七つの王国を股に掛ける大帝国グラン・ベザ――。
かつてそこで王女と呼ばれた少女は、時を経て、選帝侯ヴァレンティン大公家の公女としての生を全うしていた。やがて再び過去に両親と故国を奪った争い、皇帝戦が起こるであろうことを知りながら、″皇帝とな
る者”ではなく″皇帝を見定める者”として。
それで何ら、問題はなく、上手くいっているはずだった。故国ベルテセーヌで、王位を簒奪した王の息子が″婚約破棄騒動”なんて起こすまでは。
私の故郷で、よくもザマァ事件なんて起こしてくれたこと!
その上、別の国の皇子様に見初められましたですって? 冗談じゃない!
勝手に王位を奪っておきながら勝手に国を混乱させた貴様ら全員、その責任は、きっちりと支払っていただきます!
過去のしがらみと今の友情。
捨てたはずの国と捨てておけない悔恨。
そして再び訪れる皇帝戦――。
かつて王女でありそれを誇りに思っていたはずの公女が、お綺麗事をばっさりと切り捨てながら、奮闘します。
「私は、リディアーヌ……リディアーヌ・アンネレット・クリスティナ・ド・ベルテセーヌ――皇帝クロイツェン七世に両親を殺された、“墓の下の王女”よ」
たとえもう自分が帝位につくことはできずとも。
自分の手で、自分の戴くべき者へ、両親が手にできなかった冠を取り返すために――。
※多少の残酷表現などが有ります。苦手な方はご注意ください。
※ブクマ・評価などいただけるようでしたら、有難うございます!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-28 09:30:00
590832文字
会話率:51%
この世界は、精霊と人類が混じりあい、七つの魔法属性(炎、水、植物、風、土、聖、闇)が人間に与えられました。その魔法属性に準じた、七つの王国がある世界です。
舞台は炎の国、ルート王国。炎の精霊を祀っている王国で、純血種の国王が国を納めて
いました。
物語は、四人の視点が交差して進んでいきます。
王族の炎の純血種であるレオン、炎の純血種でありながら、突然変異で炎以外の属性を持つ上流貴族のレイア、
小さな集落の心優しき村長の娘、ルティ、元盗賊のエイル。
四人の少年少女が出会い、冒険して絆を深めあって、たまに喧嘩して、そして仲直りして…そんな作品となっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-20 11:34:37
81105文字
会話率:50%
レクサンドラという名の大陸がある。
その昔、大陸には光、闇、火、水、土、風、時の七つの王国が存在していたと言われている。
これはそんな大陸の過去と現在とのお話。
≪レクサンドラシリーズ 4≫
今回は連載物です。
今までの作
品を読んでいなくても読めます。
長くなりますし、傾向としてはいろんなキャラが出てきますし、お話もあちこちに飛ぶ形になると思います。書きたいものを書く、というスタンスで行きたいと思ってますので、どうぞよろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-19 01:24:38
85805文字
会話率:36%
かつて七つの王国が並び立った戦乱の大陸――
攻める事を否定し、守る事だけで世界を変えようとする、十七歳の少女アリッサ。
彼女が率いるは『難攻不落のドラグレア』の異名をとる守兵団ドラグレア。
「自治権の譲渡」「資産の三分の一の報酬」「裏
切りは許さない」
三つの条件を掲げ、攻め来る者に――狂気の鉄槌を下す。
そして『異能の民』魔眼の少女ファノとの出会いが、アリッサを――世界を変えていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-30 02:30:37
135945文字
会話率:33%
かつて、栄えたユーロピア帝国は滅び、無数の国家が乱立する地となったユーロピア。かの地は南、東、北の大国の侵攻に怯える日々が続いた。そんな時、七つの王国が立ち上がる。七つの国はお互い覇権を競いながらユーロピア統一を目指す。そんな戦乱の時代を生
きた一人の女性商人と、後に英雄となる一人の少年の旅が始まる。
僕の他の作品である<Novyi Mir>新世界より と世界観や人名などがかぶりますがまったくの別作品ですのであしからず…興味があればこちらもどうぞ
<Novyi Mir>新世界より
http://ncode.syosetu.com/n8488ct/ 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-22 11:38:02
125860文字
会話率:46%
三百年の歴史を持つ、『クリュレス魔道学校』。そこに、ある日、ひょんなことから入ることになった、騎士見習いの少年ジェーダ。そこには、『七聖の魔道士』と呼ばれる、エリート魔道士達がいた――。
これは、彼、ジェーダ・ドライアスメルトの、運命に
立ち向かう物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-26 15:06:41
11007文字
会話率:36%