警察局捜査部所属の捜査官、ランドルフが他殺体で発見された。
翌日、バックアップから「復元」されたランドルフは、自分自身の殺害事件の捜査担当に任命される。
容疑者は三人。機密情報漏洩の疑いで、以前からランドルフが調査していた同僚、スタンリー。
ランドルフがかつて関わった犯罪者から殺害依頼を受けた可能性がある、街のチンピラ、ボリス。泥沼の離婚をしたランドルフの元妻、メグ。
死亡し復元されたことを隠したまま、三人の容疑者と接触するランドルフ。その過程で、警察組織の腐敗した実態が明らかになってゆく――。
*ハヤカワSFコンテスト一次選考通過作品
*毎朝5時更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-18 05:00:00
123776文字
会話率:51%
里山登山を楽しむ男女四人。ところが、そのうち一人が、何者かの手によって惨殺されてしまう。事件の容疑者はたったの三人! 犯人はこの三人の中のいずれか一人であるのだが、果たして、あなたは真犯人を突き止めることができるだろうか?
読者への挑戦状
を挿入した、如月恭助シリーズ第九弾となる中編ミステリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-04 19:00:00
51406文字
会話率:52%
主人公である黒川カズは、アニマルマスクをかぶった連続通り魔強盗犯キャットマンに襲われ、恋人を殺され、自分も死にかける。生き残った黒川は事件の後遺症で記憶障害を負い、犯人の顔を見たはずなのに思い出せない。そして恋人が殺される場面を悪夢として
何度も見るようになる。さらには色盲になり、現実世界で色の判別が不可能になってしまう。
事件から一年経っても犯人は捕まらず、手がかりはない。あるとすれば自分の失われた記憶のみ。だが黒川は何も思い出せずにいた。
そのため犯人につながる手がかりを探ろうと、わらにもすがる思いで夢占いの館という名の店を訪れる。そこで夢占い師のアリスと出会う。
アリスの説明によると、彼女は精神分析家のフロイトが著した、夢判断という本を参考にした方法で夢を解釈し、その意味を教えてくれるという。
最初はただの占いだと思い、あまり信じてなかったが、夢を見る仕組みやその解き明かし方を聞いていくうちに信じるようになり、悪夢について相談する。するとその夢解釈によって、大学時代のサークル仲間のなかに犯人がいることが発覚する。
それを知った黒川は、三人の容疑者に接触して探りを入れる。そしてその影響で見たであろう夢をアリスに解釈してもらうことで、事件につながるヒントを得て、犯人であるキャットマンを特定しようと動き出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-16 00:00:00
148387文字
会話率:69%
女子小学生のリコーダーが何者かに盗まれた。現場の教室には四人の見張り。浮かび上がる三人の容疑者。
占い部部長、神藤翔は高らかに犯人の名前を宣告し、その真偽を確かめるため、探偵部が動き出す。
最初の一文に犯人の名前が書いてある、前代未聞(前例
があったらごめんなさい)の本格ミステリ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-06 22:30:15
22414文字
会話率:27%
ある日、遠藤一家で起こった一家殺害事件。
凶器無き密室殺人の中、たった一人長女の優理だけが生き残ってしまう。
故に彼女はこの事件の唯一の目撃者でありながら、最大の容疑者として警察に疑われる事になる。
但し、あろう事か、彼女は事件現場に居なが
ら自分一人が生き残ってしまったショックにより、記憶喪失に陥ってしまっていたのだった。
訳の分からないまま警察に疑われる優理は「自分の無実を証明して欲しい」と、噂を頼り頼りに巷で名を馳せているという“二人の名探偵”を頼る事に——その一人が名探偵、白夜叶愛だった。
叶愛と結、尚弥の捜査により更に浮かび上がる三人の容疑者達。
そして「これは優理一人を置き去りにした一家心中だ」と推理するもう一人の名探偵も現れ、物語は警察VS探偵VS探偵の三つ巴推理合戦へと絡まっていく。
凶器無き殺人、二重密室、記憶無き目撃者——
清楚系美女の名探偵、白夜叶愛と新人小説作家、新橋尚弥の恋人コンビがこの稀有で奇妙で難解な殺人事件へと挑む。
「掛け替えのないものをあるものにしようとした時、人は感情という大事なものを失ってしまうのかも知れませんね」
家族の存在とは、愛情とは、何なのかと——白夜叶愛が今、あなたに問いかけます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-25 01:36:07
45032文字
会話率:30%
退廃の街冠城町。ストーカー特定の依頼を受けた探偵の犬塚と有羽は街を繰り出して調査をすすめる。浮き上がる三人の容疑者。ただのストーカー事件なのか、それとも……。
最終更新:2014-11-05 18:51:14
20235文字
会話率:46%
そのまんまです。推理小説にありがちな「アリバイ」「ダイイングメッセージ」「容疑者」もので、いたって普通の犯人当てです。
何一つひっかけはございませんので、ぜひ犯人を当ててみてください。
※この話に登場する、高遠と裕仁、さらに刑事は犯人ではあ
りません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-26 20:12:09
6640文字
会話率:56%