慄英雄はゲームが好きだ。生活の一部といっても過言ではない。
ふいに手に取ったそのゲームの売りは『PCだけで『圧倒的な没入感』を得られる』ことであった。世にも有名な近未来SFにあるような、ある種ありふれたVRMMOにも似た没入感を。
世にも
珍しいシリアルナンバーが付されたPCゲーム「87人目の勇者候補」
広大なオープンワールドは『製作者の悪意』に満ち満ちた世界であった。
体力なんて繊細なパラメータは存在せず、あまりにも理不尽な『死』と隣り合わせのゲーム。お約束な中世の街並みがあればダンジョンもあり、空は飛べるし馬は地を駆ける。勿論、剣と魔法も使えるが、当たり前のようにモンスターも出るという。
そして彼がこのゲームで選んだ職はフリーターであった。
しかし、キャラクターに自我を持たせたAIを搭載することで自らゲーム世界に変革をもたらせるという革新的なシステムは決して流行ることなく衰退した。運営陣は已む無くサービス終了を決定するが、自分達の世界の終焉を前にAI達は自ら『生き延びる術』を見出し実行に移す。
それはプレイヤーの眼を通してアクセスした『脳』同士で構築されたネットワークによる分散処理であった。プレイヤーを飽きさせないために与えられた自我は、やがて『プレイヤーを逃がさない』ために働くこととなる。
プレイヤーの網膜を通して現実世界に現れるモンスターたち。ゲーム世界と同様にプレイヤーの命を奪う為に襲い掛かる。
特別に高度なAIを与えられた一部のキャラたちは己が存在する意義に対して思考し、それぞれの判断に基づいて行動をすることになる。
有り得そうな現実世界とAI・VRMMOの少しだけSF染みた世界観をそれぞれの視点で描くローファンタジー!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-04 14:45:22
570257文字
会話率:27%
連れて行かれました、異世界に
持って産まれた能力は『ガチャ』のみ。
身体チートや魔力チート、内政チートなどの特別な能力は何もない。
面白い事大好きな神様に遊ばれるのか?。
必死に生きていくランデルの物語。
死に行く漢の物語。
ランデルの物
語でなくなり始めている物語。
現在、第4章更新中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-19 06:00:00
113555文字
会話率:21%
平和と静寂を愛する陶芸部部員、田中さとし(17)。
気づいたら、血気盛んな学生達による戦闘訓練の中で座り込んでいた彼は、最強少女と出会い、異世界の危機を救うため、立ち上がるのであった…。
果たして彼は、無事に家に帰り、再びろくろを回す
事が出来るのだろうか。
これはそんなおはなし。
○最初の方、目測を誤ってページ辺りの文字数が少ないのですが、だんだん増えていきますのでご了承ください!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-09 22:47:16
45282文字
会話率:46%
攻撃魔法使えない
剣も怖くて持てない
目も見えない
人間と熊を足して2で割ったみたいな人種で無口の転生者が必死に頑張るお話です
…
もしかして貴方が想像するお話ではないかも知れません
そしてその事について最初なに糞ッと憤る
かも知れません
でも大丈夫最後までお読み下さい
もしくはお待ち下さい
このお話の最後まで読んで下されば物語のあらすじの序文がきっと分かる筈です
このお話を読んだあと貴方がきっと"幸せな気持ちになれますように
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-01 18:35:41
78556文字
会話率:71%
D・PRGという魔法のような技術が発達した日本。
姫川学園都市に通う、ごく普通の少年、神林恭弥はある晩2人の少女と邂逅したことから人生を変えるような事件へと巻き込まれていく・・・・・・
世界樹を巡る物語の第1章、ここに開演
最終更新:2014-04-06 09:50:37
214251文字
会話率:68%
2011年5月。
「New Age(ニューエイジ)」と名付けられたネットゲームが国内で公式サービスを開始。
大きな話題にこそ成り損ねたが、着実とプレイヤー人口を増やしつつあった。
しかし、徐々に浮上する違和感。
いつしか一部の人々の間では
、こう囁かれていた。
意識混濁性消失障害(ロストボディ)
ネットゲームに存在を取り込まれ、現実世界から消失した人がいると……。
少年は何気なくゲームを始め、誰かの為の救済に価値を求める。
少女は失った記憶を求め、希望と崇められる。
青年は善悪の烙印に苛まされ、自身の意義を世界に見出す。
少女は離れ離れの友を追い、仲間の大切さに奔走する。
白と黒の小人は、約束を果たす為に剣を抜く。
現実世界と仮想世界の混じり合いが生む矛盾だらけの歪な世界は、変動への先駆けであり、やがてくるであろう水瓶座の時代への布石。
現実世界でゲームとして楽しむ者達。
ロストボディとして帰還を願う者達。
箱庭の小人として世界に抗う者達。
此れは、ずれた価値観が生む衝突の中で、各々が自身の答えを導き出そうとする物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-11 03:40:51
261474文字
会話率:33%
“俺”と不幸ばかりしか振り撒かない青髪青目の少女・“青い鳥”のとある日常を綴った物語。
俺達の国はしょっちゅう戦争ばかりしていて、王は歴代類稀なる無能で、軍隊を指揮する将軍は脳筋である。それは国全体の共通認識であり、俺達の国
の歴史に終止符を打つのは時間の問題と思われていた頃、“人形兵器”を投入すると言う噂が流れ出す。
それと同時期、青い鳥は急に里帰りすると言い出し、半ば強制的に俺もあいつの里帰りに同行することになったのだが、あいつの故郷の光景はどれも異常だった。
あいつが里帰りした理由は“友人”に逢うためらしいが、あいつの友人達は村を出て行ってしまったらしい。
そんな中、浮き彫りになっていく村の秘密と青い鳥がこの村から追い出された理由。
それでも、あいつは立ち上がる。それなら、俺も手助けをしなければならないだろう。だが、俺達に立ちはだかる“壁”が存在して……。
俺と青い鳥が綴るドタバタコメディー第一弾。あいつは彼女に幸せを届けることができるのか?
シリーズ
1 青い鳥と囚われの人形 《完結》
2 青い鳥と月へと咆哮する銀色狼 《完結》
3 青い鳥と彷徨いの犬《完結》
4青い鳥と嘆きの騎士《完結》
5青い鳥と偽りの王《完結》
6青い鳥と孤高の剣士《完結》
7青い鳥と誘いの天使《完結》
8青い鳥と夢見る純白の龍《完結》
9青い鳥と異国の守り人《完結》
10青い鳥と哀しみの業火《完結》
11青い鳥と時の預言者《完結》
12青い鳥と背徳の賢者《連載中》
13青い鳥と古の民《準備中》折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-16 00:00:00
39345文字
会話率:41%
ささいな偶然と偶然が重なった結果、幻竜の「娘」となった少女。
彼女は辺境の砂漠で、異形の両親と平和?に暮らしていた。
しかし、そんな生活は「ハンター」の手によって打ち切られる。
ハンター達の「勘違い」により、人間社会へ強制送還。
竜族とは
まったく異なる「常識」に四苦八苦。
生肉はそのまま食べてはいけません……嘘っ!?
素手で竜を狩るなんてとんでもありません……なんとっ!?
火は口から吐くものではありません……そんな馬鹿な!?
竜と人間の狭間で振り回される少女の、人間社会奮闘記(予定)。
山なし。オチなし。意味も特になし。
肝心な所で「誤字脱字」が話の「腰」を折るorz
焼き土下座覚悟で垂れ流す、作者の妄想の産物。
お目汚しで申し訳ない!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-11 14:43:51
117222文字
会話率:24%