同性の恋人がいる青年ソロモン。長年恋人と交際はしているものの、信頼出来る一部の者にしかこのことを打ち明けられない。
いつまでも独り身でいることに不利益も被る中、妹の彼女ジェシカに提案されたのは、事情を理解した者同士の偽装結婚だった。
女性
同士のカップルも登場しますが、今回のメインは偽装結婚夫婦と男性同士のカップルです。
話の都合上、同性愛に対して否定的な描写や発言がありますが、物語内での設定や演出などとしてご了承ください。作者が否定的に思っているというわけではありません。
カクヨム、ノベプラにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 20:31:55
86512文字
会話率:54%
日本の大学受験改革と英語教育の大改革に向けて授業改善を行い教育課程改革を行った中学校。そして2021年の大学入試改革。しかし大きな改革の柱だった英語におけるスピーキングの評価のための民間テストが導入中止になってしまう。多くの受験生たちの反対
運動で政治家が介入して中止が決定されてしまう。しかしそこまでに多くの準備をしてきた学校や地域には大きな不利益が降りかかる。日本の英語教育が10年遅れる結果になってしまったことに英語教育関係者の反乱が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-03 23:24:49
18793文字
会話率:3%
楽園島……それは太平洋上に出来た新たな島。
海底火山の噴火によって生まれたその島はあらゆる可能性と未知を秘めていた。
なにせ、
噴火が治まって直ぐ、島には生態系が確立されていたこと。
島の動植物には新種の物が多く確認されたこと
。
世界中の科学者や研究者は注目した。
しかし島へ上陸した研究者達が生きて帰ることは無かった。
研究者たちが島中に常時撮影可能なカメラをセットしたとき島を霧が包んだのだ。
そして、
研究者たちは帰ってきた。
誰一人として口を開ける者はいなかったが。
そして共通して花を手にしていた。
その花から採取される蜜を体内へ取り込んだ者は島でのみ特別な力が使えた。
誰もがその力を欲しがったが島へ入る危険は冒せない。
結果、国は技術と知識を持ち、いなくなっても不利益の無い存在。
――凶悪犯罪者を送ったのだ。
彼らは新種の動植物と共存しながら殺し合いを始める。
これは犯罪者と凶暴な動植物による殺し合いに巻き込まれた、犯罪に巻き込まれ運の悪さで島へ送られてしまった俺の。
島の謎と生き残りを目指す物語。
不定期更新です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-01 08:00:00
31468文字
会話率:26%
『オンナ』であることで不利益を被り続けてきた日瀬あきは会社もリストラされ、次こそいい職場へ就職できるようにと神頼みしていた。
神社から帰ろうとしたとき、異世界への道に迷い込む。
戻ろうと思えば戻れるその道で、彼女は先へ進むこと――異世
界へ行くことを決意した。
だが、たどり着いた異世界でも差別は健在で……。
彼女は『オンナ』であることをやめ、男として生きることを決めた。
※1話の長さがまちまちになっております。
※流血沙汰あります。
※差別的な胸くそ表現あります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 20:01:57
121908文字
会話率:33%
最近の流行で、淑女は妄りに肌をさらしてはならぬものという価値観が転換した。足を見せたり身体にピッタリ沿った服を着ることが当たり前になり、地味ながらスタイルのいいキティ・ハンター男爵令嬢に注目が集まることになった。キティには婚約者エイベル・マ
グラス男爵令息がいた。しかしキティの可憐さに邪な思いを抱いた伯爵令息ゲイリーが、交易で不利益を与えることをチラつかせ、エイベルとキティの婚約解消を提案するのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-30 07:31:32
6033文字
会話率:37%
辛い時は逃げれば良い。逃げたら大抵の事は解決する。
なんて言うけれど、問題という観点からは何一つ逃げられ無いんだ。
だから、約束事は守らなきゃ。例え辛くても……ね。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いませ
ん。
注意事項2
もう少し頑張らせて下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-19 18:08:07
988文字
会話率:45%
「『争わなければ愛は遠くなる』。これは世界各国で行われた"特別市場調査<統合版>"のリサーチコメントに記されている一文です。……主力商品を一本化したり、派生商品が作られなくなると、不利益が出たときに主力商品に
不満が向けられるのです。そして望まぬ改善が実施されてしまう。しかしデコイとなる商品があれば、望まぬ改善を回避できるのです。……これらが商品における『争わなければ愛は遠くなる』です。……"人の愛"においても、この心理現象は確認されています。ある市町村が調査した結果、『日常的に他人の短所を指摘できるカップル』ほど、関係が長続きしやすいという傾向があったのです。同調査において、『わかりやすい欠点を作るカップル』は関係が長続きするという傾向もありました。"関心のない欠点<デコイ>"を指摘させることで、"本命の欠点"を指摘させなくするのです。『デコイに対する言い争い』なので、"他者のことを指摘し合っている"に等しい。互いに傷つきません。このように争いのデコイを作ることは、"人を傷つけない優しさ"なのです。好きな相手のために『身代わりとなる改善点を指摘』すれば、その人を『他人の指摘から守れる』のです。……"好きでたまらない相手"を守りたければ、『身代わりとなる改善点』を用意しなさい。……あなたが動かなければ、その好きな人物は"あなたの望まぬもの"に変貌してしまうでしょう」……………………これが聖女の恋愛相談に対する、女神の答えであった。聖女の想い人である神父。彼はシスターたちと共通の趣味を持っていた。それは"他者を呪い殺す"という呪術趣味であった。シスター達によってもたらされた神父の趣味は、聖女には理解できないものであった。想い人がシスター達と仲良くなっていくことに悩み、聖女は女神に恋愛相談を持ち掛けたのだ。……女神のアドバイスを受けて、教会の広間に移動する聖女。しかしそこに立ち塞がったのは教会のシスター達であった。対峙する聖女とシスター。聖女は神父を元に戻すために、シスターに対してハッタリを仕掛ける。こうして聖女は、口先とウソによる勝負で神父奪還を目指すのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-18 12:49:45
2812文字
会話率:11%
にっけるスイソです。本当は春の方が好きです。
※※※注意事項※※※
本作品を声劇に利用される前に、必ず下記の内容をご確認ください。
この声劇台本は、常識的な範囲で無償・商用に関わらず使用して構いません。 ただし、本作品を利用して発生し
たあらゆる不利益や損失に対し著者は一切の責任を負いません。ご理解の上、ご利用ください。
利用される場合は、製作者のtwitterに一言くださると大変嬉しいです。(義務ではありません)
著者がメチャクチャ喜ぶだけですが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-07 00:00:00
6205文字
会話率:94%
勇者パーティに加入した際、勇者であるロンドに荷物持ちをしてほしいといわれて荷物持ちを引き受けた。そこから三カ月ほどが経ったある日、言い渡される。
「荷物持ちで、無能なお前が勇者パーティにいていいわけがない。お前がいると、勇者パーティにとっ
て不利益なんだよ! このパーティから出て行ってくれ」
「勇者パーティに不利益って今更言われても......。それに荷物持ちは、みんなに言われたから......」
「みんなに言われたから? 笑わせるなよ。無能なんてこのパーティにはいらない」
「え......」
そこから、追い打ちをかけられるように罵倒されて勇者パーティを追放されてしまった。
(なんでだよ!)
荷物持ちとして、やってほしいといわれたから荷物持ちをしていたのに。他の職業だってで来たのに......。
だがこの時のロンドは知らなかった。モンスターが弱かったのは、メイソンがスキル【略奪】を使って弱くしていたことを。そして、ここから勇者パーティの没落が始まって行った。
そしてメイソンは、森林で出会ったエルフのおかげで、冒険者として成り上がるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-18 16:40:57
192597文字
会話率:58%
「ノアがいるとパーティにとって不利益な噂が流れるかもしれないから今日をもって追放する」
「は? どういうことだよ!」
今までこのパーティに尽くしてきた。それこそ誰かが危なくなったら身を挺して助けに入ったし、悪役も俺がかって出た。それだ
け俺はこのパーティに信頼を置いていた。
(なのになんでだよ!)
暗殺者って職業が悪いイメージだから? なら俺がもっと頑張ればいいだけだろ? なのに...。すると勇者であるオリバーが
「お前の実家が王族直属の名家だからしょうがなく入れただけ。それに目的は達成したし」
そう。俺は国が勇者パーティに資金援助する橋渡しとして利用されただけ。そんなのあんまりだろ...。俺が広場でうずくまっているところに幼馴染であり、第二王女であるルビア・ローリライが提案してくる。
「私の護衛をしない?」
この出会いで俺の人生が変わっていく。この時まだオリバーは気づいていなかった。俺がどれだけこのパーティに貢献してきたことか。そこから勇者パーティの没落が始まっていった。
❇︎ジャンル別日間、週間、総合日間ランキング2位!
❇︎総合週間ランキング3位!
❇︎ジャンル別月間ランキング5位!
❇︎総合月間ランキング10位!
※ 勇者パーティが出てくるのは護衛編からです。また暗殺者のスキルを活用して護衛する話です。メインは護衛の話です。ざまぁ要素は護衛編8話あたりからです
暗殺編では主人公の開花と勇者の絶望を書く予定です
※ 毎週(水、土)19時or20時に投稿予定。2日投稿を主に、不定期で追加投稿していきます!
新作を書きましたので、もしよろしければ読んでいただけると嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-14 21:03:09
145677文字
会話率:59%
2023
Social Moral
自分はルールを守るが人にルールを強制しない:秩序と中立の中間(Social)
赤の他人は利益が無かったら助けないけど味方だったら無条件で助ける。但しその結果不利益を被るならその限りではない。:善と中庸
の中間(Moral)
会話は極力忖度し地雷を踏まない:善(Good)
悪性を自覚:中庸(Neutral)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-19 23:10:50
969文字
会話率:0%
商標とは、登録して保護することでブランド価値を高めるものではなく、ブランド価値を高めた先に登録することで、その名称を不動の権利とするものである。
以下は筆者に商標を教えてくれた師にあたる人物のよく用いた言葉だ。
――まるで登録されれば全て
が保護されるだとか思っているならば大きな間違い――
――商標というのはそんなにも権利者に優しい法律ではない――
――著作権法とは異なる――
しかしながらここ最近「地域ブランドを保護する」という名目で「種苗法」の代替として「商標法」を推す事例が相次いでいる。
それはSNSであったりとか、専門系ではない雑誌であったりとか、様々な媒体を通してだ。
そんな夢物語は一切無いということを説明した上で、全10回ほどに分けて本稿は「地域団体商標出願」を含めて商標におかれた状況を説明する。
特に特殊な専門性が要求される「地域団体商標」については、かねてより苦戦する代理人が続出。
もはや出願人の不利益にすらなっているように見受けられる事例すら散見される。
筆者は「地域団体商標」を専門とはしないものの、業態の関係上「最も効率な出願方法」というのは独自に調査・研究する立場であるが、そういった「専門職」の方々にも本稿を捧げたい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-09 23:00:00
38626文字
会話率:2%
長い目で見れば不利益でも、目の前の楽しさを求めて、ついやってしまうこと。あなたにはありますか?
最終更新:2023-01-12 23:00:00
2887文字
会話率:0%
『大変革』
それは、突如発生し人々の日常を一変させた。
地球の様々な場所に突如現れた『ダンジョンゲート』
通称『ゲート』
どこからともなく現れたそれは、出現後1週間を過ぎると1日に1度モンスターが
『ゲート』を通って出てくるよう
になった。
『ゲート』発生後、世界各国はどの国も大きな被害を出し、対応できなかった国は滅び
世界197か国あった国は半分以下となった。
そんな中、人々にも変化が起った。
「スキル」という異能力を使えるものが次々に現れ『ゲート』から
出てくるモンスターを倒し賞賛を得た。
『ゲート』の存在は全てにおいて不利益を生むものでは無かった。
『ゲート』から出る、モンスターの【素材】や【コア】は、人々の生活を豊かにし
政府や企業または、個人が続々と
『ダンジョンゲート』に入り出した。
その為、世界各国でハンターという職業が新たに誕生した。
人々は『大変革』が起った後の時代のことを変革期と呼んだ。
これは、『大変革』から1年後の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-21 06:33:30
8004文字
会話率:23%
「面白い女だ。私の側妃になれ」
とか、王太子が馬鹿なことを言い出すからこんなことになったのだ。
いわれのない罪をかぶせられている友人の冤罪を、正論と証拠をもって晴らそうとしただけなのに。
ジゼル=アーリヤードは名誉も何もないのに負債だ
けたっぷりある貧乏伯爵家の娘であり、王太子と結婚なんてことになったらこの国に不利益しかない。
国のためを思えばこそお断りすると、「ほう。面白い女だ。後悔するがいい」と面白い女を繰り返された。
その翌日、城に呼ばれ王太子に対する不敬を理由に『罰』を言い渡された。
それは、クアンツ=シークラント公爵の妻になること。
王太子ではなく何故いきなり公爵なのかといえば、心当たりはあった。
公爵といえば、「嫁とその家に金銭は渡さない」「私の命令は絶対である」「妻は夫の付属物であり何も要求してはならない」などなど、結婚する相手に対するモラハラを公言していることで有名だったからだ。
いつも眉を寄せ、周囲を睨みつけるような顔で、社交界にも滅多に顔を出さない。
そんな人と結婚など断固拒否したいが、国王の命令に逆らえるわけもなく、本人の同意なしに既に結婚手続きは完了していた。
そのまま公爵家へとドナドナ運ばれ、覚悟を決めてドアを開けると――
アホな王太子、親バカな国王、モラハラ公言する夫。
本当にそんな人間ばかりなら、この国を乗っ取ってやろうかしら。
たくましくもそんなことをぼそりと呟くジゼルは、何故夫がモラハラを公言していたのか、その経緯を知る。
それも、本人を目の前にすれば一目で納得した。
だって、そこにいたのは(以下略)
公爵の事情を知ったジゼルは、とある条件を突き付けて協力することにする。
その結果、ジゼルは夫であり、顔面兵器である美顔の公爵に毎日口づけをすることになり――
※無断転載・複写はお断りいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-10 12:48:25
113551文字
会話率:37%
辺境の国〈アルバ〉。この国では、認可された製薬ギルドのみ医薬品の製造・販売を許されている。しかし、認可ギルドはその立場を悪用して医薬品の不当な値上げを行なっており、金の無い低級冒険者は必需品とも言えるポーションすら満足に買えないでいた。
薬剤師ウォルト・ブラックは、大手製薬ギルドの研究員の身でありながら、ギルドのやり方に疑問を抱いていた。そこで彼は研究を重ねて新製法を考案し、ポーションを初めとする複数の商品の低コスト化・高品質化を実現する。
しかし、その行為が『既存製法に関係している組織の不利益になる』との反感を買い、彼はギルドから追放されてしまうことに。しかも、多額の借金を背負わされた状態で。
職を失い借金返済に困り果てた彼は、個人間の取引は違法であることは承知しつつも、冒険者相手に医薬品の販売をする——つまり、裏の薬屋を開業することを決意する。
やがて、寡黙な少女・ジェシカを相棒、聡明な受付嬢・ソルを相談役とし、大手製薬ギルドの存続を揺るがす存在となっていく。
*ヤバいクスリを売る話ではありません。
*本作は、某海外ドラマおよびそのスピンオフのパロディ・オマージュを盛大に含んでおりますが、元ネタを知らなくても楽しんでいただけると思います。
*カクヨムにも掲載してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-25 13:38:03
79506文字
会話率:57%
自白とは、自らに不利益な事実を認めることをいう。
最終更新:2022-09-25 05:34:45
319文字
会話率:25%
「グレン。君の評判の悪さはパーティーに取って、不利益だ。今日限りで出て行ってもらう」
幼馴染で結成した冒険者パーティー。昇格祝いを終えた翌日、ギルドに呼び出されたグレンはパーティーリーダーから追放処分を受けた。
その理由は、グレンに付
きまとう〝悪い噂〟のせいだとリーダーの男は言った。
噂自体、証拠の無い質の悪い捏造された噂ばかりだが、グレンはこのパーティーから抜けたいと考えていた。
だからグレンはその処分を受け入れ、パーティーを去る事にした。
そして一人となったグレンは、近況報告も兼ねて久しぶりに故郷へと帰った。
「グレン。ここから出て行け」
しかし、そこで待っていたのは自分の〝悪い噂〟を信じる信頼していた育ての親達だった。
噂を信じ、噂通りの男だと叫ぶ親達から逃げるようにグレンは森の奥へと姿を消した。
これは、大事な物を失った冒険者が再び手に入れる冒険譚。
グレンを捨てた者は嘆き苦しみ、グレンが手に入れた者達は共に前に進んで行く。
2020/12/21:ジャンル別(ハイファンタジー)一位、ありがとうございます!
2020/12/22:日刊総合一位、ありがとうございます!
2020/12/26:週間総合一位、ありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-31 12:00:00
497975文字
会話率:50%
平等がいいですが偏りますよね。
キーワード:
最終更新:2022-07-09 14:57:56
610文字
会話率:0%
『おまえの秘密を知っている』
ある日、フィネの机にそう書かれた一枚のカードが置かれていた。
はて。
秘密、とは。
他人に知られたくないこと。知られると不利益になること。恥ずかしいこと。
「私の、知られたくないこと……」
心当たりの無いフィネは、痛くもない腹を探るため、己を省りみた。
主観では一切心当たりがないので、乳母などから聞いている話も混ぜ、客観的に『己』を紐解いてみることにした。
全六話です。
家族の中で忘れられていた真ん中っ子が幸せになる話です。
よろしくお願いいたしますm(_ _)m。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-03 11:24:33
22997文字
会話率:21%
国家に不利益をもたらす存在を武力を行使して排除する国家公認の機密組織《STO部隊》に幼少の頃より所属し、狙撃手として任務をこなし続ける男のコードネームは”ケイ”。
某国での狙撃任務を終え本部に帰還したケイであったが、休む間もなく彼には
次なる任務が与えられる。その内容は異世界《アクトベリア》へ赴き、世界征服を企む魔王バルディオを始末せよ、というものであった。
非現実的な内容に困惑するケイであるが、STO部隊本部の地下一室で極秘裏に開発されていた簡易転送装置を使用して異世界アクトベリアへ行くこととなる。
異世界というファンタジーさあふれる内容に半信半疑であったケイであるが、実際にアクトベリアに降り立ち、これが現実であることを実感した。そんな状況も束の間、異世界に着いたばかりの彼を襲う下級魔族の集団。ケイも応戦するが、ちょっとした油断でピンチに追い込まれてしまう。それを助けたのが、長い銀髪をたなびかせる魔法士の少女レインであった。
STO部隊でその冷徹に淡々と仕事をこなす様から|機械仕掛けの死神《メカニカルリーパー》と称されていたケイは魔法士レイン、アクトベリアの姫クレアらと出会い、協力することで少しずつ自身に訪れる変化に戸惑いながらも魔王バルディオに挑むこととなる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-11 20:02:08
174910文字
会話率:42%