世界が滅びるその時に聞いたのは寂しがり屋の邪竜の声だった。
人類は敗北した。
99個のゲートをクリアせよという不思議な声と共に平和だった世界はモンスターが現れる危険なものへと変わってしまった。
覚醒者と呼ばれるモンスターと戦う力を持った
者が必死に戦ったけれど人類は邪竜の前に滅ぼされてしまったのである。
たった一人を除いて。
愛染寅成(アイゼントモナリ)は人類最後の一人となった。
けれどトモナリもモンスターの攻撃によって下半身が消し飛んでいて、魔道具の効果でわずかな時間生きながらえているに過ぎなかった。
そんな時に新たなスキルが覚醒した。
戦いに使えないし、下半身が消し飛んだ状況をどうにかすることもできないようなスキルだった。
けれどスキルのおかげで不思議な声を聞いた。
人類が滅びたことを嘆くような声。
この世界に存在しているのはトモナリと邪竜だけ。
声の主人は邪竜だった。
邪竜は意外と悪いやつじゃなかった。
トモナリは嘆くような邪竜の声に気まぐれに邪竜に返事した。
気まぐれによって生まれた不思議な交流によってトモナリと邪竜は友達となった。
トモナリは邪竜にヒカリという名前を授けて短い会話を交わした。
けれども邪竜と友達になった直後にトモナリは魔道具の効果が切れて死んでしまう。
死んだのだ。
そう思ってトモナリが目を覚ましたらなんと信じられないことに中学校の時の自分に戻っていた。
側には見覚えのない黒い卵。
友といたい。
そんな邪竜の願いがトモナリを過去へと戻した。
次こそ人類を救えるかもしれない。
やり直す機会を与えられたトモナリは立ち上がる。
卵から生まれた元邪竜のヒカリと共に世界を救う。
「ヒカリと一緒なら」
「トモナリと一緒なら」
「「きっと世界は救える」」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-13 10:00:00
176725文字
会話率:39%
世界の終わりに、人類は何をしているのだろう。
犯罪のオンパレードなのだろうか。
みんな散財しまくりで、有名ブランド店がボロ儲けだろうか。
それとも、技術の進歩の中で、何とかなるようになっているのだろうか。
そしてその結果が、今現在に影響
を与えることはあるだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-01 15:38:01
3345文字
会話率:48%
世界はバグで壊され、繰り返され、悩まされ、そして結果的には救われたとも言われる。
そんなバグった世界の各時代では世界のデバッグを行った人達が居たが、それは別の物語だ。
各時代のデバッガー達の近くには、いつもデバッグを観測していた様々な属
性の竜種が居た。
そんな竜種視点の物語。
各物語を締めくくる完結版。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-27 17:33:16
111073文字
会話率:22%
荒野に黙示録が訪れると、神々が生み出した謎のスターウイルスが世界を席巻する。
その生物たちは怪物と化し、人間の土地に侵入した。
人類は最後の知恵を振り絞って天空に9つの都市を築き、その後の魔法の流れによってあの神話上の生き物たちもこの世に誕
生したのだが、本当に神は存在するのか?
ウイルスが人類の限界を押し広げる中、サプレッサーを持ち魔法少女となった少女たちが命をかけて人類の生存を守る。
法を司るフェンリル、ディアウス、ポセイドンといったオメガ級の怪物は、神が人類に与えた最後の罰なのか?
人類の栄光が永遠に続きますように。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-07 04:07:51
108486文字
会話率:16%
魔王によって、世界が終わりを迎えるこの日。
彼女はお茶を飲みながら、青年に語る。
婚約者である王子、異世界の聖女、聖騎士とともに、魔王を倒すために旅立った魔法使いたる彼女が、悪役令嬢となるまでの物語を。
※終わりは読者の想像にお任せする
感じです
※頭からっぽで折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-29 08:08:20
13358文字
会話率:13%
2020年、3月。
この日、東京が消失した。
原因は未だわかっておらず、世界は混乱に包まれたままだった。
東京に住んでいたものたちは消息を絶ち、消失した都市部を中心に、何十キロにも及ぶ巨大な“クレーター”が出現していた。
消失し
たエリアに侵入することは、現在の科学では不可能だった。
そこは事象の境界面と言われ、異常な重力が働いている未知の領域だと、学会により発表されていた。
人々は、そこにあったものは全て、跡形もなく消えてしまったものだと思っていた。
そこに住んでいた人たちはもちろん、東京という街そのものが、完全に消失してしまったのだと。
東京都豊島区巣鴨一丁目のアパートに暮らしていた男子高校生、灰原ハジメは、世界から東京が消失してしまったことに気づいてはいなかった。
消失したはずの都市部では、人々は普段と変わらない生活を送っていた。
何も変わってはいなかった。
グラウンドに寝そべる午後の木陰も、街を行き交う電車の音も。
——空から、「月」が消えていることを除いては。
子供の頃、隣の家に住んでいた幼馴染が、なんの連絡もなく突然彼のアパートを訪れる。
幼馴染の名前は、伊藤詩織といった。
彼女とは長い間会っていなかった。
…会えるはずもなかった。
なぜなら彼女は、小学生の時に行方不明になっていたからだ。
もうすでに8年もの時が流れていた。
この世界にはもういない。
とっくに死んでいるんじゃないか?と、周りの人たちは囁いていた。
「私とキスしてくれる?」
唐突なその言葉に、彼の頭は凍りつく。
…お前、誰だ?
顔も声も、目の色も、あの“詩織”で間違いなかった。
ただ、何かが違っていた。
突然押し倒され、無理やり唇を奪われる最中、彼は彼女の胸から、心臓の音が消えていることに気づく。
これは、世界の終わりと始まりを紡ぐ、失われた記憶の中にある物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-25 11:47:15
225文字
会話率:0%
旅をしている。
相棒は態度の大きい白馬が一匹。
旅の途上で少女は様々な人に出会う。
わずかな関りを交わして、
旅を続ける。
最終更新:2024-04-21 13:28:23
7805文字
会話率:54%
「条件は、その子を助けてやることだよ」
世界の終わりに立ち会ったライラに条件付きで別の世界線に送った“時の番人”。
送られた新しい世界線の国は『海の女神』の加護が与えられしテンシル国。美しい群島諸国の王国では魔力の有無による迫害が常態化し
た国であった。
人間の昏い闇の渦中でボロボロになった少女を助けようとしたが、時すでに遅し、少女は亡くなった。
ライラはもとの時間軸に戻される事はなく、送られた世界で忘れられた記憶と能力が覚醒していく。
かなり長編になると思います。じっくりお付き合いいただけると嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-05 10:00:00
39243文字
会話率:32%
『魔法の停滞』によって信仰を失った堕落の世界。
ひとりの男の前に生意気な天使が舞い降りた。
愛のない世界にとった二人の選択。
その先は……。
最終更新:2024-03-20 10:45:39
3819文字
会話率:50%
世界が終わる五分前で、人は何を思うのか。
ある街の少年少女は、終わりゆく世界の中で「二人ぼっち」だった。
ある夏の日、居場所がなく生きる理由も見出だせない二人は出会った。
少女は「生まれ変わりたい」という願いを持っており、少年は徐々に惹かれ
ていく。
いつしか「少女と共に生きたい」という思いが芽生えた少年だったが、時計の針は残酷にも世界の終わりに向かって時を刻む……。
※この作品は「魔法のiランド」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-08 16:01:26
9462文字
会話率:28%
『異世界病』
突発的に流行した自殺衝動の事を、人々はこう呼んだ。
飽くなき願望が爆発した日、変わらぬ退屈が爆発した日。
人々は願いのまま異世界を信じ、異世界病者となり自らの命を絶つようになった。
異世界を信じた死者と、そんな現実に絶望した
死者。
世の歯車が狂い出した頃、天使と悪魔が囁きはじめた。
世界の終わりに悪魔が嘲笑う。
「このまま死んで、魔法使いになってみないか?」
終わった世界で天使が笑う。
「時間が可哀想だよ。人生は一回きりなんだから」
相手を殺せば灰になる。灰を連ねると望みが叶う。
果たしてそれは幸せな事なのだろうか。
これは主人公に戻る為現実を望む刻景使いと、主人公になる為に異世界を望む魔法使いが、お互いの灰を踏む物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-23 11:44:53
457233文字
会話率:38%
20XX年世界中に突如UIR-Sと呼ばれる致死性のウイルスが現れた。そのウイルスに感染した者は3日で死に至るという。更に、恐ろしいことにそのウイルスはすでに日本中のすべて人が感染してると告げられる。主人公である星空圭は世界の終わりを見て何
を思うか、限られた時間の中で何ができるか、幸せはあるのか。そして、世界の終わりに何を知るのか。そんな3日間の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-30 23:25:40
10997文字
会話率:39%
※注意※
自殺したい人は読まないように。
死刑になるために人を殺そう――そう言った大学の友人に“殺される”役回りになることを約束した園崎継春だったが、その約束が果たされることはなかった。そんな彼がある時、コンビニの女性店員から声を掛けら
れる。彼女も同じ“死を考える人間”で、一緒に死ぬ日を決めてそれまで同棲することになってしまう。
これは死にたいと考える人間と、死について考える人間の不思議な出会いと、人生という奇妙の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-19 21:21:05
36534文字
会話率:42%
最悪な世界がとうとう終わる。(※重複投稿しています)
最終更新:2023-10-05 09:06:52
251文字
会話率:100%
私の両親は、「駆け込み需要」で殺された。
1999年初夏の不幸、2012年冬の遭遇、そして2020年代の来るべき終末論。
すべての『大仕事』を終わらせた探偵は平和だが長すぎる余生を暮らしたかった。
だが世界は悪魔と欲を抱えて週末に
駆け込もうとするクソ野郎で溢れている。
世界の終わりに突き進む悪魔憑きを祓い、手の届く世界を救うただの探偵の活動記録。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-01 20:13:36
139203文字
会話率:53%
22歳ブラック企業勤め過去天才と呼ばれていた私はいつも通り帰宅したら死んだ。そりゃもう唐突に、呆気なく死んだ。人の役に立ちたい人生だった、なんて言っていたら、何故か目の前に女神がいて異世界に転生させます、なんてよくわからないことを言われて…
…光に包まれて目を覚ますとそこは見知らぬ豪勢な家。そして小さい赤ちゃんのような私の手……。あれ?本当に転生してる……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-28 04:01:22
24058文字
会話率:31%
世界の終わりに、何がしたい?
未だ、混迷の最中にある2029年の地球。
ゆるやかな滅びに向かう人類の前に、トドメを刺すかのように現れた強大なる存在「壊獣」。
人類全体が、うっすらと終末を感じていた最中、ある地方都市に暮らす少年「サトル」は
、一人の少女と出会う。
少女は、自らを「フィエス」と名乗った。
少女は、自らが壊獣「ネヴィロン」だとも言った。
少女は、世界に寿命が迫っている事を告げた。
滅びに向かう世界。
一人の少年と一体の壊獣が選ぶ答えとは、果たして……。
※この作品は執筆にAIのべりすとを併用しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-09 19:44:09
111529文字
会話率:36%
Fine Del Mondo!(フィーネ・デル・モンド)とはイタリア語で、直訳すれば「世界の終末」という意味、そこから転じて、この上なく美味しい料理を食べた時、有名なBuono!、またはその最上級のBuonissimo!にもまさる感嘆の
言葉としても使うのだそうです。
おそらくは「これで世界が終わっても悔いがないほどの美味」、あるいは「この世が終わる程の驚き」といったことを言いたいのでしょう。
たかが料理で大げさな?
いいえ。それほどに美味を愛するとは、むしろ驚きです!
これほどの賞賛の言葉があるでしょうか?「死んでもいいほど美味しい」でもまだ遠く及ばない。
イタリア人はこれをよく、両手のひらを上に向け、軽くすぼめて振りながら言う。
Fine Del Mondo!
どうです。その光景がありありと目に浮かびませんか!?
料理の味を激賞するのに「この世の終わり」とは。
ならば、こんなお話はいかがでしょう。
ここは、人間の「味覚」というものが奪われた筈のポスト・アポカリプスの世界。
でもなぜか美味しいものが大好き(!)で、そして生まれながらにして謎の心の声を聞く少女アスラは、ヒト族でありながら、遠い昔に失われた禁じられたレシピを求めて世界各地の旧文明の遺跡を巡り、その「ついで」に多くの魔物を倒して、いつしか勇者と呼ばれるようになっていた。
このまま悠々とスローな冒険を満喫するはずが、連れの戦士と賢者に押し切られて「しぶしぶ」と魔王討伐に向かったため、思いもよらず真の最終戦争に巻き込まれ、何やら重要な役割を果たす羽目に……
自称(?)美少女である勇者と、美女でドジな魔王、陽気な仲間たちの、何でもアリ、そしてあくまで明るいハルマゲドン戦記です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-08 17:02:00
351541文字
会話率:26%
今までに書いてみた英語のショートショートを「なろう」に載せてみることにしました。
もちろん日本語訳あり!
日本語の部分だけ読んでいただいても結構です。
基本的にコメディー、ジョーク風味なので、「現実離れしてる」っていう批判は無しでお願いしま
す。
参考のために、出来る限り、語句・構文などの解説も載せるつもりです。
実はFine Del Mondo!(FDM: 世界の終わりに至上の美味を召し上がれ!)というファンタジー小説も投稿しております。
よろしければ、そちらの方も読んでみてください!
一方こちらには、その作品に載せたショートショートだけではなく、会話コントなど、様々なものを掲載予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-11 14:14:17
18845文字
会話率:53%
両親を失い、学校でいじめられ、バイト先でもひどい仕打ちをされている少年。この世界に絶望した少年は世界の終わりに直面し、何を思い、行動するのか。
※この作品は高校の部誌に書き下ろした物を転載した物になります。
最終更新:2023-06-12 18:10:34
3887文字
会話率:25%
日常が非日常に。当たり前が消えていく。そんな中彼らはどう行動するのか。
最終更新:2023-04-15 08:50:34
940文字
会話率:48%