わたしが海だった頃、なごやかでやさしい風が吹いていました。
最終更新:2021-04-04 00:41:45
620文字
会話率:0%
自分の居た街から約半日の距離にある「ワカバタウン」にようやくの思いで辿り着いた少女、フィリア。
彼女は大きな荷物を抱えて、新たな土地で新たな人生を歩もうとしていた。
最終更新:2020-02-02 15:52:08
15319文字
会話率:40%
太一が仕事から帰ってくると、家族が迎えた。妻と娘と、元ホームレスの父親、氷室だ。家族と過ごすなごやかな時を、太一は幸せだと感じている。今日は、氷室が持ち帰った一枚の絵が、家族の話題だった。しかし、絵を飾れそうな場所が家にはない。太一は氷室が
お世話になった、古民家を拠点とするボランティアの「こもれび」を思い出して、そこに持っていったらいいのじゃないかと提案する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-14 20:11:17
847文字
会話率:25%
タイムマシンが欲しい貴方に贈る、2,045字のショート・ショートストーリー。
―――これは本日の昼休み、
僕が社長室で社長の小言を聞くあいだ、あまりに退屈なのでふと考えた妄想である。
オチもひねりもないただの妄想である。
「こんなクソみ
てえな文を読ませやがって! ファッキン!ファッキンジャップ!」
と、いわずに、
「ワオ、ジェニー! こんなクソみたいな文に時間をとらせようっていうのかい?」
「そうなのボブ、でもせいぜい5分くらいよ! HAHAHA、シット!」
と、なごやかに通り過ぎて欲しい――― 本文より。
通り過ぎず、読んでくれたら、もっとうれしい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-12-10 16:52:41
2045文字
会話率:17%