家の近所に、土地神を祀っている小さな神社がある。
週に一度、僕はそこの社を掃除することを習慣にしている。
ある日、姉に「何も言わずに処分してくれ」と大量の本を託された僕は、いつものように掃除をしてから本を捨てに行った。
ああ……あの時、
本を一冊落としていたことに気が付いていればーーー。
ーーー土地神様がこんな風にはならなかったのに……。
「こ、こういう薄い本ってどこで手に入るんかね……?」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 20:40:15
166917文字
会話率:53%
中性的で可愛らしい顔立ちを武器に「善人」を演じてきた僕は、いつも誰にも責められず、穏やかに生きてきた――他人の不幸には目を背け、自分の責任には絶対に関わらないという“上手な生き方”で。
しかしある日、通勤中のビルで爆弾テロに巻き込まれ、謎
の悪魔に「誰か一人を選べば他は助かる」と迫られる。
責任を負うのが怖くて、僕は“選ばなかった”。
多くの命が失われる中、奇跡的に生き残った僕は世間から「勇敢な生存者」と持ち上げられるが、心の奥には拭いきれない罪悪感が残る。
――けれど、人は忘れる。罪も、死者も、そして反省も。
自己弁護と演技の中で、再び“善人”を装って生きていく僕。
これは、「責任だけは取りたくない僕」が選び取った、薄っぺらくて冷酷な生存戦略の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 22:15:33
4980文字
会話率:27%
VRMMO『パラドックス・オンライン』。
初めて数日の初心者たる僕は、いつものようにデイリークエストを消化していたところ、突然、見知らぬフィールドに転送されてしまう。そこでは異常に強い魔物が闊歩していて……。
最終更新:2025-02-01 12:28:29
103912文字
会話率:15%
会社帰りのティーラウンジで資格試験の勉強に励む僕は、いつもの“指定席”に精霊が座っているのを目にする。
最終更新:2024-11-08 14:36:32
8657文字
会話率:39%
会社帰りのティーラウンジで資格試験の勉強に励む僕は、いつもの“指定席”に精霊が座っているのを目にする。
最終更新:2022-08-22 16:53:05
3062文字
会話率:54%
病院で聞いた奇妙なうわさ。
入院した僕は、いつも通りの朝を迎えられるのだろうか……
夏のホラー2024『うわさ』投稿作品です。
最終更新:2024-07-16 18:10:00
1067文字
会話率:25%
老舗企業の跡取りの僕は、いつも爺に見張られていた。温泉に入るときも、大勢の護衛が一緒に入ってくるほどだった。あるとき、温泉旅館の裏に秘湯があると爺が言葉を漏らしているのを聞いた。僕は、その秘湯を目指したのだが……。
最終更新:2023-12-31 16:29:31
931文字
会話率:29%
みんなは前世の記憶があったりする? 僕は前世どころかずっと昔から記憶があるんだ。とはいえ、それで面倒事に巻き込まれるのも嫌なので、いつも目立たないよう地味に人生を送っている。そんな僕の唯一の生き甲斐は、天界政府発案の新制度『Lv.化政策』に
よって始まった『魂のレベル上げ』をすること。記憶保持者で、しかも効率よく経験値を稼ぐことができる僕は、結構、高レベルだったりするんだけど、やっぱり行き着くとこまで行きたいんだよね。だから、相変わらず地味〜に人生を送りながら経験値を稼ぐ日々を送っていたんだけど、ある日、僕は予期せず非業の最期を迎えてしまったんだ。色々と心残りが無いわけじゃないけど、いつまでもクヨクヨなんかしていられない。さあ、高速転生だ! そう思って、いつものように転生課を訪れた僕は、いつもと違う職員の対応に何だか違和感を感じて……えっ! 転生させられないってどういうこと!? で、半ば強引に連れてこられた天界で、衝撃の事実を告げられて……ちょっと待って下さい! それってLv.は付きますか!?
◇◆◇ Lv.にこだわる主人公(ガッロル)が、Lv.獲得のために受けたお仕事を切っ掛けに、無自覚に色々とやらかしてしまう。そんなお話です。
◇◆◇ この作品はカクヨムにも掲載しています。
◇◆◇ 今はカクヨムを中心に活動しています。こちら(なろう)は、ほぼ空き家状態となっておりますので、反応は遅めです。悪しからず……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-19 15:33:56
302443文字
会話率:26%
ーーそれは正真正銘、「誤った恋」だった。
この春から千翔高校に入学した志茂部遼ーー僕は、いつも図書室にいる美少女ーー舞泉美都ーー舞泉さんに一目惚れする。
しかし、舞泉さんは、明らかに「まとも」ではなかった。
舞泉さんに「聖なるも
のを持っている」と見出された僕は、「この学校には凶悪な悪魔が棲んでいる」と宣言した舞泉さんに振り回され、校庭に埋まっているとされる死体の捜索に駆り出される。
僕と舞泉さんが昨年行方不明になった上級生の行方を追う中、ついに学校の中で残虐な殺人事件が起きる。
円形校舎に棲む悪魔の正体とはーー
破天荒なヒロイン、恋多きイケメン、超天然なクラスのマドンナなど個性的なキャラクターが集う、青春学園ミステリー長編折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-02 18:16:42
199385文字
会話率:41%
死んだはずの彼女が僕の中に現れる。生きてた時からゲームが好きだった彼女は、僕をゲームに誘う。しばらくしてから能力を持つ者たちが行動をし始める。僕の前にも能力者が現れる。
初投稿の想弥です。よろしくお願いします。
ちゃんと書いたのは、初め
てなので誤字脱字ありましたら申し訳ございません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-24 15:48:22
794文字
会話率:24%
伊吹修二こと僕は、いつも他人の目ばかり気にした毎日を過ごしていた。
常に足並みを外れる事を恐れ、敷かれたレールに沿っていくだけ。
そんな機械の様な人生が間違いだったと気付くころには、既に社会人としての平凡で退屈極まりない生活を迎えている真
っ只中。
もう何もかもが遅い、遅すぎたのだと涙を流す。
やがて酔いが回り意識を失いかけた最中、僕は最後に一つだけ神様に願った。
もう一度だけでいい、チャンスをください。
今度はもう……後悔も失敗もしないから。
そうして目を覚ますと……何と僕の体は小学六年生時代の頃に戻っていた。
初めは夢か何かだと疑わなかったが、再び子供としての日々をどんどん過ごしていくにつれ次第に疑念は薄れていく。
やがてこれが夢でも幻でもない、確かな現実だと悟った際に僕は一つの決心を固めた。
二度目の人生は全力は何があろうと全力で挑んでいく。
かつて諦めた夢も、恋も……今回こそ叶えて見せる。
胸を張って幸せだと言える未来をこの手で掴んでやる……と。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-06 12:05:32
6966文字
会話率:17%
僕は、いつも虚ろな気分で暮らしている。そんな話。
キーワード:
最終更新:2021-06-25 15:27:35
503文字
会話率:29%
大学生の僕は、いつも聴いている奇妙な放送局、FM無意味チャンネルが終わるのを機にキャンパス生活に戻った。ところがこのFM放送局のことは他に誰も知らなかった。
ある日唐突に美人の院生が現れて准教授に紹介されるがこれまた美人。FM無意味チャンネ
ルは彼女たちが運営していたのだが、奇妙な秘密が隠されていた。
※本作は、エブリスタ、カクヨムにも掲載します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-21 23:47:03
6603文字
会話率:20%
僕は形ないモノになり、君を守り続ける。
僕は、いつも君の傍に居るよ。
最終更新:2021-04-11 03:00:00
1888文字
会話率:23%
僕の行動は制限されている。
僕は、いつも同じところにいるよ。
僕を作った博士がね、僕にこう言ったからだ。
最終更新:2020-11-06 03:00:00
1893文字
会話率:30%
不機嫌な僕の瞳に映る君が微笑んだ。
___僕は、いつも不機嫌だ!
彼女が、僕のいう事を全然聞いてくれない!
最終更新:2020-07-28 03:00:00
1836文字
会話率:16%
山の中の田舎。無人駅で電車好きの僕は、いつも独りで電車を眺めている。
今日も眺めていると、珍しくホームに女の人が立っていて…………。
夏のホラー2020参加作品です。
最終更新:2020-08-03 10:22:44
1020文字
会話率:6%
臆病な僕は、いつも逃げ道を探していた。
新しい自分に生まれ変わりたい。
誰かを守れる人、助けれる人になりたい。
切実に願う少年に明るい未来を…
最終更新:2019-11-26 23:50:59
1825文字
会話率:31%
ともに住み始めて三年の彼女。彼女と過ごす、幸せな時間。
僕は、いつも彼女から目が離せない。
何故なら彼女は――……。
この作品はカクヨムにも掲載しております。
最終更新:2018-10-14 11:25:27
2021文字
会話率:6%
僕の名前は宮田 小太郎。22歳。もうすぐ大学卒業だというのに、手元には日々お祈りメールしか届かない。このまま行くと、まぁ間違いなく就職浪人まっしぐらだ。
昼間は市立図書館で勉強と履歴書作成、夕方~夜は生活費を稼ぐためのバイトに明け暮れる日々
。
そんなある日僕は、いつも通り図書館へ行こうとアパートのドアを開けた―――ら、まさかのそのまま異世界トリップ?!
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前後編のコメディタッチの、ファンタジー風のお話です。
後編は2018年8月11日に更新済です。
(追って挿絵を挿入予定)
あんまりガッツリとしたファンタジーではありませんのでご安心を(?)!
気軽に読んで頂けると嬉しいです(#^.^#)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-11 13:22:02
21347文字
会話率:52%
僕は、いつもこう思う。
地味でメガネでニキビな僕は、実は妄想で
本当は芸人なんじゃないかって。
僕が寝てる時だけ、芸人になれるんじゃないかって、
根拠はある。
寝てる時に僕はリアルすぎる夢を見る。
夢での僕は、ハキハキと思ったことを述べ
、
罰ゲームを受け、食べ物を食べる。
もちろん5感はそのあいだも働いている。
そんな僕が下書きもなく物語を書くと言ったら、誰が驚くだろうか。
そんな僕の戯言のような物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-09 20:00:00
8778文字
会話率:14%
消費生活協同組合――いわゆる生協さん――に勤める僕は、いつも笑顔で迎えてくれる、マイザワさんの奥さんが気になりだす。でも僕は忘れてはいけない。彼女が人妻で、子どももいて、幸せであるということを。
※不倫ものではありません
最終更新:2017-10-19 16:43:35
6723文字
会話率:50%
妄想大好きっ子の僕は、いつものように『彼女』との逢瀬を楽しんでいた。
そんなある日、僕は保健室で遺体を発見してしまう。瞬時に犯人を予想できた僕は、進んで共犯者となるため、取り調べをしに来た刑事に嘘をつく。
「僕が犯人です」
と。
妄想男と
仮面の女のすれ違いを描いた作品。
※注意
この物語は非常にダークな話となっております。苦手な方は回れ右で。(R15)
また、彼と彼女が何を考え、どうしてそういう行動を取るのか、筆者の私自身よく分かっておりません。感情移入できず、内容が理解できない部分が多々あると思います。特に主人公は非常に気持ちが悪いです。時間と根気のある方のみ、読んでいただけると幸いです。
基本的に毎日更新します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-18 21:00:00
102845文字
会話率:41%