森博嗣先生のs &mシリーズの二次創作です
最終更新:2024-07-05 21:39:18
108001文字
会話率:54%
侵略者――侵略の目的、何処から来たのか、その存在が謎な生命体――
《異形》
そもそも、生命体かも不確定な存在と未だ不明な点が多い。
だが、1つだけ分かっている事は人類の敵だと言う事だ。
何百、何千年と異形と人類は戦いを繰り広
げて来た。
しかし、人類が真の意味で負ける事は決してなかった。
人族を含めた異種族の中でトップクラスの実力を持った。《12の皇帝》と呼ばれる人間離れした存在が居たからだ。
そんな絶対的な力を有した皇帝達と異種族最古にして《災厄》と揶揄される強大な力を有した十体の異種族の王達がその地を守護していた。
遥か昔から存在する《異形》による。大規模侵略から数十年の時が経過する。
終わらない侵略と激しさを増す異形の脅威に、人々は休まらない恐怖に苦しめられた。
だが、ある異種族の家に双子の男女が産まれた。
竜の血を宿しながら、神に最も近き存在と呼ばれる。竜人族の正当な血筋の――双子――
その双子の一方は、いつの日か世界から認められ《皇帝》と呼ばれる称号を手にする。
しかし、その結果が必ずしも希望に満ちた道とは限らなかった。
苦悩と苦痛に染まった茨の道を少年は突き進む。
たった1つのかけがえのない者を守る筈の力は、少年から自身の命よりも大切な全てを目の前から奪い去った。
《最愛の女性》と《家族》と《友》
少年は、生きる意味と戦う目的を失った。
目的を失った時に、彼女との約束も同時に失ってしまう。
――だが、皇帝は再び立ち上がった。
彼女と交わした――《約束》
家族の前で誓った――《願い》
友から託された――《想い》
託された物を胸に秘め、たった1つの《約束》の為に、かの皇帝は再び戦場へと舞い戻る。
今度こそ、この手にある大切な物を守るために――
2度と目の前から奪われない為に、その全てを守り抜く。
この皇帝が死ぬ時があれば……それは、全てを守り通せた時だけだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-24 07:19:54
453966文字
会話率:25%
前に進むことは、確定した絶望で。 後ろへ向かうことは、不確定の生存の未知。 (※重複投稿しています)仲仁へび
キーワード:
最終更新:2024-05-07 04:00:00
242文字
会話率:0%
ーーどんな困りごとでも解決します。
モニカ・ブリッジズは、王都の片隅で"なんでも屋"を営んでいる。そんな彼女の元を訪れたのはカイ・ライトという可憐な依頼人。ストーカーに困っているらしい。しかしモニカが調べていくうちに、もっと不思議な謎と、風
変わりな没落貴族のバジル・ホワイトに出会う。そこからモニカの人生は色を変えていくことに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-23 10:05:47
25901文字
会話率:47%
明るい言葉だけで表現できるほど僕の物語はおもしろくない。———そんな妄言を吐いてしまう僕、レイ君なりペットなり東京太郎なり罪人なり何でも良いがこの僕はある日、ある時間、ある町の、ある地下道で、ある完璧で美しすぎる世界へと転移してしまった。
もはや今時ではあるあるになってしまったありふれた話ではあるけれど、それでも僕はそんな偶然の有り難みをありえないほどに噛み締めたい。というのもあの世界にいた有象無象の人々———例えば、赤黒の妹ご主人、紅色の後悔塗れお姉様、蒼白の多重人格過呪不死人間、橙なる虚言癖少年、鉛色の牢獄青年、黒色の他殺志願者、灰色の人間性の欠けすぎた最強爺、理解しすぎた不幸な友人、etcetc……彼ら、彼女らは僕に向かって何を渡して、何を奪ったか。僕の罪と罰にどう審判を下したか。僕は償うべきか、死ぬべきか。僕は誰で、何で、どうなのか。それの答は僕にとっては欠けがえない。換えが効かない、賭けようもない、僕を構成する一欠片なのだから。けれどそれはやっぱりどうして、他人の目からはバカバカしく映るたわ言でしか無い。ハッキリ言えばどうでもいい。ならば僕のあの世界の話は、取るに足らない阿呆の童話だったのか?否、それを判断するのはちょっと待ってほしい。だからこそ語らせてもらいたい。こんな人でなしで逃げ腰のペットの物語をどうか我慢強く聞いてほしい。誰のためでもないのだから、誰かのためにはならないのだから、あの腐った綺麗な汚い正解の世界の話を、聞いてほしい——————————折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-28 16:11:04
96775文字
会話率:26%
人類が宇宙に飛び出し、生活圏を広げてから1300年。今や科学技術の進歩により人類は、ナノマシンで惑星さえも創り出すことができる様になっていた。無限に生み出せるエネルギーで働くことが義務じゃなくなった人類は、広大な宇宙を旅するようになった。宇
宙要塞を作り出し、宇宙を漂っていた主人公の天野流星は、ある時突然次元の歪みに巻き込まれて消滅してしまう。しかし、目が覚めるとそこは、知らない惑星の知らない陸地だった!宇宙要塞とともに転移した流星は人格AIの”サラ”と一緒にこの惑星を旅しようとするが、この世界には、魔法というものが存在することに気づいた!突然の不確定要素に不安を感じる流星だが、圧倒的科学技術の前では何もかも敵じゃない!
これは、突然知らない世界に転移した主人公と、その仲間たちの冒険の記録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-24 15:24:17
2033文字
会話率:34%
若き天才理論物理学者ユキオが、ダーク・マター、ダーク・エネルギーを理論化しようとしてアイデアに行き詰まっていた時、友人のカガリから異世界ファンタジーの魔法みたいだと指摘を受けそのラノベを手にしてみたところ、魔法のようなものがダーク・エネルギ
ーの理論に近いことに気が付き、妄想を拡げて異世界を観察したら、不確定性原理によって、物語の異世界が現実世界と繋がってしまった。
繋がった異世界には、高次元からこちらの現実世界を覗き見している存在があった。それは、精霊と呼ばれるスピリチュアルエッセンスが意識を持って物質化した存在で、この世のはじまりを創生した原初の精霊の断片であった。
ユキオはいろいろな異世界物語を現実化する中で、それぞれの異世界の精霊達と繋がりを持ち、異世界探索の旅に出るのであった。
さらに、異世界には魔法と呼ばれる、現実世界では超能力とも呼べるような技術があった。魔法の仕組みを理解するうちに、ユキオはこの世の理を記す方程式を段々と解き明かしていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-18 00:00:00
26527文字
会話率:45%
なぜ人間の意識は不確定なのか。
生と死は表裏一体。
そこに価値はない。
最終更新:2022-12-22 01:33:22
1874文字
会話率:11%
頭よりも高い生垣の向こう側から、声だけが聞こえる。兄が彼女の黒子を褒めている。太腿の内側?服の下に隠された不確定要素だな。私は世界線と構成要素の実存について考えを巡らせる。
最終更新:2022-12-12 19:27:00
936文字
会話率:35%
時は、2100年辺りの日本。
感情測定アプリ、通称EMAと、精神衛生健全化法の普及により、人々は、不合理な感情の支配から逃れ、合理的な世界の元で暮らしていた。
法事や葬儀といった文化の消失。
性器、卵巣、子宮は摘出され、人工性器、人
工卵巣、人工子宮に代替する事が義務付けられた世界の中では、異性への性欲、妊娠ですら国家に管理され、性愛や恋愛、愛情といった感情は、健全な生活を脅かす不合理で不確定なものとして排除された。
そんな主知主義に守られた社会の中で、感情の是非を訴える、『主情主義団体』がテロを起こしはじめる。
人が、人らしく生きるのに必要なのは、感情なのか、それとも知性なのか
人の在り方を問う、ディストピア社会を描いた、近未来ファンタジー
*この作品はエブリスタにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-27 04:40:22
2214文字
会話率:31%
人の視線を矢印として目に見えるようにする眼鏡。
そんな眼鏡を手に入れた男子生徒が、
自分をいつも悩ませている視線の正体を探る。
眼鏡を機能させているという観測者効果とは、何のことなのか。
眼鏡が見せているのは果たして人の視線なのか、それと
も。
眼鏡を通して見える光景は真実を映すだろうか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-10 05:13:52
7190文字
会話率:13%
こんなはずじゃなかった……。
東京での就活に失敗し、逃げ帰るように地元へ戻ってきた……須賀達樹(すがたつき)23歳。
地元企業に就職するため、就活浪人という形で再度就活に励むが――……就活浪人という厄介者を企業の採用担当は、腫物扱いの如く軽
くあしらい、不採用にしていく……。
お祈りメールの嵐、そして、夢も希望もない現状に、青年の心は、ドス黒い負の感情に浸食されていき――……
「もう……色んな意味で疲れたよ……」
自分の人生に嫌気が差し、自らの死を考えるほどに……心はすり減っていた……。
そんな中、達樹のもとに突如としてかかってきた、1本の電話。
「久しぶりね……達樹くん」
高校時代の先輩、桐嶋理沙奈(きりしまりさな)が電話越しで透き通る綺麗な声でそう呟く。
どこで嗅ぎつけたのやら……自分の後輩が地元に戻って燻ってることを知った彼女は、1年ぶりにコンタクトを取ってきて……飲みに誘う。
最初は丁重にお断りしたものの……人を脅してまでいち後輩の現状を把握しようとする、彼女の恐ろしい行動歴が耳に入り、心揺さぶられる達樹……。
結局……不可解過ぎる彼女の意図を探りたいという探求心に駆られ、返事を訂正する形で了承。
後日、待ち合わせ場所の居酒屋へ足を運ぶのだが——……そこで待ち受けていた衝撃の事実や展開に達樹は、どうしようもなく頭を悩ませる……‼︎
これは人生の転換期で失敗し、生きる活力を失いかけていた青年がもう一度……前を向いて歩き出すための物語。
そして、彼女の私利私欲や策略が織りなす、不器用過ぎる恋模様――……!
人生……なにが起きるか、不確定だからこそ面白い。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-09 22:25:45
7268文字
会話率:22%
家族から疎まれて育った伯爵家令嬢のセレスティーヌは30歳以上歳の離れた侯爵に嫁がされることになった。
セレスティーヌの産まれてから今日迄の17年間で唯一の心の拠り所は『騎士と貴族令嬢』というタイトルの本である。
本に恋焦がれていたセレスティ
ーヌに明るい未来はやって来るのか。
これは恋愛小説の皮を被った【心情劇】である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-12 12:00:00
3754文字
会話率:44%
死を強く恐れることによって現実を精一杯生きる事を目標とする青年、深央(みおう)はある日友人から死に対する価値観を一変させるような特異な話を聞く。それは幽霊という概念が確立する前提での話であったが、なんと死後、二度と死ぬことの無い体で第二の
人生を歩めば良いという提案だった。
だが不確定要素の多いその提案は実際に体験してみなければわからない未知のもの。果たして深央はどのような死を辿り、そして死後に待つ彼の運命とは……!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-28 17:00:00
13163文字
会話率:47%
親父が頑張ってくれたから、二世代ローンだけど一戸建てマイホームに引っ越せた日の夕方。
弟に言われて買い出しに出た俺は、綺麗な青い髪の女の子に助けを求められる。
誘拐事件だと言われるがままに犯人をラリアットしたら、出てきたのは大きな卵が二つ
。
俺が触った途端に割れた卵から、二人の女の赤ん坊が出てきた。
青い髪の女の子は言う。
「あなたがパパです!」
どう言う事?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-12 04:18:44
748005文字
会話率:34%
人間嫌いの賢者(見習い)キイロは、師匠である悦楽の賢者ウァルケとその茶飲み友達である自称創造神から神命として卒業課題を言い渡される。
内容は【魔王も破壊神も、それどころか明確な敵すら存在しないのに、救世の使命を契約内容に付随して召喚され
てしまった異世界からの勇者を庇護する事】。
どうやら国家間の政争のせいで、勇者として現代地球から喚び出されてしまった少女がいるらしい。
しかも面白がった師匠の思いつきで、「彼女に自身の存在を認知されてはいけない」という難題まで追加されてしまった。
自尊心の高さからどうしても『賢者』の称号が欲しいキイロは、嫌々ながらもその卒業課題を受け入れる事にする。
達成条件は3つ。
『勇者が勇者としての威厳や威光を失わず、多くの民から愛されその生涯を全うする事』。
『異界の人間である彼女の手を、この世界の人間の血で汚さない事』。
『もしくは何らかの方法で勇者を元の世界に送還する事』。
そんな難度の高い卒業課題を辟易とこなすキイロは、次第に目の前の可憐な少女に不思議な感情を抱き始める。
「あれ……? この子、とっても健気で頑張り屋さんで優しくて素敵な女の子なんじゃない?」
これは満足に情緒も育っていない性格最悪童貞賢者と、可愛いけれど可哀想な勇者ちゃんが──もしかしたら恋愛関係になったりならなかったり、果てには本当に救世の勇者とかになったりならなかったりしちゃうかもしれない物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-25 07:00:00
4001文字
会話率:28%
その惑星は滅ぶべきだ──そう結論が出され、『彼』が送り込まれたのはもう10年も前のこと。
我ら人類が知る銀河から途方も無い距離を隔てた場所に、『宇宙の秩序を守る』事を存在理由とした、強大な一個の知的生命体が存在した。
その生命が『地球
』と言う惑星を観察して出した結論こそが──殲滅。
そこに住む生命がやがて進化の果てに、他の知的文明を脅かす存在へと至る。
そう決め付けられた結果、滅ぼさねばならないと、その生命体は判断したらしい。
送り込まれたのは、八匹の獣。
それぞれに役割が割り振られた獣達は、一匹は隠れ、一匹は溶け込み、一匹は他の生物の姿を模して、やがて来たる『最後の一匹』による地球生命殲滅の日を各々が待ち構えていた。
しかし、いつまで立っても最後の一匹──『殲滅の獣』が姿を現さない。
それもその筈、本来ならとっくに目覚め行動を起こしている筈の『殲滅の獣』は、なぜか力の殆どを失い、人類へと擬態して『高校生』になっていたのだ!!
『殲滅』の使命を帯びたその獣は、迷っている。
何故なら獣は人に成りすましている間に、【恋に落ちた】から。
力を取り戻す事も忘れ、獣は男子高校生として、一人の女の子の存在に勝手に振り回されている。
果たして獣はこの惑星の生物を、滅ぼすべきか否か。
好きな女の子を、殺せるのか──。
【この星の命運は、たった一つの恋心に委ねられたのだ】。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-22 17:04:24
9952文字
会話率:37%
答えが不確定なら自分だけの答えを導き出せばいいんじゃないの?
最終更新:2022-02-01 01:08:39
424文字
会話率:0%
ふと思ったんですよ、確率ってあるのかなって、だっておかしいじゃないですか、確率と言う不確定な物から始まって結果と言う一つの事実が生まれる結果を見れば裏と表の2分の1ではなく裏か表が出てる、矛盾してませんか?
最終更新:2022-01-24 18:00:00
899文字
会話率:0%
俺が住んでる、『ド』田舎には、容姿、成績、どれも全て優秀で、欠点が見つからない、そんな美少女がいる。
噂では、モデルのスカウトも受けているらしい。
俺みたいな陰キャは、どうせ、そんな美少女と関わること無く、高校生活を終えると思っていたのに、
──その噂の美少女が、学校の屋上から飛び降りようとしているのを見てしまった。
本当は、出会うはずも無かった二人。
『奇跡』という不確定要素が起きただけで、二人の関係性は大きく変わっていく──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-14 17:17:25
13482文字
会話率:27%
お嬢様に手を出して解雇された能力しかない執事、世蓮 シアン(せはす しあん)は、ICカードをピッとしただけなのに魔族の救世主として魔王城に召喚されてしまった。食事は口に合わないし、ロリ魔王様のマナーは悪い。精神を病みかけた執事は、救世主なら
ば殺されないだろうという不確定な思考の元、大暴走を始める。※何も考えないで、作者の息抜きのためだけに書いてます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-31 14:17:01
12391文字
会話率:62%
白雪姫は、魔女が毒リンゴを球として放ったナックルボールを打ち返せずに、デッドボールを受けてしまう。眉間に吸い込まれた毒リンゴは砕け、毒果汁を粘膜摂取してしまった白雪姫は仮死状態となってしまうが…?
[以下のテーマを元に作成しました]
不利
・劣勢ボタン
毒りんご無軌道
生まれる前余命折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2021-08-22 20:41:05
2980文字
会話率:34%