※ざまぁはあるけど、恋愛は…ない!
『私は無実なの……誰か、誰か助けて……!』
切羽詰まった声にひかれて、目が覚めると牢の中だった。
体の持ち主はアデライン・レッドラッシャー侯爵令嬢。婚約者であったエイドリアン・グリーンハルシュ第二王子
はメイベル・ライト男爵令嬢と結婚するために、邪魔なアデラインを亡き者にしようと、罠にかけたのだ。
処刑は明日、アデラインの無実を証明しないといけない。
敵を罠にかけてでも!
全四話の短編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 21:07:56
16887文字
会話率:41%
アリシア=クロス=サリヴァンは『アメリア=レッツェル』と名を改め、敵国である魔国ティナドランでメイドとして働きながら、日々諜報活動を行っていた。ある日、屋敷の主人であるブルメスターから王宮使用人に推薦したいと言われ、試験を受けて無事に採用
される。諜報員であるアリシアは王宮でも静かに、目立つことなく堅実に過ごしたい。そう願っていたが、何故か魔国ティナドランのハルシュタイン将軍とリーネルト将軍に気に入られてしまう。いやいや!この二人、2年前に亡くなった父サリヴァン将軍が最も手強いって褒めてた将軍でしょう!?しかも魔国でも有名人。その上まだ若くて未婚、彼女無し。予想通り嫉妬した使用人から嫌がらせが・・・。お願いですハルシュタイン将軍本当に面倒なだけなので構ってこないで。・・・え?魔王暗殺?内乱の可能性?人が死ぬなんて嫌なんですけど!仕方ないからちょっとくらいなら協力はしますけど・・・。
そんなハーフエルフのアリシア奮闘記。ちゃんと最後はハッピーエンドです。
*****
数年前に公開していた『ハーフエルフと魔国動乱』を書き直しています。多少変えていますが、話の流れは同じです。
アルファポリスさんで先行公開しています。
初めての方も、一度読んでくださった方もお楽しみいただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 20:00:00
414439文字
会話率:43%
俺は今、そのオーストリア・アルプスの麓ふもとにある、まるで童話の世界のような街の、童話の世界のようなカフェレストランで、店主らしきハゲ頭に、通じない英語で喚わめいているところだ。
最終更新:2021-12-18 09:15:27
3700文字
会話率:14%
パロ村に住む『ルディ』は茶色い髪と百六十五センチ、普通の体型の十五歳の少年だ。特別強くもなく、賢くもない、そんなルディの夢は街で暮らす事だった。
その足掛かりとして、冒険者として街で仕事をする事にした。冒険者とは、誰でも即日採用される採
用基準が低い仕事で有名だ。
質素な家の前で両親と別れの挨拶を済ませたルディは、馬車に揺られて街を目指した。
八日間の旅でハルシュタットの街に到着したルディだったが、手持ちのお金三万ギルは馬車台と食費で一万ギルまで減ってしまった。
ルディの武器は片刃の短剣。防具は普段着の白の半袖シャツ、茶の半ズボン、布のパンツ、布の靴だけだ。
ルディは槍のように尖った建物という情報を手掛かりに、冒険者ギルドという冒険者になれる建物に辿り着いた。
そこで綺麗な受付女性や爽やかな青年冒険者の手を借りて、仮登録の冒険者となり、初クエストに挑戦する事になった。
初クエストは、洞窟にいるスライムという潰れたボールのような魔物を倒して、一個十ギルの核を集めるものだった。
地図を頼りに洞窟に辿り着いたルディは、洞窟の奥を目指して進んでいく。
その洞窟で灰色の服と猫を持った黒色の服を着た、二人の男の怪しい取引現場を目撃してしまう。
危なそうな話にルディは急いで人を呼びに行こうとするが、その前に背後から、もう一人の男に襲われてしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-08 19:16:10
388938文字
会話率:33%
【最終話まで予約投稿済み】部屋にこもって絵ばかり描いていた私は、聖女の仕事を果たさない役立たずとして、王太子殿下に婚約破棄を言い渡されました。
絵を描くことは国王陛下の許可を得ていましたし、国中に結界を張る仕事はきちんとこなしていたのです
が……。
王太子殿下は私の話に聞く耳を持たず、腹違い妹のミラに最高聖女の地位を与え、自身の婚約者になさいました。
最高聖女の地位を追われ無一文で追い出された私は、幼なじみを頼り海を越えて隣国へ。
私の描いた絵には神や精霊の加護が宿るようで、ハルシュタイン国は私の描いた絵の力で発展したようなのです。
えっ? 私がいなくなって精霊の加護がなくなった? 妹のミラでは魔力量が足りなくて国中に結界を張れない?
私は隣国の皇太子様に溺愛されているので今更そんなこと言われても困ります。というより海が荒れて祖国との国交が途絶えたので、祖国が危機的状況にあることすら知りません。
小説家になろう、アルファポリス、pixiv、カクヨムに投稿予定。
「Copyright(C)2021-九十九沢まほろ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-18 20:20:29
37044文字
会話率:43%
ハルシュタット帝国の第1皇子マティアスは、いずれ帝位を継ぐときのために、部下集めに余念がない。そんな彼が官僚候補として目を付けたのは、アイクラー公爵家に引き取られたライヒシュタイン辺境伯位継承権保持者のイルムヒルデだった。皇子の学友フィリ
ベルトが彼女を助けたことから、ライヒシュタイン辺境伯位継ぐか継がないか騒動に発展していく。
一方、フィリベルトの叔母シグリは、帝国軍をまとめる優秀な幕僚長である。もともと官僚であった彼女は、くすぶっているところを元帥に拾い上げてもらった恩義があった。
※主人公はイルムヒルデです。後ろ向きかつ、直接場面はありませんが、暴力を受けていたという設定があるので、忌避感のある方は回避願います。
※話の中で、視点が一人ではなく、第3者視点になるように書いています。慣れていないので、読みにくいかもしれません。
※そのほかはいつも通り緩めです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-26 07:00:00
132241文字
会話率:53%
魔法が罪となる世界に、触れただけで花を枯らせてしまう少女がいた。
一人ぼっちの少女はある日、森の奥で閉じ込められた少年に出会う。二人は仲良くなるものの、ある事件をきっかけに離ればなれになってしまう。
「わたし、絶対にあなたを見つけるから」
少女は一人、決意する。何が起ころうと、必ず彼を探し出すと。
――――国を裏切った魔法使い。英雄の血を引く国王。身分違いの恋を募らせる王女――――様々な人を巻き込んで、物語は動いていく。
これは繰り返される伝説と、歴史に残らなかった少女の話。
※全八章の予定。予告なく改稿する場合がありますが、誤字・脱字の訂正が主です。ご容赦下さい。
こちらの小説はアルファポリス様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-27 00:40:08
386688文字
会話率:30%
ハルシュタット帝国の冒険者訓練校・ファルケンブルグ校にて教鞭をとる女騎士ベアトリーチェの担当する特別学級に、また一人問題児が転校してくる。騎竜を操り何度も交通違反を犯しているその生徒は、正真正銘のオークだった。
最終更新:2017-03-13 19:00:00
46463文字
会話率:47%
ハルシュはヴァンパイアに人間が唯一対抗できる手段、にんにくを携えて旅を続けていた。ある日、迷い込んだ森の中で、彼は一軒の家を見つける。
最終更新:2009-02-18 00:12:44
5775文字
会話率:45%