物語の舞台:『運命の図書館』と『境界の街メドゥーサ』
遥か昔、世界には知識を司る神々が築いたとされる巨大な建造物があった。人々はそれを**『運命の図書館(ライブラリウム・ファタム)』**と呼んだ。図書館は広大なダンジョンのように階層をなし、
それぞれの階層には、失われた魔法、未知の技術、そして世界の真実が記された書物が無数に保管されていた。しかし、図書館は特定の存在にしかその扉を開かず、辿り着いたとしても、書物を手に入れるには試練を乗り越えなければならない。
一方、その図書館の入り口を守るように栄えているのが、**『境界の街メドゥーサ』である。この街は、かつて世界を救ったという『契約の勇者』**の子孫たちが暮らす場所とされ、彼らは特別な力『鑑定眼(マナ・サイト)』を持つと信じられている。しかし、彼らの「伝説」は風化しつつあり、街の人々は半ば諦めにも似た日常を送っていた。彼らの『鑑定眼』は、他者の能力や魔法の適性を見抜く力ではあるものの、その詳細を読み解くには『運命の図書館』に眠る『識者の書』の力が必要だとされている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 18:00:00
59544文字
会話率:33%
連載作品『神獣郷オンライン!〜『器用値極振り』で聖獣と共に『不殺』で優しい魅せプレイを『配信』します!〜』においての。
・本編内の設定や資料
・挿絵のご紹介
・主人公以外の人称での短編
・主人公が関係ないところでの他登場人物の番外編
・ス
レッド
・本編のイベントギャラリー
・ゲームの設定テキスト形式の短編
・本編の優しい世界ではできない殺戮ルートなどの短編
・運営サイドのお話
・ゲームをしていない日常話
など、本編のストーリーに関係があまりない部分のお話がメインとなります。
設定+短編集みたいなものと思ってください。
完全に不定期更新となりますので、本編のおまけとしてお楽しみくださいませ。
残酷描写ありきの話などはタイトル横に【】で表示予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 21:56:03
67524文字
会話率:31%
それは、敵と和解できるVRMMORPG。
◇
動物を愛する少女「ケイカ」は、リアルでは動物アレルギーでペットを飼えないため育成ゲームを主に遊んでいた。
しかしあるとき彼女は幼馴染に動物系だからと紹介され、PVを見て気に入った「神獣郷オ
ンライン」というVRゲームを遊んでみることに!
そのゲームのコンセプトは「どんな敵とも和解できる」優しい世界であること。
悲しみや憎しみが聖獣を魔獣へと変えてしまう世界。しかし、その逆もまた然り。
負の感情で暴走した魔獣の心は言葉や行動で癒し、聖獣へと浄化し戻すこともできるという。
そんな魔獣を仲間の聖獣として「スカウト」することができる特殊システムを活かし、ケイカは聖獣達と共に暮らす「共存者」となって世界を駆け巡る!
聖獣を愛でるために「器用値」が関わる? ならとりあえず極振りで!
聖獣の進化の為には認知度も関わる? なら配信を始めて「不殺」の「魅せプレイ」を目指してみよう!
これは、和装の舞姫となった「ケイカ」の情熱と動物愛を捧げる優しい物語。
――情熱を心に灯し、不殺の勝利を貫き通せ!
【一話目に表紙付き】
◇
最初の山場は【三匹目!『清らかなる絶対王蛇!』】なのでそこまでお試しで読んでいただけると幸いです!
◇
コミカライズ第1話、1/31(日)より配信開始!
掲載サイトなどは本編1話のあとがきに記載。
R15は念のため。
ノベルアップ+にて同時連載開始!
『【神獣郷ライブラリ】挿絵・設定・番外・短編ギャラリー』という名前の設定・番外編集を作りました。
そちらでは主人公が見えない部分のお話やフレーバーテキスト風味なものを載せたりしようとおもっております。
※ 現在感想が多くなったこともあり、返信を停止しております。
ただ、感想は全て読み、いいなと思った部分は本編に反映されます。ご了承くださいませ。
*最新話に追いついている皆様には『読者参加型』の企画をして本編に反映することがございます。
また、「時雨オオカミ」の名前でTwitterをやっており、DMは解放済み。そちらに書いたり、@IDをつけてツイートしてくだされば必ず反応いたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 19:09:10
2175812文字
会話率:36%
王家との密約三同盟に名を連ねるライブラリア伯爵家の令嬢イスカナディアは、自宅の居心地悪さに辟易し、表舞台から隠れて図書館で引きこもり気味に暮らしている。
というのも前当主であった母の死後、事勿れ主義で無能な父と、その父が連れてきた後妻
によってめちゃくちゃになっているのだ。
それでも、イスカナディアは先祖が王家と結んでいる密約と、そこから生じる仕事を父や義母の目を盗んでこなし続け、父から丸投げされてくる当主の仕事をこなし、時々司書として図書館に立ち、いずれ家を取り返す為の算段と根回しをしながら、それなりに楽しくやっていた。
後妻の連れ子で表向きは険悪だが裏では仲良しな義妹サラと、侍女のエフェとの他愛のない日々が続くのも悪くない。
そう思っていたのだが――ある日、後妻が大きな問題をやらかしてしまったので、そうも言ってられなくなってしまった。
イスカナディアの引きこもり生活は想定より早く終わりを告げ、サラと共に本格的に表舞台に立つことに。
そんな姉妹に協力してくれるのは、司書をしているイスカナディアにうっかり一目惚れしてしまった公爵家当主のケルシルト。
密約三同盟に連なる家の一つティベリウム公爵家の当主であり、女嫌いと噂されるケルシルトに優しくして貰うことに戸惑いながらも、イスカナディアはありがたく頼らせてもらいながら進んでいく。
そんな約束と矜持を守る為に奮闘するイスカナディアの姿に、ますます惚れ込んでいくケルシルト。その一方で、イスカナディアもまた、ケルシルトに対する信頼感の中に、恋心が混ざり始めたことを自覚する。
戸惑う日々の中、やらかしのせいで後のない後妻フーシアが、今までイスカナディアには見せたことのない真面目な顔で「サラだけは守って欲しい」と告げてくる。
その真摯な態度に、貴族の矜持を持って約束するイスカナディア。
密約三同盟の過激なアンチ派たち。
真面目なフーシアの謎。
家柄の関係上そのままではケルシルトと結ばれない状況。
家、密約、矜持、妹、恋心――泣いたり笑ったり肉体的にも精神的にも傷ついたりしながら、それら全てを守り抜き、様々な壁を越えるべく、自称見た目も目つきも口も態度も悪い伯爵令嬢イスカナディアは約束を背負って進んでいく。
これは――大切なモノを守ろうとする者たちの約束と矜持を巡る幻想譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 20:36:46
287276文字
会話率:40%
おっさんマスターと美少女店員の異世界ほんわかカフェライフ!
大陸有数の大国、ロワール王国にある小さな喫茶店『シリウス』。店主のギルバート・ライブラは、寂れた店を営む一見普通のマスターだが、彼の正体は引退した元SSSランク冒険者。しかし
、彼の目的は栄光のままに冒険者をやることではなく、静かで平穏な生活を送ること。忙しさに追われて過労死した前世の記憶を持つギルバートは、第二の人生をのんびりと過ごすことを決意していた。
喫茶店で働くのは、美少女店員のソラ。彼女はギルバートの無気力な態度に日々頭を抱えながらも、店の繁盛を願って奮闘している。しかし、客がほとんど訪れない店の現状に、不安を隠せない。目立ちたくないギルバートは元最高冒険者という過去をソラには隠していたのだ。
客が来ないのになぜか経営できる理由を秘密にしたまま、ギルバートはのんびりとした日常を送る。おっさんマスターと美少女店員の喫茶店生活が描かれる異世界スローライフファンタジーが今、幕を開ける。
チート転生して、最強になって、世界を救って……。――異世界転生者のその後の話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 12:00:00
109486文字
会話率:53%
あらかじめ組んだデッキから引いたスキルで戦う対人戦型VRMMO、『ライブラリ・スクエア』。
初心者のルーシャはナンパされていたところをリンドウという名の女性プレイヤーに助けられる。
リンドウからこのゲームの基礎を教えてもらい、紆余曲折の末リ
ンドウがリーダーを務めるクランに入りたいと願うルーシャだったが、彼女の答えは想像もしていないものだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-04 20:24:37
51781文字
会話率:27%
「異能で語れ。拳じゃない、力じゃない。ページを開け──そして勝て」
この世界では、ごく一部の人間が生まれながらにして『異能(コード)』と呼ばれる力を持っている。
世界中の異能者が年に一度、その頂点を目指して競い合うバトルトーナメント──そ
れが、《イグニスアリーナ》。
出場者の一人、黒崎レイ(16歳)。
彼の異能《深淵の書架(アビス・ライブラリ)》は、無数の魔導書を開き、知識と魔法であらゆる能力に対応する記録型異能。
だがその力は万能ではない。発動には、詠唱が必要であり、戦場での一瞬の判断が命取りとなる。
初戦の相手は、雷を纏い舞うように戦う少女・ナナセ・ユイ。
──電撃と魔導が激突する、異能者たちのバトルロイヤルが今、幕を開ける!
仲間との出会い、激闘の末に芽生える友情、そして強敵たちとの魂をぶつけ合う戦い。
勝ち進むほどに見えてくる、自分だけの「力の在り方」。
これは、一人の少年が『書を開き』、戦いの中で成長していく物語。
誰よりも知り、誰よりも勝つ──それが、彼の選んだ異能の形。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 08:10:00
16661文字
会話率:33%
“アカシックレコード・ライブラリ”で定期的に放送にされるラジオ、“|虚空無電《アカシックラヂヲ》”。
第1話のコメントとして適当に質問とか悩みとか投げてって。暇な時にでも何個かを1話に纏めて答えるから。
最終更新:2025-05-15 08:01:51
910文字
会話率:0%
この物語は“始まり”の物語。
無限の物語が眠る空間《書架(ライブラリ)》において、ひとりの存在が静かに“本”を書き続けていた。
名を持たぬその存在は、やがて“X”と呼ばれるようになる。
彼は物語を読む者であり、物語を終わらせる者。
だが、
その始まりにおいて、彼はまだ「物語という概念そのもの」を知らなかった――。
物語とはなにか?
“読まれる”とはどういうことか?
そして、Xはいかにして“全てを閉じる存在”へと至ったのか。
これは、宇宙の構造を編み上げた創造主の黎明譚。
すべての物語が始まる前、まだ“if”すら存在しなかった世界で――Xは、「読む」という概念を発見する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 00:26:17
10777文字
会話率:4%
あの列車に乗った者が口々に語る——「あれは、まさに夢のような場所だった」と。図書館電車(ライブラリートレイン)は、時空を越える不思議な移動式図書館。美しい外装と温もりのある内装が、心を優しく包みこむ。支配人リリア・スチュアートは、その美しさ
と知恵で乗客を魅了し、彼らを未知の物語と出会わせる案内役として知られていた。
主人公の青年及川新(おいかわあらた)はある日リリアと出会う。彼女の自由奔放な行動に振り回されることになるのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-25 22:29:09
7038文字
会話率:42%
『恋』をしていた筈の少女が、偶然出会った『野鳥』に惹かれてハマって行く。
野鳥を通じて出会う人達と交流しながら、撮影用の機材を自分なりに工夫して使いやすく改造してみたり。マニアックだけど優しい、そんな野鳥撮影のライブラリ。撮影シーンや機
材改造など、作者の実体験をベースにフィクション化。
※どのカテゴリにも当てはまらないため『その他』のカテゴリにしていますが、現代ドラマっぽい感じです。
※カ◇ヨ◇から転載です。
【初期公開予定表】
0~2話:6/18 15:00
3~4話:6/18 16:00
5話 :6/18 20:00
6話 :6/18 21:00
7話 :6/18 22:00
8話 :6/19 15:00 ※以後、最新話まで毎日15:00公開予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-10 15:00:00
255142文字
会話率:29%
ダークマター理論が5000年前に提唱され、4500年前に「ダークマターリアクター」が実用化されると、人類はほぼ無限のエネルギーを得て一気に宇宙へ進出した。各惑星への入植が急増し、星間経済が複雑化したため、3000年前に銀河規模の統治機関「
ギャラクシーユニオン」が誕生する。しかし各惑星で通貨が乱立し、エネルギーを基準とした従来の価値体系が崩壊したことで交易が混乱。2500年前には銀河統一通貨「EL(エル)」が導入され、1500年前には完全固定価値を持つ唯一の公式通貨となった。
その記録管理のため「EL・ログ」が整備され、天の川銀河の五つの腕に分散型データセンター「ELライブラリー」が設立。さらに、不正取引の監視を担う「イーシス(Interstellar Security Intelligence System)」が誕生し、銀河経済の安定を守っている。
西暦7300年、有人惑星は約30万、総人口は100京に達し、巨大な経済圏が形成されていた。しかし、かつて完璧と思われたシステムに小さな異変が見つかる。最初は些細な誤差とされたその兆候が、やがて銀河規模の大事件へと発展していくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-25 09:10:00
25331文字
会話率:23%
アバタローさんのYOUTUBE動画
【名著】1984年|オーウェル 〝狂った世界の構造〟を暴露する。~20世紀文学の最高傑作から読み解く、今とこれから~
最近「1984年」を読んだ事がないと、話題にしたところ、
こんな動画が出ていたので
見てみました。
動画の最後では、アバタローさんの書評らしきものが出ていました。
陰謀論を否定的に2+2=5を信じる者として、信じたい事を信じる者と
して書いていたのが、残念です。既に陰謀論の世界に、この世界はなっています。
最近は、トランプ大統領のおかげでデクラスされ、USAIDなどの予算がメディアや各国の
情報統制やクーデターなどに使われていたのがわかってきたように、
陰謀論が真実を述べていたわけです。
また、小説では、言葉や語彙を破壊する事で思考ができなくなると
言っていますが、それは間違いです。理論や理屈さえ正しければ、
少ない命令でも今の人類の知性のほとんどを体現できます。
自分は、コンピューターが得意なのですが、コンピューターは1とゼロしか
理解しませんが、現在、人間の持つ知識のほとんどをコンピューター上で、
再現できています。これは、先人の作り上げてきた知識やライブラリーを利用する
事で高速に新たな思考やロジックを組み立てる事ができるからです。
現在でも二重思考(ダブルシンク)は、存在していて、
よく見かける言葉は、「共産主義」を「グローバリズム」として理解している事です。
昔からの情報などの本などで洗脳されてきたのかもしれませんが、
爺さんや本を鵜呑みにする人に多い印象を受けます。
簡単にどこが間違っているかを説明すると、グローバリズムは、共産主義ではなく、
地球規模の独裁政治の事です。詳しくは童話ジャンルの「現実童話」にも
書きましたので興味があれば見てみてください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-12 22:42:44
831文字
会話率:0%
この世界には異能と魔術がある。先天性の異能と後天性の魔術、その二つの術は対立を誘い、諍いが起きていた。そんな時代に異能者を隔離する都市である学園都市アンリミテッド・ライブラリ。そこに位置する十三の島。その一つ処女宮ヴァルゴに入学することにな
った松江雪菜は魔術師との諍い、そして中心島プトレマイオスの周囲、十二の島の学園同志の抗争に巻き込まれ台風の目となる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-14 12:00:00
28924文字
会話率:39%
本を手放した。売るのでも譲るのでも捨てるのでもない、こんな本の手放し方があるよ、という提案です。
最終更新:2025-01-05 23:41:35
1094文字
会話率:0%
何の変哲もないオジさんは、仕事の移動中に突然異世界に飛ばされる。所持品を剥がされて呆然とするオジさんの視界の片隅には、やたらと自己主張する小さな【◀】の形をして点滅しているボタンが。
それはこの世界に漂着していた宇宙人が救助を待つ1000年
の間に、「暇つぶし」で作った情報ライブラリを検索するシステムの入口だった!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-05 00:00:00
1289769文字
会話率:49%
雪降る街の図書館。ここにある本は全て物語。この図書館では物語をタリナと呼び、タリナの管理及び、中で生じる不具合の対応を行っている。ある日、ライブラリアンである少女ハイネが目を覚ますと、記憶を失っていた。ハイネは記憶を探すため、物語の世界へ潜
り込む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 14:30:16
31230文字
会話率:65%
銀河系中心から3000光年。
そこには、人類史上最大の知の集積所「エターナル・アーカイブ」がある。
新米司書イリア・メリディアンの着任と同時に、図書館に異変が起き始める。
自ら光を放つ本。姿を変える文字。そして、深夜の書架で出会う
不思議な来訪者。
「知識には、時として制御できない力がある――」
図書館を守ろうとする司書たち。
知識を封印しようとする抹消者たち。
そして、その狭間で真実を追い求める謎の女性。
イリアは「全知の書」と呼ばれる本と出会い、知識の本質に迫っていく。
しかし、それは同時に、人類の未来を左右する戦いの始まりでもあった。
宇宙規模の図書館を舞台に、知識と真実の本質を問う、壮大なライブラリーファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 12:00:00
30855文字
会話率:46%
株式会社アスリート・データライブラリーの主席アナリストとして、忙しい日々を送る古田賢也(ふるたけんや)。ある日、女子プロ野球創立以来初めての快挙を達成した幼馴染・上里葵(うえさとあおい)の投球データの収集のために、幕張ガールズスタジアムに赴
くことになった。実は、この仕事で、古田は上里との約束を果たすことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-14 00:19:26
4751文字
会話率:46%
底辺アイドルとして活動する高校2年生の歌楽えがお。仲間と口喧嘩をしてグループを追い出された帰り道で、記憶喪失の男性と出会う。
彼と話していると、突然空から大きな雷が落ちてきて―。
最終更新:2024-09-09 10:54:52
208文字
会話率:55%
ライブラリアンーそれはただ本が読めるだけのスキルのはずだった。
しかもそのスキルで出した本はスキル発動者しか読めず、その本を理解し現実世界で役立てられるかはスキル保持者次第(本が読まるスキルがあるのと優秀かどうかは別物)。
さらにライブラ
リアンになるものは、堕落した生活に陥る傾向(昼夜逆転生活、人に話しかけられても生返事、寝食忘れるなどなど…)があり、そんな人よりはスキルで本が読めずとも現実の図書館で本を読む優秀者の方が何百倍も役に立つ。
だからただ本を読むだけのライブラリアンは役立たずのスキルの象徴だった。
そんなスキルを授かったのが私テルミス。6歳。
私も例に漏れず堕落生活まっしぐらだったのだけど…
これはひょんなことから前世を少しだけ思い出した私が堕落生活から脱却を試みる話…のはずです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-19 18:06:20
617055文字
会話率:18%