羽生雄馬は義妹、幼なじみ、信頼していた先輩との関係を、ある男子生徒の存在をきっかけに、失ってしまう。
しかし雄馬が、その男子を恨むことはない。なぜなら彼は、雄馬自身ですら好感を抱くほどの人格者で、驚くほどの美男子だったからだ。
軽い女
性不信に陥りながらも、雄馬は新たな高校生活を過ごし、それなりの満足を感じていたが――そんなある日、事件は起きる。
人格者であったはずの男子生徒が、痴漢容疑で捕まったのだ。
その事件をきっかけに、彼を取り巻く環境はおおいに変化し、雄馬と彼との関係も動き始める。
誰もが信じようとしない彼を、雄馬だけが信じることになった――その関係がもたらす未来とは。
雄馬から離れた三人の少女は、そのときなにを思うのか。
そして、男子生徒に隠された秘密とは――。(タイトルでネタバレ)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-16 18:00:00
106302文字
会話率:40%
勇者パーティの斥候職ヒドゥンは、パーティ内の暗部を勝手に担っていたことを理由に、そんな行いは不要だと追放され、恋人にも見放されることとなった。
失意のまま王都に戻った彼は、かつて世話になった恩人と再会し、彼女のもとに身を寄せる。
復讐
や報復をするつもりはない、けれどあの旅に、あのパーティに自分は本当に不要だったのか。
彼らの旅路の行く末とともに、その事実を見極めようと考えるヒドゥン。
一方で、勇者たちを送りだした女王の思惑、旅の目的である魔王の思惑、周囲の人間の悪意など、多くの事情が絡み合い、勇者たちの旅は思わぬ方向へ。
その結末を見届けたヒドゥンは、新たな道を、彼女とともに歩みだす――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-06 17:32:19
55332文字
会話率:35%
「私たち、もう終わりにしましょう」
魔力はあるが、なぜか満足に魔法が使えない――。
そんな魔法職である冒険者のニルスは、恋人であり相棒でもある盾騎士フィーナから、離別を言い渡される。
失意の中、自身の才能にも見切りをつけ、帰郷を
決意するニルスだったが、事故によって川に落水し、そのまま溺死しそうになる。
けれど、目が覚めたニルスを待っていたのはあの世ではなく、温かくやわらかな布団の感触と、見たこともないほど美しい令嬢の笑みだった。
「その魔力――わたくしのために、役立たせてみませんこと?」
伝説にある魔物の名称である、影騎士を名乗る令嬢、リスティア=セームディオン。
彼女はニルスの魔力と、その正しい才覚を見抜き、他に類を見ない魔法の使い手として、彼を導こうとする。
魔物でありながら、人に力を貸す――そんな彼女の目的を知ったニルスは、彼女の手をためらいなくつかんだ。
「リスティアさまの従者として、お傍に置いていただけませんか?」
聞いたこともない魔法を学び、影騎士のお嬢さまに仕えることを誓ったニルスは、新たな人生を歩みだす。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-29 03:44:00
153912文字
会話率:33%
✈しょうかい✈
伝統の幻想ブン屋こと、わたし射命丸文が幻想郷で起きた出来事を外の世界にいるヒトたちへお伝えしますね♪ 文々。新聞をお配りしたいところなんですがそれには無理がありますからねぇ。なんやかんや集めてアレをこうして河童に作らせた通
信機器を使ってお伝えしていきます、名づけて『文々。通信』
✈コーナー✈
【没ネタ】…ある事情で本誌に載せられず没に。没となったので文章の構成が自由
スペシャリスト.極める者 ~ …すごーい者を紹介&インタビュー
あの方に伝えたいメッセージ…誰かが書いた手紙をわたしが相手方に渡して頂いた感想までを執筆
✈記事に登場した者たち✈
博麗霊夢、チルノ、紅美鈴、赤毛悪魔、パチュリー・ノーレッジ、メイド、レミリア
西行寺幽々子、八雲紫
少女G、八意永琳、蓬莱山輝夜、藤原妹紅
あの方、小野塚小町、四季映姫・ヤマザナドゥ
鍵山雛、東風谷早苗、八坂神奈子
水橋パルスィ、金髪の鬼、近くにいた妖怪
相方、雲山、村紗水蜜、聖白蓮
(故)宮古芳香、霍青娥、緑色の服を着た亡霊、豊聡耳神子
かさねぎ姫、九十九八橋、九十九弁々
サニーミルク、ルナチャイルド、スターサファイア、綿月豊姫、本居小鈴
参拝に来た男性、地底の住人、地底の医者、Aさん、兎たち、人間の里に住む子ども、修行僧、熊頼戌端、報道部の天狗たち、高齢者、信者たち、僧たち、全員
※文々。通信はイラストコミュニケーションサービス「pixiv」にも掲載。河童の技術は優秀ですね☆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-27 20:43:11
33169文字
会話率:62%
☆注意!この作品は海上アリス弦樂団『東方project』の二次創作作品です。
二次創作要素として、オリジナルキャラやオリジナルストーリーがあります。
一応作者は原作知識ありますが、『こんなふざけた東方あっても良いよね?』を目指しています
ので、あまり原作要素をぶち込みません。
というか全くぶち込まないかもしれないです。
それでも大丈夫な方はゆっくり見ていって下さいね!
◎あらすじ
ここは幻想郷。
紅い洋館のその奥にある大図書館で、とある少女が魔術を行使していた。
それは召喚術。
少女――パチュリー・ノーレッジが召喚しようとしたのは上級悪魔だったが……?
……なんと、出てきたのは幼女だった。
「あ……ありのまま今起こった事を話すわ!
『私は新たな悪魔(どれい)を召喚しようと思っていたらいつのまにか幼女が召喚されていた。』
な……何を言っているのか分からないと思うけれど、私も何がなんだか分からなかったわ……。
頭がどうにかなりそうよ……。
召喚失敗だとか魔方陣の爆発だとか、そんな些細な事では断じて無かったっ……!
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったわ……!」by紫モヤシ
こうして召喚された幼女――アリアは幻想郷で面白おかしく暮らしていく。
……無表情で。
主人公はアリアさんです。
けしてパチュリーさんではありません(ここ重要)。
更新は完全に不定期。
一ヶ月に一回更新できれば行幸かな~というくらいの亀更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-26 15:12:36
10427文字
会話率:35%
夏のある寝苦しい夜、魔理沙は紅魔館のフランドールに会いに行く。
その途中で、魔法使い仲間である、パチュリー・ノーレッジに挨拶をして軽く話し込む。
魔理沙とパチュリーと同じ魔法使いであり、狂っているとされるフランドール・スカーレッ
トについて。
随分昔にピクシブに載せていたものになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-25 11:12:56
3977文字
会話率:41%
少女達の活躍を綴った、とある夢魔の手記。
最終更新:2015-01-04 17:55:52
4486文字
会話率:40%
霧雨魔理沙は、大掃除のため、珍しくパチュリー・ノーレッジに本を返しに行こうとした。紅魔館についたら門にいたのは門番の美鈴でなく、メイド長の咲夜と悪魔の妹のフランだった。
最終更新:2014-12-31 15:26:23
3546文字
会話率:81%
その日、〝楽園の素敵な巫女〟こと博麗霊夢は『博麗神社』への突然の来訪者に対して不快感を露わにしていた。
それはその相手が他でもない、〝楽園の最高裁判長〟四季映姫・ヤマザナドゥだったからである。
今日は厄日かもしれない。すぐさま閻魔直々のお説
教が始まるかと思いきや、彼女が語り始めたのは今朝方から彼岸で起きている〝ある異変〟についてだった。
同じ頃、『紅魔館』のメイド長である十六夜咲夜はパチュリー・ノーレッジによって大図書館に呼び出されていた。
なんでも、昨晩の内にこの大図書館から一冊の魔道書が盗まれたと言う。
そしてその魔道書に記されていた魔法こそ、あらゆる魔術に精通するパチュリーをして、「究極の魔法」とまで言わしめる大いなる秘儀【月下美人】だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-10 14:10:01
76030文字
会話率:26%
八雲紫が敷いた絶対不可侵の掟『スペルカード・ルール』。幻想郷に居る限り破られる筈のないそれが、突如消失した。それを境に人間に対して悪意を持つ妖怪達が人里を襲い始める。霧雨魔理沙は面倒くさがる親友の巫女に喧嘩別れのような捨て台詞を吐いて、単
独で妖怪の群れを撃退しようと奮闘する。そこに人里の住人を避難させ終えた上白沢慧音、本来なら有り得ないことにツーマンセルを組んだ十六夜咲夜と紅美鈴が駆け付け、何とか撃退に成功する。
同時刻、いかにも渋々といった調子で博麗霊夢は身を起こす。事態の収拾に臨もうと身支度を整えていると、いつの間にか現れた謎の青年が賽銭箱にザラザラとお賽銭を流し込んでいた。話を聞くと、彼は博麗巫女に何かしらの恩義を受けていたらしく、これはそのお礼だと語る。余りの金額に霊夢が戦慄していると、その青年は忽然と姿を消していた。不審に思うも、それを記憶に刻むより早く意外な二人が境内に降り立つ。彼女達は現れて開口一番、何処か焦るように、縋るように告げた。
「紫様が、何者かに連れ去られた」
少し時系列は戻り、紅魔館でも騒ぎが起きていた。いつものように地下室で居眠りしていた筈のフランドール・スカーレットがいなくなったのだ。レミリア・スカーレットは自身の能力で、パチュリー・ノーレッジは魔法でフランドールを捜索し、咲夜と美鈴は幻想郷を駆け巡って助力を要請した。その過程で人里を襲う妖怪達を見付け、孤軍奮闘していた魔理沙に、同じく駆け付けた慧音と共に加勢しこれを撃退する。事態を見て、彼女達は同じ結論に至った。ある者は拒み、ある者は望み、ある者は無視し、ある者はため息をつく、その現象──即ち、これは『異変』だということに。
この『異変』は地底世界、冥界、妖怪の山、天界──まさしく幻想郷全てを巻き込む、かつてない規模のものだった。その中心、元凶はたった二人の『外来人』──『人間』と『鬼』だった。
この『異変』の切っ掛けは過去──八雲紫、西行寺幽々子、鬼母神、そして初代の博麗巫女が密接に関わっていた。『過去の清算』を巡り、規律なき死闘が幕を上げる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-24 05:00:00
33261文字
会話率:39%
普通の人間が近寄るはずもない紅魔館を訪れる一人の男、彼の目的は? いつもの何気ないレミリアの朝食風景の中で彼女は新しいメイドを雇うと言い出した、その時の咲夜の反応は? 紅魔館に響き渡るレミリアのツッコミ!!
そしてパチェリー・ノーレッ
ジの意外な趣味が発覚!?
一方で博麗神社では霊夢と魔理沙が人類史上最悪の宿敵と激しいバトルを繰り広げる!? その悲惨な結末とは!?
本編とはまったく別の世界の幻想郷で繰り広げられるドタバタ日常劇の二回目です。
チョイ役に名前を付けるのはただの趣味なので、基本的にやられ役程度以外のオリキャラは出すつもりはないです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-03 19:26:54
5067文字
会話率:50%
「新しいデザートを出しなさい」完璧で瀟洒なメイド・十六夜咲夜が命じられた新しいデザート作り。しかし幻想郷には小麦粉が無いので作りたいものが作れない!アイデアの無いまま、迫る晩餐(タイムリミット)、主のデザートに彼女は一体何を出すのか……!
紅魔館組ほぼ全員登場。withoutフラン。ゴメンナサイ。
2012:6:2:10:32,誤字訂正。泣。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-06-01 20:52:59
6392文字
会話率:48%
二つの大国に挟まれた大きな森、ノーレッジ大森林。中心には見上げてもてっぺんが見えない大樹があった。その大樹の麓、鬱蒼とした森の中にぽっかりと穴が開いたように見える広場があった。そこには小屋が建っていた。お世辞にもきれいとはいえないし玄関の前
には書きなぐったような字で『幸せの小屋』と書かれていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-11-29 17:31:12
1253文字
会話率:32%