お花見に向かった明子と灯。会場は人でごった返しており、どこにも空きは無かったが一か所だけ空いているスペースを発見。
しかしそこはいわくつきのスペースで、、、。
明子と灯の繰り広げるドタバタコメディ春編。
最終更新:2022-11-07 18:00:00
10837文字
会話率:53%
あらすじは完全にネタバレしますので、上の方だけ読んでくださいませ。
室町時代に呪術を行っている神社の母子と若い巫女が一族の仲間にだまし討ちされた。
母親は死ぬ瞬間に呪いをかけて、十二か所に封印された子供が若い巫女と共に、十二の魂
に分かれて一族の元に生まれ変わり、それらが互いに殺し合う様にした。
一族の子に生まれ変わる事で、恨みを確認させ、絶望的な殺し合いを永遠に続けさせるとともに、それでも残った一人が息子として自分のもとに来てほしいと言う母の呪いと歪んだ願いが混じったものだった。
生まれ変わりの一人である主人公の葉月要(はづきかなめ)は感覚や記憶を一定時間消す力を持っており、従姉の葉月向日葵(はづきひまわり)と共に、人の心を読める如月柊二(きさらぎしゅうじ)と如月薺(きさらぎなずな)と火矢の力を持つ水無月翔(みなつきしょう)と水無月百合(みなつきゆり)に襲撃される。
前回の勝者で監視者をしていた霜月忍(しもつきしのぶ)と父親に庇われて助けて貰ったが父親は大けがをしてしまった。
その父親を救うために、何とか翔の目を力で見えなくさせて切り抜けた要だが、今度は向日葵が騙されて攫われてしまう。
攫われた場所である倉庫に、要が運転手の記憶を消して自動車を飛び込ませて混乱の中から向日葵を脱出させようとするが、翔は火矢で火の壁を作って、一か所だけ開けて要がそこに飛びこんでくる様に誘い出す。
しかし、要は自分の痛覚を消して火の壁の中から命を捨てて現れて、翔をナイフで倒し向日葵を救った。
自分の命を捨てて相手を救う要と、自分が生きたいと言う翔の戦いは要の勝利で終わった。
しかし、要も全身が大やけどで、後は死ぬのを待つだけになった。
そんな要を見て、忍がすべての呪いを終わらせてくれと頼み、命を代償に自分の不死に近い回復能力を要に譲って助けた。
この戦いは、相手を殺すか、相手の能力を命とともに譲られるかして、最後の一人になり自分を待つ前世の母親の魂に会う為の戦いだったのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-02 11:00:00
9125文字
会話率:46%
夜がない世界、と思われているこの世界にも一か所だけ夜があると言う。
のちに革命の冒険家と呼ばれるノア・クロックの航海を描いた物語である。
最終更新:2017-09-09 10:00:00
1472文字
会話率:26%
連載している『悪役令嬢から攻略対象にジョブチェンジします。』に登場する乙女ゲームの中の悪役令嬢役のアマリリスの話です。
本編の41話までの内容を少し含んでいます。
本編を読まなくても読めるようにはしてあります。……たぶん。一か所だけ微妙な場
所がありますが。流せる程度かと。
鬱展開は好まないので、避けたつもりですが、個人差もあるので大丈夫とは断言はできないです。
アマリリスは、第二王子妃として王太子妃が行うことが出来ない業務を肩代わりした生活を送っていた。そんな生活の中、父親の公爵から第二王子宛に送られてきたのは、明らかに毒が入っていると思われる蒸留酒だった。
最高級品と言われる毒入りの蒸留酒を手にしたアマリリスが取った行動。
そして、ループした人生を歩み始めたアマリリスの選んだ道は……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-08 17:45:25
15387文字
会話率:18%
それは突然起こった。
いつものように大学を出たオレは、いつものように駅までの道を歩いて、いつものように何も考えないまま電車に乗り込んだ。
そして、いつものようにターミナル駅で乗り換えて、いつものように最寄りの駅で降りて、いつものよ
うに家に帰る道を歩いていた。
最寄りの駅からオレの家まではゆっくり歩いても10分もかからない。
ただ、一か所だけ何となくイヤな雰囲気を感じる場所があって、今日はそこを通る時にいつもとは明らかに違う嫌悪感が襲ってきた。
何がイヤなのか、どう違うのか、言葉では上手く言い表せないのだけど、とにかく今日に限ってどうしてもそこが怖くて堪らなかった。
そこというのは、明治維新の前から立っているという大きな教会なのだが、神に祈りを捧げるべき神聖な場所であるにもかかわらず、オレはそこが苦手だった。
異世界に強制転移させられたオレは、魔王を倒すという使命を与えられた。
勝手にそんなことをやらかしやがったヤツらの言うことなんか聞いてやるもんかと思っていたのだが、転移直後のオレを隷属させようとしやがった大男にムカっときたから一発殴ってやったら気絶しやがった。
勇者だと国王に紹介された時に名乗った偽名が元で大岩に突き立っている槍を抜く羽目になるわ、それが原因でいきなり貴族にされるわ、展開が急すぎるだろ。
ただ、件の国の召喚術師は、目の覚めるような美少女だった。
少女は、国王に命じられた通りに対象を自分たちのフィールドに引っ張り込んだだけだった筈なのに、その男はいきなり非凡な力を見せつけたものだから…。
異世界に召喚されて好き勝手を繰り返す男の話です。
もの珍しくはないですが、作者の気ままに従ってどう転ぶか…。
チート、ハーレム、奴隷、魔王、クーデター、何でもありの話です、多分。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-21 05:43:06
86445文字
会話率:37%
とある国の、地図にも載らないとある場所、そこにひっそりと佇む、朽ち果てた教会
教会かどうかも判断のつかないほど荒廃し瓦礫が至る所に散らばるその中で、一か所だけ原型を留める鐘塔が、そこが教会であることを物語る。
願えばどんな願いでも叶うと
言うその教会に住む4人の天使たちの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-28 22:51:01
2276文字
会話率:34%
天界と魔界、そしてその狭間に人間界は存在する。かつて起こった天界と魔界の大戦で人間界は戦場となった。人間は天界と協力し魔界軍を撃退するもどの軍も甚大な被害が出てしまう。人間たちは魔界軍によって生活できる場所の半分以上を失う。そしてその後に起
きた凶悪な事件によりある一つの場所以外生活ができなくなった。そのとき『天使システム』というものができる。天界の女神たちは選ばれた人間たちに自分たちの娘である天使を送る。天使は一人一人違う担当の分野の魔法を使うことができ、その天使の持ち主である人間にその担当分野の魔法の基礎原理を何十倍も速く修得させる効果がある。普通の人間やその担当分野じゃない天使を持っている人間はその魔法の修得に十年以上かかるがその担当分野の天使を持っている人間は魔法や個人によって差があるがおよそ三か月で修得できる。選ばれたものは生まれたときに絶対天使持ちであり、選ばれなかったものはその後の人生では絶対にもつことはない。ごくごくまれに天使はその人間の才能の開花と共に女神へと転生する。転生した女神の中からさらにえりすぐられた一人が天界へと帰還することで天界側は大戦によって少なくなってしまった女神を補充し繁栄をもたらすシステム。それが『天使システム』である。このシステムと天使持ちたちによって生活できなくなった場所の半分は元の生活できる豊かな大地になった。現在、世界中で生活できなくなっていたときに一か所だけ生活をおくれた場所に、二度とそのようなことがないように天使持ちを育成するための学校『魔導育成高校』が建てられた。世界でもえりすぐりの天使持ちである魔導士たちが入学するこの高校に黒縄風月は転入することになる。上から下までエリートぞろいのこの学校で彼は異才を隠しながら夢を叶える一歩を踏み出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-05 19:06:44
6828文字
会話率:52%
高校二年生にもなろうとする足が不自由な少年は世界に飽き飽きしていた。何をしてもうまく行かないこの不平等な世界に愛想をつかした、彼はある夜こう呟いた。「こんな世界なくなってしまえ」と。そして事件は起きる。
彼は気づけばどこまでも伸びる白い空間
にいた。そこで問われる。君は何を望んでいるのかと。「オレが楽しいと思える人生をくれ」
彼の二度目の人生が異世界ファンタジーの元、繰り広げられる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-31 00:00:00
8516文字
会話率:21%
――――A国とB国ではずっと戦争が続いている。
元々はひとつの国だったA国とB国。
けれど、些細なトラブルが国を二つに分けた。
以来数十年、いまでも戦争は終わっていない。
二つの国の境界は、長く高いフェンスで隔てられている。
壁ではなく、フェンスだ。
壊す事も、乗り越えることもできる。
けれど、それをやると即射殺されてしまうから、どちらの国の人々も隣の国に行こうとはしない。
A国とB国。
その二つの国の人々が出会うとすれば『戦場』以外ではただ一か所だけ。
そこは国境の中心に位置する大きめの施設。
元々は所属する国が異なってしまった肉親とわずかな時間だけでも会う事のできるようにと造られた…………A国とB国の『中立地帯』。
これは戦争と恋の物語。
※一応、戦争をバックボーンにした話ですが、各国の政治的動向や経済、残酷な描写や難しい設定などはあまりない、あっさりライトな恋愛もの(のつもり)です。ハードな描写やバトルが読みたい方は作家名を変えて『Virtual Armed Forces』という小説の方で投稿していきますので、そちらもよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-29 08:00:44
6512文字
会話率:13%
お話をしましょうか?
退屈な雨の日のひまつぶしに、こわいこわいお話でも。
語るのはあなた。聞くのは「私」。さあさあ、どうぞ聞かせて下さいな。あなただけが知っている、ぞくりとするようなとっておきの怪談を。
ある雨の日に、ある高校の文芸部室で
行われるひそやかな百物語。そこで語られるのは、すべて語り手たちが体験した「本当にあった話」ばかり。
山の神に魅入られた幼馴染。
「こっくりさん」をするとどうなるか。
とある閉鎖的な学校の秘密。
一か所だけ赤い花が咲く理由。
誰よりも優しい同級生。
雨に閉じ込められたせまい部室の中で、部員たちが語る娯楽としての「物語」は、一言ごとに恐ろしい「現実」に生まれ変わっていく。
その様子を観測するのは、すべての話の聞き手である「私」。
現実は物語と混じり合い、何が本当かなんて誰にもわからない。そして小さな「百物語もどき」は終盤へと向かっていくのだが……。
あなたは、「私」が誰か、なにが「本当」か、理解できますか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-16 18:03:44
57352文字
会話率:32%