ロザリー・エシャンジェ 二十二歳。
シヤン王国の第三王女。
父である国王から、『社会勉強』だと隣国のミア王国で行われる舞踏会に送り出された。
そこでロザリーのダンスの相手をしてくれたのは、ミア王国の第二王子であるジュールだった。多くの令嬢た
ちの目を釘付けにさせるその容姿と立ち居振る舞い。
そんなクールなイケメンのジュールにダンスをリードされるも、ジュールは鉄仮面のような無表情な顔をして事務的にロザリーを扱う。
内心怒りが湧いてきたロザリーは、早々に自国に帰ろうと舞踏会会場から出てすぐそばの大階段を降りようと一歩踏み出すが、ドレスの裾を踏んでしまい大階段から落ちそうになる。
その瞬間、一人の男性がロザリーを助けようと手を伸ばすが間に合わず、ロザリーと男性は大階段を転がるように落ちてしまう……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 08:39:40
26818文字
会話率:34%
召喚された異世界にて、世界を害する魔王も黒幕の邪神をも倒して使命を果たした玄鐘理音は、元の世界に送還された。
そして人生に物足りなさを感じつつも病気でこの世を去った。
病気で亡くなった先は床が真っ白な以外は全てが真っ黒な空間。
そ
こに浮かぶ球体が言うには元の世界に戻った後でも異世界に焦がれるならば、死んだ後にこの空間に来るようになっていたとのこと。
そして、邪神討伐の報酬として全盛期の肉体を授け、以前とは別の異世界に送ってくれるらしい。
本来ならば魔王討伐だけで良かったのを黒幕である邪神まで倒してくれた礼のようだ。
しかも、邪神討伐時の力を復元した上に転移先の世界の仕様に合わせてくれるとのこと。
こうして、かつての力を携え、リオンは新たなる異世界へと降り立った。
※隔日更新予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 05:00:00
1682809文字
会話率:37%
2020年、夏。東京オリンピックで競技に復活した野球。本国開催もあり国民の期待と声援を追い風に戦ってきた日本チームは順調に勝ち進み、決勝の舞台に駒を進めた。
決勝戦の相手は、クーバー共和国。アマチュア野球界では名の知れた強豪国で、破壊力
抜群の強力打線を軸に勝ち上がってきたチームだ。
試合は日本が1点リードのまま、9回裏の守りを迎える。マウンド上にはクローザーの小宮。しかし、金メダルが目前に迫ったプレッシャーからか、小宮の投球はピリッとしない。
その様子を、ブルペンに備え付けられたテレビから見つめる中継ぎ投手の藤原とブルペン捕手の相田。自分達の出番は無くなったと思いながら見つめていると、予想外の事態に直面する――!
※この作品は『35歳のピンチ・クローザー(https://ncode.syosetu.com/n4121kg/)』の補完的ストーリーです。こちらの作品をお読み頂けるとより楽しめると思いますので、もしよろしければどうぞ。
<『KAC2024 ~カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2024~』参加作品>
第1回お題:書き出しが『○○には三分以内にやらなければならないことがあった』
〇この作品は『カクヨム』に2024年3月1日に投稿された作品を移植したものになります。
カクヨム→https://kakuyomu.jp/works/16818093072865476070
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 19:00:00
4929文字
会話率:16%
東京オリンピックで復活した競技・野球。決勝戦に勝ち上がった日本は1点リードのまま、9回裏の守備を迎える。
最終回を締めるべく送り出されたクローザー・小宮だったが、金メダルのプレッシャーもあって大乱調。何とか2アウトまでこぎつけるも、ラン
ナー1・2塁の場面でピッチャー強襲の打球が右手に直撃する。思わぬ形でクローザー小宮が負傷退場となった日本だったが、小刻みに継投で繋いできたためベンチに投手はほとんど残っていなかった。
一打出ればサヨナラの大ピンチ。ここで監督が指名したのは、ベンチ入り最年長のベテランサウスポー・藤原!
果たして、藤原はこのピンチを抑え、日本を勝利に導くことは出来るのか!?
※当作品は『カクヨム2020夏物語(スポーツ・キャラクター部門)』エントリー作品になります。
◇前日譚的な続編→『幕の裏のMake up()』
〇この作品は『カクヨム』に2020年5月6日に投稿した作品を移植したものになります。
カクヨム→https://kakuyomu.jp/works/1177354054896601892
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-14 19:00:00
3684文字
会話率:16%
自身の出自を知らず、田舎都市で孤児として育った青年、フリードリヒ。
非凡な聡明さを誇り、それ故に自身の平凡な人生に物足りなさと閉塞感を抱いていた彼は、
ある事件をきっかけに、「王国の生ける英雄」と呼ばれる将に才覚を見出されて軍人となる。
何者かになりたい。歴史に名を残すような何者かに。
そんな思いを抱いて新たな道に進んだフリードリヒは、厳しい現実に直面しながら、それでも戦場を歩む。
※カクヨム様にも掲載させていただいています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 12:00:00
758022文字
会話率:35%
「えっ?今から入れる病院ってあるんですか!?」
「先輩を受け入れてくれる公共機関なんてありませんよ」
「刑務所?」
「……」
「敗北を知りたい」
「敗北を知ってるじゃないですか、先輩は人間として負け犬ですからね」
「明日からリード付けて学校
に登校すればいいんだろ!?」
「言ってません、分かりやすくあらすじだけ言ってください」
「文芸部の話、それ以上ある?」
「暴力的な表現が多いとかじゃないですかね」
「お前のせいじゃん」
「責任転換でご飯食べていけますよ」
「ありがとう、それしか言葉が見つからない」
「もっと探してみてください、それ以外に絶対あります」
「名前からだな」
「えぇ急に常識人振りますね、柊<ひいらぎ>貴音<たかね>です。これが遺書にならないことを祈ってます」
「西藤<さいとう>哲也<てつや>好きな食べ物は固形物」
「そういうの要ります?私は要りませんでしたけど」
「柊、自分の意見が他人の常識だと思うなってインターネットで習っただろ」
「それちゃんと習えてますかね……?」
「ネットには真実しかないからな」
「右の道と左の道、両方が正しいと書かれていたらどうなるのですか?」
「正解は沈黙」
「ウザいですね」
自己愛性作品折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 11:50:00
14772文字
会話率:49%
ルナは孤児院育ちのごくごく普通の女の子。
孤児院を卒業した後、老夫婦のメイドになり生活をしていた。
老夫婦の死を看取った後、貴族のスミスに気に入れられ、愛人として引き取られることになる。ルナは豪華な食事や綺麗なドレスを着せられ、愛される生
活を手に入れ、誰からも羨まれるような生活をしていた。しかし、ルナはスミスに従うしかない立場であり、スミスの家にほぼ監禁されている生活に飽き飽きしていた。
ある日、悪役令嬢のスチュード・サテライトが広場で公開処刑されることになった。ルナは気が進まなかったが、スミスに連れてこられ広場の公開処刑を見に行く。
「こんな人生…あんまりよ!!やり直したい!!」
サテライトがそう叫んだ瞬間
十年前の世界に戻った。
悪役令嬢、サテライトのおかげで何故か十年前に戻ることができたルナ。二回目の人生は人に支配されることがない自由な人生を送ることにしたかったのに…
何故かこの国の王子様グリード・アーマーに気に入られてしまった!
このままアーマーに支配される人生になってしまうの!?
豪華な食事も綺麗なドレスもいらないから私に自由を下さい!アーマー様!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-17 23:56:11
195248文字
会話率:89%
近未来都市ペルセポリス・ネオで活動する異能(ジャードゥー)を持つ女性探偵ライラ。彼女は、失踪した恩師(先生)ファリードへの深い純愛(時に溺愛にも似た想い)を胸に、彼が追っていた古代の詩と伝説のドラゴン(アジダハーカ)の謎を探っている。ある失
踪事件の調査を義理から引き受けたライラは、それが先生の失踪と、かつて彼女を裏切った人物も関わる巨大な陰謀に繋がっていることを知る。自身の秘められた過去と向き合いながら、ライラは真実を追う戦いに身を投じていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-17 21:46:13
136678文字
会話率:35%
時は乱世。
ユーベル大公国領主フリードには4人の息子がいた。
長男アルベルトは武勇に優れ、次男イアンは学識豊か、3男ルドルフは才覚持ち。
4男ノアのみ何の取り柄もなく奇矯な行動ばかり起こす「うつけ」として名が通っていた。
3人の優秀な息子達
はそれぞれその評判に見合う当たりギフトを授かるが、ノアはギフト判定においてもハズレギフト【鑑定士】を授かってしまう。
「このうつけが!」
そう言ってノアに失望した大公は、ノアを僻地へと追放する。
しかし、人々は知らない。
ノアがうつけではなく王の器であることを。
ノアには自身の戦闘能力は無くとも、鑑定スキルによって他者の才を見出し活かす力があったのである。
ノアは女騎士オフィーリアをはじめ、大公領で埋もれていた才や僻地に眠る才を掘り起こし富国強兵の道を歩む。
有能な武将達を率いる彼は、やがて大陸を席巻する超大国を創り出す。
カクヨム、アルファポリスにも掲載予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-17 17:02:36
340653文字
会話率:40%
恋愛小説マニアのアリシアは、婚約者・エドワード・ドラクロワ公爵家の嫡男から冷酷な宣言をされても全く動じなかった。なぜなら、これは彼女が読みふけった小説に出てくる王道パターンだから!
「冷酷公爵が最初は冷たいけど、徐々に心を開いて、最後は
熱烈に愛するやつね!」
アリシアは恋愛小説の知識を総動員して「エドワード公爵攻略計画」を実行に移す。得意なピアノを披露したり、彼の好きな話題で会話をリードしたり……。
「小説通りに行けば、絶対に落ちるはず!」
「君を愛することはない」と宣言した美しすぎる公爵嫡男と、恋愛小説の知識で武装した伯爵令嬢の予想外の恋の行方は?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-17 14:56:26
6701文字
会話率:59%
主人公、獅子王麗音(ししおうれおん)は、大学入学の前日に父親が失業して、大学を中退することになった。
お小遣いをためて買ったVRシステムを用いて、超有名なブロックチェーンゲーム、モンスターブリードを始め、収入を得ることになる。
最終更新:2025-04-17 12:35:57
40083文字
会話率:58%
乙女ゲーム『砂漠の国の恋心』の悪役令嬢ジャミラに転生した主人公は、王子ハリードと添い遂げて初夜を迎えた。
だがベッドイン直前になってハリードは「君と閨を共にする気はない」と言い出した。
その理由は、何と───。
最終更新:2025-04-16 18:12:49
3192文字
会話率:32%
ある日、突然異世界に召喚された1-Aのクラスメイト達と担任教師。彼等を召喚したシーズル王国の国王フリードデリオは言う。この世界は近いうちに厄災に見舞われると。その為に異世界からの救世主、勇者を召喚したと。クラスメイト達はそれぞれの思いを胸に
、担任教師は複雑な思いを胸に、世界を救う物語が始まる……訳は無く、全ては手の平の上であった。
紛れ込んだ異質、異物、生命と死滅の存在を中心に、世界は神々すらも知り得ない方向へと、舵を取り始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-16 17:30:00
51822文字
会話率:45%
現代に生きる陰陽師の家系――峡部家に生まれた長男、聖は転生者である。
「有名人となって誰かに自分の存在を覚えておいて欲しい」
そんな願いを抱き転生した彼は、子供にしかできない霊力増強法で着実に強くなる。
持て余した時間で霊力を鍛え、幼い
うちから陰陽術を学び、誰よりも早くプロフェッショナルの道を駆けあがる。
ちょっと俗っぽい願いもあるけれど、2度目の人生を謳歌する1人の男の転生譚。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-14 07:00:00
752535文字
会話率:28%
異世界オファニム三大陸の一つ――ハルメニア大陸。そこで数百年にわたり影の支配者として君臨した暗殺組織“サタナエル”は一族の女、英雄レエテ・サタナエルの復讐の反逆により滅亡した。レエテは仲間達とともにサタナエル本拠に新興国家、アトモフィス自
治領を建国。その後短い天寿を全うする。
それから7年――レエテの子らの代へと時は移る。少年アシュヴィンとレミオン、少女エイツェルとエルスリードは、任務から戻った故郷アトモフィスで驚くべき話を聞かされる。
それは、大陸全国家の強者を集めた超国家連合旅団“レエティエム”の結成と――。その一団をもって踏破困難な外海“死洋(プルートゥリウム)”を渡り、未知の地レムゴール大陸を目指す“レムゴール調査船団”の立ち上げと参加の命令であった。
未知未踏の大陸への、危険極まる冒険行。しかしアシュヴィンらは気脈の増幅の原因追求と、何より――。サタナエル一族の始まりの地で、彼らの短き寿命克服の手段を得るというレエテの遺志を継ぐため、前進を続ける。彼女の思いと、唯一の手掛かり「ヴァレルズ・ドゥーム」なる言葉を胸に。
*
完結作品「サタナエル・サガ」(https://ncode.syosetu.com/n6440eb/)の正統なる続編。前主人公レエテと仲間達一行の心を受け継いだ、次世代の子らを主役に展開する冒険行。いずれ劣らぬ彼ら強者の前に、未知の大陸にうごめく国家と魔の強者が立ちはだかる。悲願を胸に、試練に立ち向かう少年達の成長と運命を描く、バトルアクション・ダークファンタジー第二幕――。
※前作外伝「ブラウハルト・サガ」 https://ncode.syosetu.com/n1597fn/
※前作設定資料集(ネタバレを含みます)https://ncode.syosetu.com/n7076fp/
※ファンアート集 https://ncode.syosetu.com/n3945fm/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-14 00:20:02
504111文字
会話率:24%
その男は暗く黒くどこまでも深く染め上げられた外套に身体をすっぽり隠していた。
頭巾から見え隠れする双眸の瞳もやはり黒曜石のように黒く、左腕の鱗籠手は黒鋼で背中の両手剣の刀身、柄、全てが黒鋼だ。
幾重もの剣戟のなか白刃を受け流し叩き返してきた
籠手。その傷跡は死合う相手に幾度も死を呼び込んだことを伺わせた。槍襖を食い破るよりも多く首を跳ねたであろう黒鋼の大剣は切先から柄まで鋭く、黒光の珠が滑り落ちた。
世界はあまりにも曖昧で境界線が朧げとなった。
リードランを放浪するアッシュ・グラントは空を眺めそんなことを考えた。
今日この日を迎えるまでの出来事がそう思わせたのだ。それは昨日のことでもあったし、気が遠くなるほど昔の話でもあった。アッシュ・グラントの名を含む英雄譚は幾つかあったが、その始まりは百年以上も前になる。だから決定的にコレがといえる譚はなかった。いやどちらかと云えば、それを考えることが面倒だったのかもしれない。ただ漠然と曖昧さと朧げさを頭の片隅に置いておければ良かった。
今は行方をくらました友を探しダフロイトへ到着をしたばかりだ。
そちらに力を注ぐべきなのだ。
だから息を大きく吸い込み、アッシュ・グラントはダフロイトの南大門を静かにくぐった。
※本編は文字数が多いので本当にお時間あるときに是非。
※本作は、残酷描写|暴力描写|性描写 がございます。
これらが苦手な方はお気をつけください。
※本作は「カクヨム」「Nola」へも同様のものを投稿しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 17:29:46
1016295文字
会話率:31%
貴様は神であることを捨て命に縛られ何を想うのだ。
世界図録に記された「大崩壊」
それよりも遥か以前のリードラン。
リードラン五国は互いに牽制しあい領土を奪い合う戦乱の時代にあった。
数多の蛮勇が散らした命。それを目の当たりにする民草は、
そのうちに英雄を求め、神を造り、そして崇めた。
祈りの言葉は諦めの言葉であった。
誰がために命を落とせと囁き、それは夢へとすげかわる。
戦乱の世とは、戦とは、謂わば心に抱えた病なのだ。
※本編は文字数が多いので本当にお時間あるときに是非。
※本作は、残酷描写|暴力描写|性描写 がございます。
これらが苦手な方はお気をつけください。
※本作は「カクヨム」「Nola」へも同様のものを投稿しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-10 01:47:27
50135文字
会話率:26%
本編 Killing Me Softly With His Songの舞台となる大陸「リードラン」とそれに関係する設定資料集。
最終更新:2023-09-09 17:02:10
5494文字
会話率:6%
最強の肉体を持ち魔法、武術の天才であるシュバイツ王国第二王子のアルフリードは退屈を嫌い好き勝手行動するうちに世間から暴君と呼ばれるようになる。そんなことはお構いなしにアルフリードは楽しいことを求めて行くのだった
最終更新:2025-04-12 21:20:09
23843文字
会話率:59%
読むとバカになれる小説です。
こほうぎこなたは17歳の女子高生。バカなのか天才なのか紙一重っていうかたぶんバカ。今日はどんな言い間違いをするのかな?
最終更新:2025-04-12 03:04:39
94134文字
会話率:44%
宇宙船にたぬきが紛れ込んでいた。そのせいで地球へ帰還するまでの酸素が足りない。
最終更新:2025-04-02 17:35:47
1650文字
会話率:43%
ムナゲッティーを注文した。
ソースはイートソース、ハートソース、ビートソースの中から迷ってビートソースにした。
「お待たせしました。ムナゲッティー・ビートソースでございます」
無愛想な、黒ぶちメガネにメイド服のウェイトレスに俺は
質問した。
「これは何?」
「ムナゲッティー・ビートソースでございます」
「……俺、スパゲッティー・ミートソースと間違えて注文しちゃったんですけど」
「知るか」
「でも見た目はまんまスパゲッティー・ミートソースだよね。どこが違うの?」
「麺にデュラム・セモリナ小麦粉ではなく、オッサンの胸毛を使用しております」
「へえ〜……。ソースは? どう見てもミートソースにしか見えないんだけど」
「その通りミートソースでございます」
「じゃあミートソースって書けよ。わかりにくいよ」
「胸毛に肉《ミート》ソースでは少々暑苦しいと思いまして、スマートなビートを効かせてみました」
「ふ〜ん。じゃ、いただきまーす」
噛み切れなかった。
これがアルデンテというやつか!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 22:28:24
419文字
会話率:71%
この物語は、人間の王国と魔族が敵対する世界が舞台です。フォーマルハウト家の双子の姉妹(エディスとリンダ)のどちらかが「導きの光の乙女」となり、魔族を滅ぼす旅に出ることになっていました。
しかし、ある日、おとなしく慎ましかったリンダが突然性
格を変え、エディスを「魔族の王とつながっている」と告発します。リンダは「このゲームの全ルートをクリアしている」などと奇妙なことを言いだし、エディスの部屋から魔族の領地でしか採取できない赤い魔法石を盗み出し、父親に「証拠」として提示します。
結果、エディスは家から追放されてしまいました。彼女に付き従ってくれたのは、メイド長のドロシー。ふたりは魔法石を売ったグリード商店に向かうのですが、そこで魔族の王オズマと出会うのでした。
ゲームのライバルキャラ視点で描かれる悪役令嬢モノ、といった趣の短編です。
よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-11 22:54:00
10000文字
会話率:53%
人造人間であるセフラは悩んでいた。
生まれ故郷である惑星ギュラは爆発して粉々になり、一人で宇宙を彷徨って暇だったからだ。
そうだ。作りの親であるクリード博士が話していた農業をやってみよう。
戦闘用として育成されたセフラにとって農業の知識
はほとんどなかったが、人類にできて俺にできないわけがないと考える。
農業ができる惑星を探していると、わずかに植物が誕生している星を発見した。
向かう場所を決め動き出すが、トラブルが発生して目的の惑星に勢いよく衝突する。
目覚めると周りは植物に満ちた豊かな場所になっていた。
どうやら長い間、気絶していたようだ。
この環境なら農業は確実にできると歓喜するが永い眠りの間、新たな生命が生まれていた。人類である。
セフラは次第に人間達の争いに巻き込まれていく。
果たして無事に農業をすることができるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-08 13:12:38
8974文字
会話率:13%
時空を超え、魂が激突する! 前代未聞の対談番組『歴史バトルロワイヤル』、今回のテーマは…『孤独』。
もしも、あの偉人たちが「孤独」について語り合ったら?
美しき夢の城に籠った狂王ルートヴィッヒ2世。
「ぼんやりとした不安」に苛まれた文豪芥川
龍之介。
「神は死んだ」と叫び「超人」を説いた哲学者フリードリヒ・ニーチェ。
信念と行動力で社会を変えた看護師フローレンス・ナイチンゲール。
交わるはずのなかった四つの魂が、今、ここに集結!
それぞれの壮絶な人生から紡ぎ出される「孤独」の形とは?
「私の孤独は、美を守る聖なる静寂だ」(ルートヴィッヒ)
「孤独は、底なしの、ぼんやりとした不安…」(芥川)
「孤独こそ強者の証! 試練であり特権だ!」(ニーチェ)
「孤独は克服すべき壁。感傷に浸る暇はない」(ナイチンゲール)
孤独は力になるのか? それとも魂を蝕む毒なのか?
他者に理解されたいと願う心と、孤立を選ぶ意志は、どうすれば折り合えるのか?
そして、最終的に『孤独』は肯定すべき価値なのか、それとも克服すべき苦痛なのか?
芸術、文学、哲学、社会活動…それぞれの頂点から放たれる言葉が、互いにぶつかり合い、火花を散らす!
特に、芥川の痛切な告白と、それを「弱さ」と断じるニーチェの叱咤は必見!
さらに、ナイチンゲールの実践的な視点が、内面へと沈潜しがちな議論に鋭く切り込む!
クライマックスは、それぞれの人生観を賭けた最終弁論!
魂の叫びが交錯し、あなたの「孤独」観を根底から揺さぶる!
あなたは、誰の言葉に心を揺さぶられますか?
歴史上の偉人たちの意外な素顔と、人間の普遍的な苦悩と希望がここにある。
深い感動と知的興奮があなたを待っています!
『歴史バトルロワイヤル』~孤独を考える~
この魂の激論を見逃すな!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 09:37:56
40515文字
会話率:74%
歴史バトルロワイヤル:ベーシックインカムを考える
「働かずとも生きられる社会」は、ユートピアか、それとも退廃か。
舞台は現代と時空を越えた架空の討論スタジオ「歴史バトルロワイヤル」。
司会進行を務めるのは、歴史と文学を愛する可憐な案内人
・あすか。
今回のテーマは、現代社会が直面する大問題「ベーシックインカム」。
討論の火花を散らすのは、思想と歴史を代表するこの4人!
アダム・スミス:市場の見えざる手を説いた近代経済学の祖。自由と責任の両立を語るバランス派。
トマス・モア:理想郷『ユートピア』の著者。共感と道徳に基づいた分かち合いを信じる理想主義者。
鄧小平:現実主義の巨人。中国の改革開放を主導した実務家。社会制度における“持続可能性”を強調する現場の声。
フリードリヒ・ニーチェ:神を超えて生きる哲人。“超人”の哲学を武器に、制度の欺瞞を鋭くえぐる破壊者。
制度の善悪、労働意欲と財源、格差と救済、そして未来の人間像――
激論の果てに浮かび上がるのは、ただの社会制度ではない。
「人間とは何か」「人は、なぜ働き、何を目指して生きるのか」という根源的な問い。
幕間ではモアと鄧が“社会主義”の真意を語り合い、
スミスとニーチェが“神”と“道徳”の本質をめぐって交差する。
激しさの中に、思索と共鳴。
矛盾する立場の中に、未来への道筋。
ベーシックインカムを問うことは、人間の可能性を問うことだった。
さあ、歴史を越えて紡がれたこの討論の続きを、今度はあなたが考える番だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-02 07:31:51
16719文字
会話率:49%
歴史バトルロワイヤル:チート能力を考える
―あなたは、特別な力に憧れますか?それとも、自分の足で立ちたいですか?―
転生ものにあふれる現代、物語の中では“与えられた力=チート”が当たり前のように登場する。
だがその力は、本当に価値あるも
のなのか? 努力や意志を超えて得た能力に、意味はあるのか?
歴史の彼方から呼び寄せられた4人の異能者たち――
“超人”を追い求めた哲学者・フリードリヒ・ニーチェ
現実を切り拓いた天才軍略家・ナポレオン・ボナパルト
神の声に従い民を導いた伝説の女帝・神功皇后
未来を夢見た孤高の発明王・ニコラ・テスラ
そして、物語の声を聞く可憐な司会者・あすかが見守る中、
「チート能力とは何か」「努力と与えられた力の価値」「運命と自由意志」「技術はチートか」――
4つのラウンドと数々の感情の交差を経て、たどり着いた最終テーマは、
“現代におけるチートの意味”。
やがて浮かび上がるのは、チートとは力の話ではなく、
人がそれにどう向き合うかという“生き方”の物語である、ということ。
異なる時代、異なる価値観を持つ彼らが、激論の果てに食卓を囲み、
ひとつの問いを胸に語り合う――
「本当にほしいのは、“特別な力”なのか? それとも、寄り添う物語なのか?」
---
“歴史”と“現代”が交差する対談劇場、開幕。
あなた自身の“チート”とは何か、答えを見つけに行こう。
---折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 13:07:49
15711文字
会話率:45%