あの令嬢に魅了されたのか、婚約者が私との婚約を破棄しようとしています
私は遠くの街に旅立つことを決心し、馬車を待ちます。
あの人は、睡眠薬が効き、きっと来ないでしょう
本当は止めに来て欲しかった。
最終更新:2023-04-08 12:08:03
1810文字
会話率:53%
自分の思い描く理想の女性と付き合いたい。そんな真っ直ぐで純粋な想いを抱く桜庭仁。ある雪の日夜、仁はついに運命の女性と出会う。相手はベトナムから留学してきたチャン。日本で出会った二人は徐々に惹かれ合い、やがて二人は国籍の壁を乗り越えて結ばれる
。しかし、ある日チャンは唐突に仁に別れを告げる。
何故チャンは仁との別れを決断したのか。そして、全てが明らかになった時に、仁が出した答えは。果たして、生まれも育ちも文化も違う二人の愛の結末は。
人間の本質的な愛の美しさを描いた珠玉のラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-27 21:08:52
65148文字
会話率:58%
駅。馬偏を使う。昔、駅とは馬車の停車場のことを指していたことの名残だ。
だから私は異世界の“ウマヤ”を舞台に小咄をだそうとおもう。
村人のヨゼフは町の駅で行方の分からない妻を待つことを日課にしていた。ある日、駅に奇妙な風貌をした少女
を見かけるようになった。その少女はなぜだか裾の長すぎるスカートを履いていた。三ヶ月間、服装を変えることなくずっと立ち続ける少女は自分と同じく誰かを待っているのではないかと思い、親近感がわき声をかけ、駅の傍の喫茶店でお茶を一緒にすることを提案する。
承諾した少女はヨゼフと共に喫茶店へと向かった。そして、誰を待っているのかと尋ねるヨゼフに対して、彼女は自身の母親のことについて語り始めるのだった。
さあ、そこの通りすがりの方々。ヨゼフと一緒に少女の話を聞いてみないかい?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-13 07:01:33
9707文字
会話率:17%
あまり怖くないライトホラーです。
お題が“駅”ですが、別に現代の駅じゃなくても良いじゃない!
中世ファンタジー世界にだって乗り合い馬車の停留所、停車場。 つまり駅が有るのです!
なんかタイトルやキーワード(タグ)を見てると現
代ばかりでしたので、ひねくれてやりました。
後悔もしてない。 反省だってしてません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-10 08:00:00
2214文字
会話率:23%
星海鉄道は星々を繋ぐ蒸気列車。
今日の停車場は水の星。
最終更新:2016-10-20 22:38:42
1345文字
会話率:28%
明治時代の帝都。諏訪出身の芸妓・菊乃は野宮、三好という二人の陸軍中尉に贔屓にされている。穏やかな野宮に惹かれる菊乃であったが、磊落な三好に求婚された。身分や周囲の期待もありそれを飲んだ菊乃は嫁入りの前に諏訪に墓参りに行くことを願い出る。三好
はそれを許したものの、待ち合わせの当日、停車場に現れたのは野宮の方だった。
※pixivとの重複投稿。
※飯野琴子名義によるコバルト短編新人賞投稿作品。同賞最終候補作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-09 17:53:46
9097文字
会話率:31%