香月 彩音(こうづき あやね)と双子の弟、香月 祥護(こうづき しょうご)。
ごく平凡に高校生活を送っていた二人がある日突然、住んでいる所とは異なる世界に引き込まれる。
そこは昼だけの世界と、夜だけの世界に別れた奇妙な世界。
彩音は夜の世界
の王・氷蓮(ひれん)に引き込まれ「この世界を救って欲しい」と請われた。
彩音に続き祥護も引き込まれ、氷蓮(ひれん)の願いを断った彩音は、祥護を理不尽に奪われる。
祥護を助ける術がない彩音は、氷蓮と敵対する昼の世界の王・皓緋(こうひ)の元へ身を寄せることに。
彩音と皓緋の利害が一致し、共に氷蓮に戦いを挑む事を誓う。
だがそれはこの世界の理を壊し、戦いに関係のない人達を傷つけて行くということ。
彩音は悩み、戸惑うが、それでも祥護を取り戻すためなら、荊棘の道をも歩いてみせると決意する。
それでまた、二人で一緒に生きることが出来ると信じて―。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 12:24:26
332997文字
会話率:36%
女王即位をめぐるライゼンハルト王国の内戦が終結した。
介入を企てた周辺国とも講和条約を結び、王国についに平和が訪れた。
そして、人々が日常を取り戻していく中、(暇を持て余した)新女王ソフィアは貴族令嬢向けの一大イベントを企画する。
「貴族
令嬢天下一武闘会!」
女王ソフィアは、武闘会優勝者の願いを女王の裁量の範囲内で何でも叶えると約束した。当然、貴族爵位の陞爵も含まれる。
平和が訪れた王国において、貴族令嬢天下一武闘会は「戦うこと」で出世できる滅多にない機会だ。そのため、多くの貴族令嬢が参加を表明した。
リヒター伯爵家で厳格に育てられた長女エレナもその一人だ。
エレナは両親の理不尽な方針で、伯爵令嬢でありながら辛い日々を過ごしていた。将来の婚約者を一方的に決められ、意味がないからと魔法学園にも通わせてもらえず、言われるがまま花嫁修業に明け暮れていた。
しかし、ソフィアの「貴族令嬢天下一武闘会」の開催を知って、歓喜する。
「私は貴族令嬢天下一武闘会で優勝して、婚約破棄を女王陛下に認めてもらう! そして、貴族社会から抜け出して自由になる! 伯爵令嬢なんて、クソくらえですっ!」
エレナはそんな願いを胸に、貴族令嬢天下一武闘会に向けて準備を開始した──。
【注意】
本作品は、以下の作品からのスピンオフです。
「夢かなって異世界の王女様に転生しましたが……、この王女様、思ってたのと全然ちがう!」 ~廃嫡寸前のダメ王女に転生した私、魔法王国のキラキラ王女様を目指す~
上記の設定を基にしていますので、本作品だけを読んだ場合、キャラクターの性格やノリを理解できないかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 21:05:19
68705文字
会話率:44%
「見逃してくれるなら体を好きにしていいわ!」
「一か月の期限内に僕をその気に出来たら殺さないであげましょう」
王女は暗殺者に取引を持ち掛けた。しかしその相手はよくよく見れば幼い少年!?
殺意を抱いた時に青い瞳になる暗殺者の少年と、いつのまに
か異世界の王女になっていた元女子高生。
年齢不相応な暗殺者に振り回されながら、王女は生き残る術を模索する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 20:43:41
342271文字
会話率:37%
異世界に召喚され、無事に魔王を倒した主人公の神谷勇介。その後元の世界に戻り平穏な生活を送れると思っていたものの異世界の王女様がやってきたことで平穏な生活とは遠ざかっていき...。これは、異世界帰りの主人公と召喚された世界の王女様の2人による
のんびりとダンジョンを攻略する物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 20:00:00
11562文字
会話率:38%
異世界行きを告げられた後に三日間の猶予があったら君は何をする?
現代の農場で働く平凡な青年・天貴(てんき)は、ある日、予言を告げる仔牛クダンのクータンによって、3日後に異世界へ転生する運命を知らされる。
限られた時間の中で、「持っていけ
るのは3つまで」というルールに従い、後輩の玄太とクータンと共に、いつもの日常の中で“選択”を重ねていく天貴。しかし、この何気ない選択が、後に神の計画すら狂わせることになるとは、彼自身も知らなかった――。
転生先は、魔法と異能が交錯する異世界の王国アグリスティア。 天貴は、天候を操る異能「スカイリンク」を与えられ、王国最大のアルカノア農場で働くことになる。 そこで、未来視の力を持つ少女アリスと出会う。
しかし、裏切者ゲドと帝国の侵攻により、王国アグリスティアは滅亡の危機に瀕する。 「王国が墜ちたのに、農場だけは生き残るとは滑稽だ」と迫るゲド。
スカイリンクの力で徐々に戦局を変えていく天貴だったが、それは同時に神の計画に近づいていくことでもあった――。
◆◇◆
一方、現代では天貴の留守を守る玄太が、クータンと共に過ごしていた。 本来、「予言を告げて3日で死ぬはずのクータン」が、なぜか生き続けている。
「てんぱいを追って異世界へ――!」
天貴の異能を強化する秘策を見つけた玄太は、クータンと共に異世界へ向かう決意を固める。
◆◇◆
しかし、天貴を異世界に呼んだ神の目的は別にあった。 天貴は「神の器」として、異世界をリセットするための駒、カラミティトリガー(天災の引き金)だったのだ。
神の計画通り、神の器となった天貴のスカイリンクによる天災“ストームサージ”で農場を含む世界全体が洪水に飲まれようとしていた。
しかしアリスはこの天災も予知していた!?アリスはこの絶望的な展開をどう切り抜けるか?
「この世界全部は無理でも、この農場だけは守るわ!」
そして玄太は!?クータンは!?
絶望の中で、天貴が「3つの持ち物」として選んだものが、神の計画を覆す鍵となっていく――!!
選ばれた3つの選択が、“神の計画”すら覆す異世界農場戦記――ここに開幕!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 18:30:36
288299文字
会話率:50%
「歴史って、信じるとこから始まるんだよ! ――たとえ、それが別世界でもなあ!」
気がついたら、異世界の王宮の地下に転がっていた――
大学で史学を専攻する、伝記マニアのぼっち歴女・猪俣古尋(イノマタ・コヒロ)は、酔っ払って寝ていたはずが、異世
界の王宮に召喚されていた。
“預言に導かれし賢者”扱いされ、やんちゃな次期国王・ケイ王子の教育係に……。
クソガキ・王子相手に、伝説の英雄や悪名高き暴君やはたまた歴史上に名を残すマイナー人物たちを語りまくるコヒロ。
ときに熱く! ときにモノローグ芝居で! そもそも異世界なんだから地球の時代も国境も超えて語られる“実在の世界史の歴史上の人物”たちのある意味、不思議な物語なんか、王子はどんどん影響されて……?
「今の処刑法ってなんか単純だよね。こんな改良をしたらどうなるんだろ?」
「お前はルイ16世みたいに自分の助言で改良されたギロチンで処刑されたいのか!?」
「織田信長? 名前は強そう! 魔王的なやつだな?」
「甘い! 織田信長は“破壊の王”にして“創造の胎動”!下剋上の戦国を駆け上がり、天下布武を掲げて古き秩序をぶち壊した、革命児だ!」
「いや、なんか強そうって言ったのに何そのよくわからない魔王!?」
「いやいや、違うそうじゃない。名前が強そう? 実際は人間臭さ全開の革命児だ! そんな浅さで語るな!!」
これは、ひとりの異世界から召喚されてしまった歴女教師と一人の王子が“史実の人物”講義を巡ってボケとツッコミを繰り広げる、
異世界×教育×世界人物史×皮肉×ファンタジー×コメディ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 18:30:00
59087文字
会話率:52%
「この俺が召喚してやったんだから、ありがたく思ってこの国のために働け」
――もともとは日本で暮らしていた美亜を「聖女」として召喚した王子は、あまりにも高圧的にそう言った。
美亜が転移した異世界の王子と王女は、それ以外にも暴言や失礼なこと
ばかりで、こんな奴らには従うわけにはいかない、と美亜は命令を拒否する。
「あなた達がそんな態度なら、私は聖女の力を使いません」
「聖女のくせに命令に従わないなんて、処刑してやりますわ!」
「聖女である私を処刑したら、困るのはあなた達ですよ」
そんな美亜をわからせてやりたいと、ある日王女は美亜の足元に、死にかけの騎士を転がす。
「さあ、聖女の力を使いなさい! それともあなたは、この騎士に死ねと言うんですの?」
自分で手当てや処置をするわけでもなく、ただ美亜を従わせるための道具として騎士を利用する王女に、美亜の怒りは限界に達する。
そうして美亜は王女に、聖女の特殊な力を使い、とある反撃をするのだった――
※短編版の続きは5話からです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 12:11:14
251404文字
会話率:48%
「この俺が召喚してやったんだから、ありがたく思ってこの国のために働け」
――もともとは日本で暮らしていた美亜を「聖女」として召喚した王子は、あまりにも高圧的にそう言った。
美亜が転移した異世界の王子と王女は、それ以外にも暴言や失礼なこと
ばかりで、こんな奴らには従うわけにはいかない、と美亜は命令を拒否する。
「あなた達がそんな態度なら、私は聖女の力を使いません」
「聖女のくせに命令に従わないなんて、処刑してやりますわ!」
「聖女である私を処刑したら、困るのはあなた達ですよ」
そんな美亜をわからせてやりたいと、ある日王女は美亜の足元に、死にかけの騎士を転がす。
「さあ、聖女の力を使いなさい! それともあなたは、この騎士に死ねと言うんですの?」
自分で手当てや処置をするわけでもなく、ただ美亜を従わせるための道具として騎士を利用する王女に、美亜の怒りは限界に達する。
そうして美亜は王女に、聖女の特殊な力を使い、とある反撃をするのだった――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 20:01:20
13097文字
会話率:38%
それはありふれたクラス召喚だった。異世界の王国に突然クラスごと呼び出された『道立山士幌高校一年一組』20名と先生がひとり。入学式から三日目の出来事だった。彼らは召喚時に『神授職』といういわばジョブを得ていた。そんな学生たちの中、この春に高校
があるこの町に引っ越してきたばかりでまだ友達も少ない主人公、八津広志(やづこうし)は【観察者】という職を得た。どうやら直接戦闘には向いていなさそうで、実に微妙だ。他のクラスメイトたちが強そうな職を持つのに対し、この手の物語に造詣がある八津は追放に怯える。だがこのクラスの連中は違った。八津と一緒で【鮫術師】というこれまた微妙な職を得た綿原凪(わたはらなぎ)は言う。「大丈夫、ウチのクラスは頼りになるわ。長い付き合いだもの、わたしは信じてる」そしてそれは事実だった。これは普通だけどちょっと普通じゃない高校一年生たちが、大人たちの都合に振り回されながらも日本への帰還を目指す、そんな物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 18:11:18
3289975文字
会話率:39%
運動も勉強も人付き合いも平凡な少年「遠藤 隼人(エンドウ ハヤト)」は、文武両道・才色兼備な幼馴染「田貫 穂乃花(タヌキ ホノカ)」に巻き込まれる形で、異世界の女神によって中世ヨーロッパ風の異世界に送り込まれてしまう。女神から大量の「加護
」を与えられた幼馴染ホノカが異世界の王様からの絶大な期待を浴びる一方で、「幸運の加護」しか与えられなかったハヤトには、単身での辺境の治安維持が命令されてしまい__いろいろ平凡・ちょっと幸運な少年ハヤトは、「救国主」にされた万能幼馴染との愉快な日常を取り戻せるのか?!
「チート無し」で「チート有り」の世界に挑む、異世界冒険ファンタジー。
(この物語はフィクションです。実在する人物・組織・地名・その他呼称とは一切の関わりはありません。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 19:00:00
459382文字
会話率:45%
ヴァレリア王国の第一王女エリアナは、ある日突然、異世界からの使者に告げられた。「世界を救うため、時の番人の王子と政略結婚をしてほしい」と。
人間界で頻発する時間異常の原因は、古代の封印に生じた綻び。このままでは両世界が崩壊してしまう。唯一
の解決策は、人間界と時の世界の王族同士による契約結婚だった。
故郷を離れ、時の世界にやってきたエリアナを待っていたのは、氷のように冷たい王子ルカス・クロニクル。「これは政略結婚です。愛情など一切関係ありません」――そう告げる彼の瞳には、深い傷と孤独が宿っていた。
時間を操る神秘的な能力を持つルカスは、過去に愛する人を失った痛みから心を閉ざしていたのだ。しかしエリアナは諦めなかった。夫婦として、せめて理解し合える関係になりたいと願い、少しずつ彼に歩み寄っていく。
美しい時の庭園での散歩、天文台で見上げる星空、時を止めた世界での二人だけの時間――共に過ごすうちに、二人の心は次第に近づいていく。ルカスの優しさを知ったエリアナは、やがて彼を愛するようになり、ルカスもまた、エリアナの真っ直ぐな愛情に心を開いていく。
だが、世界の危機は去っていなかった。古代の封印が完全に崩壊しそうになった時、ルカスは自分の命と引き換えに世界を救おうとする。「あなたなしでは、世界が救われても意味がない」――エリアナの必死の想いが、契約結婚の真の力を覚醒させる。
二人の愛が融合した時、不可能だった奇跡が起こる。命を失うことなく、共に世界を救った二人は、政略結婚から真実の愛による結婚へと歩みを進める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 13:26:14
102580文字
会話率:55%
前世で製薬会社の研究員だった桜井美咲(27歳)は、過労死した後に異世界の王立魔法学園で目覚めた。
転生したのは平民出身の下働き少女、リナ・アルビス(17歳)。
この世界の医療技術は中世レベル。魔法に頼りきった治療法に、前世の知識を持つ美咲は
歯痒い思いを抱いていた。
そんな中、学園では生徒が次々と原因不明の昏睡状態に陥る怪事件が発生。
「古い魔法陣の呪い」だと騒がれる中、美咲の鑑定眼は真実を見抜いていた。
これは呪いなんかじゃない——毒殺事件よ
前世のチート知識で異世界の謎を解く、転生推理ファンタジー開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 10:38:18
8882文字
会話率:18%
ごく普通のキャンパスライフを謳歌していたある日、自宅の鏡が光ったかと思うと――次の瞬間目の前にいたのは、黒いローブを着た怪しげなおじさんたち。足元には禍々しい魔法陣。「救世主さま、この世界の悪王を滅ぼすためにお力をお貸しください」どうやら私
らは、怪しげなおじさんたち異世界に召喚されてしまったらしい。この世界のわるーい王様を倒さなければ彼らは私を元の世界に返してくれないようで――って、私を召喚した人たち、見るからに“悪の組織”だ! 「救世主さま」なんて呼ばれてチヤホヤされてるけど、この世界の王様を倒すなんて絶対無理! でもやらなきゃ彼らは元の世界に返してくれない! 悪の道に進むのか、元の世界を諦めるのか――「救世主さま」は第三の道を探そうと日々奮闘中です。 ※過去作を加筆編集して再投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 18:00:00
237246文字
会話率:32%
田舎住まいの少女ユーラシアがある日不思議な夢を見た。帝国との戦争で命を落としてしまったが、その功績に敬意を表し、ギフトを授けて二度目の人生を用意してやろうと女神に言われたのだ。ところが実際には戦争など発生しておらず、もちろんユーラシアも死ん
でなどいなかった。女神が時間を100日ほど勘違いしていたため、まだ何も始まっていなかったのだ。ユーラシアは同居していた精霊クララとともに冒険者となった。1年後には『世界の王』と呼ばれることになるユーラシアの伝説が今始まる。コメディー仕立てでハッピーエンドのハイファンタジーです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 11:14:36
6142361文字
会話率:59%
―― 治癒魔法がなければ、転生すればいい。
本名不明のヒスイは、かつて『最高位魔術師』と謳われていた死者の体に転生した。
とある世界の王国・フローレンタム研究所で、治癒魔法が存在しないゆえに秘密裏に行われていた実験があった
。それが、『死者を蘇生する転生魔法』。ヒスイはその実験の『実験体』であった。
研究所の所長から、ヒスイ自身は『死者の体に異世界人の魂を召喚された人形』と言われる。
人形のように反応の薄いヒスイは、果たして自分は人間なのかを疑問を抱え込むことになった。
しかしここで、ヒスイは研究者の知らない事実に気付く。
それは、『体』である『最高位魔術師 スグサ・ロッドの記憶』が、自分の中に存在しているということだった。
※カクヨム、小説家になろう、エブリスタ、ハーメルンにも同作品あります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 07:10:00
162622文字
会話率:30%
余命3年...そう告げられた俺はあと先考えず歩道橋で命を投げ出した。...がしかし、気がつくとそこは異世界の王宮。ただ単に召喚魔法に巻き込まれただけの俺には何のスキルもなかった。王から直々に王国から追放された俺は、頑張って生きようと試みるが
、恐喝に逢い、王から渡された銅貨三枚、剣と食料を損失。全てを失った俺は高難易度ダンジョンに侵入し、この世界でも自殺を試みる。が、しかし一人の魔術師に助けられ、生きる希望を持つ。
そして俺は決めた。
俺と同じ境遇の人を救う為、前へ進むことを――――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 02:50:10
24894文字
会話率:42%
「ふぅ···」
また今夜も、幼馴染をオカズに致してしまった。
いつものように、ベッドサイドのゴミ箱へ使用済みティッシュを投げ入れた俺は、眠りにつく前にある異変に気がついた。
なんか、ゴミ箱の中、光ってね?
その渦巻く光へ導かれるように手を
差し伸べた俺の意識は遠のき、目が覚めた時には、謎の礼拝堂に召喚されていた。
どうやら俺は、ファンザニア王国のデカニュウリング教の儀式によって、異世界に呼び寄せられたらしい。
教皇ティアナが俺に尋ねる。
「ドウテイ殿、そなたがこの”ホワイト・コクーン”の創造主か?」
彼女の手に握られていたソレは、紛うことなき俺の”使用済みティッシュ”だった。
「ドウテイ様、このホワイト・コクーンを量産し、何卒このファンザニア王国を、いや、このスペルマータ大陸をお救いください」
正直、異世界の王国の存亡にさほど興味はないが、目の前の美少女のお願いは断れないよな。
目的達成後は、あわよくば”ご褒美”があるかもしれないし···
わかりました、リーナ姫。
この天童貞治(てんどうさだはる)が、脱童貞を目指す傍ら、ついでに貴方の国を救ってみせますよ。
※代表作「妹よ、俺をオカズに致すなよ!〜変態兄妹の特殊性癖女子攻略作戦〜」の連載をメインに進めておりますので、こちらの更新は不定期でのんびり実施予定です。
是非そちらもご一読頂ければ幸いです。
※Xで更新情報発信してます@syosetsu1081
※カクヨム,アルファポリスでも同時開催中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 15:04:06
12089文字
会話率:53%
この世界では100年に一度聖女が召喚される。そんな世界の王太子殿下の婚約者なんて悪役令嬢じゃない!
大人しく身を引きますと思ったらなにやら王太子殿下には問題があるようで…?
そして、聖女にも…?
最終更新:2025-07-17 11:34:27
2241文字
会話率:54%
前世の記憶を持ったまま生まれ変わった先は、乙女ゲームの世界の王女様。
え、ヒロインのライバル役?冗談じゃない。あんな残念過ぎる人達に恋するつもりは、毛頭無い!私が好きなのは、彼等ではなく、サブキャラの近衛騎士団長様なんですからね!
攻略対
象よりもサブキャラの方がハイスペックなクソゲーに生まれ変ってしまった主人公は、自分の平和を脅かすフラグを叩き折る事を決意する。
憧れの近衛騎士団長様と結ばれる日を夢見て、転生王女は今日も突き進む。
※アリアンローズ様より、書籍化及びコミカライズ致しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 00:00:00
1218564文字
会話率:32%
とある異世界の王国。そこの王女に仕える彼女の想いとは?
最終更新:2025-07-09 20:09:38
470文字
会話率:0%
九歳の夏、澪は一通の手紙と写真を瓶に詰め、海に流した。
それは幼い願い──「どこかの国の誰かと友だちになれますように」。
瓶は異世界の王子カイルのもとに届く。
言葉を解読し、手紙を送り返してきた彼と澪のあいだに、時空を越えた文通が始まった
。
趣味の話、お菓子の交換、声と言葉のやり取り……少しずつ深まる心の距離。
世界が違っても、想いは届くのか──。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-09 17:25:26
30164文字
会話率:30%