主人公の芳江は母親、姉、弟と共にハルビンから四国に引き揚げてきた。
一家は崖の近くの空き地にバラックを建て、困窮生活を始める。
程なく芳江は口減らしのために、奥地で旅館を営む叔母のもとに預けられる。
そこでは身内ではなく使用人の扱いだった。
姉が就職したことから、芳江は実家に呼び戻される。
中学を卒業後、芳江は大阪で准看護婦の資格を取る。
四国の診療所に就職し、母親との生活が始まる。しかし、安穏な未来が待っていたわけではなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 08:52:26
5906文字
会話率:18%
十一月十三日。
世界線を超え、終わりのないコロナ渦に巻き込まれた俺は、なんとか涼宮ハルビンの居場所を突き止めた。そこに待っていたのはパラレルワールドのSGI団再集結。したはいいが、なぜか俺は鎌倉中期の身延山久遠寺にいる。南無妙法蓮華経と南無
阿弥陀仏の覇権をかけた宗教バトルに巻き込まれてしまった!
元の世界線に戻れる未来を信じて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-11 06:23:38
1307文字
会話率:45%
アジアの立憲君主制国家である中華王朝の北の町である黒竜江省哈爾浜市では、毎年冬に雪祭りが開催されている。
若き武将である呼延尊と彼の婚約者でもある女性武将の満久香の二人は、女王である紅蘭陛下の詔で雪祭りの視察旅行へ赴く事に。
主君の粋な計ら
いにより婚約旅行気分で視察に赴いた若き武将カップルは、雪祭りの開催される哈爾浜で親交を深めるのだった。
(本作品は、武 頼庵様御主催の「街中に降る幻想の雪」企画の参加作品で御座います。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-20 07:15:31
2287文字
会話率:20%
修文20年7月13日、アムール戦争末期。
中華王朝黒竜江省ハルビン市。
今ここで1人の防人乙女が、その生涯を終えようとしていた。
抉られた肢体に、砕かれた美貌。
在りし日が美しかったからこそ、今の姿は一層に無残だった…
彼女の名
は、園里香上級大佐。
人類解放戦線第4師団に所属する義勇隊士にして、その身を挺して敵兵の自爆テロから上官を救った忠武の士だ。
身を挺して救った師団長に、上官の無残な姿に涙する副官。
そして、傷ついた忠臣の命を繋ぎ止めようと奮戦する衛生隊員。
志を同じくする戦友達に看取られて、園里香は逝った。
人類の未来を救うべく戦い続けた防人乙女の魂が今、英霊となる…
(「堺県おとめ戦記譚~特命遊撃士チサト~」シリーズの過去編です。本編の50年以上過去の時代を想定しています。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-13 10:15:46
8118文字
会話率:28%
ワルド=ガング王国の隣国にして友好国たるピロぺ=リカ王国の沖合に……僕ことルイス・ハルビンは、畏れ多くも僕の婚約者であるイーファ・レイクス男爵令嬢、さらには僕の、同じ料理学校に通う親友であるクラーク・ウォレス伯爵令息、さらには彼の婚約者で
ある謎の少女ルビアさんの4人+護衛の方々と来ていました。なんでもクラークさんが、この海域に存在する海底遺跡を調査する際に使った、王家直属の研究機関が開発した水中カメラを通じて、今や幻となってしまった“天然の”食材であるリュウザメらしき影を捉えたから、らしいのですが……? この作品は紫野いずみさんの企画する『雪のアオハル企画』参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-23 10:00:00
18985文字
会話率:34%
魔法と、近世の科学が入り混じる不思議な世界。そんな世界で保安官として働く男、マニー・ハルビンとその相棒でバイクであるシルバーバレットのもとにある日突然、一人の少女が以来とともに現れた。その依頼とは、出て行ってしまった祖父を探してほしいとい
うものだった。
しかし、彼女は革命でほろんだ王朝の生き残りだった。王朝をつぶした張本人でマニーの上司でもある、ビル・ラビットがこのことを知ればすぐにでも彼女を殺しに来るだろう。マニーたちはそれを阻止するために、奮闘する。
時代外れの西部劇風、魔法バトルが幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-11 06:00:00
16997文字
会話率:69%