21世紀半ば、日本は本格的な移民政策を実行した。結果、賃金は減少し失業率は増加した。22世紀後半、AI・ロボット技術の急速な発展により、労働は一部の人間の特権になった。22世紀、佐藤リミカは学校で、後の史上最悪の犯罪者アシル・ノヴァクと出
会う。リミカはアシルと意気投合し、親友となった。ある日、主人公達が住む街で動物のバラバラ死体が発見された。後日その犯人がリミカの弟であることが明らかになった。弟は動機について「啓蒙」だと言った。啓蒙とは何なのか?そしてリミカとアシルがたどり着く先は。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 23:40:00
2892文字
会話率:60%
フォトショップが使えるという理由だけで知り合いのバンドのマネージャーを務めることになった大学生・麻子。そこで出会った爽やかなベーシスト・和音に惹かれていくが、彼にはどうやら秘密主義な面がある。
最終更新:2024-06-15 22:09:13
19134文字
会話率:41%
監視と道徳観についての個人的考察。
※このエッセイは、2023年秋・ひだまりのねこ様主催『集まれエッセイ企画』にこっそり参加しております。
©2023 Wakatsuki
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5273文字
会話率:0%
シチュエーション: ディストピアな未来都市。大きな円形の監獄(パノプティコン)があり、中央の塔から囚人たちが監視されている。
チャップリン風のキャラクターが、その監獄の中央の塔に立っている。彼は監視員のはずだが、彼の手には双眼鏡ではなく、
大きなサンドイッチが握られている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-12 23:48:26
959文字
会話率:46%
民を愛し愛された王が暗殺され、これまで平穏だったリフレイロード王国が、貧富の差が広がる国へと変わっていった後――。
父である王殺しの罪で流刑島パノプティコンに送られてきたメロウ·リフレイロードは、四人の少年少女と同じ囚人小屋に入れられる。
これまで虫ケラのように扱われ、屈辱的な日々を送ってきた少年少女たちはメロウに喰ってかかったが、返り討ちにあった。
そのとき、メロウの優しさに触れ、四人は彼女を姉さんと慕うようになる。
だが彼女が王国を最悪な国にした元凶――王殺しの犯人であることを知ると……。
自分たちは死なない! 夢はあきらめない!
流刑島に入れられた五人の男女の若者たちを描く、壮絶なファンタジー群像劇がここに始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-14 04:44:38
103051文字
会話率:25%
【同じ小説を「Novel Days」と「ツギクル」に投稿しました】
この物語は「カソウ」と「ゲンジツ」という世界が舞台の近未来小説です。どちらの世界も人工知能(AI)がパノプティコン(監視塔)的な役割を担っています。
小説の大半はカソ
ウで展開されます。父親の自殺した理由を知りたい主人公、サトル・ナカモトが、成人を迎えた年にゲンジツからカソウへ移住するからです。
物語の後半部分でサトルは、天才と言われた父親サトシ・ナカモトが何を考え、何を成し遂げたかったのかを知ります。
ゲンジツで暮らす登場人物は「人間」、カソウで暮らす登場人物は「ヒト」と呼ばれています。
それ以外にも「ボット」というロボットや「ボーグ」というサイボーグが多数登場します。
テーマはややヘビーでダークですが、文章はライト、キャラクターはポップな感じに仕上がったと思います。
ご一読いただければ幸甚です。どうぞお楽しみください。
Thank you and have a good read!
--折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-04 09:11:51
13793文字
会話率:22%
18世紀以降もはや共同運命体となっていた人間と科学技術の、進歩と栄華の歴史は、再生に数万年規模の時間を要する深刻な環境破壊と、それに比して余りにも小さな希望を残してその幕を閉じた。
地球で唯一の生命生存可能領域である「シェルター」は、ヒュ
ーマニズム溢れたAI達によって維持、管理されている。人類は自らの子孫に支配の自由を残さず、盲目的にAIに従属することを求めたのであった。
彼らは不自由に気づいていないが、不満足なソクラテスはいつの時代においても存在しているのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-05 20:04:18
5869文字
会話率:45%
デスプリンセス。
それを語るにはまず、この学校のことについて話さなくてはならない。
国立青國大学附属高等学校。
名の通り国立青國大学に附属する高校で今や日本のGDPの80%を稼ぐ20%の日本人は大抵が青國の卒業生であると言われ、世に言う
天才、秀才はもちろんのこと、政治家や名家の後継などが集い本校で日々学業に専念している。
青國高校に優秀な生徒が集う理由は多くある。
ひとつは、最高レベルの教育と教育機関があること。
ひとつは、生徒の主体性、自律性を尊重する仕掛けがあること。
ひとつは、充実した学区内施設、および関連施設があること。
ひとつは、内部から国内、また海外大学への進学率の高さ、就職への強さ。
しかし、こうも名家や財閥の後継や各所企業にパイプを持っていたりする天才達が集えば校内は権力という名の秩序によって、カオスが蔓延し学校は個人に私物化されてしまうのが道理だ。そのような事案に対し、また予防として現理事長・牟堂京介はある組織を生み出した。それが、「デスプリンセス」。
デスプリンセスは正式名称を第二特別風紀委員会という。
第二特別風紀委員会の目的はイギリスの哲学者ジェレミ・ベンサムが設計した刑務所「パノプティコン」を原型とした教育現場における監視であり、それは青國高校に絡む利権を断絶し、生徒と教師全ての行動を抑制、そしてパノプティコンがもたらす効果である監視される者への倫理・道徳心の養成と理性的行動を十分に促している。
また、第二特別風紀委員会は青國高校の管轄ではなく教育委員会からの直接の管轄のため、学校および学校を媒介として保護者から委員会に異議申立てすることはできず、委員会の決定に疑問がある場合は直接教育委員会に異議を唱える必要がある。
デスプリンセスは誰にも侵すことのできない聖域、青國高校に置いて最強の権力である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-29 21:39:41
22693文字
会話率:49%
暇つぶしにやろうとしたガチャゲーがなぜか爆発し、俺はなぜか令嬢になり、なぜか学園に入学できず、なぜか旅に出ることにした。
するとなぜか日常を謳歌してしまい、なぜか国を作り、なぜか魔王になり、なぜかラスボスになっていた。
そしてなぜか日常
を謳歌し、なぜかハッピーエンドを迎える。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-27 03:18:08
44743文字
会話率:46%
☆奇数節:「東都のアクセサ ―I’m Standing on the Center of Yourself」
東都のアクセサ、時宮計介の節。
新生日本国東都では、第三世代AI“導きの乙女:ジャンヌ”によって完全なる国民監視社会が形成され
ていた。
この世界の情報は全て“書物の塔:ライブラリ”に保管され、特殊国家公務員“アクセサ”だけがライブラリ全項への接続と閲覧を許可されている。
対象の未来を完全予測する装置“人工アカシックレコード”の開発によってアクセサにならざるを得なかった時宮計介は、その特殊な立ち位置からいつもおかしな依頼ばかりをこなす何でも屋と化していた。
そしてある時、超管理社会では起きるはずのない“失踪事件”の解決を依頼される。
失踪したのは新生日本国首相・麻生誠一郎の一人娘である麻生瞳。
彼女との出会いによって、それまでの公務員然とした規則正しく健康的でハードボイルドな時宮計介の日常は完全に崩壊し、中二病的なキメ台詞を叫びながら巨悪と戦うファンタジーワールドの幕が上がるのであった。
☆偶数節:「透明な世界 ―Catch Me, Not, Not-Me」
東都にある進学校・東都学園に通う女子高生・美園一花の節。
平穏不変だが温かみのある学生生活を送っていた一花であったが、ひとつだけ悩みを抱えていた。
それは、“恋”というものが良く分からない、ということ。
親友である絵里の恋バナを聞かされても、全然ピンとこないばかりか、まるで別の世界のおとぎ話を聞かされているような気がするだけであった。
しかし2学期になって転校してきた結城司をひと目見た瞬間に、それまで経験したことのない感情が芽生え、世界の見え方がまるで変ってしまった。
そんな特別な存在である結城司と一緒に“なんでも係”に任命されてしまった一花は、学園内に生じる小さな事件から大きな困難に至るまで、仲間と力を合わせて解決のために奔走するのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-07 12:00:00
52143文字
会話率:35%
僕(真木)は高校1年生である。
特に意味もなく僕はクラスメイトの紅音さんと哲学的な議論を交わす。
それは限りなく意味がない対話。
はたして、無意味から始まった物語は意味を持ちうるのだろうか。
最終更新:2016-11-29 20:45:12
5470文字
会話率:52%