社交界で『稀代の歌姫』の名で知られ、王太子の婚約者でもあったエリーヌ・ブランシェ。
皆の憧れの的だった彼女はある夜会の日、親友で同じ歌手だったロラに嫉妬され、彼女の陰謀で歌声を失った──
ロラに婚約者も奪われ、歌声も失い、さらに冤罪をかけ
られて牢屋に入れられる。
そして王太子の命によりエリーヌは、『毒公爵』と悪名高いアンリ・エマニュエル公爵のもとへと嫁ぐことになる。
仕事を理由に初日の挨拶もすっぽかされるエリーヌ。
婚約者を失ったばかりだったため、そっと夫を支えていけばいい、愛されなくてもそれで構わない。
エリーヌはそう思っていたのに……。
翌日廊下で会った後にアンリの態度が急変!!
「この娘は誰だ?」
「アンリ様の奥様、エリーヌ様でございます」
「僕は、結婚したのか?」
側近の言葉も仕事に夢中で聞き流してしまっていたアンリは、自分が結婚したことに気づいていなかった。
自分にこんなにも魅力的で可愛い奥さんが出来たことを知り、アンリの溺愛と好き好き攻撃が止まらなくなり──?!
■恋愛に初々しい夫婦の溺愛甘々シンデレラストーリー。
親友に騙されて恋人を奪われたエリーヌが、政略結婚をきっかけにベタ甘に溺愛されて幸せになるお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-11 18:08:47
75701文字
会話率:46%
前世の記憶を持つ伯爵令嬢アリシアは、どうしても叶えたい夢がある。
アリシアは必死に勉強して魔道具製作士の道を歩む決意をしたのだが、それが原因で婚約者に捨てられてしまった。
男尊女卑思考の強いアリシアの国では、貴族女性が仕事をするなんてもって
の外だと、家からも追い出され——
そして五年。アリシアの職場に、魔道具大国と呼ばれる隣国イエニムールから、スヴェンという一人の男が派遣されてきた。
男性なんてまっぴらごめんだと逃げ回るアリシアに、スヴェンは遠慮なく近づいてきて、何くれとなく世話を焼いてくる。
少しずつアリシアの心は開いていくが、実はスヴェンの正体は——。
男性不信なワーカホリック令嬢を、隣国のトップ魔道具製作士が溺愛するお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-25 22:00:00
68551文字
会話率:43%
闇を司る魔獣オプスキュリテは、一人の少女を愛している。
少女はよく死んだ。逃げ出した贄だと罵られて、夢を奪った裏切り者だと恨まれて、子の産めない邪魔者だと疎まれて。
そんな少女の願いをオプスキュリテはいつも叶えた。
同情したからでも、憐れん
だからでもない。
彼女を自分のものにしたかったから。
歪んだそれは、けれど確かに愛だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-08 12:07:24
3519文字
会話率:16%
ある日、辺境伯令嬢の私の元に届いた婚約打診の釣書。名前は書かれていない。
それなのに、そこに書かれている人物は、どうみても、元護衛騎士しか当てはまらない。
国王陛下の直筆サインがあるばかりに、王都に行くことになった私の前に現れたのは、まった
く以前と違ってしまった元護衛騎士だった。
『……は』と『は……?』しか言わなかったはずの元護衛騎士が、豹変してしまった。
「――――ミラベル!」
――――えっ、初めて名前呼ばれた?!
「……相変わらず、美しいな。あなたは」
――――あなた誰ですか?!
嫌われていたと思っていた護衛騎士に、没落令嬢が一途に溺愛されるラブファンタジー。
同名短編の連載版。『は?』の裏側をお届けします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-21 07:45:24
24662文字
会話率:35%
ある日、辺境伯令嬢の私の元に届いた婚約打診の釣書。名前は書かれていない。
それなのに、そこに書かれている人物は、どうみても、元護衛騎士しか当てはまらない。
国王陛下の直筆サインがあるばかりに、王都に行くことになった私の前に現れたのは、まった
く以前と違ってしまった元護衛騎士だった。
『……は』と『は……?』しか言わなかったはずの元護衛騎士が、豹変してしまった。
「――――ミラベル!」
――――えっ、初めて名前呼ばれた?!
「……相変わらず、美しいな。あなたは」
――――あなた誰ですか?!
嫌われていたと思っていた護衛騎士に、没落令嬢が一途に溺愛されるラブファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-12 15:15:03
4327文字
会話率:39%
良好な関係を築いていた婚約者の彼女へ、
「どうか、俺と結婚してください!」
と自分のデザインした渾身の指輪を渡して、正式にプロポーズをした。
しかし、彼女は悲しそうな顔をして――――
「とても、素敵な指輪だと思います、が……ご
めん、なさい……わたくしは……が……生理的に無理、なんですっ……」
そう絞り出すような泣きそうな声で言った。
「わたくし達のこの婚約が、政略だということは十二分に判っております。つきましては、親族の中よりこの婚約に相応しい女性を複数名お選び致しますので、あなた様がお決めになってください。この数年間、とても楽しく過ごさせて頂きました。あなた様のご健勝を、心よりお祈り致しております。それでは」
そう言うと彼女は、ぽかんとする俺を置いて、悲壮な顔で去って行った。
俺は、真っ白になった。
あぁ・・・泣きたい・・・
という感じのラブコメ。ハッピーエンドで終わります。(笑)
アルファポリス、カクヨムに掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-29 08:41:23
6877文字
会話率:28%
マイナス思考なシスター×正体不明だけどシスターに一途な男の恋愛です。
恰好いい人に一途に溺愛されたい方、オススメです
じっくり書いていく予定なので、かなりの不定期連載になります。
最終更新:2016-02-09 08:09:33
2371文字
会話率:24%