通勤電車の中で誰かが言った「秘密基地」という言葉に、
1980年代に小学生だった『僕』が
初めての秘密基地とそれを失うまでの短い回想をするだけのお話。
最終更新:2025-03-14 17:01:26
1730文字
会話率:2%
日々罪人を殺す仕事をしている処刑人は、ある仕事帰りの夜に不思議な少年と出会う。倒木の中に佇んでいた彼が示したのは、圧倒的な力と善性。
決して揺るがないその姿は、人を殺すことを日常にしている処刑人を、真っ向から否定するかのようである。
だ
が、それでも処刑人は処刑人だ。
どうしょうもなく殺しを必要とし、求めてしまう。
……私が彼女を殺したのは、悪でしたか?
……俺が彼を殺したのは、間違いだったか?
この、処刑が横行する歪んだ國で。
少年少女は、己の行為と向き合い、己の罪と向き合うことだろう。
これは、3人の少年少女が殺しと向き合う物語。
――あなたは、こんな救いのない世界でも、人を殺さない聖人であり続けられますか?
目次
上 処刑人の性
一章 屍臭乱舞 1〜
二章
中
三章
四章
下
五章
六章
七章
※個人的にスクロールだと、一字下げのギザギザが綺麗じゃないと感じてしまったり、単純に見失ってしまったりするのでしてません。
※本作はシリーズ3作目ですが、基本的に前作とは流れ的な繋がりはありません。3作同時連載で投稿間隔が遅くなるかとは思いますが、少なくとも一章は速やかに投稿を終えたいと思っているのでよろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-30 06:20:00
471537文字
会話率:28%
ある日、突如として世界中にゾンビが出現した。
蹂躙を恐れて人々が避難所に駆け込む中、倒木やら瓦礫やらで避難できなかった哀れな男が一人。
絶体絶命を覚悟した彼だったが、命を賭けた「ある作戦」が大成功して人類唯一の生存者となる。
果たして、彼が
行った作戦とは……?
しょーもないことで生き残ってしまった男の、人生を捧げた一発ギャグがここに記される!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-02 00:20:18
3584文字
会話率:16%
車で地方を走っていると、新しい道と並行して旧道と呼ばれる道が残っていることがある。
荒れた路面。
落石や倒木。
行き交う車もほとんど無い。
移動時間や走りやすさだけを考えれば旧道を走る意味などまったくない。
そんなとこ
ろを走ると、不思議な現象に遭遇することもあるという話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-16 13:24:07
3092文字
会話率:22%
時をかける【少女】……ではない。これは時をかける【プロデューサー】の物語。
ある雷雨の夜。
プロデューサー三上は、年齢制限のせいで卒業の決まったアイドルのレンから不思議な夢の話を聞かされた。
ふたり一緒に意識だけ10年前に戻ってやり直すの
だという荒唐無稽なその話は、しかし意外な形で現実のものとなった。
レンを庇って倒木の直撃を受けた三上は、【ふたり一緒】ではなく【たったひとり】で10年前に戻されてしまったのだ……。
中学一年の、まだ何も知らないレンを前に絶望しかけた三上は、気力を振り絞って立ち直る。
このままいけばレンは、また『あの男』に出会ってしまう。
多くのアイドルの芽を摘んだ加瀬プロデューサーに、将来を滅茶苦茶にされてしまう……。
プロデューサーとして培った手腕と過去の人脈。
レンへの溢れんばかりの愛情を武器にして、三上は再びアイドル業界へと舞い戻る──
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-08 21:07:09
118714文字
会話率:39%
その世界には魔女という存在がいた。
それは人間が持つ神秘を失う代わりに世界の神秘を身に宿した存在だ。
死せる森、誰もいない森の中に居を構える泥沼の魔女アテナもまたその一人で、ひっそりと暮らしていた。
最近、彼女のそばには一人の少年がいた。そ
れは普通ではなく、バケモノと呼ばれる忌み子のロキ。
これは人である事を辞めた魔女と、人ではない少年、世界に嫌われた二人がそれでも世界と生きる物語。
『もし君が悪魔と契約しなければいけないほど、重篤な何かに患ってしまったのなら――その時は、その魔女に頼るといい。
そうでないのならやめておけ。』
『蛙の橋をまっすぐに、馬車道の途中崩れた祠で曲がれ。』
『悪霊の木を恐れるな、しがらみの蔦を断ち切るな。』
『安寧の泥はなく、絡みつくのは畏怖そして鉄錆色の希望だろう。』
『それでも進め、進む理由がるのなら。
倒木二つ、支え合う門が見えたのなら、右の木を二回叩き名を吼えよ。
さすれば光が可能性を指すだろう――。』
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-21 22:38:03
107626文字
会話率:42%
多種多様な毒を売りながら各地を巡る毒商人バハル。彼は人類を滅ぼすとも言われる世界最凶の毒
「苗床」を求めて旅をしていた。
そんなある日、倒木街デルドラにて、宿屋の看板娘エイハから、毒について教えを請われることになる。 エイハに隠された秘密
と倒木街デルドラの忌むべき過去とは!?
「毒」をテーマに様々な出来事と対峙する主人公バハルを描いた作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-11 21:43:08
12793文字
会話率:55%
神が多くいるせいで人類の3割が信者でできているような不思議な世界。けれどその世界に転生した青年は信者と関わる事より多くの神と関わる事になる。信者が知れば羨むだろう青年の境遇、しかし青年はそれを苦と思ったり思わなかったり。
光は青年を待つ、神
は青年の手助けを、青年は仲間とともに自らに課せられた試練に臨む。
これは光と神、神と神の争いに青年が新たな駒となるまでの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-13 00:29:33
138527文字
会話率:57%
※これはファンタジー世界で、
「こんな設定あればいいなぁ」
という設定を手紙や情報、文章方式でポチポチと書いていく、短編というか設定資料の墓場というか…そんな物です。以下の文から始まりますが、貴方はこの日誌の読者だと思って読み進めていって下
さい。
【『ケイオス』と書かれた日誌には、
古今東西から集めたあらゆる情報が
無作為に保存されている。
これはその表紙裏の序文である】
私は記録する…
この広い名も無き世界を。
私は記録する…
自らの好奇心を。
いつか散る花弁も、
生まれ行く新芽も、
根元から抜かれた倒木も、
新たに植えられた苗木も。
私が何者であるか気にする必要はない。
私はただの記録者…ただそれだけだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-12 08:17:15
43068文字
会話率:11%
現実世界からドロップアウトしてしまったサラリーマンが、異世界(?)でひたすら彷徨う。
ただひとつの希望は、生き別れだった息子に会えるかもしれないこと。
なぜ?どうやって会えるのか。執筆者にもわかりません。
初めての投稿ですし、終わりは見え
ていませんが、やってみます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-18 01:43:25
8089文字
会話率:14%