る【独剣】リレオンは、魔法道具を回収しては売り払う〝回収屋“として日々小銭を稼いでいた。
全ては〝魔剣“を手に入れて、上位のダンジョンに挑むため。
だがリレ
オンは、頑固で排他的な性格が災いして同業者からは腫れ物扱いされ、魔剣を買うための金もなかなか貯まらず、以前のパーティメンバーにもバカにされるような日々を過ごしていた。
そんなある日、リレオンは廃棄ダンジョン内で倒れた少女を発見する。
明らかに貴族令嬢に見える少女に金の匂いを感じたリレオンは、彼女をダンジョンから保護したものの、目を覚ました少女は自分のことを『●●だ』などと言い放つ、ちょっと変わった女の子だった。
思惑が外れたリレオンは、彼女を〝アカリ“と名付け、仕方なく面倒を見ることにする。
ところがアカリは、リレオンが望んでやまない〝とんでもないお宝“を所持していた。
交渉の結果、リレオンはアカリの要望を受け入れることを条件にその〝とんでもないお宝“を手に入れ、紆余曲折を経て二人はチームを組み上位ダンジョンへと挑むことになる。
上位ダンジョンで躍進する中、様々なトラブルを経て絆を強くしていく二人。
だが、アカリとよく似た女性を探索する依頼が役所に掲示されたことを契機に、二人を取り巻く運命は大きく動き出す──。
アカリの正体。貴族家の秘密。リレオンの過去。そしてダンジョンに秘められた謎。
リレオンとアカリ。二人の出会いが織りなす、異世界にまつわる不思議なお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 17:01:22
126462文字
会話率:48%
主人公カイトは建築現場の下っ端で毎日過酷な労働をしていた、泥のように眠り、重たい身体を持ち上げ仕事に向かう
その日も工事現場で荷運びをしていたが、突然クレーンのワイヤーが切れ、
吊り荷が落下し下敷きに
目が覚めた時、カイトは見知らぬ洞窟に
いた。
食べ物もなく、なにもない。ただ光る鉱石だけが洞窟内を照らしていた
状況をなんとか飲み込み、洞窟を探索するカイト。しかし周りは鉱石しかない
3日歩き回り、喉の渇き、空腹も限界に達し、倒れるカイト。
ボヤけた視界になにやら動くものを見つけた
そこには虫が一匹ゆらりと飛んでいた
例えるとそれはハエか蚊のような小さな虫、
その虫をカイトは残った力を振り絞り捕まえることに成功する。
背に腹は変えられず、その虫を食べた瞬間
カイトの体は完全に回復したのだが。。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 16:55:35
55925文字
会話率:57%
彗星が地球に接近して大騒ぎになっていたあの年、俺は30年ローンで家を買った。
なんせ空前の買い手市場。何も起きなきゃ儲けもの。何かあったらどうせ死んでるんだし、ローンもチャラ。
そして、“何か”は起きた。
地上にダンジョンが出来て
、妻に逃げられ、会社をクビになった。
そして、暴力とは無縁の世界で生きてきた俺は、ダンジョン探索を生業とする命知らずの探索者に……。
イヤならやめればいいじゃん?
それが出来れば苦労しねえよ。
一度動き出した歯車は、ぶっ壊れるまで止まらないだろ?
ダンジョンで俺が授かったスキルは、史上最悪のワナか、それとも人生をやり直す救いの手となるか――。
※地の文は基本漢字で。セリフは登場人物によって漢字、ひらがな、カタカナを使い分けています。
「……」のあとに句読点があったりなかったりするのも、セリフの流れで変えています。
誤字ではないので、念の為。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 16:10:00
316860文字
会話率:39%