『警視庁特異事案対策室』──そこに、怪異がある限り。
犯罪でもなく、事故でもない。それでも「説明のつかない事件」が、日常の影に潜んでいる。
警視庁に正式な記録は存在しない──
だが、確かに"それ"に立ち向かう者たちがいる
。
彼らの名は 特異事案対策室──通称「特対室」。
表向きには存在しないこの組織は、異常現象、都市伝説、未解明の怪異を極秘裏に調査・処理するために設立された。
その任務は、「怪異を封じ、社会の均衡を保つこと」。
だが、怪異に対抗できるのは、"選ばれた者"だけ。
特対室に所属するのは、かつて怪異と接触し、"恩寵"と呼ばれる特異な力を得た者たち。
そして今、一人の女子高生が、その闇に足を踏み入れる。
社畜JK、やさぐれた元公安、元鑑識課の分析官、人と怪異の境界に立つ者、元機動隊の鬼教官、そして現代の陰陽師…彼らはそれぞれの"恩寵"と"経験"を駆使し、怪異に立ち向かう。
特対室が追う怪異は、ただの幽霊や妖怪ではない。
都市伝説、呪い、未解明の現象──それらは人の「恐怖」「願望」「憧れ」から生まれる。
「さぁ、始めましょうか。
この世界の"裏側"へ、ようこそ。」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-25 20:10:00
230724文字
会話率:31%
アメリカのシアトル、ロシアのウラル、ドイツのフランクフルト、中国の四川、日本の京都、オーストラリアのメルボルン、イギリスのロンドン、南極、ナミブ砂漠、アルゼンチンのブエノスアイレスに特異重力場出現!
特異重力場から不明生物出現
不明
生物は各地にて侵攻を開始
国連は特異重力場を「地獄の門」と命名
さらに大型の不明生物を「魔獣」、人型不明生物を「悪魔」と命名
地獄の門が発生した各国の軍が応戦するも、想定を超えた甚大な被害が発生
各国軍、総力戦を挑むも侵攻を止めるのみで最前線は緩やかに崩壊!
悪魔の軍勢、再び侵攻を開始
突如として国連へ送られた降伏勧告から、敵対勢力を悪魔ルシファー率いる「解放軍」と命名
国連加盟国の総力を上げ最前線にて攻勢を再開
魔獣の弱点を発見!
火炎放射と塩素ガスによって初の駆除に成功
解放軍、再度反撃
特異な能力を持つ魔獣の戦線投入により、京都戦線は灼熱、東京戦線は大氷河期、自衛隊の機能はマヒ
未曾有の大損害
白燐弾による攻撃が決め手となり、特異魔獣撃退!
戦線の停滞と国連が機能不全から崩壊したことにより、地球連合が仮発足
悪魔の特命大使が地球連合にコンタクト
一部悪魔の移民等を認める「ランカスター条約」締結により、友好的悪魔を迎え連合軍大規模反撃を開始
核弾頭攻撃による地獄の門の縮小に成功
解放軍、地獄の門向こう側へ撤退
世界各国は解放軍の完全撤退により「平和戦争」終戦と地球連合発足を正式に宣言!
地球連合に国際異界管理統合局を発足
国際異界管理統合局、各国に対して当組織の傘下組織発足を指示
日本国は外務省に「外務省異界管理対策本部(通称"異管対")」を設立
各都道府県の各市区町村に異界管理対策局専従班を設置
異界管理対策局専従班は各地にて異界に関する事件や事案へと対処を開始
そして、世界は緩やかな終わりへと突き進む
空想神話科学小説
お楽しみに!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-20 19:01:52
259095文字
会話率:50%
近未来、日本。
全国各地でツキノワグマやヒグマといった熊の生息個体数が爆発的に増加し、一方でその駆除にあたるハンターの人数は減少及び高齢化の一途を辿っていた。
一昔前の行き過ぎた保護政策と、狩猟免許取得に関する手続きが煩雑を極めたことが原
因だった。
やがて人や人間社会の文明を恐れない熊が市街地に出没するようになり、札幌や仙台で住宅内にいた住民が襲われる獣害事故が発生。
ついには北海道旭川市で、就寝中の一家五人がヒグマに襲われて全滅するという最悪の事案が発生するに至った。
事態を重く見た政府は、熊の駆除に関する判断の全権を持てる国家資格「熊狩士」「熊撃士」の創設を決定。
その専用狩猟用具の開発を大手企業「輪島秦重工」と、岐阜県関市の刀剣・製造販売「美濃関鍛冶工房」に依頼、防衛省の技術陣と環境省の狩猟部門が監修することで、熊を狩れる専門技術を持ったハンターの養成に乗り出した。
凄腕の熊狩士として全国に名を知られた前野高陽は、警察官だった五年前、恋人だった同僚の裕子をヒグマに惨殺され、そのヒグマへの復讐のために警察を辞職した過去があった。
手がかりは、裕子に撃たれて潰れた赤い右目のヒグマだということ━━━━赤隻眼(アカカタメ)と呼ばれるようになった仇のヒグマを執拗に追う前野は、相棒の若き熊撃士・村井健介と共に北海道中を股にかけ、いつ果てるとも知れない追跡の旅を続ける。
果たして恋人の復仇を遂げる日は来るのか。
ヒグマへの復讐のために身につけた、無法新神流居合術の妙技と熊斬り太刀「雷神」を武器に、前野の剣技は今日も人熊問わず冴え渡る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 19:43:59
44355文字
会話率:25%
この世界は魔法など不思議な力を使える世界:クリプトンである。
突然、地球丸ごとクリプトンに転移すると言う事案が生じた。クリプトンに転移して地球人は今までの常識とは違うことが起こり戸惑う。
だが、その混乱は数年後には収まり決して少なくない被害
や問題は起こりながらも人類はクリプトンに適応する。
そして、太平洋中央に現れた島“恩羅院島(おんらいんとう)”には魔法などを学ぶ学園”クロニクルアカデミア“がある。
そこには一癖二癖強い学生が集まる模様
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 13:47:17
6107文字
会話率:1%
コソコソと男子学生から身を隠す、亜玖 黎(あきゅう れい)こと19歳女子大生の私。整った顔の両親から生まれただけあって、私もおかげで容姿に恵まれたのは良いんですけど……恵まれ過ぎても困る事を実感させられる毎日。
でも高校時代からの私の自慢
の心友、篠崎 薫(しのざき かおる)ちゃんのおかげで、無事に過ごせるようになってきました。
でもまさかこの現代社会で、異世界に召喚されるなんて事案が本当にあるなんて……!!
この話は、女性希少な異世界に召喚され、監禁スキルを授かり、グランドマスターキーという訳のわからない立場になった女子大生が、なんとか普通に生きたいと努力するお話。
ご都合主義満載で、不定期更新(たぶん……)予定です。恋愛要素は徐々にゆっくり。恋愛物執筆練習作品。カクヨムにも同時更新中。広い心でお読みくだされば幸いです。
注 *危険思考や監禁を推奨する話ではありません。
*この作品で「監禁」とは「スキルの保持者自身、監禁スキル能力の範囲内から出られない状況」とお考え下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 10:34:35
27809文字
会話率:35%
舞台は現代。ロシアウクライナ戦争において、米国からの協力圧力に屈した日本政府は自衛官を退職扱いにして大規模に日本人義勇兵として派兵していた。その隠された目的は自衛隊に実戦経験を積ませてクーデター要員として育成することにあった。
警視庁公
安部公安総務課第五公安捜査10係の自衛隊監視班はこれを危機ととらえ、成田空港で帰路に着く彼らを隠し撮りする。その中には主人公畠山正警部補、サポートするオペレーターにはヒロイン村上遥警部補の姿もあった。
ホワイトハウスで話される謀略は日米合同委員会を通じて政府上層部にリークされる。アメリカCIAの目的は、日本を軍事統制下に置き中国と開戦。海底資源で漁夫の利を得ることにあった。
法務官僚の乃木がそれを報告し、正の父である畠山正晴法務大臣は対応に苦慮する。
警察庁警備局長稲田警視監と公安警察理事官赤坂警視長は、極秘裏に、自衛隊監視班の田村警部、大河内巡査部長、畠山警部補、村上警部補、それに乃木を加えたメンバーで公安事案特別捜査本部諜報専従対応班──スペシャルセキュリティポリスSSPを組織。
果たしてSSPは自衛隊クーデターを阻止することができるのか!?
カクヨムにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-07 21:05:26
13447文字
会話率:46%
瑠衣の鏡花に対する扱いは雑の極みである。
暴言は当たり前。暴力も当たり前。
其れでも決して悲観的にならず、絡みに行くのがこの子、鏡花である。
意外と弁えてるから、ツンデレだぁね〜。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われた
ら申し訳御座いません。
注意事項2
諭羅の胃薬はどれだけ必要かな。
ちなみに扱いは頗る悪いですが、瑠衣たんには本人なりの境界があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-26 21:50:12
1215文字
会話率:62%
少年は、決して忘れない――――――すべてを奪った“赤い髪の男”を。
人間の想像から生まれ、社会に潜む化け物、|傀異《カイイ》。
代々|傀異《カイイ》を祓う|想術師《そうじゅつし》の家系に生まれた少年、|功刀風牙《くぬぎふうが》。彼の人生
は、火災によって突如一変する。
町、思い出、両親――――――すべてを奪われた風牙は、復讐を誓い、己を鍛え、史上最年少で想術師になる。
14歳になった風牙は、祖父から、赤い髪の男の素性を聞かされる。
“|浄霊院紅夜《じょうれいいんこうや》”。
想術師ならば、知らぬ者はいない名前。
風牙は、怨敵の行方を知るため、単身浄霊院家に潜入を試みる。
そこで風牙は、浄霊院家から迫害された銀色の髪の少女、|浄霊院咲夜《じょうれいいんさくや》と出会う。
風牙は、浄霊院家当主から、この少女の護衛をして欲しいと頼まれる。
咲夜を狙う敵、張り巡らされた罠――――――浄霊院家はなぜ、咲夜を迫害するのか?
陰謀渦巻く想術師の世界。復讐に囚われた少年が、一族に見放された少女と出会うとき、世界を変える物語が始まる!
※この話は、「揺井かごめ・くろ飛行機」著 エボルブルスの瞳―特殊事案対策課特命係傀異譚―の外伝となっております。
この物語単体でもお楽しみいただけますが、合わせてお読みいただくとより楽しめる内容になっておりますので、よろしくお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-23 20:00:00
361041文字
会話率:42%
──この世の中に、空想なんて存在しない。
──理想は現実に。
──思いは現実に。
──呪いは現実に。
──“傀異”は、人の心に潜んでいる。
人の想像力から産み落とされる怪物、『傀異』。
5000年前に文字を手に入れてから今
日に至るまで、文明の影でそれ等を狩る者達がいた。占い師、陰陽師、エクソシスト、魔女──いつしかそれらは総じて『想術師』と呼ばれるようになった。
時は現代、処は日本。
東京の片隅、寂れた事務所で、今日も『特殊事案対策課特命係』に依頼が舞い込んだ。
特命係に席を置く少年(高校生)・銀滝白は、仲間と共に奔走する。
世界の均衡を保つ為に。
──もう二度と、誰も傷付かずに済むように。
「警察庁警備局特殊事案対策課特命係として、特権を執行する。
――――おれは、傀異《カイイ》であるお前を、祓う者だ」
◆ ◆ ◆
白と愉快な仲間が織り成す、和製ホラーアクションです!
※この作品は、ノベルアップ+でも投稿しております!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-26 21:00:00
273719文字
会話率:50%
想術師協会総務部広報課作
人間の想像から生まれた怪物―|傀異《カイイ》。
悪しき想像から生まれた傀異は、人間社会に潜み、時に人を害し、命を奪うこともある。
そんな傀異を、夜な夜な狩るのが我々|想術師《そうじゅつし》である――――――。
この物語は、我々想術師が普段どんな仕事をしているのか。それを伝えるドキュメンタリーである。国家機密であり、普段公開することのない想術師の仕事に密着。ありのままをお見せしていく。
国家公務員で、収入安定。出来高プラス制でボーナス過多!
たくさんの人を救うことができる唯一無二の仕事である。
その分、命を懸けて仕事をしなければならない。常に危険と隣り合わせ、そんな彼らの仕事ぶりに密着する。
やりがい、生きがいは他の仕事の群を抜いている。
――――――あなたも想術師を目指してみませんか?
①報いの篭
想術師協会の花形、「傀異対策局第一部」の紹介。不器用だが、強さと優しさを兼ね備えた一級想術師「|打金清正《うちかねきよまさ》」の仕事ぶりに密着する。
※この物語はフィクションです。実在している人名、地名、組織名などは一切作り話です。ご了承ください。
この物語は、「エボルブルスの瞳―特殊事案対策課特命係傀異譚―」および「復讐は夜明けと共に」と同一世界観です。合わせてご覧いただけると、より世界観の理解が深まります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-11 21:00:00
18680文字
会話率:33%
”調査官”剛田孝一。
調査官とは、警察や行政が扱いにくい事案を解決する職業のこと。
剛田孝一は調査官の中でもタフな男で知られ、仕事には冷静沈着に、ナメた奴にはシニカルに、子供と動物には甘い、そんな男。
今回は簡単だと思って引き受けた仕事が
、次から次へと問題に発展していく・・・そんなお話。
現代日本の社会問題にも切り込む、ハードボイルド作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-19 00:03:14
7000文字
会話率:50%
この作品は幼馴染で医者の杣田彩奈と主人公で同じく医者の吉岡京介が医療現場で難事案に立ち向かい、その傍自らの病と向き合い杣田との恋にお互い攻防し、時にはストレートに、時には焦らし焦らされながらお互いの距離を縮めていく職場恋愛作品です!
ちょ
っと大人な恋愛だけどどこか幼いそんな恋模様をお楽しみください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-07 10:30:00
19710文字
会話率:37%
眠ると悪夢を見せる『悪夢ウイルス』が、日本に分散されていた。
キーワード:
最終更新:2025-02-26 15:30:59
1215文字
会話率:20%
映画予告で感動する事案。
キーワード:
最終更新:2025-02-24 10:26:34
608文字
会話率:0%
現実で読まれずにいた本は、『ストーリーラビリンス』の書架へと贈られる。
ある日原稿用紙のままの作品が届けられる事になり、それを運ぶオートバイは目的地へと急ぐ。
ところが現実でのある事案により、原稿用紙の作品は返却される事になる。
キーワード:
最終更新:2025-02-07 16:47:42
1465文字
会話率:23%
西暦二〇四〇年、東京。
世界のテロと戦争において、ソルブス(Strike Land Battle system SOLBS)と呼ばれる、パワードスーツが活用されるようになった時代。
荻窪の市街地で軍用ソルブスが無差別殺傷を行ってい
るとの一報を受けて、警視庁警備部の実験特殊部隊である、仮称ソルブスユニットの隊員、宇佐鳴海巡査は量産型ソルブス、ガーディアンを駆り、現場での戦闘に向かう。
一方で、武蔵野市にある、グリン大学では一場亜門が同級生から、理不尽なイジメを受けて、暴行された末にアルバイト先で吐血してしまう。
そして、帰り道で、倒れた後に見知らぬ少女から、病院に連れて行ってもらうのであった。
一方、荻窪での事件解決後には刑事部捜査一課だけではなく、公安部まで出張る、異様な事態に捜査一課のベテラン刑事、兵藤隆警部補はきな臭さを感じ始める。
そこから、事態は国家を揺るがしたかつての大事件にも関わる事案へと繋がり、やがて、少年、少女たちの運命が混ざり合い、日本の存亡をかけた戦いへと興ずることになるのであった。
なろう小説での初の作品「機動特殊部隊ソルブス」に加筆、修正を加えた、リメイク作品。
孤独な少年が愛する人と警察での任務遂行を通して、学校という狭い世界から、広い世界へと視野を広げる過程を描いた、近未来の警察SFバトル小説、ここに新たに開幕!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 01:00:00
297114文字
会話率:41%
違う。そうじゃない。って事はいっぱいある。
キーワード:
最終更新:2025-02-21 06:00:00
1480文字
会話率:0%
さくら急便のある営業所に、奇妙な配達員にいたずらをされたという不可思議な問い合わせが届く。
最初はいたずら電話と思われていたこの案件だが、同じような問い合わせが複数人から発生し、どうやらいたずら電話ではないことがわかる。
配達員によるいた
ずらなのか、それとも部外者による迷惑行為なのかわからないまま時間だけがすぎていったある日、それは放置してはならない事案だったことが判明する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-15 17:24:53
112480文字
会話率:31%
子爵令嬢メルラは商魂たくましい令嬢であった。
夜会で服がほつれた令息を見かけたら修復して代金を請求し、ジュース屋にアドバイスを行い、時には自ら果物の叩き売りを行い……。
そんな彼女の楽しみは幼馴染である伯爵令息アリウスとのティータイムであっ
た。
一方、王国で“婚約破棄ブーム”が生まれてしまう。
立場の強い貴族令息が、令嬢に婚約破棄を言い渡す事案が多発する。
これに「婚約破棄で悲しんでいる令嬢にはハンカチが売れるはず!」とメルラは意気込む――が、悲しんでいる令嬢につけ込むことはできず、このビジネスは諦めてしまう。
そして、アリウスとともに婚約破棄ブームを終わらせる決意をするのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-13 16:35:12
10108文字
会話率:47%
ガラケークラアント「ウェンクエ」は、サーバと同時に異界、「ウェンスノース」に接続する。
プレイとガラケーを通じて、キミはその異界、剣と魔法の世界と実際に繋がる。
プレイキャラが魔法剣士に覚醒する時。
プレイヤーも、現実世界で、覚醒す
る。
そしてキミのガラケーは唯一不二の「まほうのつえ」、魔導呪器、アーティファクトとしてこの現実世界でイニシャライズされる。
異界と繋がる魔術の源、キーでありゲートでもある。
キミに魔法剣士の資格を授ける、その機会をだ。
まるでキャッチコピー。
そして、現象は発現した。
当夜、自分も見た。
いや、見なかった、見えなかった、自分には、何も。
公称、RSN(事案)、Rainy season night case。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 11:13:35
42845文字
会話率:27%
概要:舞台は山椒が特産の辻沢町。昔は遊里、今は新興ベッドタウンとして栄えていますが、その裏ではヴァンパイアやライカンスロープの「鬼子」が息づくディープな町です。
時代はメタバースが生活に根差している少しパラレルな現代。長時間没入が引き起こ
す精神障害が問題視され、政府による未成人保護プログラム(月1のカウンセリング、1時間までの使用制限)が施行されています。
主人公は、藤野家の二人の養女、藤野夏波(ナツナミ)と冬凪(フユナギ)の辻沢女子高等学校の三年生の義姉妹です。
夏波は辻女の園芸部に所属し、地元のコングロマリット、ヤオマンHD創業家のお嬢、前園十六夜(イザヨイ)とともにメタバース内に日本庭園をディストリビュート(配置)する活動をしていますが、ヤオマンHDの伊礼社長からの強力なサポートを受け業界でも評判が高まっていることから、高校卒業後は十六夜と二人で環境ディストリビュート会社を起業する予定でいます。
かたや冬凪は養母(ミユキ:N市立大学社会学科准教授)の影響から、辻沢のヴァンパイア伝承についてフィールドワークを行っています。最近の興味は十八年前に起きた辻沢要人連続死亡事案の調査です。その裏にはヴァンパイアの権力闘争があったと考えているのですが、それは伝承であるはずの辻沢ヴァンパイアの実在を冬凪が信じているからです。
周辺の女子の間で、たくさんの人が同じ夢を見たり、瀉血(ブラレ=ブラッドレッティング)という自傷行為が流行したりという日常。夏波と冬凪はそれぞれの道を歩みながら、知らず知らずのうちに辻沢の暗部へと引きずり込まれていきます。
また、辻沢ヴァンパイアの影に隠れるように息づく鬼子たち、伝説の夕霧太夫と伊左衛門の流れをくむ彼女たちが、迫り来る危機をどう乗り越えるのか? 夏波と冬凪たちとは次元の異なる存在の「ボク」の独白で綴ります。
構成:
夏波の一人称語り(第n話)の合間に、鬼子の「ボク」の心内話(No.n)を挟みながら辻沢ワールドを語り尽くします。
更新頻度:
毎日17時10分アップを予定しています。
完成は全50万字前後の長編作品になると思います。(22万字まで準備あり)
よろしくお願いします。
※死語構文:この世界のVゲーニンが流行らした、わざと死語を使う構文。使用時は指をエンガチョにする。言葉の生存確認と使いすぎに注意が必要。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-08 18:00:00
429402文字
会話率:28%
2xxx年,海洋鉱物資源開発に成功した日本。著しい経済の悪化,それに伴う出生率の低下,貧困の格差が激しくなっていた国内の情勢は一気に変わり,急激な繁栄を歩もうとしていた。
しかし,世界情勢は今でも不安定な状況が続き,諸外国は日本の資源を狙
おうと諜報員を派遣し,国家だけでなく様々な組織が日本の資源を狙おうと暗躍を繰り返していた。また、国内にも未だに問題となっている事案は山ほど残っている状況であった。
この状況を重く見た政府は国内の治安維持と事件を解決するためのエージェント【LICENSE】を民間人の中から選出し,国内の平和を維持していた。そして,その中には年端のいかない子供達も【LICENSE】に選ばれている状況でもあった。
そんな情勢から少しずつ落ち着きを取り戻していた現在,未成年【LICENSE】取得者として【LICENSE協会】内で将来を期待されていた御神遙人は協会本部の伊澄本部長に呼ばれる。
「御神遙人,君に最重要任務を言い渡す……。近々,星稜学園に編入してくる彼女を卒業まで護衛せよ。」
渡された資料には近々遙人が在籍している星稜学園に編入される誠央学園の生徒であった赤色の髪を持つ美少女――常盤美陽の写真が載っていた。そして,彼女には克服した自分と似た体質を持っていた。
「資料を見れば分かるだろう?君以外に護衛を回せると思うのか?」
あの時の約束を反故されるとはいえLICENSEである自分は協会からの命令は絶対。遙人は仕方なく任務を受理することになる。
その協会本部からの雨の帰り道,偶然にも護衛対象である常盤美陽と出会い,彼女を交通事故から助けることになる。
そして,星稜学園に編入してきた彼女と学園で再会した遙人は美陽を陰で護衛をしながら彼女と関わっていくうちに友人達からお互いの状況と美陽の体質の改善のために偽装カップルを勧められる。
これは,そんな奇妙な関係の二人が偽装カップルから本当の恋人になるまでの初恋の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 15:34:24
115000文字
会話率:55%
ダンジョン、それは現実世界から隔絶された世界。同じダンジョンと名がついていたとしてもそれぞれ理が異なる。しかし、決まった法則、共通点は多い
その内の1つは
ダンジョン内で死んだ人間は、輪廻転生の輪から外れる。
というものがある。
ダンジョンで人が死ねば、ダンジョンに魂を閉じ込められる。
それが囁かれるようになったのは近代化したあとのことだった。
近代のダンジョンの多くは攻略され尽くしているものがほとんどだ。攻略されるたびにダンジョンは弱々しくなっていき。近年ではアルミのように柔らかいミスリルの剣が手に入る。
産出量もそれなりにあり、工業用に利用される場合が多い。
しかし、近代化しても未踏破のダンジョンも存在する…。
そして、最も悪辣で最も醜いダンジョンにて、その仮説がたてられた。
その醜いダンジョンの名前は化野ダンジョン。犯罪者達の流刑地に選ばれたことのあるダンジョン。ダンジョンに入った瞬間、あるいは次の階層に進んだ瞬間に記憶を失うダンジョン。
フィールド型のダンジョンで、擬似太陽もあり、農作物も出来る広さもあり生活が出来る。
罪ごと消し去る、そう言う意味合いで流刑地に選ばれたのだ。
永遠に人を閉じ込めるために作られたようなダンジョンなのだ。
そこで暮らしている人間は、数100万人にも及ぶと言われる。
15階層以降は人間の記憶だけではなく、カメラなどの記録媒体も通じないとされていて実際はその人数は定かではない。
死んだ人間の数しかその階層に存在し得ない。赤ん坊を産み上限に達しない限りは、総和がわからない。
赤ん坊が死産し続ける事案が発生した時に知る事になる。
それが、知られるようになったのは互いが閉鎖的な社会を望んだからであろう。
近代化してからの貿易で豊かになってはじめて…ダンジョン内に人口の上限があったのだと気づかされることになった。
ダンジョン内の過酷さも魂の総和を測りきれない原因の一つでもあったのだ。
人口爆発の影響で仮説が生まれたのだ
ただ、それはダンジョンに限ったことではなく。ダンジョンの外…その人間の総和が知られてしまうのはそう時間はかからなかった。
世界人口40億を超えたところで人口増加は伸び悩んだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-16 21:25:03
77483文字
会話率:36%
Web字書きたちの祭典・書き出し祭り……
初参加以来、その感想をSNS上で書き綴っていた筆者はふと思ったのです……
『これ、作品タイトルによって文字数配分も変わっちゃわない!?』と。
いや、もう「気付くの遅いよ……おバカ……」事案なの
かも知れませんが、ともかく今(このあらすじは2024年4月に書かれています)になってようやく気付いたため、今回からは感想を投稿する作品なんていうものを書きたくなった次第です。
やっぱり、140文字に収めるために作品のよさ(と個人的に感じたポイント)をだいぶ端折ったりするのもなかなか難しいですからね……。
好きに書き綴るので、作者さま方におかれましては「え、そう読んだの!?」とか「違う違う、そうじゃ……そうじゃない~」と思われることもありそうですが、その辺りは平にご容赦のほど!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-15 08:04:08
32439文字
会話率:0%