細長い月が輝く夜
僕とワタリは出会った
(僕:彰 発達障害)
(ワタリ:ワタリガラス、人の言葉を話す)
B型作業所に通所する僕が社会復帰を果たすまで
対人恐怖症の僕が人を信用できるまで
ワタリは僕を優しく見守る
そして僕との何気ない会話
にワタリは癒される
そんな物語_折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-21 10:33:41
21589文字
会話率:54%
樫の森の妖精王サルヴァンの弟子レイヴンは、小人のボルトとともに、遠く離れた西方の山脈の調査を命じられた。古代王国の遺跡を探しだし、そこに眠る〈黄金の騎士〉の存在を確かめよ、というのだ。
ワタリガラスに変身したレイヴンは、ボルトを乗せ、大
陸の西の果てを目指す。
◇
異世界風土記、競作企画「調」、参加作品です。『塔の上のレイヴン』シリーズの番外編ですが、本編を知らなくても内容の理解に支障はありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-17 15:00:00
10343文字
会話率:42%
「私には、帰るべき場所などありません。季節の移ろいと、星たちの気配。それだけが、私に渡りのときを教えてくれるのです。」
北の辺境の地で暮らす少女スグリは、あるできごとをきっかけに、
はるか南の戦乱の地へと旅立つことを余儀なくされる。
異な
る文化の中で戸惑い苦しみながら、
少女はやがて本当の自分の居場所を見つけていく。
※他の小説投稿サイトに同名アカウントで出品しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-24 17:05:16
71524文字
会話率:33%
【ブログ(プロフィール参照)との重複投稿です】※一部、ブログ関連の方とコラボさせていただいている描写があります。
北海道の、3月上旬頃。とある砂嘴でのお話です。
最終更新:2014-04-03 20:00:00
6174文字
会話率:55%
ずっと北の方にはギットガットの民がいて、ハートレイベイという処に長く暮らしている。その近くにはグレンヴィル海峡という小さな海の狭間があって、そこを遡ればグリベルという、魂の熊の暮らす島がある。
魂の熊、聖なる熊、スピリットベア。
それ
は彼等を尊ぶギットガットの神が、創造主ワタリガラスに遣わせたものだという。遠く昔、海が凍りつき、大地が白く覆われていた頃を忘れさせない為に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-18 00:32:10
4710文字
会話率:0%