“俺”と不幸ばかりしか振り撒かない青髪青目の少女・“青い鳥”のとある日常を綴った物語。
俺達の国はしょっちゅう戦争ばかりしていて、王は歴代類稀なる無能で、軍隊を指揮する将軍は脳筋である。それは国全体の共通認識であり、俺達の国
の歴史に終止符を打つのは時間の問題と思われていた頃、“人形兵器”を投入すると言う噂が流れ出す。
それと同時期、青い鳥は急に里帰りすると言い出し、半ば強制的に俺もあいつの里帰りに同行することになったのだが、あいつの故郷の光景はどれも異常だった。
あいつが里帰りした理由は“友人”に逢うためらしいが、あいつの友人達は村を出て行ってしまったらしい。
そんな中、浮き彫りになっていく村の秘密と青い鳥がこの村から追い出された理由。
それでも、あいつは立ち上がる。それなら、俺も手助けをしなければならないだろう。だが、俺達に立ちはだかる“壁”が存在して……。
俺と青い鳥が綴るドタバタコメディー第一弾。あいつは彼女に幸せを届けることができるのか?
シリーズ
1 青い鳥と囚われの人形 《完結》
2 青い鳥と月へと咆哮する銀色狼 《完結》
3 青い鳥と彷徨いの犬《完結》
4青い鳥と嘆きの騎士《完結》
5青い鳥と偽りの王《完結》
6青い鳥と孤高の剣士《完結》
7青い鳥と誘いの天使《完結》
8青い鳥と夢見る純白の龍《完結》
9青い鳥と異国の守り人《完結》
10青い鳥と哀しみの業火《完結》
11青い鳥と時の預言者《完結》
12青い鳥と背徳の賢者《連載中》
13青い鳥と古の民《準備中》折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-16 00:00:00
39345文字
会話率:41%