世界最強の『剣聖』を排出してきたトリスタン家の長男として生まれたルーシェルは、将来を嘱望されながらも、身体が弱いという理由で山に捨てられてしまう。
魔獣がいる山に、たった4歳で放り出されたルーシェル。しかも病気が再発し朦朧とする中、自分を
食べようとしたスライムを思わず口にする。その瞬間、病気の症状が軽くなることを知ったルーシェルは、魔獣を食べることによって不思議な力を得ることを悟る。
その後ルーシェルは『魔獣食』の研究に没頭し、いつしか自分が何故山にいたのかすら忘れてしまった。
気が付けば300年……。ひ弱で病弱だった身体は頑丈で病気に強いどころか、ドラゴンの肉を食べて不死の身体になっていった。身体も若返り、子どもの姿で過ごしていたルーシェルの下に公爵貴族の騎士たちが現れる。
その生い立ちを知った騎士たちは、公爵家の養子として育てられ、溺愛されることになるのだが……。
「炎が全く効かないのだが……」
「火の鳥の料理を食べてもらいました」
「竜すら殺せる毒だぞ! 何故死なん?」
「毒? ちょっと強めの山椒かと思ってました」
「その落花生、見たことないんだけど……」
「体力の実です。食べますか?」
「そんな高価な実をおやつ感覚で食べないで!」
料理も、剣(包丁)の腕も規格外のルーシェルが巻き起こす無双『食』ファンタジー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-26 00:00:00
744901文字
会話率:39%
『センニチコウ』 あらすじ
――「永遠の命」とは、果たして祝福なのか、それとも呪いなのか。
昭和初期、戦争の時代を生き抜いた北村幸次(きたむら ゆきじ)は、ある出来事をきっかけに不老不死の身体を手に入れる。
しかし、時代が移り変わる中で
、彼は次第に「生き続けることの意味」を見失っていった。
時は現代。
若手女優として注目される**望月美紅(もちづき みく)は、過去のスキャンダルと家族の死によって、心に深い傷を負っていた。
彼女は友人である陽川結花(はるかわ ゆいか)や聖石隼人(ひじりせき はやと)**たちと共に、東京の小さな教会でボランティアをしている。
そこで彼女は、記憶の一部を失った男――幸次と出会う。
最初はただの時代錯誤な男にしか見えなかった幸次。
しかし、彼の言葉やふとした仕草が、どこか懐かしく、美紅の心を揺さぶる。
やがて彼女は、彼の過去を知りたいと願うようになる。
一方、幸次と共に過去を生きた男がいた。
中崎明(なかざき あきら)――彼はかつて幸次の親友であり、そして、幸次が愛した女性と結ばれた男だった。
彼の存在を知ったとき、美紅の中でひとつの”真実”が浮かび上がる。
さらに、幸次を”神”と崇める新興宗教**「不死栄(ふしえい)」の存在が、彼らの運命を大きく揺るがしていく。
その教団を率いるのは、かつて幸次と共に生きた八百井マツ(やおい まつ)**。
彼女は「永遠」を手にした者として、彼を迎え入れようとするが、幸次はそれを拒絶する。
彼が選ぶ未来とは、「生き続けること」なのか、それとも――。
そして、美紅、結花、隼人、そして幸次と関わるすべての人々は、**「限りある命の美しさ」**を知ることになる。
「千日紅の花は、色褪せない――。」
果たして、彼らが最後に選ぶ答えとは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-24 00:00:00
32389文字
会話率:47%
これは一体……確実に僕は死んだはずなのに――。
ひょんなことから不死の身体になってしまった主人公が、妖しく暗い世界に飲み込まれていくオカルトテイストなファンタジー。
言葉の重みを考えたことはありますか?
最終更新:2025-01-04 09:05:19
37010文字
会話率:30%
冒険者として名を馳せていた彼女は、好奇心に駆られ、南レーベップ大陸へと旅立った。この地には古代の遺跡が点在し、まだ見ぬ謎や秘宝が眠っているという。しかし、その中で彼女が発見したのは、呪われた二つの指輪の一つ、死を司るダークレルムの指輪だった
。
指輪に触れた瞬間、アリスの運命は一変した。彼女は不死の身体を得たが、同時に災難を引き寄せる恐ろしい呪いに囚われたのだ。災厄は次々と襲いかかり、彼女の周囲に悲劇をもたらした。アリスはこの呪いを解くため、古代の秘密を探る旅に出る決意を固めた。
南レーベップ大陸を彷徨う中、アリスはさまざまな人物と出会った。彼女の旅に力を貸す者たちも現れたが、彼らは皆、私欲に駆られており、協力と対立を繰り返した。治癒魔法を操るエルフのリリアン、勇敢な戦士ガラハッド…彼らの助けを借りながらも、アリスは次第に自分自身を見失っていった。不死の苦しみが彼女の心を蝕み、次第に彼女の人間性を奪っていく。
しかし、アリスは諦めなかった。彼女は自分の中に残る希望を頼りに、呪いの源を探し続けた。そして、ついに彼女は旧ダークレルム城の教会に辿り着いた。そこには300年前に失敗に終わった結婚式で消えた指輪を取り戻すための最後の試練が待ち受けていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-04 18:30:00
55285文字
会話率:23%
『選定の剣』に選ばれてしまった不幸な青年、メルヘンは、不老不死の身体と、最強の剣と肉体を強制的に与えられてしまった男が、全種族の仲裁をして、裏切られ、安らかに眠るまでの物語である。
最終更新:2024-06-08 12:00:00
5714文字
会話率:20%
世界に『異能』が顕現してから約100年。
『異能』を巡って始まった『人類戦争』は、戦場で最も血を浴びた主人公の処刑によって終結した。何もかもを失い、死を望んだ主人公にとって、それは受け入れられる終極のはずだった。
しかし、次に彼が目にした
のは、まだ幼い頃の自分の姿と、かつて生まれ育った場所。望まない人生のやり直しを、望まない不死の身体と共に歩むこととなった主人公は、零れ落ちた終極を求め、再び『人類戦争』に身を投じることとなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 19:10:32
38807文字
会話率:40%
不死の身体になった人類。
大輝はとりわけ死にやすい体質で。
最終更新:2024-02-04 22:47:26
7263文字
会話率:48%
ゲームを始めようとしたら、突然不死の身体と現地基準では貧弱なステータスで異世界っぽい所にぶち込まれたプレイヤー達。
魔法は上手く扱えないわ、死ねばレベルはリセットされるわ、現地の人も魔物も強過ぎるわというハードモード。
それでも死んだらコン
ティニューできる力を使って懸命に戦い元の世界への帰還を目指す……が早々に飽きた主人公の自由気ままな振る舞いは、やがて世界を巻き込む大事件に発展していく……のだろうか。
これは不死の身体を持つプレイヤーという異物が入り込んだ世界の日常を、記す物語である。
本編は完結したよ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-04 03:05:19
841912文字
会話率:33%
遥か昔に実在した、物語や演劇等の題材となる事も多い、誰もが知る伝説の英雄。
既に亡くなっている筈なのだが、実はまだ生きていた。
魔法の秘奥義によりほぼ不老不死の身体を手に入れ、山奥の家に引き籠り魔法の研究や錬金術による薬の作成や武器の
製作など趣味の時間に費やしていた。
そんな彼が何を思ったのか、人里に降りて来た。
大昔と今では常識が通じない事も有り多々事件を引き起こすが、彼なりの理由が有っての行いなのです。
そんな彼と、振り回される廻りの人々のお話です。
生暖かく見守って上げて下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-09 07:20:55
97781文字
会話率:55%
現代テクノロジーにおいて、いい時代になった。過去の痛ましい惨殺を乗り越えて吸血鬼が人間と共存できる日がきたのだ。なぜ、共存できるようになったのか?
2部連載です。
カクヨムにも、連載します。
最終更新:2023-07-15 06:55:09
2474文字
会話率:14%
猫転生
不死の身体を手にした猫が異世界を渡り歩く
最終更新:2023-01-26 19:33:08
4135文字
会話率:18%
過去の壮絶なトラウマから人生を捨てた少年・出口(いでぐち)は自分が不死の身体を持つ人間だと知る。
第二の人生と謎に満ちた世界の仕組みが絡み合う非日常が舞台のSFミステリーを是非お楽しみください。
最終更新:2022-09-03 16:31:02
7020文字
会話率:39%
天槍(雷)を操る力と癒やしの血、不死の身体を持つ娘ユニカ。
彼女はその異能ゆえ国王に囲われていた。
ある秋の終わり、彼女が暮らす王城で大きな変事が起こる。
唯一の王子の突然死――そして新たな世継ぎとして隣国から迎えられた国王の甥は、どうやら
ユニカに関心があるようで……
王城に囲われる異能の娘・ユニカをめぐる『約束』と『復讐』の異世界恋愛ファンタジー。
(※自サイトにも同作品を掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-29 20:00:00
328580文字
会話率:42%
何かは分からないが何者かになりたいという、漠然とした願望を抱えている高校三年生の男子・大導路はある日、絶対者と名乗る子供に謎の空間へ招待される。
空間には二十六人の同い年の男女がいた。絶対者は彼らを参加者と呼び、最後の一人になるまで東
京都内で殺し合いの戦いをするよう指示した。
絶対者は参加者に、参加者だけを殺せるナイフ『蒼刃』、半径二キロ以内の参加者の位置を探すレーダー『紅針盤』、そして特殊な『能力』を渡した。
絶対者は、最後に生き残った一人は次の絶対者になると説明する。絶対者は不老不死の身体になり、且つ好きな願いを一つ叶えることができるとも告げた。
かくして最後の一人になるまでの二十六人の戦いが始まり、大導路は自身の能力を使って能力を持つ参加者達=能力者との戦いを生き延びていく。
しかし人を殺すことの決断ができず、戦いに対して中途半端な姿勢のままでいた。
生き延びるためには戦わなくてはならない。戦うことで生きることができる。人は何かに戦い、そして勝たないと豊かに幸せには生きられない。
これは戦って生き続ける物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-29 14:20:29
196063文字
会話率:38%
女性は、30歳の誕生日を迎えるまでに男性との性行為がなければ、不老不死の身体へと変化する。下腹部に不老不死となった証として、深紅の文様が浮かび上がる。それ以降、不老不死となった女性は、その姿から老化することはない。致命傷の怪我や病気にかかっ
て死ぬことはない。自殺しようと試みても、失敗する。
不老不死からの解放の条件は一つだけ。異性との性交渉。つまり、一度でも性行為をすることで、下腹部の文様は消え、そこからは通常の体質に戻ることができる。
栄枝実乃梨(さかえみのり)は、不老不死となった。30歳を越え、すでに100歳を越得ても、30歳の姿を保ったまま生き続けている。
あるとき、不老不死の女性を標的とした連続殺人事件が起こる。実乃梨も不老不死のため、標的となることは確実だった。そのため、会社から護衛をつけるよう言い渡される。
そこから、実乃梨の平穏で退屈な人生が変わり始める。
犯人との邂逅で、実乃梨は不老不死の抱える問題に直面するが、彼女はどうやってその問題を解決するのだろうか。
※他サイトからの転載となります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-01 22:18:49
103464文字
会話率:58%
猫宮理奈は引きこもり作家な干物女。白い空間にいた彼女は、神様と自称する少年にこれから異世界へ勇者として召喚をされることを聞かされた。その上、異世界転移の魔法のせいで、不老不死となってしまうとのこと。異世界転移をするのは、命がいくつあっても
足りない。故に不老不死の身体となる。
異世界転移先で、猫宮理奈は男性と認識した。だが、帰れないせいか、自棄になった。異世界召喚の理由である、魔王の討伐を引き受けてしまう。
勇者として特訓が始まるがーーーー……規格外な実力ばかり発揮!?
そして、何故か、男女ともにモテるモテるモテ期到来……!?
(男女にモテるので、一応ボーイズラブ・ガールズラブ要素あり)
カクヨム、ノベプラにも掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-04 06:00:00
83422文字
会話率:38%
難病に掛かりコールドスリープで未来に運命を託した主人公は千年後、発達した高度な科学技術により不老不死の身体で目が覚める。
しかしその代償に、高額な医療費を請求され企業の所有物になってしまう。
身体を取り返す為、軍人として長い軍務に従事し、
その苦労あってやっと自分の所有権を取り戻したのに、喜びも束の間。
最後の任務を終え母星に帰還中に事故に遭い正体不明の惑星に不時着してしまう。
…落ちた惑星はファンタジーな異世界だった。
「私が勇者ってどういう事?!」
これは剣と魔法の世界を科学で無双する物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-31 22:42:21
112576文字
会話率:29%
”ゲンジ ”と呼ばれる水頭症の持病をもつ十八歳の高校生、源太郎が主人公。
ある日ゲンジは、突然真っ暗になった空に浮かぶ月から、鎧を纏ったひとりの男と、恐竜に似た巨大生物が降りてくるのを目撃する。
男が巨大生物を倒すのを見届けたところで気を失
ったゲンジは次に目が覚めたとき、見た事もない勾玉が首にぶら下がっている事に気付く。
二年後、ゲンジの前に再び現れた男は自らを“モモ”と名乗り、自分は十八年に一度、ゲンジが二年前に見た大蛇(オロチ)と呼ばれる巨大生物が棲む異世界を行き来しているのだという。そして十六年後、再びその“来たるべき刻”がきたときには、お前も一緒に行かなければならないと言われてしまう。突然そんなことを言われたゲンジはモモと一悶着があったものの、自分には特殊な能力(チカラ)が備わっている事をモモから聞かされて納得した後は、モモと一緒に世界中を旅することで、身も心も逞しく成長していく。
ある日、ゲンジとモモがモンゴル平野をバイクで旅していた途中、大柄な体格の日本人に声を掛けられる。“ゴウ”と名乗るその男は物語の後半までゲンジの前に度々現れ、いつしかゲンジを助ける力となっていく。
一方、世界はこの十八年の間に大きく変化していった。それは例えばウェアラブル端末や自動車関連の新しいテクノロジーといった明るい話題もあったが、新種の鳥インフルエンザをきっかけとした食料問題が、日本と近隣諸国の間に暗い影を落としていた。その後この問題は、世界中の漁獲量激減や、豚や牛が絶滅の危機を迎える新種のインフルエンザウィルス等によって、人類全体の食料危機問題に発展していく。
そんな中、日本は飢餓に瀕している近隣諸国、中国や韓国、北朝鮮と領海問題等から一触即発の緊迫した状況を迎える。一方、この混沌とした状況を利用して中国政府を裏から操る組織の全容が次第に明らかになっていく。ゴウが潜り込んだ組織“竜の爪”の長“黒竜”という名の少年は、不老不死の身体と瞬間移動ができる超能力を使って組織を操り、中国国内の不要な人間を次々に殺して臓器売買や食肉にする計画を実行し、勢力を増していった。
そして黒竜は次なる目標を日本も含む近隣諸国に向けていく。
その後、ゲンジとモモ、そしてゴウが待ち受ける運命や如何に!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-26 23:13:21
195913文字
会話率:46%
ある日突然異世界へと来てしまった主人公は、どんなに攻撃を受けても元通りになる不死の身体を得てしまった!
望んで得たわけじゃない能力に戸惑いながらも、不死の能力と刀を手に自らの運命に立ち向かっていく。
刃を振るい、運命に抗え!!
最終更新:2021-03-25 14:15:44
1971文字
会話率:16%
『これはとある物語である』
異世界は崩壊する。
次々に送り込まれる転生者、転移者によって世界の崩壊が近づいてる。
彼らは『神』と名乗る者からありあまる力と知恵を授けられ、異世界を謳歌しているのかに思われた…。
だが、世界は彼らの
存在を良きとはしなかった。
彼らの存在こそが世界の崩壊を招いてしまうのだから…。
人々の創造で生まれていくありふれた異世界生活がいずれ終わりが来る。
それはまさに世界の崩壊。
増えすぎた転生者…転移者…やがて、それらが溢れかえり耐えきれなくなった世界は崩壊の時を迎えるだろう。
やがて来る『異世界特異点』によって。
頭部が龍の頭骨と化した自称絶対的で祖なる神と名乗る存在『阿武祖』は
そんな世界を護るために主人公たちと戦っていく。
たとえ、その身に魔力がなくとも、不老不死の身体と悠久の時へと培ってきた努力の数々で世の主人公たちを倒していく!
だが、たとえ一人倒してももう一人、次々に到来する主人公たちに成す術をなくしていた。
かの『神』と名乗る『邪神』を討たない限り、世界の崩壊は免れない。
邪神の手がかり掴むために巻き込まれたしまった『アヤセ アヤ』は阿武祖たちと旅をしながら、世界の危機を知っていく。
あこがれていた世界が崩壊しようとしている。
そんな時彼女は何を思い。
何を見つけるのか…。
そして、阿武祖とは一体。
何者なのか?
これはそんな彼と巻き込まれた不幸な少女のお話。
小説家になろう様ではお初の投稿です。
なにとぞ不備があるとは思いますが、どうか生暖かい眼で見てください。
自分が好きなように書いていくので、振り落とされないように読み切っていただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-14 17:31:59
144754文字
会話率:33%