魔力持ちが99.8%を占める世界で、皇女ラシェルは全く魔力を持たずして生まれてきた。
不遇な扱いを受けながらも懸命に生きるラシェルは、皇宮を出て、庶民として魔塔で薬草栽培士として働くことに。
そんなある日、新しい魔塔の主としてやって来た青年
の姿を見て、ラシェルは驚愕する。新しい魔塔主は、かつて通っていたアカデミーの後輩エスティリオだったのだ。
皇女である事がバレると、腹の中にいる蟲に喰い殺されるという呪いをかけられているラシェルは、なるべくエスティリオに近付かないようにしたいのだが、当のエスティリオは犬のごとくしっぽをフリフリ懐いてきて……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 18:48:53
102032文字
会話率:43%
平穏に暮らしていた宗蓮寺ミソラはある日、何者かの襲撃を受ける。命を救われたものの、彼女を助けたのは仮面を付けた人と訳ありの少女達だった。
宗蓮寺家は日本有数の大企業の創始者で、ミソラの姉と兄は宗蓮寺グループのトップの座についていた。そんな二
人が襲撃に会ったにもかかわらず、ミソラに降り掛かった災難を日本のメディアは報じていなかった。
家族も家も奪われ、ミソラたちを襲った深い闇に露頭に迷うミソラだったが、仮面を付けた謎の人物〈P〉がこう言う。
『我々の敵をあぶり出すために、ステージに立ってもらうぞ』
なぜかミソラはショッピングモールのイベントに立つことになる。
身を包むのはフリフリのアイドルみたいな衣装。右手にはマイク。
何もかも失ったのに何をやっているのだろうと、虚無に包まれていく。
そんなときに流れたある一曲。
ミソラは衝動に身を任せ『狂い咲く』。
この一幕が、やがて日本を巻き込む大事変へと発展していく──。
これは大切なものを取り戻す、旅するアイドルのおはなし。
※他サイト様にも掲載されております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 15:30:36
1250408文字
会話率:51%
田舎の小さな高校、1学年1クラス。無気力で感情をあまり表に出さない高校1年生・神原純は、いつも通りの平凡な毎日を送るはずだった――あの日までは。
ゴールデンウィーク明けの朝。幼馴染の若本明良から「一緒に登校しよ」といつものLINEが届く。
だが、学校の坂道で純を待っていたのは、見慣れぬギャルっぽい4人組。そしてその中には――目元を濃く囲み、フリフリの服に身を包んだ、地雷系にイメチェンした明良の姿があった。
「……だれ?」
幼なじみ歴10年以上、3歳からずっと一緒にいたはずの明良が、なぜか陽キャ4人組に囲まれ、しかもギャルの三好響に「明良ってさ、モテたいからイメチェンしたんだよ〜」なんて暴露されてる始末。でも、明良はずっと純のことだけを見つめてくる。
「……純、行こ?」
ギャルたちは気を利かせて去っていく中、2人きりになった帰り道。明良は純にたずねる。
「その……純は、こういう服装……嫌い?」
目をそらせない。答えが出ない。
なのに――。
『地雷なアイツは、ウザい。』
恥ずかしがり屋で、なのに突っ込んでくる。こっちの感情をかき乱してくる。
でも、どこか放っておけない。
無気力男子×照れ屋地雷系女子の、ちぐはぐで甘酸っぱすぎる田舎系青春ラブコメ、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-14 20:09:59
10299文字
会話率:32%
夢見たのは、S級冒険者、
望んだのは、幼馴染を救う力、
手にした力は、ピンクのツインテ、フリフリのフリル!
異世界×TS×魔法少女――
ブロッサム・ルミナ、ここに爆☆誕!
ハーメルンでも投稿
最終更新:2025-06-09 20:30:00
48898文字
会話率:64%
「戦力外通告です。理由は……太りすぎですね」
そんな理由で魔法少女をクビになったリリカ・ハート。
変身衣装はパツパツ、スカートのフリルは限界寸前。
自己嫌悪とポテチまみれの夜を過ごした翌朝――
目覚めたら、なぜか異世界!? しかも……その
“ムチムチボディ”が大絶賛されてる!?
「太ももに神性……?」
「その腹、まさに祝福……!」
「鼻血出てますけどおおお!!?」
魔力暴走で衣装が弾け、村人からは“女神”扱い。
ぽよぽよマスコット・コモリと共に、
異世界でまさかの“崇拝ライフ”が始まる!?
【太ってクビ→転移→ムチムチが神扱い】
コメディ全振り×ちょっぴり胸きゅんな異世界成長譚。
シリアス作品の合間に読める、“箸休め”異世界転移コメディ!
ゆるふわギャグと、ちょっとトキメキ、ゆるめのノリとテンポでお送りします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-28 01:32:32
6510文字
会話率:46%
主人公の咲良倉 隠花(さくらくら いんか)は地味な学生生活を送っていた。
そんな中、光の魔法少女アイドル・ショウカが隠花の学校へ転校してきたのだ。
隠花の憧れであるショウカと仲良くなれる事を期待していた隠花だったが、ショウカからは奴隷同然の
待遇を強要されてしまう。
クラスの誰の助けも逃げ道も無くなって絶望していた最中、隠花の前に謎の男が現れると、「現状を、変えたくないか?」と告げられる。
隠花は意味が分からなかったが、藁にもすがる思いで契約する。
まさかその契約内容が、人知れず世界に巣食う光を討つ”闇の姫魔女”になる事だと知らずに……。
これは、闇の姫魔女として世の中の理不尽をザマァする物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 06:20:00
144576文字
会話率:43%
◆あらすじ◆
かつて世界は、闇に覆われていた。
魔王軍が各地を蹂躙し、希望は失われ、民は震え、王様は寝ていた(本当に)。そんな終末を前に、天から現れたのは――フリフリのドレスに身を包み、スイーツで敵を爆破する謎の少女。
その名はファニー
・シュテルン。
天才、破天荒、脳内花畑。
「甘い魔法で世界を救う」がモットーの、誰が何と言おうと本物の魔法使いである。
(※なお、本人以外はたいてい「魔法暴走兵器」と呼んでいる)
旅の仲間は、しゃべる黒猫のミーちゃん(ツッコミ担当)、ツンツン系ライバル令嬢のファティマさん(氷属性ですが心も冷たい)、そして無口で超絶イケメンな剣士・アッシュフォード様(恋愛初心者)。
彼らが立ち向かうのは、魔王軍の四天王――炎帝カイザー、雷帝サウザー、氷帝シュヴァルツ、風帝エルフィン――
そしてその頂点に立つ最凶最悪のボス、大魔王グロスゴリア2世。
敵は強い。バトルは熱い。スイーツはどこまでも甘い。
だが、ファニーは言う。
「だいじょーぶ☆だってあたし、天才だからっ!」
――旅の中で明かされる過去。
孤独だった少女たちの記憶。
もう会えない人との約束。
そして、ひとつずつ育っていく、仲間との絆と……恋?
やがて物語は、スイーツと爆発と感涙と、ちょっとだけキスで迎えるクライマックスへ――!
笑えて泣けてちょっとお腹が空く!
これは、爆裂魔法少女とその仲間たちが贈る、甘くて熱くて世界一くだらない、だけど誰より真っ直ぐなバトルファンタジー!
「笑いも涙もカロリーも全部盛り」なこのあらすじ、書籍裏に貼っても違和感ゼロです(笑)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 07:09:40
14726文字
会話率:51%
夢を見た。
フリフリのスカートに、これは杖?
これじゃまるで魔法少女__
いや、そんな訳ない。だって僕は男だし!
かっこいい男になるって決めたから、たとえどっかの妖精みたいなやつに「魔法少女になってよ」なんて言われても、絶対になってやら
ない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 23:16:07
10626文字
会話率:28%
妹のお年玉を使い込んでしまった俺は、ただちに返還するよう強く求められる。やつは何をそんなに焦っているのか? 気になった俺は、逆に妹を問い詰める。
<主な登場人物>
俺:兄。高校2年生。
アンナ:妹。7歳。リボンとフリフリの服が好きなお子様
の外見に反し、生意気で口が達者。人形とおしゃべりできるというお子様にはありふれた特殊能力を持つ。
アニー:ゴスロリ服の人形。アンナの分身。
メアリ:巻き毛の赤ちゃん人形。
クレア:八頭身の着せ替え人形。
オデット:バレリーナの陶器の置き物。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 18:30:00
21203文字
会話率:55%
目が覚めたらそこは、知らない世界。
なんていうこともなく当たり前のように思い出した前世。平均的女子高生だったはずがフリフリドレスの幼女になっていた。
しかしこのドレス、動きにくくてしょうがない。
せっかく剣と魔法の世界みたいだし、剣に魔法
に自由に生きていこう!
……と思っていたのに、どうやらここは前世の妹が推していた乙女ゲームの世界みたいだ。
しかしストーリーも登場人物も全く知らないし、唯一知っている悪役令嬢にはなんだか嫌われている?
触らぬ神に祟りなし、彼女に関わることなくできる限り穏便に生きたいのになぜか周りが騒がしくなってきた。
何も知らない少女がテンプレお約束展開に巻き込まれていく物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-16 21:23:41
225312文字
会話率:45%
幕末元年。時の朝廷が先行き不安からつい『幕末』等という縁起でもない年号を採用したら、本当に幕府が崩壊した奇跡の時代だ!
主人公、茶屋娘の夏海は交通事故とかいう名前をした陸ザメに、原爆ドーム前で突如として両親を食い殺され独り生き残った。
事件現場直前の、開きたて喫茶店を営んだ今の瞳ママに拾われて養われてからは、そこで茶屋娘として可愛いフリフリ制服目当ての同年代女子高生に給仕するのだ
しかし、彼女にはある崇高な趣味があった。それは……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-22 04:28:41
6713文字
会話率:32%
悪役令嬢と言われてどんな人間を思い浮かべるだろうか?
穴が掘れそうなドリルを付けた髪、鼻を切り取りたくなるほどな匂いの香水の量と強さ、インターネットではポリゴン数が高くなりすぎるため現すのは不可能にすら思えるほどゴテゴテでフリフリの付い
たオシャレとか分かってなさそうな豪華すぎるドレス、ねずみが穴を通り抜けられるのではないかと思うほどの高さのハイヒール。それに加えて実家が公爵家という高い身分に、次期国王候補である王子との婚約者という立場。
そんなどこをどう切り取ってもざまぁされそうな特徴を持つ公爵令嬢アクヤ・クレージョは、まさに悪役令嬢。転生者である本人もそうなのだろうという自覚を持つくらいには悪役令嬢であった。原作知識はないが、それが余計に自分の考えを加速させていく。
しかし、彼女も自分が疑いようのない悪役令嬢の立場だからと言って諦めるようなことはしない。
将来処刑されたり追放されたり幽閉されたり暗殺されたりするなんていうことになるのは絶対に嫌なのだ。ハッピーエンドにはならなくても、人なりの幸せをつかみ取りたい。そのためにも彼女は自分の不幸の元凶となるだろう婚約者樽王子との距離を詰めようとするが、それは余計に彼女を精神的に追い詰める事実を突きつける結果にしかならなかった。
王子からは婚約して時点で嫌われており取りつく島もなく、学園に入ってみればそんな婚約者に近づくいかにも主人公っぽい平民の虫が出てくる始末。どう考えても彼女には未来がない。
彼女の耳には死の足音が聞こえてきていた。
それでも、決してあきらめることはない。
婚約者がダメならばと周囲に手を広げ、婚約者を平民に奪われそうになっている同じような境遇にある悪役令嬢仲間たちと手を取り合い、この絶望的なシナリオからの逸脱を狙う。
彼女の、いや、彼女たちの努力により婚約者は平民との別れを決断しなければならない状況まで追い詰めることに成功するのだが……………。
※感想・誤字報告等お気軽にお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 21:06:52
11223文字
会話率:32%
「お兄ちゃん、起きて起きてー」
「んん?」
夏休み初日。
優雅に惰眠を貪っていると、9歳になる妹の葉那(はな)に無理矢理起こされた。
「勘弁してくれよ葉那。俺は夏休みの間は毎日昼まで寝るっていう縛りを課すことで、呪力を底上げしてるん
だよ」
「そういうのはいいからー。ラジオ体操に連れてってよー」
「ラジオ体操?」
葉那が?
確かにラジオ体操は夏休みの風物詩ではあるが、毎日家でアニメばかり観てる、生粋のインドア派である葉那がラジオ体操だと?
どういう風の吹き回しだ?
ひょっとしてこの葉那はもう死んでいて、遺体をドラゴンが操っている状態だとでもいうのだろうか?
「あのね、ブリキュアがラジオ体操やってるんだって!」
「…………は?」
どゆこと?
「ほらお兄ちゃん、あそこだよ!」
「……おお」
眠い目を擦って葉那と二人で駅前の公園に来たところ、そこには既に10人近い人が集まっていた。
しかもそのほとんどは、葉那と同年代の女児ばかり。
「よい子のみんな、よく来てくれたね! これから私と一緒に、ブリキュア体操頑張ろう!」
「「「おー!」」」
その女児たちの前でカッコイイポーズを決めているのは、現在放送中の『バーニングブリキュア』の主人公である、『ブリレッド』のコスプレをした20歳前後の美女。
炎をモチーフにしたフリフリのミニスカドレスを身に纏っており、髪もブリレッドと同じく真っ赤に染めている。
なかなかに本格的なコスプレだ。
だがその中で、首に下げているシルバーのネックレスだけは浮いていた。
はて?
ブリレッドはあんなネックレスはしていなかったはずだが?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-05 21:03:01
5428文字
会話率:43%
私は聖女のマイラ。
我が国での聖女はある種の偶像的な存在とされていて、その主な業務はフリフリの衣装を着て民衆の前に立ち、生歌でみんなを鼓舞すること。
今日も私は聖女として、ライブ会場で生歌を披露していたのだけれど、そこにいつもの如く王太子殿
下のイヴァン様が現れ、後方彼氏面をし始めて……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-26 21:05:28
5171文字
会話率:50%
義弟を突き飛ばした瞬間、プリシラ・マクウィントは璃羅という女子中学生として生きた前世の記憶を取り戻した。
「ヤダっ、私悪役令嬢になってる─────!?」
プリシラ・マクウィントと言えば、派手な水色のドリルと濃い化粧、熱帯魚のような色合い
のフリフリドレスがチャームポイント(笑)の性格最悪見た目ネタキャラ悪役令嬢・・・。
乙女ゲーム「この愛に囚われて」のヒロインラウラちゃんを死の間際にまで追い詰めるにっくき悪女!
最悪だ、このままだと没落して生死不明で終わる!
そのことに気がついた璃羅は、記憶喪失になってしまって全く覚えていない今世の自分の所業を猛烈に反省し、心を入れ替えついでに濃い化粧も落として質素に!目立たず!人生を送るつもりになった。
・・・数ある悪役令嬢ヒロインよろしく、婚約者となった王太子殿下(最推しでは無く最高難度の隠しキャラ)に溺愛され、ついでに攻略対象とヒロインにも溺愛されるルートを歩むことになった。
そうして見事断罪イベントを迎えることなく璃羅は卒業パーティーを終え・・・義弟に呼び出されるままにパーティー会場を抜けて、夜の東屋に向かった。
それが、璃羅にとっての間違いだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-15 09:46:55
9375文字
会話率:30%
飛竜種と分類されるモンスターを狩り続けて20年を超え、人類最強と呼ばれるようになったゴリウス。
順風満帆の戦士生活を送っているようにみえたゴリウスだったが……しかし、彼には人に隠さねばならない悩みがあった。
ゴリウスには【可愛い物収集】と
いうオタク趣味があったのだ。
ゴリラ顔でゴリマッチョな中年男性が、自宅の趣味部屋に可愛い着せ替え人形やフリフリのドレスを飾っているだなんて、誰かに知られようモノなら大変なことになる。だからこそ、バレないように細心の注意を払って生活する毎日。
そんな悩みを抱えていたある日、ゴリウスはとある討伐任務からの帰還中に奴隷商に追われていた三姉妹を保護した。
行く宛てもない彼女たちを、仕方なく自宅で保護することになった……が。
……あれ? 趣味部屋から声がするよ……?
これは人類最強だけど自分の趣味に引け目を感じるゴリウスと心優しき三姉妹たちの共同生活を描く異世界ほのぼの日常物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-24 10:51:39
94853文字
会話率:61%
フリフリフリフリ、ドレッシング!フリフリ!
最終更新:2023-05-24 22:32:09
342文字
会話率:0%
平和な世界で暮らす1人の少女は小さな胸の中に大きな夢を抱いた。
「魔法少女になってみたい」
魔法少女になることができたのならば、宿題をパパッと片付けちゃう魔法とか空を飛べる魔法とか、もしかしたら恋の魔法も…?
フリフリの可愛らしい衣装を身に
纏って、鮮やかな魔法のステッキを一つ振り下ろせば、たちまち自身が思い描く魔法が夜空の星々のように瞬く。
それが政府によって捏造された絵空事とも知らずに。
魔法少女になってやりたいことを書き連ねたノートと向かい合って、夢見る女の子は大きな瞳をそっと閉じて想像する。
世界の英雄にすらなれてしまう素敵な魔法の夢物語を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-22 14:26:46
7279文字
会話率:29%
「僕と契約して魔法少女みたいなやつになってよお!」
突然アパートに現れた犬みたいな姿をした異星人、コアラは嫌々そうのたまった。何でも地球の資源をめぐり、今まさに異星人“ドロイド・ボーン”が地球侵略を目論んでいるとのこと。そのための対抗策
として地球人に魔法少女の力を授けないといけないのだが、なんとその適合者がキバルだったというのだ。
女装趣味でもなんでもないおっさんがなんでフリフリミニスカを着て魔法少女になんぞならないといけないのか!全力で拒否るキバルだったが、異星人の脅威は否応なくキバルのすぐ傍まで迫っていて……。
※この小説はエブリスタ、pixivにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-15 19:00:00
34271文字
会話率:47%
異世界を救った勇者は衝撃的な景色を見る。
「姉貴、何その……フリフリのスカート。」
「見んな。」
「なんでそんな恥ずかしいコスプレして闘ってんの?」
「何も言うな。」
「えぇ…………。」
最終更新:2023-03-07 22:25:35
5605文字
会話率:23%
俺――芹澤悠太郎(せりざわゆうたろう)はある日、いつものようにバイト先から帰宅するその帰り道で、魔法少女が異形の怪物と戦っている現場に偶然居合わせてしまう。
魔法少女といっても、いかにもそれらしいフリフリの服を着ているという訳ではない
。学校の制服らしきものを着た普通の女の子が、武器を携えて、怪物と戦っていたのだ。
じゃあ、なぜ俺は彼女が魔法少女だと分かったのか。それは――この現場に居合わせたもう1人の人物、高級車から降りてきた美人だが性格のキツそうな女が、戦っている彼女を見て――魔法少女、とそう呟いたからだ。
そして、その女は俺に対して、こうも言った。
「――割のいい仕事があるんだけど、興味ない?」
今思えば、それは俺の運命を大きく変える一言だった。
その女に連れられた俺は、謎の施設で妙な薬を飲まされ、そのまま眠ってしまう。
そして次に目が覚めたとき、俺は――、
――女になってしまっていた。
それも、まだ17かそこらという、少女の姿で。
戸惑う俺に対し、先ほどの女――藍染千景(あいぜんちかげ)は俺に言う。
魔法少女になって欲しい――と。
なんでも、魔法少女は本来2人1組で戦うものなのだが、あのとき遭遇した魔法少女――速水珠々奈(はやみすずな)には、まだ正式なパートナーが決まっていないのだという。
つまり俺に、彼女のパートナーになって欲しい、ということらしかった。
あの子のことが何となく気に掛かっていた俺は、渋々ながらもそれに承諾し、魔法少女となることを決める。
だが、そんな俺を待っていたのは――。
「「「私のお姉様(シスター)になって下さい!!」」」
なんやかんやあって魔法少女を養成するための学校――翠桜華(すいおうか)女学院高等部の2年に編入することになった俺を待っていたのは、まだパートナーの決まっていない下級生たちからの猛アプローチだった。
そして肝心の速水珠々奈は――俺に警戒心を抱いている様子で、なかなか打ち解けてくれない。
――あれ? なんか聞いてた話と違くね?
俺は何とか珠々奈との距離を縮めようと奔走するのだが……。
かくして、芹澤悠太郎改め――芹澤悠里(せりざわゆうり)の波乱に満ちた魔法少女ライフが幕を開けたのだった。
※本作は『カクヨム』にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-09 12:00:00
107170文字
会話率:43%