鳴沢夏帆は一つ年上の兄、光輝の後を追うように小学生低学年から野球を始め、投手として怪物とまで言われた兄の背中に憧れながら、自身も投手として活動をしていた。しかし、兄が高校一年生のときに選手生命を奪われるケガを負い、それがきっかけで精神的な
障害を患ってしまった。
夏帆は兄の病気を治すためにも、兄の目標だった甲子園大会に自分が出場することを決意し、高校野球部に選手として入部した。しかし、女子生徒ということでいろいろな壁に当たり、自分は野球をやってはいけない、と考えて高校野球を断念しようとする。
そのときに野球部の仲間たちが力になり夏帆を助け、その友情のおかげで野球部復活をする。そしてついには兄の目標であった大舞台のマウンドに立つ夏帆。甲子園球場、応援合戦、力と力のぶつかり合い。その雰囲気に兄は刺激を受け、少しずつ自分を取り戻すきっかけになる。
夏帆の高校野球は終わっが、社会復帰へ歩み始めた兄の後押しにもなるように、また、新たな野球への道を開拓するために女子野球の指導者を目指す夏帆。夏帆の野球はまだまだ続く。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-04-30 21:41:04
73918文字
会話率:63%
2020年、夏。東京オリンピックで競技に復活した野球。本国開催もあり国民の期待と声援を追い風に戦ってきた日本チームは順調に勝ち進み、決勝の舞台に駒を進めた。
決勝戦の相手は、クーバー共和国。アマチュア野球界では名の知れた強豪国で、破壊力
抜群の強力打線を軸に勝ち上がってきたチームだ。
試合は日本が1点リードのまま、9回裏の守りを迎える。マウンド上にはクローザーの小宮。しかし、金メダルが目前に迫ったプレッシャーからか、小宮の投球はピリッとしない。
その様子を、ブルペンに備え付けられたテレビから見つめる中継ぎ投手の藤原とブルペン捕手の相田。自分達の出番は無くなったと思いながら見つめていると、予想外の事態に直面する――!
※この作品は『35歳のピンチ・クローザー(https://ncode.syosetu.com/n4121kg/)』の補完的ストーリーです。こちらの作品をお読み頂けるとより楽しめると思いますので、もしよろしければどうぞ。
<『KAC2024 ~カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2024~』参加作品>
第1回お題:書き出しが『○○には三分以内にやらなければならないことがあった』
〇この作品は『カクヨム』に2024年3月1日に投稿された作品を移植したものになります。
カクヨム→https://kakuyomu.jp/works/16818093072865476070
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 19:00:00
4929文字
会話率:16%
泉野高校は石川県金沢市に校舎を構える公立高校で、県内屈指の進学校として知られていた。
高校野球では万年一回戦負け、初戦を突破出来れば御の字というレベルの学校である。
そんな泉野高校が秋季大会で謎の快進撃を遂げ、準々決勝まで勝ち進んだ。
マウンドに立つのは二年生の岡野。熱血・根性といった高校球児にお決まりのキーワードとは正反対にある、野球は好きだから続けている人。実力も凡人レベルと言って構わないだろう。
どうして彼はマウンドに立つのか?何故泉野高校は快進撃を続けるのか?
※ 作中の学校名は現実の学校と関係は一切ありません。その点予めご了承下さい ※
◇『カクヨム(https://kakuyomu.jp/works/1177354054885146819)』、私が運営するサイト『海の見える高台の家』でも同時掲載(予定)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-14 22:22:36
19421文字
会話率:16%
甲子園優勝そしてプロ入りを目指す1人の高校球児の物語
最終更新:2025-03-22 22:40:05
600文字
会話率:30%
佐藤翔太は甲子園を目指すエース。
肩を壊し、「もう投げられない」と宣告される。
絶望の中、神様が現れ、「肩を治すが、持つかはわからない」と言う。
翔太は夢のために受け入れる。
そして翔太は地方大会決勝戦のマウンドに立ってい
た。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-19 20:10:00
1136文字
会話率:11%
投げ出しちゃいたくなるときがある。
最終更新:2025-03-08 07:44:52
312文字
会話率:0%
狭いストライクゾーンのなかにも、ピッチャーの自由はある。
最終更新:2024-03-01 07:00:00
330文字
会話率:0%
闘いに身を置く者の心得。
最終更新:2024-02-12 07:00:00
315文字
会話率:0%
今、サンマウンドの地では魔王が復活し、魔物が人々を襲い、人類を絶望の淵へと追いやっていた。
最後の希望は精霊の加護を受け、異世界からやってきたブレイカー達だけだ!
そんなコンセプトで作られたHCP社が送るFDVRゲーム『ブレイクヒー
ローズ』。
変態的な技術で作り上げられた新作ゲームの内容は、少しだけ奇妙な出来だった。
※タイトルに少しだけセクシャルな内容を含みますが、残念ながら主人公はいたって普通におっぱいが大きなだけの子です。『ブレイクヒーローズ』内ではそれなりに巨乳の人も多いので、そういうものだと思っていただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-12 20:00:19
2266971文字
会話率:34%
最高のメンバーと最後の夏の大会が今、始まる!!
肘の怪我から復帰した守がマウンドへ。
日常で世界を変える(湯浅編)がついにスタート。
君は、すべての伏線を回収できるか!!
【登場人物】
湯浅守
佐藤彌生
村田慎二
園山竜騎
矢
田颯希折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-08 15:20:09
67039文字
会話率:53%
夏の甲子園のピッチャーマウンド。コントロールピッチャーの主人公は、連戦連投でもう体力も限界に……意識を失い、たどり着いたその先には、いったい何が待ち受けていたのか?
最終更新:2025-01-17 20:30:08
1655文字
会話率:37%
少年野球の地方大会で最強ピッチャーと呼ばれていた佐藤優太は、小学6年生の春に打者・加藤美咲に逆転ツーランを浴び、イップスを抱えることに。高校で再会した美咲は、かつての野球少女とは思えない雰囲気だったが、二人の会話から過去の試合が繋がる。美咲
の「野球をやめた理由」に触れた優太は、彼女を再びバッターボックスに立たせるーー
青春の後悔と再挑戦を描く短編物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-05 12:00:00
2615文字
会話率:52%
やっと入ったプロ野球の世界。
抜群のコントロールを持つ内山浩則は、プロ入り3年目にして先発ローテーションをつかむ。
だが、その栄光はたったひとつの失敗で彼の掌からこぼれていった。
まっさらなマウンド。
かからない、プレイボールの声。
ど真
ん中にばかり投げるピッチャー。
今までと全然違う環境が、浩則を待っていた。
自分の居場所はここでいいのか。
悩みを抱えながらも、今日も浩則は投げる。
次から次へとホームランを打たれながら。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-26 06:00:00
32977文字
会話率:21%
八尾寄ろうの神様のはじのはじのはじっこに並ぶ、神様になりたい「モノ」たちが、仲間とともに、天上ポイポイドームで野球対決! 買った方が、はじのはじのはじっこに並ぶ、神様になれるのだ。
数多くの予選を勝ち抜いてきたのは、チーム冷蔵庫と、チーム
家電だ。マヨネーズ、超うすうすテレビが両四番を張り、冷凍ピザやオーブンレンジがマウンドに上がる。勝利を手にして、神様になれるのはどちらのチームなのか? そして試合は、思わぬ形で決着する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 19:02:01
4269文字
会話率:35%
2020、奇妙な夏の永遠。二人だけのキャッチボール。
病魔に侵された都市。
重く立ち込める暗い空。
廃墟同然の球場、聖なるマウンド。そこで……
僕は彼女と二人だけのキャッチボールを続ける。
2020、失われた年。
突然の災厄が、この夏を永
遠にする。
これは、もうひとつの2020年。
果てしなく巡りくる夏のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 21:17:14
3942文字
会話率:22%
笠野涼花(かさのりょうか)はかつて犬猿の仲だった大島優梨華(おおしまゆりか)の家に泊まりに行く
そこはとても凄い豪邸で、間違った家に来てしまったのだと思っていたがどうやらそうではなさそうで……?
※こちらの作品は「マウンド」及び「あいつ
とわたし」の続きの作品です。当作より先にそちらをご覧いただいた方が当作をより楽しめると思います
また、アルファポリスでも当作を掲載します折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-21 22:11:00
9972文字
会話率:43%
二年生ながらも無名チームのエース投手の一人としてリトルシニアの全国大会準優勝に大きく貢献し、中学野球界を震撼させた天才投手がいた。名前は添木伸哉(そえきしんや)。
その圧倒的なピッチングに高校野球界も大きく注目し、輝かしい未来が待って
いるかのように見えた。しかし、その年の冬に起きた事件により彼は野球の世界に別れを告げることとなった。
それから二年後。高校生となった伸哉は野球部に属さず平凡な日々を送ろうとしていた。一方で伸哉のことを知った野球部員の彰久と涼紀はチームを強くし甲子園に行くために、伸哉を野球部に入れようと必死になって勧誘をし始める。
これはそんな悲劇の天才投手と勝ちに恵まれない弱小校の物語である。
※この作品はエブリスタ(敬称略)でも連載しております。なお、当サイト版はエブリスタ版には無い話や、所々設定の変更がされていますのでエブリスタで読んでいた方々も是非読んでみてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-08 18:00:00
171537文字
会話率:42%
肩を壊し野球の道を断念した元・天才球児「豪壮 希優」がVRMMOの世界で持ち前の身体能力と投擲能力を活かしてそこらへんの石でモンスターの頭をかち割る話。
※たまに思い出したように棍棒ですべてを打ち返します。
最終更新:2024-01-05 07:00:00
1563文字
会話率:56%
学校の帰り道に突如現れた謎の女
彼女は、遠い未来から来たと言った。
「甲子園に行くで」
そんなこと言っても、俺たち、初対面だよな?
グラウンドに誘われ、彼女はマウンドに立つ。
ひらりとスカートが舞い、パンツが見えた。
しかしそ
れとは裏腹に、とんでもないボールを投げてきたんだ。
——日本一のピッチャーを目指す高校生、木崎亮平の元に、未来からやって来た謎の少女との、暑い夏が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 12:12:41
298663文字
会話率:25%
幼い頃から野球が大好きで、プロを目指してやってきたシュン。「自分ならできる」と信じているが、周りの大人達の言葉は冷たい。
誰かが決めた「常識」に縛られ、それを自分にも他人にも、押し付けてはいないだろうか。今では「当たり前」にあるものも、
最初はなかった。最初は「非常識」だった。
シュンの「当たり前」は、マジョリティとは違う。けれど、シュンにとってそんなことは関係ない。「こうなる」と決めて、そこに向かって行くだけだ。
「ストライク!」の声は聞こえない。でも、動きなら分かる。「見える言葉」は、シュンの武器になる。マウンドに立つ自分の姿を想い描く、15歳の少年。その人生の、ほんの一部を垣間見る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-30 18:18:29
998文字
会話率:17%
県立稜北高校は神奈川県屈指の野球名門校。
昨年の夏、2年生エース一橋直哉(いちはしなおや)の魂の延長14回204球の力投により、甲子園ベスト4まで上り詰めた。
しかし、夏の甲子園で肘を痛めてしまった直哉は手術の為、1年間リハビリ生活を強いら
れる事となる。
エース不在の稜北高校にスイッチピッチャーで弟の一橋遥斗(いちはしはると)が入学する。
甲子園優勝を目指し、個性豊かな仲間達と躍動する兄弟の青春の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-26 14:02:23
2806文字
会話率:0%
佐々木 大輔《ささき だいすけ》は1年の夏の甲子園の決勝のマウンドにエースナンバーを着けて立っていたが、9回裏のマウンドで不運にも相手の主砲、清原 秀喜《きよはら ひでき》の打球を右肩に受けて粉砕骨折してしまう。
肩は完治するも投げようとす
ると痛み、当時の出来事がトラウマとなりフォームが崩れイップスになってしまい、心が折れてしまう。
一時期はボールすらも見れなかったが、幼馴染の守野 翼《かみの つばさ》や当時の女房役だった大城 悠介《おおしろ ゆうすけ》らがエースを支え、共に再び甲子園の決勝へと目指していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-10 16:40:34
9797文字
会話率:40%
プロ野球選手である深津雄太は、日本代表の一員としてWBC決勝のマウンドに立っている。彼には足が速いといった野球に必要な能力は一切ない。アンダースロー、絶滅危惧種とも言われるほど希少な投げ方。これが彼の武器だ。平凡な野球少年から、世界1のアン
ダースローに生まれ変わった学生時代を見ていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-01 00:53:44
311文字
会話率:50%
ある日、塔京ドームのマウンドに直径2メートルほどの穴があいた。その穴は奇妙で、苗字が鈴木でないと入れないという。
最終更新:2023-04-16 09:51:43
2926文字
会話率:38%