豊かで平和なレギウム王国のダレス王は、歴史しかない小国から嫁いできたソフィアに白い結婚を言い渡し3年で離婚すると告げた。愛する身分の低いジョアンナと結婚する為だ。ソフィアは3年間は王妃として過ごしたいと頼み、外交、宮廷、地方視察と出来る限り
の努力で立派な王妃と称えられて過ごす。そして3年後離縁されて、失意のうちに帰国したソフィアに、帝国の皇帝から結婚の申し込みがあった。ソフィアが帝国で幸せな人生を歩み出したのをきっかけに、レギウム王国の衰退が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 15:00:00
7830文字
会話率:24%
どうしようもないことってあるよね。
戦争は無くならない。例えAがBを潰してもAが分裂してBが生じるのだから。
死んだ人だって返ってこない。死んでしまったのだから当然でしょう?
死は全てを奪う。その人の選択肢、記憶、未来。そして、周囲の人がそ
の人と関わる権利。そんな当たり前が永劫に奪われてしまう。
そして、一度起こったことは絶対に変わらないんだ。愛する人が死んだ事実は変らない。奴らに殺されたという事実は絶対に変わらないんだ。
……だからね、大好きな親友がいるという曖昧な現実は私を慰めてはくれないんだよ。それは明日にでも奪われるかもしれない。例え戦争が終わっても、また次の戦争が始まるのだから。
旅行先で偶然テロに遭うかもしれない。奴らに襲われるかもしれない。眠っている間に居住区が攻撃されるかもしれない。
いつかは奪われて、殺されて、死体だけが事実として残る。そんな風に思っちゃうから、ふわふわな幸せは苦しいんだ。二人で誰もいない場所に行かない限り幸せなんて感じられないの。
だから、奪うことでしか自分を慰められない。憎いあいつらから奪って、壊して、殺して。仇かもしれない人間を殺し尽くす。憎い奴の家族が私と同じ気持ちを味わっていると思えば、少しは胸のうちが晴れるかもしれない。
目の前に死体の山を築いて、そうやって1つずつ事実を積み重ねないと満足できないの。
最低だよね。
……でも、私を最低にしたのはあいつらだから。
私は私を肯定するしかないんだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-18 21:00:00
115406文字
会話率:45%
病弱設定の妹・メルティが中心の子爵家で、姉・ディアナは何もかもを奪われ、我慢することを強いられていた。ついにディアナは、心通わせた婚約者・ジークフリートまで、メルティに奪われそうに……。涙を流すディアナに、ジークフリートは「優しいざまぁ」を
提案する。
圧倒的優しさから繰り出される「ざまぁ」で、登場人物全員幸せになる(?)話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 07:10:00
9095文字
会話率:54%
主人公は気がつくと、目も鼻も口も、体までもが無くなっていた。
当然そのことに気がついた主人公に言葉には言い表せない恐怖と絶望が襲うが、涙すら出ることは無かった。
そうして恐怖と絶望に頭がおかしくなりそうだったが、主人公は感覚的に自分の体に何
かが当たったことに気がついた。
その瞬間、謎の声が頭の中に鳴り響いた。
※カクヨムに先行投稿してあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 20:52:52
55018文字
会話率:13%
【名は体を表す】と言う。
“そいつ”は一つという建前である。
一人に一つの正体なのだ――という事になっている。
だが、その実は違う。
その身は一つだが、その顔は時による。
詰まる所、その名も一つでは無い。
建前、立場、気分。
時の顔ご
とに、人間は別の名前を持つ。
己は何者かを表す為か。
名をいくつも束ねて持ち合わせるものだ。
例えば、高3男子。
どこにでもいる、“万年モブ”。
その名前は、桐矢夕<キリヤ ユウ>。
彼は、ネットの上で名のある凄腕RPGゲーマー。
“常世の覇者”――として、名を馳せた者。
ゲームの攻略一点において、彼に敵う者はいない。
そんな彼が、事故に遭って死んでしまう。
そして目覚めると、そこはファンタジー的異世界だった。
傍らには、美少女実存だ。
つまりは、異世界転生だ。
その日、彼は“主人公”となったのだ。
その意志に関わらず――
――“運命”が、彼を待っている。
【全てを奪うスキル】と【一つを与えるスキル】。
二つの才を使う、遣わされし“亡者の少年”。
彼は友を探す旅に出た。
その果てに待ち受けるもの。
それは、希望か、それとも……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-18 19:41:51
12947文字
会話率:25%
ずるいですわずるいですわ!!泣き喚き全てを奪う妹に姉は疲弊していた。ワガママを許し、譲渡を強要する両親にも疲れていた。なぜ私ばかり…こんなワガママばかりでこの子は大丈夫なの?いやまて大丈夫ではないのは私では?
そして覚醒した姉の反撃がはじ
まる!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-22 13:35:28
4685文字
会話率:47%
入谷真澄は「救世の英雄」として異世界に召喚されたが、触れた対象の情報を見ることしかできない【解析】という外れスキル持ちだったために追放され、ほそぼそと冒険者をやっていた。
そんな中、イリヤは同じ転移冒険者からパーティに誘われるが、彼らはこの
世界で重罪の「同業者殺し」を犯し、イリヤにその罪を擦り付ける。
犯罪者として追われる身になってしまったイリヤ。
だが、彼の「解析」スキルが「不正侵入(ハッキング)」スキルに覚醒したことで、状況が一変する。
「……もしかしてこのスキル、他人の能力やスキルを自由に書き換えたりコピーしたりできるのか!?」
最強のハッキングスキルの可能性を理解して危機的状況を脱出したイリヤは、経歴や見た目を操作して別人として冒険者を再スタートさせ、モンスターからスキルやステータスを奪い、ゴミアイテムをレアアイテムに改ざんしながら最強への道を進み始める。
これは落ちこぼれ転移者だった男が、自分の運命すら操作できる「不正侵入(ハッキング)」スキルで、最強の冒険者へと成り上がっていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-23 19:10:00
163049文字
会話率:33%
誰もが憧れる魔法という名の自然や現象を操る力。それらを可能にした者がいた。それが何を求めていくか…。
望む物は手に入れることはできるのに代償が伴い全てが欠落していく魔法使い。それらの代償を無しに全てを奪う奇術師達はその力を自由に使い世界を翻
弄し始める。
少年はある時、奇術師と相対した瞬間何もかも平和な世界に飛ばされた。子供の頃から始まり高校生の時に奇術師からの招待状が来た時。物語の歯車が再開し始めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-01 00:00:00
13840文字
会話率:65%
全てを奪われた者だけが、全てを奪う権利を有する。
悪しき魔導士たちの手によって愛する人と故郷を奪われた青年ラグネイトは、復讐のため力をつけることを決意する。
そして長きに渡る苦難の末、ついに魔法を完全に無効化する破魔の力を手に入れるのだ
った。
魔導士殺しとも呼べるこの力をつかえば魔導士など敵ではない。復讐のため今は魔道都市と姿を変えたかつての故郷オルティスに単身のりこむラグネイト。
はたして彼は魔道都市に巣くう1万人以上の魔導士を討ち果たすことが出来るのだろうか?
輝ける青春復讐劇の幕が今、上がる―――
※イラストを多めに載せていきますのでイラストの成長or退化の過程も一緒にお楽しみいただければ幸いです。頭に★があるタイトルがイラスト付きとなっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-04 00:32:34
57975文字
会話率:48%
※ヒロインが初っ端から妊娠している状態で始まります。
【あらすじ】
あと半年で挙式を控えていた子爵令嬢のシャーロッテは、その二カ月前にある悲劇に見舞われる。深夜、彼女の暮らす子爵邸に侵入者があり、彼女はその男に純潔を散らされ、しかもその後二
カ月間も同じように襲われ続け、最終的にはその男の子供までも身籠ってしまったのだ……。その状況に先方の伯爵家より、婚約を破棄して欲しいと迫られた。血筋を重んじる貴族社会では、いくら被害者とはいえ、どこの馬の骨とも分からぬ男の子供を身籠ったシャーロッテは受け入れられないのだろう。被害者であるシャーロッテに申し訳ない様子を見せる伯爵。しかし、その息子である婚約者のアルベルトは、何故か怒りの表情を浮かべていた。11年前にシャーロッテと婚約を交わし、つい数日まで仲睦まじかったアルベルトの急変した態度から、シャーロッテの妹リリアーナは姉が故意にその侵入者を招き入れたとアルベルトが思い込んでいるのでは、と懸念し始める。被害者である姉に婚約破棄を促し、更に不当な怒りをぶつけてくる伯爵家の人間に対し、リリアーナの怒りが爆発しかけたその瞬間、何故か話は思わぬ方向に転がり始めて……。
全4話で完結。
※作中『凌辱』という言葉が出てくるので一応『R15』と『残酷な描写あり』のタグ付けております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-13 14:23:25
20081文字
会話率:26%
猫から人間に戻りたい魔女に100年の眠りから目覚めた悪魔が振り回される物語。
誰が何と言おうと、これはラブストーリーなのです。
「相変わらず・・・私から全てを奪うのね。」
「ハイそこまでー。妻の目の前で浮気する奴は火あぶりにしますよー。」
「鏡に向かって愛してるだなんて気持ち悪いだろ?」
「僕にはタチの悪い悪魔にしか見えないよ。」
「あの男は俺を殺しません。」
「いいです! あの、服着なくていいです!」
「全然師匠には似てないですよ。私の方が可愛い。」
「やかましいわ。」
「私の前世をどうでもいいって言ってくれてありがとう」
「ほんっと悪趣味・・・そういうとこ、嫌いだよ。」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-05 18:00:00
213065文字
会話率:53%
少年は奪った命を糧に戦う。
それは己の為に、或いは誰かの為に。
だが
少年は全てを奪う宿命にあった。
これは宿命と絶望の物語
全ては神様が仕組んだ因果だったらしい。
最終更新:2023-10-09 21:00:00
121954文字
会話率:51%
「今日妹をころします」妹にあらゆるものを奪われた姉は、妹へ復讐をする。なにより恋人のために彼女は全てを捨てた。一方妹は……。
アルファポリス、カクヨムに掲載中
最終更新:2022-07-12 17:52:40
6709文字
会話率:6%
天災。それは自然現象によってもたらされる災難を意味する。その災難は時として人間の全てを奪うこともある。しかしこの天災による不幸を受けても人間はどうすることもできず、無力となる。さあ、あなたの決断が試される時が来た…
最終更新:2022-04-02 06:00:00
49247文字
会話率:54%
天災。それは自然現象によってもたらされる災難を意味する。その災難は時として人間の全てを奪うこともある。しかしこの天災による不幸を受けても人間はどうすることもできず、無力となる。さあ、あなたの決断が試される時だ…
最終更新:2022-03-19 06:00:00
46866文字
会話率:55%
天災。それは自然現象によってもたらされる災難を意味する。その災難は時として人間の全てを奪うこともある。しかしこの天災による不幸を受けても人間はどうすることもできず、無力となる。さあ、あなたの決断が試される時だ…
最終更新:2022-02-26 06:00:00
42204文字
会話率:53%
幼い頃、母が言った。
「よく見ていなさい。将来、全て貴方の物になるのよ」
母の言葉は本当だった。姉の周りから人はいなくなり、みんな私に優しくしてくれる。
何不自由ない生活、宝石、ドレスを手に入れた。惨めな姉に残ったのは婚約者だけ。
私は姉の全てを奪いたかった。
それなのに、どうして私はこんな目にあっているの?
姉の全てを奪うつもりが全てを失った妹の話。
※ この作品はアルファポリスでも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-13 18:02:35
3739文字
会話率:41%
近未来。争いの絶えぬ世界で最も恐れられる『伝説のオナ○スト』がいた。
その名は龍一。女子供にも容赦はなく資源も食料も全てを奪う。
今日も彼の独りよがりの戦いが始まる。
この物語はフィクションです。全ては架空の物です
最終更新:2022-03-11 22:12:00
1127文字
会話率:49%
全てを妹に奪われ、家出したメリッサ。魔物の森で助けられた彼の勧めで彼の所属する騎士団に入ることになった。そこでは何も奪われることもなく、努力が認められる生活が待っていた。
ある日、助けてくれた彼たいして『恋』をしていることに気づいたメリ
ッサは、彼の足手まといになりたくないと懸命に、魔法と剣術の修練に励む。それが実を結び、国王となった彼と結婚することになりました。
王妃となり公務をこなしていたある日、祖国から助けを求める使者がやって来た。使者の話によると、王妃となった妹は国民に重税を課し、自分は贅沢な暮らしをしている。
それを聞いて、メリッサは妹に激怒した。そして、メリッサは自分の手で妹を討つことを決心する。
「私から全てを奪う妹。ついに、第一王子の婚約者の地位も奪われたので家出することにしました。」の後日談になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-20 17:34:55
5095文字
会話率:19%
「何でも私のものを欲しがらないで!!」
メリッサの妹アデルは何でもメリッサものをほしがる。両親がメリッサの物以上の物を与えても尚メリッサのものを欲しがるアデル。
メリッサが何度訴えても、最終的にはメリッサのものをあげるように言う両親。
つい
に、怒りが爆発したメリッサは家を飛び出してしまう。
その一方、姉を追い出すことに成功したアデルは「何か」達成感を味わていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-10 15:17:25
2503文字
会話率:20%
その店は、夜になると現れる不思議な館。
その店はなんでも、願いを叶えるとか。
そして、店に足を踏み入れる事が出来るのは選ばれし者のみ。
そんな店で働く蘭月は言霊使いの力を持っていた。
けれど、元々その力は親友から貰ったもの。
親友がいなく
なった世界で生きる蘭月を支えてくれたのは、胡蝶蘭、鈴蘭。そして店の当主紫蘭。
紫蘭は十年以上前から大きな館に一人で生きている。
そして彼もまた、願いを持つ者の人だ。
十年前、突如姿を消した前当主の魔女を探す為に店を継いだ。
どんな手を使っても、己の望みを叶える為に、紫蘭は仲間すら利用する。
しかし、そんな皆の前に現れたのは、死んだはずの男。
かつて、蘭月の親友だったその人は、全てを奪う為に現れた。
未だ、親友の死に囚われ続けている蘭月に、男は手を伸ばす。
果たして、彼女はその手を取るのか・・・・・・。
━━これは、一人の男が、自分の願いを叶える物語。
━━そして、一人の少女が自分の正体を知る物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-03 00:07:56
5238文字
会話率:23%
ストーリー
ローヴェ王国の端にあり、周りは険しい山と森に囲まれた小さな村フィア。
険しい山は帝国の侵略を防いでいたが、ある日ギーア帝国により侵略された。
平和な村が瞬く間に蹂躙され、村人は全員殺されたが、主人公ヴァンデッタは瀕死の傷を
負ったものの生き残った。
何の力もない村人のヴァンデッタだったが、この命の全てを賭けギーア帝国の全てを奪うと誓った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-29 16:39:18
375文字
会話率:0%
俺は歩む。
茨の道を…。
俺は歩む。
憎しみしか生まれないこの世界で…。
俺は歩む。
名を取り戻すその日まで良心を捨て最善を尽くす為に…。
俺は笑います。
名を奪うために…。
俺は道化になりましょう。
自分の為に…。
この世に同類
はいれど味方はいません。
邪魔をするなら全て殺しましょう…。
もう、狂おしい程欲します。
全ての名を…。
俺には名は無い。
奪われた。
ならば奪い返してやる。
殺して全てを奪うそれだけだ。
奪われた名を取り返す為に俺は何だってする。
上のものじゃあらすじが分からないと思うので付け足し。
生まれた時から名が決まる世界で少年は名が無きものとして生まれた。
彼は差別の中で生き続けて冒険者になる。
そして、彼は知る真実を…そして彼は全てを殺し復讐する決意を胸に歩み出す。
ダーク主人公ものが書きたくて書きました!
主人公が胸糞悪いことをしたりすると思うので苦手な方は読まないでください。
特に無差別殺人も下手したらさせる可能性もあるので…。
一応、ハーレムタグは入れておきますがひょっとしたらあるか無いか程度なので気にしないでください。
因みに不定期更新なのでいつ更新するかわかりません。
それでも時折更新させていただきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-11 09:00:00
32583文字
会話率:26%